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November
突然の訪問客 Side 翠葉 01話
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「翠葉、お弁当食べないの?」
「あ……えと、今日は持ってきてなくて――」
「どうして……? 学食にでも興味持った?」
「ううん、そういうわけでもなくて……」
「……どういうこと?」
「うーん……どういうことだろう?」
桃華さんの質問に答えることができず、自分がどうしたらいいのかもわからずに困窮していた。
いつもなら、学校へ行く支度をしてリビングへ行くと、カウンターにお弁当が置いてあるわけだけど、今日はカウンターに何も置かれていなかった。
キッチンを覗いても、お弁当を作り途中というわけではなさそうで……。
「お母さん、お弁当は?」
尋ねると、お母さんはにこりと笑ってこう言った。
「今日は作ってないの。でも、心配しなくていいわ。お昼には届くから」
「どういうこと?」
「さぁ、どういうことかしら?」
お母さんは理由までは教えてくれなかった。ただ、お昼になって私がお弁当を食べられずに困ることにはならない、そう教えてくれただけ。
でも、今現在、私は困っているのだけど……。
このままいたら、時間だけが経過してお昼を食べ損ねてしまう気がした。
お母さんに電話してみようかな……?
そう思い始めたころ、校内放送が流れた。
『二年A組御園生翠葉さん、至急食堂まで来るように』。
そんな放送が二回繰り返された。
「変な放送ね?」
桃華さんがそう言うのもわからなくはない。
「職員室の誰先生のもとへ来るように」というような放送なら聞き慣れているけれど、「食堂」まで来るように」とはどういうことか。
「食堂」と一言で言っても、桜林館の二階フロアすべてが食堂なのだ。
私は食堂の何をめがけていけばいいのだろう。
「誰か先生が待ってるのかな……? とりあえず、行ってみる」
「お昼ご飯はどうするの?」
「んー……お財布を持っていって、売店でパンを買おうかな」
「車椅子、慣れてないだろ? 送って行こうか?」
海斗くんに尋ねられ、私はひとりで行く旨を伝えた。
まだしばらくの間は車椅子生活なのだから、これにも慣れなくてはいけないと思って。
お弁当がないことと食堂への呼び出しは、何か関係しているのだろうか。
疑問に思いながら中二階でエレベーターを降りる。と、エレベーターを出たところで通りすがりの生徒の会話が聞こえてきた。
「俺、藤宮の会長って初めて見たっ!」
「意外と普通のじーさんだったな?」
「学園に来るのにもSP連れてるんだな」
藤宮の会長って……朗元さんのこと?
えぇと……もしかして、食堂で待っているのは朗元さんで、私のお昼ご飯が困らない理由も朗元さんだったりするのかな……。
若干の不安を抱えながら食堂へ入り、辺りをざっと見渡す。と、フロアの一角に黒いスーツの人たちを従えた和服姿の朗元さんがいらした。
混雑しているというのに、朗元さんの周りだけは空いている。生徒たちはというと、異彩を放つ一画を、遠巻きに眺めている状態。
みんな気にはなっていて、でもまじまじと見ることはできないから遠巻きに眺めている、そんな感じ。
えぇと……たぶん間違いなく私を呼び出したのは朗元さんで、私はあそこへ行かなくちゃいけないのだろうけれど、これだけ注目を集めている中、その中心地とも言える場所へ向かうのは非常に勇気が要る……。
でも、行かないわけにはいかないし……。
覚悟を決めて車椅子を動かし始めると、私に気づいた警護の人が早足でやってきた。
「御園生翠葉様ですね」
「はい」
「会長がお待ちです」
やっぱり……。
警護の人に車椅子を押され、朗元さんの真正面の席にセッティングされる。
「呼び出してすまんの」
「いえ……ちょっと、すごくびっくりしました。でも、どうされたんですか?」
「何、久しぶりにお嬢さんに会いたくなっての」
「それでしたら、庵でもご自宅でも、いつでも遊びにうかがいますよ?」
「学校へ押しかけたのは迷惑じゃったかの?」
「えぇと……注目を浴びるのは苦手で、でも、お会いできたのは嬉しくて、少々複雑な心境です」
「ふぉっふぉっふぉ、そうじゃったの。じゃが、今日はじいに付き合って弁当を食べてくれぬかの?」
朗元さんが警護の方に目配せすると、警護の人が風呂敷に包まれていたお弁当を取り出した。
藤のマークが入った正方形のお弁当箱は、以前にも見たことがある。間違いなくウィステリアホテルのお弁当。
