290 / 1,060
第七章 つながり
18話
しおりを挟む
保健室を出てからも、ポケットにある鍵が気になっていた。
どこかで見たことがあるような気がして……。
でも、全然知らないもののような気もしてどうしてか気になる。
「翠葉?」
先に階段を上がる海斗くんに声をかけられてはっとする。
「ポケット、何か入ってるの?」
「え? あ、預かりもの?」
気づけばポケットの部分を無意識にぎゅっと握りしめていた。
「『もの?』って訊かれても困るんだけど……。ま、いいや。次は英語だよ」
言われて踊り場を通り過ぎ、最後の階段を上り始めた。
「眩暈は?」
「そんなにひどくは感じないから大丈夫」
「そう? 司から数値が良くないから気をつけろってメールが来たけど」
海斗くんは届いたメールを見せてくれた。
「あ……えと、学校を休んでいたときよりも軽いから、本当に大丈夫」
階段を上がりきると意外な顔があった。
「……学校を休んでたときの眩暈と比較してどうするつもり?」
紛れもなく司先輩。
本を片手に壁に寄りかかっていた。
「なんだよ。そんなところにいるくらいなら保健室まで来ればよかったのに」
「学校まで来て姉さんの顔を見る気にはなれない」
司先輩が眉間にしわを寄せるのはデフォルトだろうか。
「とにかく無理はするな」
そう言うと、司先輩は三階への階段を上りだした。
「翠葉、教室入るぞ」
「うん……。ねぇ、海斗くん……」
「何?」
「……本を持って立っていただけなのに、どうしてあんなに様になるの?」
「……司のこと?」
「そう……。いつも思うのだけど、どうして無駄に格好いいんだろう?」
「くっ……今度司に直接言ってやりなよ。俺は司の反応が楽しみ。ぜひその場に居合わせたい!」
海斗くんは面白そうに笑って教室のドアを開けた。
席に着くとすぐに川岸先生が入ってきて、桃華さんたちとは話す時間がなかったけれど、桃華さんや飛鳥ちゃんが視界に入るだけでほっとする。
「御園生」
「はいっ!?」
突然先生に声をかけられてびっくりした。
「授業始めと終わりにある挨拶には立たなくていいぞ。座ったまま礼だけでかまわないからな。ほかの授業も同様。湊先生から話があったから教師陣は納得済みだ。さ、ほかの連中は立てー!」
みんながガタガタと席を立つと佐野くんの号令が響いた。
「気を付け、礼っ」
この学校は日直は日直でいるものの、授業始めや終わりの号令はクラス委員がすることになっている。
日ごろからクラス委員の指示で何かを通して行っていると、緊急時やクラスでの話し合いにおいて統率が取りやすくなるのだとか……。
授業ではとくに困ることはなかった。
それは毎日のノートをみんなが日替わりで取ってくれていたから。
それがなければ、この一週間でかなりの遅れを取っていたことだろう。
本当に、みんなには感謝してもしきれないくらいだ。
授業が終わるとホームルーム後のように、川岸先生から声がかかった。
すると、すぐに飛鳥ちゃんが立ち上がる。
「先生ばかりずるいっ! 今度は私たちが保健室まで付き添います」
「ははっ、じゃ頼んだ。次の授業に遅れるなよー」
川岸先生は手を振って教室を出ていった。
「ってことで、保健室まで送るわ」
桃華さんと飛鳥ちゃんが席をち手を差し伸べてくれた。
「ありがとう」
ただそう答えただけなのに、海斗くんに頭をわしわしとされた。
「ようやく普通に『ありがとう』って言ってくれるようになったな」
海斗くんが満足そうに言う。
普通に、ありがとう……?
桃華さんに促されて教室を出るころには佐野くんも合流していた。
「御園生はさ、まるで『ごめんなさい』を言う顔をして『ありがとう』って言うんだ。でも、最近は少し変わってきたから。海斗はそれが言いたいんだろ?」
佐野くんが海斗くんを振り返ると、
「そうそう、『心配かけてごめんなさい』『迷惑かけてごめんなさい』。それが抜けて、やっと『ありがとう』って言ってくれるようになったのに、顔が伴ってないこと多々」
海斗くんがイヒヒと笑う。
「でも、さっきの『ありがとう』は顔もちゃんと『ありがとう』だったよね!」
と、飛鳥ちゃんに抱きつかれた。
「飛鳥、階段で抱きつくのはやめなさい」
「立花、階段で抱きつくのはやめておけ」
桃華さんと佐野くんが口を揃えて同じことを言う。
言われた飛鳥ちゃんはしゅんとし、私と海斗くんは顔を見合わせて笑った。
「おまえたち、前世では双子なんじゃね?」
「桃華さんと佐野くんの言葉が重なるの、よくあるよね?」
そんな話をしているうちに保健室に着いてしまった。
「次は生徒総会だから、私と海斗は来れないけど、佐野と飛鳥が迎えにくるわ」
桃華さんにそう言われて保健室の前で別れた。
「またあとで来るからねーーーっっっ!」
飛鳥ちゃんは器用に後ろ向きで歩いている。……というよりは、海斗くんと桃華さんに引き摺られて歩いている、というのが正しい気がする。
みんなに手を振ってから保健室に入った。
「リィっ!」
「え? ……唯兄?」
「ごめんっ、午後まで待てなくて来ちゃったんだ」
あ、鍵っ――
ポケットから取り出して唯兄に渡すと、唯兄はほっとした顔をし、唯兄の後ろで湊先生が小さくため息をついた。
唯兄はすぐに燻し銀のチェーンに鍵を通す。
「昔はさ、これに通して身につけてたんだ。でも、鍵が結構かわいすぎてね。恥ずかしくなってキーケースにつけてた」
なんと言ったらいいのかわからずにいると、
「なくすのが怖ければやっぱり常に身に付けておくべきかな、と。とりあえずまた首からぶら下げておくことにする。見つけてくれてありがとう」
「……とても大切な鍵なのね?」
「そう、すごく大切な鍵」
唯兄はペンダントトップになった小さな鍵を胸元で握り締める。
あ、れ……? 前にもどこかでこんな仕草を見たことがない……?
それはいつ、どこで?
「四時過ぎにはまた迎えに来るから! じゃ、勉強がんばってね」
唯兄は中庭から出ていった。
「呆気に取られてるみたいね? 若槻にとってはそのくらい大切なものなのよ」
湊先生にベッドへ移動するように促される。
呆気に取られているというか……。
今朝、あの鍵を見てからずっと何かが引っかかっていて、どうもすっきりしないというほうが正しい。
そして、ペンダントトップになった鍵。それを大切に握りしめる手――
私、やっぱり何かを知っている気がするのだけど……。でも、何も知らない気もする。
私が知っているものは、何? 私が知らないものは、何?
「翠葉?」
「……先生、あの鍵は唯兄の私物で、私が唯兄に会う前に見ている可能性なんてないですよね?」
「……ないと思うけど。どうかしたの?」
「……いえ、なんとなく気になっただけなんです」
「そう?」
「……はい」
「じゃ、とりあえずこの一時間は休むことね」
そう言うと、カーテンを閉めて出ていった。
……やっぱり私の気のせいなのだろうか。
どこかで見たことがあるような気がして……。
でも、全然知らないもののような気もしてどうしてか気になる。
「翠葉?」
先に階段を上がる海斗くんに声をかけられてはっとする。
「ポケット、何か入ってるの?」
「え? あ、預かりもの?」
気づけばポケットの部分を無意識にぎゅっと握りしめていた。
「『もの?』って訊かれても困るんだけど……。ま、いいや。次は英語だよ」
言われて踊り場を通り過ぎ、最後の階段を上り始めた。
「眩暈は?」
「そんなにひどくは感じないから大丈夫」
「そう? 司から数値が良くないから気をつけろってメールが来たけど」
海斗くんは届いたメールを見せてくれた。
「あ……えと、学校を休んでいたときよりも軽いから、本当に大丈夫」
階段を上がりきると意外な顔があった。
「……学校を休んでたときの眩暈と比較してどうするつもり?」
紛れもなく司先輩。
本を片手に壁に寄りかかっていた。
「なんだよ。そんなところにいるくらいなら保健室まで来ればよかったのに」
「学校まで来て姉さんの顔を見る気にはなれない」
司先輩が眉間にしわを寄せるのはデフォルトだろうか。
「とにかく無理はするな」
そう言うと、司先輩は三階への階段を上りだした。
「翠葉、教室入るぞ」
「うん……。ねぇ、海斗くん……」
「何?」
「……本を持って立っていただけなのに、どうしてあんなに様になるの?」
「……司のこと?」
「そう……。いつも思うのだけど、どうして無駄に格好いいんだろう?」
「くっ……今度司に直接言ってやりなよ。俺は司の反応が楽しみ。ぜひその場に居合わせたい!」
海斗くんは面白そうに笑って教室のドアを開けた。
席に着くとすぐに川岸先生が入ってきて、桃華さんたちとは話す時間がなかったけれど、桃華さんや飛鳥ちゃんが視界に入るだけでほっとする。
「御園生」
「はいっ!?」
突然先生に声をかけられてびっくりした。
「授業始めと終わりにある挨拶には立たなくていいぞ。座ったまま礼だけでかまわないからな。ほかの授業も同様。湊先生から話があったから教師陣は納得済みだ。さ、ほかの連中は立てー!」
みんながガタガタと席を立つと佐野くんの号令が響いた。
「気を付け、礼っ」
この学校は日直は日直でいるものの、授業始めや終わりの号令はクラス委員がすることになっている。
日ごろからクラス委員の指示で何かを通して行っていると、緊急時やクラスでの話し合いにおいて統率が取りやすくなるのだとか……。
授業ではとくに困ることはなかった。
それは毎日のノートをみんなが日替わりで取ってくれていたから。
それがなければ、この一週間でかなりの遅れを取っていたことだろう。
本当に、みんなには感謝してもしきれないくらいだ。
授業が終わるとホームルーム後のように、川岸先生から声がかかった。
すると、すぐに飛鳥ちゃんが立ち上がる。
「先生ばかりずるいっ! 今度は私たちが保健室まで付き添います」
「ははっ、じゃ頼んだ。次の授業に遅れるなよー」
川岸先生は手を振って教室を出ていった。
「ってことで、保健室まで送るわ」
桃華さんと飛鳥ちゃんが席をち手を差し伸べてくれた。
「ありがとう」
ただそう答えただけなのに、海斗くんに頭をわしわしとされた。
「ようやく普通に『ありがとう』って言ってくれるようになったな」
海斗くんが満足そうに言う。
普通に、ありがとう……?
桃華さんに促されて教室を出るころには佐野くんも合流していた。
「御園生はさ、まるで『ごめんなさい』を言う顔をして『ありがとう』って言うんだ。でも、最近は少し変わってきたから。海斗はそれが言いたいんだろ?」
佐野くんが海斗くんを振り返ると、
「そうそう、『心配かけてごめんなさい』『迷惑かけてごめんなさい』。それが抜けて、やっと『ありがとう』って言ってくれるようになったのに、顔が伴ってないこと多々」
海斗くんがイヒヒと笑う。
「でも、さっきの『ありがとう』は顔もちゃんと『ありがとう』だったよね!」
と、飛鳥ちゃんに抱きつかれた。
「飛鳥、階段で抱きつくのはやめなさい」
「立花、階段で抱きつくのはやめておけ」
桃華さんと佐野くんが口を揃えて同じことを言う。
言われた飛鳥ちゃんはしゅんとし、私と海斗くんは顔を見合わせて笑った。
「おまえたち、前世では双子なんじゃね?」
「桃華さんと佐野くんの言葉が重なるの、よくあるよね?」
そんな話をしているうちに保健室に着いてしまった。
「次は生徒総会だから、私と海斗は来れないけど、佐野と飛鳥が迎えにくるわ」
桃華さんにそう言われて保健室の前で別れた。
「またあとで来るからねーーーっっっ!」
飛鳥ちゃんは器用に後ろ向きで歩いている。……というよりは、海斗くんと桃華さんに引き摺られて歩いている、というのが正しい気がする。
みんなに手を振ってから保健室に入った。
「リィっ!」
「え? ……唯兄?」
「ごめんっ、午後まで待てなくて来ちゃったんだ」
あ、鍵っ――
ポケットから取り出して唯兄に渡すと、唯兄はほっとした顔をし、唯兄の後ろで湊先生が小さくため息をついた。
唯兄はすぐに燻し銀のチェーンに鍵を通す。
「昔はさ、これに通して身につけてたんだ。でも、鍵が結構かわいすぎてね。恥ずかしくなってキーケースにつけてた」
なんと言ったらいいのかわからずにいると、
「なくすのが怖ければやっぱり常に身に付けておくべきかな、と。とりあえずまた首からぶら下げておくことにする。見つけてくれてありがとう」
「……とても大切な鍵なのね?」
「そう、すごく大切な鍵」
唯兄はペンダントトップになった小さな鍵を胸元で握り締める。
あ、れ……? 前にもどこかでこんな仕草を見たことがない……?
それはいつ、どこで?
「四時過ぎにはまた迎えに来るから! じゃ、勉強がんばってね」
唯兄は中庭から出ていった。
「呆気に取られてるみたいね? 若槻にとってはそのくらい大切なものなのよ」
湊先生にベッドへ移動するように促される。
呆気に取られているというか……。
今朝、あの鍵を見てからずっと何かが引っかかっていて、どうもすっきりしないというほうが正しい。
そして、ペンダントトップになった鍵。それを大切に握りしめる手――
私、やっぱり何かを知っている気がするのだけど……。でも、何も知らない気もする。
私が知っているものは、何? 私が知らないものは、何?
「翠葉?」
「……先生、あの鍵は唯兄の私物で、私が唯兄に会う前に見ている可能性なんてないですよね?」
「……ないと思うけど。どうかしたの?」
「……いえ、なんとなく気になっただけなんです」
「そう?」
「……はい」
「じゃ、とりあえずこの一時間は休むことね」
そう言うと、カーテンを閉めて出ていった。
……やっぱり私の気のせいなのだろうか。
5
あなたにおすすめの小説
光のもとで2
葉野りるは
青春
一年の療養を経て高校へ入学した翠葉は「高校一年」という濃厚な時間を過ごし、
新たな気持ちで新学期を迎える。
好きな人と両思いにはなれたけれど、だからといって順風満帆にいくわけではないみたい。
少し環境が変わっただけで会う機会は減ってしまったし、気持ちがすれ違うことも多々。
それでも、同じ時間を過ごし共に歩めることに感謝を……。
この世界には当たり前のことなどひとつもなく、あるのは光のような奇跡だけだから。
何か問題が起きたとしても、一つひとつ乗り越えて行きたい――
(10万文字を一冊として、文庫本10冊ほどの長さです)
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
みんなの女神サマは最強ヤンキーに甘く壊される
けるたん
青春
「ほんと胸がニセモノで良かったな。貧乳バンザイ!」
「離して洋子! じゃなきゃあのバカの頭をかち割れないっ!」
「お、落ちついてメイちゃんっ!? そんなバットで殴ったら死んじゃう!? オオカミくんが死んじゃうよ!?」
県立森実高校には2人の美の「女神」がいる。
頭脳明晰、容姿端麗、誰に対しても優しい聖女のような性格に、誰もが憧れる生徒会長と、天は二物を与えずという言葉に真正面から喧嘩を売って完膚なきまでに完勝している完全無敵の双子姉妹。
その名も『古羊姉妹』
本来であれば彼女の視界にすら入らないはずの少年Bである大神士狼のようなロマンティックゲス野郎とは、縁もゆかりもない女の子のはずだった。
――士狼が彼女たちを不審者から助ける、その日までは。
そして『その日』は突然やってきた。
ある日、夜遊びで帰りが遅くなった士狼が急いで家へ帰ろうとすると、古羊姉妹がナイフを持った不審者に襲われている場面に遭遇したのだ。
助け出そうと駆け出すも、古羊姉妹の妹君である『古羊洋子』は助けることに成功したが、姉君であり『古羊芽衣』は不審者に胸元をザックリ斬りつけられてしまう。
何とか不審者を撃退し、急いで応急処置をしようと士狼は芽衣の身体を抱き上げた……その時だった!
――彼女の胸元から冗談みたいにバカデカい胸パッドが転げ落ちたのは。
そう、彼女は嘘で塗り固められた虚乳(きょにゅう)の持ち主だったのだ!
意識を取り戻した芽衣(Aカップ)は【乙女の秘密】を知られたことに発狂し、士狼を亡き者にするべく、その場で士狼に襲い掛かる。
士狼は洋子の協力もあり、何とか逃げることには成功するが翌日、芽衣の策略にハマり生徒会に強制入部させられる事に。
こうして古羊芽衣の無理難題を解決する大神士狼の受難の日々が始まった。
が、この時の古羊姉妹はまだ知らなかったのだ。
彼の蜂蜜のように甘い優しさが自分たち姉妹をどんどん狂わせていくことに。
※【カクヨム】にて編掲載中。【ネオページ】にて序盤のみお試し掲載中。【Nolaノベル】【Tales】にて完全版を公開中。
イラスト担当:さんさん
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について
おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である
そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。
なんと、彼女は学園のマドンナだった……!
こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。
彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。
そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。
そして助けられた少女もまた……。
二人の青春、そして成長物語をご覧ください。
※中盤から甘々にご注意を。
※性描写ありは保険です。
他サイトにも掲載しております。
学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?
宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。
栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。
その彼女に脅された。
「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」
今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。
でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる!
しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ??
訳が分からない……。それ、俺困るの?
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる