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November
初めてのライブハウス Side 翠葉 01話
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芸大祭へ行って一週間が経った日曜日、私は天川ミュージックスクールにいた。
今日はピアノのレッスンはなく、ソルフェージュのレッスンのみ。
いつもならソルフェージュは午前十一時からの一時間だけど、この日はピアノのレッスンがないことから午後二時からのレッスンに変更してもらっていた。
怪我の状態はというと、ようやく手首の痛みが取れて松葉杖での行動ができるようになったくらい。
そんなわけで、仰々しい車椅子での生活は一週間程度のものだった。
その一週間は家族やコンシェルジュに送迎してもらう登下校だったけれど、松葉杖になればひとりで登下校できるだろうか……。
今日も音楽教室まで唯兄に車で送ってもらったため、まだ松葉杖の使い勝手がよくわからずにいた。
ソルフェージュのレッスンが終わってロビーに出てくると、カウンターの中で柊ちゃんが電話応対中だった。
「あちゃー、お仕事でトラブルですか。それは災難……。じゃ、今日のレッスンはキャンセルですね。仙波先生にお伝えしておきます。来週はいつもの時間で大丈夫ですか? ――はい。――はい、かしこまりました。お仕事がんばってくださいね」
そんな会話をして電話を切る。
ロビーにお客様がいないことを確認してカウンターに近づくと、
「翠葉ちゃん、レッスンお疲れ様。今、お客さんいないからカウンターに座ってもらって大丈夫だよ」
そう言われ、私はカウンター前の椅子に腰を下ろした。
「松葉杖ってことは、もう手首は大丈夫なの?」
「うん。昨日には完全に痛みが引いて、今日から松葉杖。でも、まだ慣れなくて……」
「足が治るのにはどのくらいかかるの?」
「個人差があるみたいだけど、一ヶ月から二ヶ月って言われてる。足が治るころにはもう少し松葉杖さんと仲良くなれてるかな?」
そんなことを言うと、柊ちゃんに笑われた。
「今日、せっかくライブに誘ってくれたのにごめんねぇ……。今日は蓮井さんがいないからバイト休めなくて」
柊ちゃんはカウンターにうな垂れる。
「いいなぁ……ライブ。いいなぁ……。翠葉ちゃんはライブ行ったことある?」
「ううん、初めて。いつもは大きなホールで行われるような演奏会にしか行かないから」
「そうなんだ?」
「柊ちゃんはよく行くの?」
「んー、友達のライブを見に行くとか、うちの音楽事務所に所属しているアーティストのライブやコンサートに行くとか、その程度?」
風間先輩もライブハウスでライブをしたりするのだろうか。
そんなことを考えていると、
「でもね、サウザンドウェーブのライブは別格っ!」
「サウザンドウェーブ」とは、今日行くライブハウスの名前。
「あそこはオーディションを受けて、一定のクオリティをパスしないと演奏させてもらえないの。だから、いつ行ってもハズレなしなんだよ!」
「そうなんだ……」
そんな話をしていると、仙波先生がレッスンを終えて生徒さんと出ていらした。
柊ちゃんは生徒さんをお見送りすると、すぐに仙波先生に声をかける。
「四時からレッスンの河田さん、お仕事でトラブル発生らしくてレッスンキャンセルです」
「そうですか。今日はキャンセルが多いですね?」
「そう言われてみれば……。翠葉ちゃんのレッスンもお休みだし、四時からの河田さんもお休み、五時からの桃井さんも風邪でお休み……」
指折り数える柊ちゃんの隣で、先生はレッスン枠を確認するようにノートを覗き込んでいた。
「……あれ? じゃ、今のレッスンでラスト?」
「……あ、本当だ。もうこのまま上がれちゃいますね?」
先生は何か思いついたように私を見て、
「御園生さん、ピアノの件ってどうなりましたか?」
「あ、持ち主から承諾得られました」
「ということは、調整してかまわないということですか?」
「はい」
「じゃ、ライブ前にうちの楽器店へ寄って、好みのキータッチや音色を確認しましょう」
「はい!」
私と先生は、柊ちゃんの羨望の眼差しを受けながら音楽教室を出た。
「楽器店は駅向こう。ここからだと徒歩二十分くらいなんですが……大丈夫ですか?」
先生に訊かれて少し戸惑う。
家の中を移動したり、音楽教室内を移動するのは難なくできていた。しかし、外は段差の宝庫だ。
音楽教室を出たところの歩道ですら、石畳調の歩道で構えてしまう。
「えぇと……二十分ではたどり着けそうにないのですが、がんばります……」
そんな返答をすると笑われた。
先生は駅から走ってくるタクシーを見ながら、
「ここからではタクシーを拾うのは無理そうですね。でも、駅まで行けば乗れるでしょう」
たぶん、迷惑をかけずに行く方法としてはタクシーに乗ることが最善だろう。でも、明日から松葉杖で登校することを考えれば、歩くことに少し慣れておきたいというのが本音……。
「あの……先生さえご迷惑でなければ徒歩で行きたいのですが……だめですか?」
「どうしてですか? タクシーのほうが楽でしょう?」
「はい。間違いなくタクシーのほうが楽です。でも、明日からのことを考えると、少し松葉杖に慣れておきたくて……」
「もしかして、松葉杖は今日から?」
「はい」
「そうでしたか。じゃ、三十分くらいかけてゆっくり行きましょうか。かばんは僕が持ちましょう」
言うと、先生は私の肩からずり落ちてきたバッグを持ってくれた。
仙波楽器に着くと、先生が入り口に立っていた男性社員に声をかけた。
「先日話していた試弾のお客様です。キータッチの確認と、調律師の希望を聞いてください」
先生は私を振り返り、
「僕はちょっと事務所に用があるので、前園さんに案内してもらってください」
「はい」
「では、ご案内いたします」
「よろしくお願いします」
前園さんに案内されたのは、窓際に置かれていたグランドピアノ五台。
私は一台一台キータッチの感触を確かめていく。
キーの沈む感触を十二分に感じながら、手になじむものを探し出す。
三ラウンドほどして、「これかな?」というものを見つけた。
真ん中のピアノは自宅のシュベスターのキータッチに近い。そして、それより少し重いけれども弾きやすいと感じたのは、一番右側に置かれたグランドピアノだった。
そのことを前園さんに伝えると、
「そうですね、より一般的なキータッチというならこちらになるでしょうか」
前園さんが指し示したのは右側のピアノだった。
「あの、芸大受験を考えているのですが、どちらのキータッチのほうがいいと思いますか?」
「それでしたら、右側のピアノをお勧めします。芸大のピアノはすべてわが社が調律、整調、整音させていただいておりますが、特別なオーダーが入らない限り、右側のピアノと同様になるよう調整しておりますので」
「それなら、このピアノのキータッチでお願いします」
「かしこまりました。次はこちらへお越しください」
フロアの中ほどへ案内されると、五台のピアノを弾き比べるように言われる。
ピアノを一巡して気づく。
「これ、五台とも同じメーカーの、同じグレードのピアノですよね?」
「はい」
「それなのに、こんなに音色が違うなんて……」
どの音もそれぞれの良さを感じるけれど――
「このピアノの音色が一番好きです」
前園さんはにこりと笑んだ。
「同じメーカーで同じグレードのピアノであったとしても、調律する人間によって音色は千差万別。お持ちのピアノをまったく同じ音色にすることはできませんが、この音を気に入られたのでしたら、この調律師の調整した音は、お好みの音になるかと思います」
「え……? あの、このピアノを調律した方が調律してくださるんですか?」
「はい。こちらは弓弦さんが調整なさったピアノですので、弓弦さんが担当することになります」
教えられて驚く。
先日本人から聞いて知ってはいたものの、こんなにすてきなピアノに仕上げられるなんて……。
調律師を本職としている人にだって引けをとらないのはないだろうか。
唖然としていると、
「調律の日程を調整いたしますので、奥のカウンターまでお越しいただけますか?」
「はい」
そこで日にちの相談をしていると、仙波先生がやってきた。
「……あれ? 僕の予定確認をしてるってことは――」
「えぇ、弓弦さんの調律なさったピアノをお選びになられましたので」
すると先生は嬉しそうに目を細め、
「それでは、責任を持って調律させていただきますね」
「よろしくお願いします」
今日はピアノのレッスンはなく、ソルフェージュのレッスンのみ。
いつもならソルフェージュは午前十一時からの一時間だけど、この日はピアノのレッスンがないことから午後二時からのレッスンに変更してもらっていた。
怪我の状態はというと、ようやく手首の痛みが取れて松葉杖での行動ができるようになったくらい。
そんなわけで、仰々しい車椅子での生活は一週間程度のものだった。
その一週間は家族やコンシェルジュに送迎してもらう登下校だったけれど、松葉杖になればひとりで登下校できるだろうか……。
今日も音楽教室まで唯兄に車で送ってもらったため、まだ松葉杖の使い勝手がよくわからずにいた。
ソルフェージュのレッスンが終わってロビーに出てくると、カウンターの中で柊ちゃんが電話応対中だった。
「あちゃー、お仕事でトラブルですか。それは災難……。じゃ、今日のレッスンはキャンセルですね。仙波先生にお伝えしておきます。来週はいつもの時間で大丈夫ですか? ――はい。――はい、かしこまりました。お仕事がんばってくださいね」
そんな会話をして電話を切る。
ロビーにお客様がいないことを確認してカウンターに近づくと、
「翠葉ちゃん、レッスンお疲れ様。今、お客さんいないからカウンターに座ってもらって大丈夫だよ」
そう言われ、私はカウンター前の椅子に腰を下ろした。
「松葉杖ってことは、もう手首は大丈夫なの?」
「うん。昨日には完全に痛みが引いて、今日から松葉杖。でも、まだ慣れなくて……」
「足が治るのにはどのくらいかかるの?」
「個人差があるみたいだけど、一ヶ月から二ヶ月って言われてる。足が治るころにはもう少し松葉杖さんと仲良くなれてるかな?」
そんなことを言うと、柊ちゃんに笑われた。
「今日、せっかくライブに誘ってくれたのにごめんねぇ……。今日は蓮井さんがいないからバイト休めなくて」
柊ちゃんはカウンターにうな垂れる。
「いいなぁ……ライブ。いいなぁ……。翠葉ちゃんはライブ行ったことある?」
「ううん、初めて。いつもは大きなホールで行われるような演奏会にしか行かないから」
「そうなんだ?」
「柊ちゃんはよく行くの?」
「んー、友達のライブを見に行くとか、うちの音楽事務所に所属しているアーティストのライブやコンサートに行くとか、その程度?」
風間先輩もライブハウスでライブをしたりするのだろうか。
そんなことを考えていると、
「でもね、サウザンドウェーブのライブは別格っ!」
「サウザンドウェーブ」とは、今日行くライブハウスの名前。
「あそこはオーディションを受けて、一定のクオリティをパスしないと演奏させてもらえないの。だから、いつ行ってもハズレなしなんだよ!」
「そうなんだ……」
そんな話をしていると、仙波先生がレッスンを終えて生徒さんと出ていらした。
柊ちゃんは生徒さんをお見送りすると、すぐに仙波先生に声をかける。
「四時からレッスンの河田さん、お仕事でトラブル発生らしくてレッスンキャンセルです」
「そうですか。今日はキャンセルが多いですね?」
「そう言われてみれば……。翠葉ちゃんのレッスンもお休みだし、四時からの河田さんもお休み、五時からの桃井さんも風邪でお休み……」
指折り数える柊ちゃんの隣で、先生はレッスン枠を確認するようにノートを覗き込んでいた。
「……あれ? じゃ、今のレッスンでラスト?」
「……あ、本当だ。もうこのまま上がれちゃいますね?」
先生は何か思いついたように私を見て、
「御園生さん、ピアノの件ってどうなりましたか?」
「あ、持ち主から承諾得られました」
「ということは、調整してかまわないということですか?」
「はい」
「じゃ、ライブ前にうちの楽器店へ寄って、好みのキータッチや音色を確認しましょう」
「はい!」
私と先生は、柊ちゃんの羨望の眼差しを受けながら音楽教室を出た。
「楽器店は駅向こう。ここからだと徒歩二十分くらいなんですが……大丈夫ですか?」
先生に訊かれて少し戸惑う。
家の中を移動したり、音楽教室内を移動するのは難なくできていた。しかし、外は段差の宝庫だ。
音楽教室を出たところの歩道ですら、石畳調の歩道で構えてしまう。
「えぇと……二十分ではたどり着けそうにないのですが、がんばります……」
そんな返答をすると笑われた。
先生は駅から走ってくるタクシーを見ながら、
「ここからではタクシーを拾うのは無理そうですね。でも、駅まで行けば乗れるでしょう」
たぶん、迷惑をかけずに行く方法としてはタクシーに乗ることが最善だろう。でも、明日から松葉杖で登校することを考えれば、歩くことに少し慣れておきたいというのが本音……。
「あの……先生さえご迷惑でなければ徒歩で行きたいのですが……だめですか?」
「どうしてですか? タクシーのほうが楽でしょう?」
「はい。間違いなくタクシーのほうが楽です。でも、明日からのことを考えると、少し松葉杖に慣れておきたくて……」
「もしかして、松葉杖は今日から?」
「はい」
「そうでしたか。じゃ、三十分くらいかけてゆっくり行きましょうか。かばんは僕が持ちましょう」
言うと、先生は私の肩からずり落ちてきたバッグを持ってくれた。
仙波楽器に着くと、先生が入り口に立っていた男性社員に声をかけた。
「先日話していた試弾のお客様です。キータッチの確認と、調律師の希望を聞いてください」
先生は私を振り返り、
「僕はちょっと事務所に用があるので、前園さんに案内してもらってください」
「はい」
「では、ご案内いたします」
「よろしくお願いします」
前園さんに案内されたのは、窓際に置かれていたグランドピアノ五台。
私は一台一台キータッチの感触を確かめていく。
キーの沈む感触を十二分に感じながら、手になじむものを探し出す。
三ラウンドほどして、「これかな?」というものを見つけた。
真ん中のピアノは自宅のシュベスターのキータッチに近い。そして、それより少し重いけれども弾きやすいと感じたのは、一番右側に置かれたグランドピアノだった。
そのことを前園さんに伝えると、
「そうですね、より一般的なキータッチというならこちらになるでしょうか」
前園さんが指し示したのは右側のピアノだった。
「あの、芸大受験を考えているのですが、どちらのキータッチのほうがいいと思いますか?」
「それでしたら、右側のピアノをお勧めします。芸大のピアノはすべてわが社が調律、整調、整音させていただいておりますが、特別なオーダーが入らない限り、右側のピアノと同様になるよう調整しておりますので」
「それなら、このピアノのキータッチでお願いします」
「かしこまりました。次はこちらへお越しください」
フロアの中ほどへ案内されると、五台のピアノを弾き比べるように言われる。
ピアノを一巡して気づく。
「これ、五台とも同じメーカーの、同じグレードのピアノですよね?」
「はい」
「それなのに、こんなに音色が違うなんて……」
どの音もそれぞれの良さを感じるけれど――
「このピアノの音色が一番好きです」
前園さんはにこりと笑んだ。
「同じメーカーで同じグレードのピアノであったとしても、調律する人間によって音色は千差万別。お持ちのピアノをまったく同じ音色にすることはできませんが、この音を気に入られたのでしたら、この調律師の調整した音は、お好みの音になるかと思います」
「え……? あの、このピアノを調律した方が調律してくださるんですか?」
「はい。こちらは弓弦さんが調整なさったピアノですので、弓弦さんが担当することになります」
教えられて驚く。
先日本人から聞いて知ってはいたものの、こんなにすてきなピアノに仕上げられるなんて……。
調律師を本職としている人にだって引けをとらないのはないだろうか。
唖然としていると、
「調律の日程を調整いたしますので、奥のカウンターまでお越しいただけますか?」
「はい」
そこで日にちの相談をしていると、仙波先生がやってきた。
「……あれ? 僕の予定確認をしてるってことは――」
「えぇ、弓弦さんの調律なさったピアノをお選びになられましたので」
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