165 / 271
November
芸大祭 Side 翠葉 04話
しおりを挟む
結局、私は大学内にあるという仙波楽器へ連行され、柊ちゃんはひとりで学祭を回ることになってしまった。
一緒に見て回るの、楽しみにしてたんだけどな……。
でも、車椅子の私が一緒ではたくさんのものは見て回れなかったかもしれない。そこからすると、ひとりで回ることにも利点があるように思えるけれど、私が柊ちゃんだったらどう思っただろう……。
さっきは柊ちゃんと一緒だったから、周りに溢れる音や光景を楽しむことができた。でも、ひとりきりだったら……?
心細くなってお祭りを楽しむことはできなかったかもしれない。
そもそも、ひとりだったら学祭に来ていたかすら怪しい。
柊ちゃんは大丈夫だろうか……。
ひとりにさせてしまった罪悪感をひしひしと感じていると、
「柊ちゃんなら大丈夫ですよ。あの子はどんなところでも、どんな状況でも楽しめる子だし、聖くんと合流しようと思えばできます」
「でも、聖くんは女の子と一緒でしたよ?」
「御園生さんは柊ちゃんがそんなことを気にすると思うんですか?」
「えぇと……気にしないんですか?」
「だって、柊ちゃんですよ?」
そうは言われても、柊ちゃんとだってまだ数え切れるほどしか会ったことがないのだ。そこまで詳しく知りはしない。
「さ、あそこが仙波楽器倉敷芸術大学出張所です」
「え……?」
先生が指し示したのは、林の手前に建つ白さが際立つ建物。
横に長い三階建てのそれは、近代アートを彷彿とさせるデザインだ。一見してカフェのように見えなくもない。
棟の中にあるんじゃないの……?
教室の一室を事務所のように使っていると思い込んでいた私は驚かずにいられない。
入り口を入って右側は、明らかにショップのつくりだった。
木製の本棚やラックが配置され、楽譜や五線譜、楽器の消耗品が所狭しと並んでいる。そして、その隣には十分な広さが確保された工房。
今もふたりの職人さんが、ガラス張りの室内で楽器の修理をしている。
「ショップと工房……?」
「ま、そんなところですね。スコアの取り寄せもできますし、楽器の修理も受け付けます。二階には楽器も置いていますよ」
言いながら、先生はレジの人に声をかけた。
「第一応接室を使いたいのですが、空いていますか?」
「はい、空いています。今日は第三応接室にしか使用予定はございません」
先生は女の人が手にしていたスケジュール表を覗き込むと、納得した様子で「行きましょうか」と車椅子を押し始めた。
工房奥のエレベーターへ向かうと、人通りの少ないそこには木の香りが停滞していた。
「新築の匂い……。まだ、新しいですよね?」
「十月にオープンしたばかりです。もともとは音楽学部一号館の一階にスペースをいただいていたんですが、色々と手狭でして、大学側と協議した結果、画材店とうちの店をひとつの建物に入れようとういう話にまとまりました。ですので、この建物の半分は七倉堂という画材店です」
三階に着きひとつの部屋へ入ると、そこには見覚えのある家具たちがレイアウトされていた。
……このセンターテーブルは螺鈿細工を施した特注品だし、ソファに張られている布は、数年前に黄叔父さんがイギリスで買い付けてきたヴィンテージもの……。
おばあちゃんがとても気に入って、余り布でクラッチバッグを作ったと見せてくれたからよく覚えている。
確か、生地の都合で二点しか作れないソファだったはずだけど、それが二点ともここにあるなんて――
窓際に置かれているデスクや壁際に置かれたキャビネット。どれを見ても馴染みある家具ばかり。
ここに置かれている家具はすべて、城井アンティークの品ではないだろうか。
お得意様なのかな……。
そんなことを考えつつ、応接室には似つかわしくないものへと視線が移る。
どうして応接室にグランドピアノがあるんだろう……。
不思議に思っていると、
「あぁ、ピアノですか?」
「あ、はい……」
「ここには僕も来ることが多いので、いつでも弾けるように置かせてもらっているんです。ちゃんと防音設備も整ってますよ」
なるほど納得。さすがは御曹司。
「さて、飲み物のお好みは? コーヒー、紅茶、緑茶とご用意できます。来客用なので、そこそこ美味しい銘柄ぞろいですよ」
カフェの店員さんのような笑顔で尋ねられて、ちょっと困る。
こういうとき、人は「遠慮される」予想はしても、「断わられる」予測はあまりしていない。だから、控えめに断わったところで二度目の「いかがですか?」がやってくる。
何がだめとかこれがだめとか、あまり人に話したいことではないけれど、今後何度も接する人が相手なら、一度は通らなくてはならない道でもある。
あぁ、何を考えるでもなく「紅茶でお願いします」と言えたらいいのに……。もしくは、ある日突然体質が変わって、カフェインが摂れるようになったりしないかな……。
私はそんなことを考えながら、お断わりの文章を組み立てる。
「私、ミネラルウォーターもお茶も持ってきているので大丈夫です。実は、カフェインと胃の相性が悪くて……」
控えめに笑みを添えると、先生は申し訳なさそうな顔をした。
「それは想定していませんでした。次からはノンカフェインのものも用意させなくては……」
愛想笑いで受け流すと、
「それでは、僕の分だけオーダーさせていただいてよろしいですか?」
「もちろんです」
先生はデスクに置かれた電話に手を伸ばし、
「すみませんがコーヒーをひとつお願いします。僕の分なので、インスタントでかまいません」
私が飲まないのならインスタントでかまわないと言う先生に、「ビジネス=経費削減」などという方程式が頭に浮かんだ。
そして、静かな室内に響いた先生の声に、私たち以外に誰もいないことを実感する。
先生とはレッスンで五回会ったことがあるだけで、打ち解けた感は非常に乏しい。
そもそも、レッスンに必要な会話以外をしたことがない。
何を話したらいいんだろう……。
レッスン時間でもないのにピアノの話をしてもいいのかわからないし……。
緊張を感知した途端に呼吸が浅くなる。
深く息を吸い込むことを心がけながら、バッグからミネラルウォーターとピルケースを取り出すと、見慣れた錠剤を前に落ち着くどころか少しの不安が浮上した。
たぶん大丈夫……。
微熱なんてよくあることだし、もし熱が上がるなら先に帰らせてもらえばいい。目的のコンサートは終わったのだから問題はないはず。
それに、動けなくなったとしても秋斗さんたちが大学に――まだ、いる……? 市場調査ってどのくらい時間がかかるもの……?
念のために唯兄に連絡を入れておいたほうがいい……?
それとも、連絡を入れるならツカサだろうか。
「御園生さん、薬飲みましたか?」
「えっ? あっ、わっ――」
先生の声に驚いた私は、ピルケースをひっくり返し床に落としてしまった。
拾おうとして携帯を落としかばんを落とし、慌てて立ち上がろうとした際に利き足を踏み出して、膝から崩れ落ちる。
物が散らばる絨毯に膝をつき、駆けつけてくれた先生に支えられたところですべての勢いが殺がれた。
「すみませんっ――」
「足はっ!?」
「痛いです……」
「でしょうねぇ……」
でも、このまま支えられているわけにはいかないし、何よりこの距離感に耐えられそうにない。
立たなくちゃ。立たなく――……あ、れ? 立つ……?
立つのってどうするんだっけ……。どこに、何に力を入れたら立ち上がれるんだっけ……?
パニックに陥っていると、掴まれた腕に力をこめられた。
「御園生さん、いったん落ち着きましょう」
「えっ? あっ……」
「まずは無理のない体勢で腰を下ろして」
言われたとおり、ペタンと絨毯に座り込む。と、重心が定まり気持ちも落ち着いた。
「ピアノを弾いているときは割と落ち着いているのに、日常におけるアクシデントには弱いんですね」
「すみません……」
「謝る必要はありませんが、もう少し冷静に対処できるようになったほうが、受験時にも有利ですよ」
「はい……」
「じゃ、まずは薬を拾って、車椅子ではなくソファにかけてはいかがですか?」
「はい」
先生は近くに落ちていた携帯に手を伸ばし、
「液晶、割れなくて良かったですね」
と、テーブルの上に置いてくれた。
一緒に見て回るの、楽しみにしてたんだけどな……。
でも、車椅子の私が一緒ではたくさんのものは見て回れなかったかもしれない。そこからすると、ひとりで回ることにも利点があるように思えるけれど、私が柊ちゃんだったらどう思っただろう……。
さっきは柊ちゃんと一緒だったから、周りに溢れる音や光景を楽しむことができた。でも、ひとりきりだったら……?