「須藤の作った弁当じゃ。お嬢さんは須藤の料理が好きだと聞いておったからの」
にこにこと笑ってお箸を持つように勧めてくる朗元さんを前に、頬が引きつる。
お母さん……朗元さんが来るなら来るって、事前情報が欲しかったです。
でも、ふと考える。事前情報をもらっていたとしても、この状況が変わることはなかったのではないか、と。
でも、心の準備とか心の準備とか心の準備とか――
ツカサがクラスにやってきて、一緒にお弁当を食べ始めたころにだってひどく注目された。けれど、場所が教室ということもあり、ここまでたくさんの人に見られていたわけではない。
こんな気持ちでお弁当を口にしても、きっと味などわからないだろう。それでは、お弁当を用意してくれた朗元さんにも須藤さんにも申し訳ない。
私は目を瞑って何度か呼吸を繰り返し、朗元さんとお弁当以外のものをシャットアウトした。
静かに目を開けると、
「切り替えはすんだようじゃの」
「はい、お待たせしました」
「では、食べるとするかの」
私は朗元さんと揃って手を合わせ、「いただきます」と口にした。
私たちは料理の感想を述べたり藤山に咲く花の話をしたり、他愛のない会話を楽しんでいた。そこへ、カタンと椅子を引く音が割り込みびっくりする。
反射的に音のした方を見ると、そこには「不機嫌」を具現化したような人間が立っていた。
「ツカサ……?」
ツカサは手に持っていたお弁当をテーブルに置き、無言で着席する。
口を開いたかと思えば、
「突然学校に来るとかなんなの? そのうえ翠を呼び出すとか本当迷惑なんだけど」
「迷惑じゃったかの?」
今日二度目の質問に、
「迷惑ではないです」
私が答えると同時、
「翠が面と向かって『迷惑』とか言うわけないだろ。そのくらい察しろ」
「じゃが、わしがここに来たことでいくらかは牽制にはなるじゃろうて」
朗元さんの視線が私の足に注がれ、私は息を呑んだ。
あぁ、そうか……。朗元さんはそのために来てくれたのね。
人目に触れる必要があったから、それが目的だから「食堂」だったのね。
「それで翠がどんな目で見られ、緊張を強いることになるとしても?」
「そうじゃのぉ……」
朗元さんは口髭をいじりながら私に視線を向ける。
それは私を窺っているような表情だった。
私は息を吸い込み、
「元おじい様、お気遣いありがとうございます。それからツカサも、ありがとう。……でも、大丈夫です。大丈夫っていうか、仕方ないっていうか……。付加要素っていうか……。この先も、私は注目を浴びるようなことには慣れないと思います。でも、ツカサたちと付き合っていくなら避けて通れないことくらいは理解したつもりだし、もうその辺は諦めようかな……?」
無理やり笑みを浮かべると、朗元さんは嬉しそうに笑い、ツカサは少し驚いたような表情で固まっていた。
「えぇと……だからね、今はおいしくお弁当を食べよう? この場だと、私は人に見られていることを意識するよりも、元おじい様とお会いできたことを喜んでいるほうが圧倒的に幸せだと思うの」
すると、朗元さんは声を立てて笑い、ツカサは深く深くため息をついた。
けれど、同意はしてもらえたようで、ツカサはテーブルに置いたお弁当箱を広げ始める。
そのお弁当箱は食べかけの状態で――
もしかしたら、お弁当を食べている途中で朗元さんが学校に来ている噂を耳にして、放送と関連付けて急いでここに来てくれたのかもしれない。
「ツカサ、ありがとう」
「何が……?」
「来てくれて」
短く伝えると、ツカサは照れ隠しのように「別に」と口にした。
「あ……えと、今日は持ってきてなくて――」
「どうして……? 学食にでも興味持った?」
「ううん、そういうわけでもなくて……」
「……どういうこと?」
「うーん……どういうことだろう?」
桃華さんの質問に答えることができず、自分がどうしたらいいのかもわからずに困窮していた。
いつもなら、学校へ行く支度をしてリビングへ行くと、カウンターにお弁当が置いてあるわけだけど、今日はカウンターに何も置かれていなかった。
キッチンを覗いても、お弁当を作り途中というわけではなさそうで……。
「お母さん、お弁当は?」
尋ねると、お母さんはにこりと笑ってこう言った。
「今日は作ってないの。でも、心配しなくていいわ。お昼には届くから」
「どういうこと?」
「さぁ、どういうことかしら?」
お母さんは理由までは教えてくれなかった。ただ、お昼になって私がお弁当を食べられずに困ることにはならない、そう教えてくれただけ。
でも、今現在、私は困っているのだけど……。
このままいたら、時間だけが経過してお昼を食べ損ねてしまう気がした。
お母さんに電話してみようかな……?
そう思い始めたころ、校内放送が流れた。
『二年A組御園生翠葉さん、至急食堂まで来るように』。
そんな放送が二回繰り返された。
「変な放送ね?」
桃華さんがそう言うのもわからなくはない。
「職員室の誰先生のもとへ来るように」というような放送なら聞き慣れているけれど、「食堂」まで来るように」とはどういうことか。
「食堂」と一言で言っても、桜林館の二階フロアすべてが食堂なのだ。
私は食堂の何をめがけていけばいいのだろう。
「誰か先生が待ってるのかな……? とりあえず、行ってみる」
「お昼ご飯はどうするの?」
「んー……お財布を持っていって、売店でパンを買おうかな」
「車椅子、慣れてないだろ? 送って行こうか?」
海斗くんに尋ねられ、私はひとりで行く旨を伝えた。
まだしばらくの間は車椅子生活なのだから、これにも慣れなくてはいけないと思って。
お弁当がないことと食堂への呼び出しは、何か関係しているのだろうか。
疑問に思いながら中二階でエレベーターを降りる。と、エレベーターを出たところで通りすがりの生徒の会話が聞こえてきた。
「俺、藤宮の会長って初めて見たっ!」
「意外と普通のじーさんだったな?」
「学園に来るのにもSP連れてるんだな」
藤宮の会長って……朗元さんのこと?
えぇと……もしかして、食堂で待っているのは朗元さんで、私のお昼ご飯が困らない理由も朗元さんだったりするのかな……。
若干の不安を抱えながら食堂へ入り、辺りをざっと見渡す。と、フロアの一角に黒いスーツの人たちを従えた和服姿の朗元さんがいらした。
混雑しているというのに、朗元さんの周りだけは空いている。生徒たちはというと、異彩を放つ一画を、遠巻きに眺めている状態。
みんな気にはなっていて、でもまじまじと見ることはできないから遠巻きに眺めている、そんな感じ。
えぇと……たぶん間違いなく私を呼び出したのは朗元さんで、私はあそこへ行かなくちゃいけないのだろうけれど、これだけ注目を集めている中、その中心地とも言える場所へ向かうのは非常に勇気が要る……。
でも、行かないわけにはいかないし……。
覚悟を決めて車椅子を動かし始めると、私に気づいた警護の人が早足でやってきた。
「御園生翠葉様ですね」
「はい」
「会長がお待ちです」
やっぱり……。
警護の人に車椅子を押され、朗元さんの真正面の席にセッティングされる。
「呼び出してすまんの」
「いえ……ちょっと、すごくびっくりしました。でも、どうされたんですか?」
「何、久しぶりにお嬢さんに会いたくなっての」
「それでしたら、庵でもご自宅でも、いつでも遊びにうかがいますよ?」
「学校へ押しかけたのは迷惑じゃったかの?」
「えぇと……注目を浴びるのは苦手で、でも、お会いできたのは嬉しくて、少々複雑な心境です」
「ふぉっふぉっふぉ、そうじゃったの。じゃが、今日はじいに付き合って弁当を食べてくれぬかの?」
朗元さんが警護の方に目配せすると、警護の人が風呂敷に包まれていたお弁当を取り出した。
藤のマークが入った正方形のお弁当箱は、以前にも見たことがある。間違いなくウィステリアホテルのお弁当。
「須藤の作った弁当じゃ。お嬢さんは須藤の料理が好きだと聞いておったからの」
にこにこと笑ってお箸を持つように勧めてくる朗元さんを前に、頬が引きつる。
お母さん……朗元さんが来るなら来るって、事前情報が欲しかったです。
でも、ふと考える。事前情報をもらっていたとしても、この状況が変わることはなかったのではないか、と。
でも、心の準備とか心の準備とか心の準備とか――
ツカサがクラスにやってきて、一緒にお弁当を食べ始めたころにだってひどく注目された。けれど、場所が教室ということもあり、ここまでたくさんの人に見られていたわけではない。
こんな気持ちでお弁当を口にしても、きっと味などわからないだろう。それでは、お弁当を用意してくれた朗元さんにも須藤さんにも申し訳ない。
私は目を瞑って何度か呼吸を繰り返し、朗元さんとお弁当以外のものをシャットアウトした。
静かに目を開けると、
「切り替えはすんだようじゃの」
「はい、お待たせしました」
「では、食べるとするかの」
私は朗元さんと揃って手を合わせ、「いただきます」と口にした。
私たちは料理の感想を述べたり藤山に咲く花の話をしたり、他愛のない会話を楽しんでいた。そこへ、カタンと椅子を引く音が割り込みびっくりする。
反射的に音のした方を見ると、そこには「不機嫌」を具現化したような人間が立っていた。
「ツカサ……?」
ツカサは手に持っていたお弁当をテーブルに置き、無言で着席する。
口を開いたかと思えば、
「突然学校に来るとかなんなの? そのうえ翠を呼び出すとか本当迷惑なんだけど」
「迷惑じゃったかの?」
今日二度目の質問に、
「迷惑ではないです」
私が答えると同時、
「翠が面と向かって『迷惑』とか言うわけないだろ。そのくらい察しろ」
「じゃが、わしがここに来たことでいくらかは牽制にはなるじゃろうて」
朗元さんの視線が私の足に注がれ、私は息を呑んだ。
あぁ、そうか……。朗元さんはそのために来てくれたのね。
人目に触れる必要があったから、それが目的だから「食堂」だったのね。
「それで翠がどんな目で見られ、緊張を強いることになるとしても?」
「そうじゃのぉ……」
朗元さんは口髭をいじりながら私に視線を向ける。
それは私を窺っているような表情だった。
私は息を吸い込み、
「元おじい様、お気遣いありがとうございます。それからツカサも、ありがとう。……でも、大丈夫です。大丈夫っていうか、仕方ないっていうか……。付加要素っていうか……。この先も、私は注目を浴びるようなことには慣れないと思います。でも、ツカサたちと付き合っていくなら避けて通れないことくらいは理解したつもりだし、もうその辺は諦めようかな……?」
無理やり笑みを浮かべると、朗元さんは嬉しそうに笑い、ツカサは少し驚いたような表情で固まっていた。
「えぇと……だからね、今はおいしくお弁当を食べよう? この場だと、私は人に見られていることを意識するよりも、元おじい様とお会いできたことを喜んでいるほうが圧倒的に幸せだと思うの」
すると、朗元さんは声を立てて笑い、ツカサは深く深くため息をついた。
けれど、同意はしてもらえたようで、ツカサはテーブルに置いたお弁当箱を広げ始める。
そのお弁当箱は食べかけの状態で――
もしかしたら、お弁当を食べている途中で朗元さんが学校に来ている噂を耳にして、放送と関連付けて急いでここに来てくれたのかもしれない。
「ツカサ、ありがとう」
「何が……?」
「来てくれて」
短く伝えると、ツカサは照れ隠しのように「別に」と口にした。
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