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November
初めてのライブハウス Side 翠葉 03話
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「どうでした?」
先生に訊かれ、
「すごかったです……もう、なんていうか、本当にひとつしか違わないのかな、って。みんな、どれだけ練習したらあんなふうに演奏できるんでしょう? 私、もっともっと練習しなくちゃ……」
「そうですね、慧くんは一日六時間以上はピアノを弾いてますよ」
「えっ!? 毎日ですかっ!?」
私はただただ驚いていた。
「ま、芸大生ですからね、練習に割く時間はそれなりです。それが自分の将来に大きく関わってきますし」
言われて納得する。それでも、自分の練習量と比べてしまうと、足元にも及ばないと思うわけで……。
「ところで御園生さん」
「はい?」
「御園生さんの現在の練習量はいかほどでしょう?」
仏のように微笑をたたえた顔で訊かれているけれど、質問自体は非常にシビアな内容だ。
「えぇと……」
「正直に」
「はい……。平日は一時間が精一杯で、学校が午前で終わる土曜日は半日ほど練習しています」
「一週間で十時間前後といったところですね……」
先生は何か考えているようだ。
「やっぱり、練習量足りてませんか……?」
でも、毎日の予習復習とピアノとハープ、これらを満遍なくこなそうとすると、これ以上の時間を確保するのはどうしたって無理なのだ。
「だめというわけではないですよ。課題を出せば翌週までにはものにしてきますし。でも、何分ブランクがありますからね。もう少しペースを上げられたら、という思いはあります」
うーん……どうしたら練習時間を捻出できるだろう。土曜日の練習時間をもう少し増やすことならできそうだけど――
「現在住まわれているマンションは藤倉駅からどのくらい?」
「バスで二十分ほどです」
「とすると、マンションから音楽教室まで一時間。往復で二時間……。その時間、もったいないですね」
「え……?」
「御園生さん、レッスンを『通い』ではなく『派遣』に切り替えてはいかがですか?」
「通い」ではなく「派遣」――
大学に通うことを考えて、慣れなくては……と思っていたけれど、その時間が無駄ということなのだろう。
「僕は藤宮学園について詳しいわけではありませんが、それでも超進学校と言われる学校へ通って成績をキープするのに努力が必要なことくらいはわかります。平日は勉強に割く時間も必要ということでしょう? だから、練習時間を一時間程度しかとることができない。なら、時間の融通がきく土曜日や日曜日はロスタイムなく練習できる環境が望ましいと思います。日曜日のレッスンがなければ、午前も午後も練習に充てることが可能でしょう?」
確かに、日曜日のレッスンがなければまとまった時間を練習時間に充てられる。
芸大祭の日に聞いた、「ペース配分」の言葉が頭をよぎる。
先生がこんな話をする程度には練習量が足りていないのかもしれないし、受験に間に合わせるのがぎりぎりなのかもしれない。
ちょっとした焦りを感じていると、
「今からでもホームレッスンへ切り替えることは可能ですよ?」
「……そうしたほうがいいでしょうか?」
「むしろ、支倉まで通ってくることにメリットはあるんですか?」
「……大学へ通うようになれば、電車通学をすることになります。でも私、電車通学はしたことがなくて、今からそれに慣れておかなくちゃと思って――」
先生はきょとんとしたあと、くつくつと笑いだした。
「御園生さんはすごいですね。もう大学に受かって通うことを考えていたんですか?」
そこまで言われてはっとする。
私はまだ大学に受かったわけでもなければ、受かる可能性が高いわけでもないのだ。
恥ずかしい――
顔を上げていることに耐えられず俯くと、
「先のことを考えて行動するのは悪いことじゃありません。でも、まずは受かるための努力をしませんか?」
「……はい。でも、ホームレッスンになったら先生も代わってしまいますよね?」
「……それは、僕のレッスンがいいということですか?」
「はい。先生の指導はとてもわかりやすくて、自分に何が足りていないのか、どんな練習が必要なのか、その都度その都度きちんと納得して進むことができたので。それに、ようやく慣れてきたのに違う先生に代わってしまうのは抵抗があります」
「それもそうですね……。ものは相談なのですが、御園生さんのレッスン、今は日曜日ですが、ホームレッスンなら平日でも平気だったりしますか?」
「え?」
「今は学校の都合で日曜日って話でしょう? ホームレッスンでも変わりませんか?」
「いえ……自宅までいらしていただけるなら平日でも大丈夫です。遅くても七時までには帰宅しているので、それ以降でしたら……」
「マンションって話でしたが、七時以降でもピアノは弾けるんですか?」
「はい。完全防音されているので、問題ありません」
「……なら、大丈夫かな? 僕、ミュージックスクールで講師やっているのは日曜日だけなんです。ほかは大学の出張所へ出向くことが多いのですが、ライブやリサイタルがある日以外、夕方以降はフリーなので」
それはつまり――
「ホームレッスンでも先生のレッスンが受けられるんですか?」
「そういうことになりますね。それに、平日がそれだけ自由になるなら、受験前の集中レッスンも問題なさそうですし……。なので、ソルフェージュも僕が見ますよ」
そう言うと、先生はにこりと笑った。
先生との会話がひと段落着くと、ステージのピアノに意識が移る。
「ピアノがどうかしましたか?」
「あ……あの、飴色っぽい音がする子だな、と思って」
「面白いたとえをしますね。でも、わかる気がします。ちょっと年季が入った木に、艶が出てきたようなそんな音ですよね」
「そうなんです! なんというか、ほどよく乾燥していて軽やかな音なのに、深みとか豊かさはしっかりとあって」
共感してもらえたことが嬉しくて、思わず力説してしまう。すると、先生はおかしそうに声を立てて笑った。
「僕も人のことは言えないのですが、御園生さんもたいがいピアノバカですね」
「あ……はい。ピアノ、大好きです」
「じゃ、少し弾いてみますか?」
「えっ? でも――」
「大丈夫ですよ。お客さんもだいぶはけてますし……」
「……いいんですか?」
「ここの責任者は僕の兄なので」
その一言に、仙波楽器の御曹司であることを思い出す。
「じゃ、少しだけ……」
「その前に、手は完治しているんですよね?」
「はい。もう大丈夫です」
「でしたらどうぞ」
手を差し出され、ピアノまでの道のりを補助してもらった。
年季が入って真っ白とはいえない鍵盤に向かい、挨拶を済ませる。
ピアノさん、こんばんは。少しだけ弾かせてくださいね――
何を弾こうか考えて、人の知っている曲は避けることにした。
オリジナル曲なら多少間違えてもごまかしようがあるというもの。
そうだ、あれを弾こう。
あの曲は最初は単音から始まるし、ピアノの音色を楽しむにはもってこいの曲だ。
ゆっくりと鍵盤に手を載せ、音色を楽しみながら一曲を弾ききる。
気持ちよく弾き終えたら、そこら中から拍手が聞こえてきてびっくりする。
恐る恐るフロアへ視線を向ける。と、まだ会場に残っていたお客様や、先ほどまでステージで演奏していアーティストからの拍手だった。
聴かれていたことが恥ずかしくて動揺していると、
「座ったままでかまいませんから、まずは礼をしましょうか」
先生に促され、私は椅子にかけたまま小さくお辞儀をした。
いそいそとステージから下り壁際へ逃れて縮こまっていると、倉敷くんがやってきた。
「ど? ステージで演奏した感想は」
「穴があったら入りたい……」
壁に助けを乞いうな垂れていると、先生と倉敷くんに笑われた。
「なんで? 堂々としてたし安定した演奏だったじゃん」
「それは、人が聴いているなんて思わなかったからで――」
「何言ってんだよ。ピアノが鳴れば聴くだろ?」
確かに、ピアノが鳴ったら私も聴くし見る……。
そう思えば、好奇心に負けてピアノに手を出した自分が悔やまれる。
でも、甘く深みのある音で歌ってくれるピアノさんだった。
恥ずかしさを満足感に摩り替えようとしていると、ライブハウスのスタッフがやってきて、
「フロア清掃始めるんで出てもらっていいですか?」
「あ、すんません。すぐ出ます!」
倉敷くんが返答し、私たちはライブハウスをあとにした。
先生に訊かれ、
「すごかったです……もう、なんていうか、本当にひとつしか違わないのかな、って。みんな、どれだけ練習したらあんなふうに演奏できるんでしょう? 私、もっともっと練習しなくちゃ……」
「そうですね、慧くんは一日六時間以上はピアノを弾いてますよ」
「えっ!? 毎日ですかっ!?」
私はただただ驚いていた。
「ま、芸大生ですからね、練習に割く時間はそれなりです。それが自分の将来に大きく関わってきますし」
言われて納得する。それでも、自分の練習量と比べてしまうと、足元にも及ばないと思うわけで……。
「ところで御園生さん」
「はい?」
「御園生さんの現在の練習量はいかほどでしょう?」
仏のように微笑をたたえた顔で訊かれているけれど、質問自体は非常にシビアな内容だ。
「えぇと……」
「正直に」
「はい……。平日は一時間が精一杯で、学校が午前で終わる土曜日は半日ほど練習しています」
「一週間で十時間前後といったところですね……」
先生は何か考えているようだ。
「やっぱり、練習量足りてませんか……?」
でも、毎日の予習復習とピアノとハープ、これらを満遍なくこなそうとすると、これ以上の時間を確保するのはどうしたって無理なのだ。
「だめというわけではないですよ。課題を出せば翌週までにはものにしてきますし。でも、何分ブランクがありますからね。もう少しペースを上げられたら、という思いはあります」
うーん……どうしたら練習時間を捻出できるだろう。土曜日の練習時間をもう少し増やすことならできそうだけど――
「現在住まわれているマンションは藤倉駅からどのくらい?」
「バスで二十分ほどです」
「とすると、マンションから音楽教室まで一時間。往復で二時間……。その時間、もったいないですね」
「え……?」
「御園生さん、レッスンを『通い』ではなく『派遣』に切り替えてはいかがですか?」
「通い」ではなく「派遣」――
大学に通うことを考えて、慣れなくては……と思っていたけれど、その時間が無駄ということなのだろう。
「僕は藤宮学園について詳しいわけではありませんが、それでも超進学校と言われる学校へ通って成績をキープするのに努力が必要なことくらいはわかります。平日は勉強に割く時間も必要ということでしょう? だから、練習時間を一時間程度しかとることができない。なら、時間の融通がきく土曜日や日曜日はロスタイムなく練習できる環境が望ましいと思います。日曜日のレッスンがなければ、午前も午後も練習に充てることが可能でしょう?」
確かに、日曜日のレッスンがなければまとまった時間を練習時間に充てられる。
芸大祭の日に聞いた、「ペース配分」の言葉が頭をよぎる。
先生がこんな話をする程度には練習量が足りていないのかもしれないし、受験に間に合わせるのがぎりぎりなのかもしれない。
ちょっとした焦りを感じていると、
「今からでもホームレッスンへ切り替えることは可能ですよ?」
「……そうしたほうがいいでしょうか?」
「むしろ、支倉まで通ってくることにメリットはあるんですか?」
「……大学へ通うようになれば、電車通学をすることになります。でも私、電車通学はしたことがなくて、今からそれに慣れておかなくちゃと思って――」
先生はきょとんとしたあと、くつくつと笑いだした。
「御園生さんはすごいですね。もう大学に受かって通うことを考えていたんですか?」
そこまで言われてはっとする。
私はまだ大学に受かったわけでもなければ、受かる可能性が高いわけでもないのだ。
恥ずかしい――
顔を上げていることに耐えられず俯くと、
「先のことを考えて行動するのは悪いことじゃありません。でも、まずは受かるための努力をしませんか?」
「……はい。でも、ホームレッスンになったら先生も代わってしまいますよね?」
「……それは、僕のレッスンがいいということですか?」
「はい。先生の指導はとてもわかりやすくて、自分に何が足りていないのか、どんな練習が必要なのか、その都度その都度きちんと納得して進むことができたので。それに、ようやく慣れてきたのに違う先生に代わってしまうのは抵抗があります」
「それもそうですね……。ものは相談なのですが、御園生さんのレッスン、今は日曜日ですが、ホームレッスンなら平日でも平気だったりしますか?」
「え?」
「今は学校の都合で日曜日って話でしょう? ホームレッスンでも変わりませんか?」
「いえ……自宅までいらしていただけるなら平日でも大丈夫です。遅くても七時までには帰宅しているので、それ以降でしたら……」
「マンションって話でしたが、七時以降でもピアノは弾けるんですか?」
「はい。完全防音されているので、問題ありません」
「……なら、大丈夫かな? 僕、ミュージックスクールで講師やっているのは日曜日だけなんです。ほかは大学の出張所へ出向くことが多いのですが、ライブやリサイタルがある日以外、夕方以降はフリーなので」
それはつまり――
「ホームレッスンでも先生のレッスンが受けられるんですか?」
「そういうことになりますね。それに、平日がそれだけ自由になるなら、受験前の集中レッスンも問題なさそうですし……。なので、ソルフェージュも僕が見ますよ」
そう言うと、先生はにこりと笑った。
先生との会話がひと段落着くと、ステージのピアノに意識が移る。
「ピアノがどうかしましたか?」
「あ……あの、飴色っぽい音がする子だな、と思って」
「面白いたとえをしますね。でも、わかる気がします。ちょっと年季が入った木に、艶が出てきたようなそんな音ですよね」
「そうなんです! なんというか、ほどよく乾燥していて軽やかな音なのに、深みとか豊かさはしっかりとあって」
共感してもらえたことが嬉しくて、思わず力説してしまう。すると、先生はおかしそうに声を立てて笑った。
「僕も人のことは言えないのですが、御園生さんもたいがいピアノバカですね」
「あ……はい。ピアノ、大好きです」
「じゃ、少し弾いてみますか?」
「えっ? でも――」
「大丈夫ですよ。お客さんもだいぶはけてますし……」
「……いいんですか?」
「ここの責任者は僕の兄なので」
その一言に、仙波楽器の御曹司であることを思い出す。
「じゃ、少しだけ……」
「その前に、手は完治しているんですよね?」
「はい。もう大丈夫です」
「でしたらどうぞ」
手を差し出され、ピアノまでの道のりを補助してもらった。
年季が入って真っ白とはいえない鍵盤に向かい、挨拶を済ませる。
ピアノさん、こんばんは。少しだけ弾かせてくださいね――
何を弾こうか考えて、人の知っている曲は避けることにした。
オリジナル曲なら多少間違えてもごまかしようがあるというもの。
そうだ、あれを弾こう。
あの曲は最初は単音から始まるし、ピアノの音色を楽しむにはもってこいの曲だ。
ゆっくりと鍵盤に手を載せ、音色を楽しみながら一曲を弾ききる。
気持ちよく弾き終えたら、そこら中から拍手が聞こえてきてびっくりする。
恐る恐るフロアへ視線を向ける。と、まだ会場に残っていたお客様や、先ほどまでステージで演奏していアーティストからの拍手だった。
聴かれていたことが恥ずかしくて動揺していると、
「座ったままでかまいませんから、まずは礼をしましょうか」
先生に促され、私は椅子にかけたまま小さくお辞儀をした。
いそいそとステージから下り壁際へ逃れて縮こまっていると、倉敷くんがやってきた。
「ど? ステージで演奏した感想は」
「穴があったら入りたい……」
壁に助けを乞いうな垂れていると、先生と倉敷くんに笑われた。
「なんで? 堂々としてたし安定した演奏だったじゃん」
「それは、人が聴いているなんて思わなかったからで――」
「何言ってんだよ。ピアノが鳴れば聴くだろ?」
確かに、ピアノが鳴ったら私も聴くし見る……。
そう思えば、好奇心に負けてピアノに手を出した自分が悔やまれる。
でも、甘く深みのある音で歌ってくれるピアノさんだった。
恥ずかしさを満足感に摩り替えようとしていると、ライブハウスのスタッフがやってきて、
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