心細くなってお祭りを楽しむことはできなかったかもしれない。
そもそも、ひとりだったら学祭に来ていたかすら怪しい。
柊ちゃんは大丈夫だろうか……。
ひとりにさせてしまった罪悪感をひしひしと感じていると、
「柊ちゃんなら大丈夫ですよ。あの子はどんなところでも、どんな状況でも楽しめる子だし、聖くんと合流しようと思えばできます」
「でも、聖くんは女の子と一緒でしたよ?」
「御園生さんは柊ちゃんがそんなことを気にすると思うんですか?」
「えぇと……気にしないんですか?」
「だって、柊ちゃんですよ?」
そうは言われても、柊ちゃんとだってまだ数え切れるほどしか会ったことがないのだ。そこまで詳しく知りはしない。
「さ、あそこが仙波楽器倉敷芸術大学出張所です」
「え……?」
先生が指し示したのは、林の手前に建つ白さが際立つ建物。
横に長い三階建てのそれは、近代アートを彷彿とさせるデザインだ。一見してカフェのように見えなくもない。
棟の中にあるんじゃないの……?
教室の一室を事務所のように使っていると思い込んでいた私は驚かずにいられない。
入り口を入って右側は、明らかにショップのつくりだった。
木製の本棚やラックが配置され、楽譜や五線譜、楽器の消耗品が所狭しと並んでいる。そして、その隣には十分な広さが確保された工房。
今もふたりの職人さんが、ガラス張りの室内で楽器の修理をしている。
「ショップと工房……?」
「ま、そんなところですね。スコアの取り寄せもできますし、楽器の修理も受け付けます。二階には楽器も置いていますよ」
言いながら、先生はレジの人に声をかけた。
「第一応接室を使いたいのですが、空いていますか?」
「はい、空いています。今日は第三応接室にしか使用予定はございません」
先生は女の人が手にしていたスケジュール表を覗き込むと、納得した様子で「行きましょうか」と車椅子を押し始めた。
工房奥のエレベーターへ向かうと、人通りの少ないそこには木の香りが停滞していた。
「新築の匂い……。まだ、新しいですよね?」
「十月にオープンしたばかりです。もともとは音楽学部一号館の一階にスペースをいただいていたんですが、色々と手狭でして、大学側と協議した結果、画材店とうちの店をひとつの建物に入れようとういう話にまとまりました。ですので、この建物の半分は七倉堂という画材店です」
三階に着きひとつの部屋へ入ると、そこには見覚えのある家具たちがレイアウトされていた。
……このセンターテーブルは螺鈿細工を施した特注品だし、ソファに張られている布は、数年前に黄叔父さんがイギリスで買い付けてきたヴィンテージもの……。
おばあちゃんがとても気に入って、余り布でクラッチバッグを作ったと見せてくれたからよく覚えている。
確か、生地の都合で二点しか作れないソファだったはずだけど、それが二点ともここにあるなんて――
窓際に置かれているデスクや壁際に置かれたキャビネット。どれを見ても馴染みある家具ばかり。
ここに置かれている家具はすべて、城井アンティークの品ではないだろうか。
お得意様なのかな……。
そんなことを考えつつ、応接室には似つかわしくないものへと視線が移る。
どうして応接室にグランドピアノがあるんだろう……。
不思議に思っていると、
「あぁ、ピアノですか?」
「あ、はい……」
「ここには僕も来ることが多いので、いつでも弾けるように置かせてもらっているんです。ちゃんと防音設備も整ってますよ」
なるほど納得。さすがは御曹司。
「さて、飲み物のお好みは? コーヒー、紅茶、緑茶とご用意できます。来客用なので、そこそこ美味しい銘柄ぞろいですよ」
カフェの店員さんのような笑顔で尋ねられて、ちょっと困る。
こういうとき、人は「遠慮される」予想はしても、「断わられる」予測はあまりしていない。だから、控えめに断わったところで二度目の「いかがですか?」がやってくる。
何がだめとかこれがだめとか、あまり人に話したいことではないけれど、今後何度も接する人が相手なら、一度は通らなくてはならない道でもある。
あぁ、何を考えるでもなく「紅茶でお願いします」と言えたらいいのに……。もしくは、ある日突然体質が変わって、カフェインが摂れるようになったりしないかな……。
私はそんなことを考えながら、お断わりの文章を組み立てる。
「私、ミネラルウォーターもお茶も持ってきているので大丈夫です。実は、カフェインと胃の相性が悪くて……」
控えめに笑みを添えると、先生は申し訳なさそうな顔をした。
「それは想定していませんでした。次からはノンカフェインのものも用意させなくては……」
愛想笑いで受け流すと、
「それでは、僕の分だけオーダーさせていただいてよろしいですか?」
「もちろんです」
先生はデスクに置かれた電話に手を伸ばし、
「すみませんがコーヒーをひとつお願いします。僕の分なので、インスタントでかまいません」
私が飲まないのならインスタントでかまわないと言う先生に、「ビジネス=経費削減」などという方程式が頭に浮かんだ。
そして、静かな室内に響いた先生の声に、私たち以外に誰もいないことを実感する。
先生とはレッスンで五回会ったことがあるだけで、打ち解けた感は非常に乏しい。
そもそも、レッスンに必要な会話以外をしたことがない。
何を話したらいいんだろう……。
レッスン時間でもないのにピアノの話をしてもいいのかわからないし……。
緊張を感知した途端に呼吸が浅くなる。
深く息を吸い込むことを心がけながら、バッグからミネラルウォーターとピルケースを取り出すと、見慣れた錠剤を前に落ち着くどころか少しの不安が浮上した。
たぶん大丈夫……。
微熱なんてよくあることだし、もし熱が上がるなら先に帰らせてもらえばいい。目的のコンサートは終わったのだから問題はないはず。
それに、動けなくなったとしても秋斗さんたちが大学に――まだ、いる……? 市場調査ってどのくらい時間がかかるもの……?
念のために唯兄に連絡を入れておいたほうがいい……?
それとも、連絡を入れるならツカサだろうか。
「御園生さん、薬飲みましたか?」
「えっ? あっ、わっ――」
先生の声に驚いた私は、ピルケースをひっくり返し床に落としてしまった。
拾おうとして携帯を落としかばんを落とし、慌てて立ち上がろうとした際に利き足を踏み出して、膝から崩れ落ちる。
物が散らばる絨毯に膝をつき、駆けつけてくれた先生に支えられたところですべての勢いが殺がれた。
「すみませんっ――」
「足はっ!?」
「痛いです……」
「でしょうねぇ……」
でも、このまま支えられているわけにはいかないし、何よりこの距離感に耐えられそうにない。
立たなくちゃ。立たなく――……あ、れ? 立つ……?
立つのってどうするんだっけ……。どこに、何に力を入れたら立ち上がれるんだっけ……?
パニックに陥っていると、掴まれた腕に力をこめられた。
「御園生さん、いったん落ち着きましょう」
「えっ? あっ……」
「まずは無理のない体勢で腰を下ろして」
言われたとおり、ペタンと絨毯に座り込む。と、重心が定まり気持ちも落ち着いた。
「ピアノを弾いているときは割と落ち着いているのに、日常におけるアクシデントには弱いんですね」
「すみません……」
「謝る必要はありませんが、もう少し冷静に対処できるようになったほうが、受験時にも有利ですよ」
「はい……」
「じゃ、まずは薬を拾って、車椅子ではなくソファにかけてはいかがですか?」
「はい」
先生は近くに落ちていた携帯に手を伸ばし、
「液晶、割れなくて良かったですね」
と、テーブルの上に置いてくれた。
3
あなたにおすすめの小説
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
【完結】イケメンが邪魔して本命に告白できません
竹柏凪紗
青春
高校の入学式、芸能コースに通うアイドルでイケメンの如月風磨が普通科で目立たない最上碧衣の教室にやってきた。女子たちがキャーキャー騒ぐなか、風磨は碧衣の肩を抱き寄せ「お前、今日から俺の女な」と宣言する。その真意とウソつきたちによって複雑になっていく2人の結末とは──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる