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第十章 なくした宝物
29話
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――こんな身体いらない。
何度そう思っただろう。
痛みさえなかったらいいのに。痛みを感じる神経さえなければいいのに。
――痛覚神経を切ってほしい。
私にはとても切実な願いだった。でも、先生は言う。
「スイハ、そいつはやめとこうや。痛みはシグナルだ。それをなくすのは得策とは言えねぇ」
昨晩から時折やってくる激痛発作。
痛みだけではなく、全身痙攣まで起こしていた。
最初はどうして震えが止まらないのか不安で仕方がなかった。痛みに加え、全身が引きつったような感じがして怖かった。
先生は治療をしながら、痙攣であることを教えてくれた。そして、私の脳波にもMRIにも異常がなかったことから、脳の病気ではないということも。
全身に移動する痛みのせいで、筋肉が収縮して痙攣発作をおこしているのだと教えてくれた。
さっきの発作で四回目――
あと何度来るのだろうか。これがずっと続くのだろうか……。
痛みは身体も心も休ませてはくれない。そして、私と先生、どちらをも休ませてはくれない。
それはものすごくつらいことなのに、いつもとは違うと感じていた。一緒に「痛み」と闘ってくれる人がいる――そう思えたから。
鍼を刺しても次々と移動する痛みに、先生は追うことをやめずに鍼を刺し続けてくれた。
でも、激痛発作は怖い。一緒に闘ってくれる人がいても、痛みが軽減されるわけでもなければ、つらいことに変わりはないのだ。
怖い――痛みがくるそのときが怖くてたまらない。
目が覚めて、応接セットの方へ視線を向けるとソファ にタオルケットがかかっているた。きっと、先生はずっとこの病室にいてくれたのだろう。
「先生、眠れた……?」
「嘘をついても仕方ねぇしな。仮眠を取る程度には寝たさ」
先生はあくびをしながら答え、窓際へ行くとカーテンを開けた。
「スイハはもう少し休め。夜中からあんな状態じゃ、おまえだって休めてないだろ。飯ができたら起こしてやる。それまでは休め」
瞼に手を翳し、「眠れ」と言われる。
「あのね……前にも――前にも誰かがこうしてくれた気がするの。でも、思い出せない……」
あれは誰だったのかな。
いつ、どこで、誰が……どうして――
「今は何も考えずに寝ちまいな」
「はい……」
言葉は雑だけど、相馬先生はとても優しい。言葉がストンと胸に落ちてくる気がした――
二度目の発作は午前中、三度目の発作はお昼過ぎ。
四度目の発作は夕方で、発作を起こしているときに楓先生がやってきた。
顔を見ることはできなかったけれど、かろうじて声で判別できたし、内容を聞くこともできた。
ツカサ、電話……出ないんじゃなくて出られなかったのね。
それを知ることができてほっとした。
痛みは続いているのに変な気分。
痛いのに、気持ちの一部はほっとして力が抜けたような、そんな気がしたから。
「よくがんばったな……」
そう声をかけてくれたのは昇さんだった。
「痛いの、もう、やだ……」
痛みはだいぶ引いたのに、弱音を吐くと涙も一緒に零れる。
こんなことを口にしたくはないのに、泣きたくないのに――
「……やっと口にしたな。それが普通。誰だって痛い思いはしたくないさ。やだって泣いていいんだ。相馬に助けてくれって縋っていんだ」
「でも――相馬先生、ずっと……ずっと一緒に……」
しゃくり上げるものが止まらず、きちんと話せない。
「一緒に、闘ってくれてたのに――私だけ、弱音……やだ」
「……いいんだよ。俺たちは医者なんだから」
昇さんはティッシュで涙を拭ってくれた。
「少し落ち着いたらトリガーポイントブロックをしよう」
「前……昇さんが、治療、してくれてた?」
「そう……。本当はさ、その筋の専門医待ちだったんだけど、さすがにこれはひどいと相馬も判断したよ」
専門医待ち……?
「相馬は帰国前から涼さんに打診してたんだ。麻酔科医の腕利きをひとり貸してくれって。その医師のスケジュールを調整するのに時間がかかってた。俺は麻酔を扱うことはできるが、専門医ではないから大したスキルを持っているわけじゃない。麻酔科っていうのはさ、かなり特殊な科なんだ。医大を出て国家試験をパスしても、二年間は麻酔科の現場指導医のもとで働かないと取れない資格ってものがある。それを取らないことには一端の麻酔科とは言えないんだ」
麻酔科の先生って大変なのね……。
「楓の指導医のスケジュールを調整してもらってたんだが、ようやく調整が済んだ。それまでは俺で勘弁してな」
その言葉にブンブンと顔を横に振る。
「昇さんの治療でとても楽になれたもの……。だから、あの治療を再開してもらえるのはすごく嬉しい」
「そうか……」
昇さんは寂しそうに笑った。
それがどうしてかわからず訊こうと思ったら、
「これは見たのか?」
サイドテーブルに置かれた白い封筒を見せられた。
それは、楓先生がツカサから預かってきたという封筒。
「あ……まだです」
「少し休んでから見ればいい」
「今すぐ見たい……」
「今は休め。それ以上身体に負荷をかけるな。それに、これは逃げないだろ」
と、枕元にやけに分厚い封筒を置かれた。
「あと三十分もすれば相馬が夕飯持って戻ってくる。せめてそれまでは休め」
「……はい。でも……疲れすぎてて食べたくないです」
疲労がマックスまでくると、どうしても物を食べられる気がしない。
「少しでもいいから食べろ。相馬が来るまでは俺が付いてる」
「だから寝ろ」と言うかのように、スツールに腰掛けた。
昇さんの服装は術着のまま。いつもの術着とは違うグリーンの術着。
先生、私、知ってるよ? それが手術室用の術着って……。
きっと、手術が終わったその足で来てくれたのだろう。
そんなことを考えていると、
「ほら、目ぇ瞑れ」
と、相馬先生と同じように瞼に手を翳してくれた。
ただでさえずっと横になっている。けれども、相馬先生も昇さんも、顔を見るたびに休めと言う。
確かに、痛みがくれば強制的にそれと対峙しなくてはいけなくなる。だからなのだろう……。
「眠れるときに寝ろ」とか、「少しでも身体を休ませろ」とか、「あまり難しいことは考えるな」とか……。
身体は動かせなくても、考えなくちゃいけないことはたくさんあるのに……。
相馬先生も蓄積されたストレスを片付けろと言ったのに、発作を起こし始めてからはまるで逆。
「とりあえず休め。何も考えずに休め」
そればかり言われていた――
何度そう思っただろう。
痛みさえなかったらいいのに。痛みを感じる神経さえなければいいのに。
――痛覚神経を切ってほしい。
私にはとても切実な願いだった。でも、先生は言う。
「スイハ、そいつはやめとこうや。痛みはシグナルだ。それをなくすのは得策とは言えねぇ」
昨晩から時折やってくる激痛発作。
痛みだけではなく、全身痙攣まで起こしていた。
最初はどうして震えが止まらないのか不安で仕方がなかった。痛みに加え、全身が引きつったような感じがして怖かった。
先生は治療をしながら、痙攣であることを教えてくれた。そして、私の脳波にもMRIにも異常がなかったことから、脳の病気ではないということも。
全身に移動する痛みのせいで、筋肉が収縮して痙攣発作をおこしているのだと教えてくれた。
さっきの発作で四回目――
あと何度来るのだろうか。これがずっと続くのだろうか……。
痛みは身体も心も休ませてはくれない。そして、私と先生、どちらをも休ませてはくれない。
それはものすごくつらいことなのに、いつもとは違うと感じていた。一緒に「痛み」と闘ってくれる人がいる――そう思えたから。
鍼を刺しても次々と移動する痛みに、先生は追うことをやめずに鍼を刺し続けてくれた。
でも、激痛発作は怖い。一緒に闘ってくれる人がいても、痛みが軽減されるわけでもなければ、つらいことに変わりはないのだ。
怖い――痛みがくるそのときが怖くてたまらない。
目が覚めて、応接セットの方へ視線を向けるとソファ にタオルケットがかかっているた。きっと、先生はずっとこの病室にいてくれたのだろう。
「先生、眠れた……?」
「嘘をついても仕方ねぇしな。仮眠を取る程度には寝たさ」
先生はあくびをしながら答え、窓際へ行くとカーテンを開けた。
「スイハはもう少し休め。夜中からあんな状態じゃ、おまえだって休めてないだろ。飯ができたら起こしてやる。それまでは休め」
瞼に手を翳し、「眠れ」と言われる。
「あのね……前にも――前にも誰かがこうしてくれた気がするの。でも、思い出せない……」
あれは誰だったのかな。
いつ、どこで、誰が……どうして――
「今は何も考えずに寝ちまいな」
「はい……」
言葉は雑だけど、相馬先生はとても優しい。言葉がストンと胸に落ちてくる気がした――
二度目の発作は午前中、三度目の発作はお昼過ぎ。
四度目の発作は夕方で、発作を起こしているときに楓先生がやってきた。
顔を見ることはできなかったけれど、かろうじて声で判別できたし、内容を聞くこともできた。
ツカサ、電話……出ないんじゃなくて出られなかったのね。
それを知ることができてほっとした。
痛みは続いているのに変な気分。
痛いのに、気持ちの一部はほっとして力が抜けたような、そんな気がしたから。
「よくがんばったな……」
そう声をかけてくれたのは昇さんだった。
「痛いの、もう、やだ……」
痛みはだいぶ引いたのに、弱音を吐くと涙も一緒に零れる。
こんなことを口にしたくはないのに、泣きたくないのに――
「……やっと口にしたな。それが普通。誰だって痛い思いはしたくないさ。やだって泣いていいんだ。相馬に助けてくれって縋っていんだ」
「でも――相馬先生、ずっと……ずっと一緒に……」
しゃくり上げるものが止まらず、きちんと話せない。
「一緒に、闘ってくれてたのに――私だけ、弱音……やだ」
「……いいんだよ。俺たちは医者なんだから」
昇さんはティッシュで涙を拭ってくれた。
「少し落ち着いたらトリガーポイントブロックをしよう」
「前……昇さんが、治療、してくれてた?」
「そう……。本当はさ、その筋の専門医待ちだったんだけど、さすがにこれはひどいと相馬も判断したよ」
専門医待ち……?
「相馬は帰国前から涼さんに打診してたんだ。麻酔科医の腕利きをひとり貸してくれって。その医師のスケジュールを調整するのに時間がかかってた。俺は麻酔を扱うことはできるが、専門医ではないから大したスキルを持っているわけじゃない。麻酔科っていうのはさ、かなり特殊な科なんだ。医大を出て国家試験をパスしても、二年間は麻酔科の現場指導医のもとで働かないと取れない資格ってものがある。それを取らないことには一端の麻酔科とは言えないんだ」
麻酔科の先生って大変なのね……。
「楓の指導医のスケジュールを調整してもらってたんだが、ようやく調整が済んだ。それまでは俺で勘弁してな」
その言葉にブンブンと顔を横に振る。
「昇さんの治療でとても楽になれたもの……。だから、あの治療を再開してもらえるのはすごく嬉しい」
「そうか……」
昇さんは寂しそうに笑った。
それがどうしてかわからず訊こうと思ったら、
「これは見たのか?」
サイドテーブルに置かれた白い封筒を見せられた。
それは、楓先生がツカサから預かってきたという封筒。
「あ……まだです」
「少し休んでから見ればいい」
「今すぐ見たい……」
「今は休め。それ以上身体に負荷をかけるな。それに、これは逃げないだろ」
と、枕元にやけに分厚い封筒を置かれた。
「あと三十分もすれば相馬が夕飯持って戻ってくる。せめてそれまでは休め」
「……はい。でも……疲れすぎてて食べたくないです」
疲労がマックスまでくると、どうしても物を食べられる気がしない。
「少しでもいいから食べろ。相馬が来るまでは俺が付いてる」
「だから寝ろ」と言うかのように、スツールに腰掛けた。
昇さんの服装は術着のまま。いつもの術着とは違うグリーンの術着。
先生、私、知ってるよ? それが手術室用の術着って……。
きっと、手術が終わったその足で来てくれたのだろう。
そんなことを考えていると、
「ほら、目ぇ瞑れ」
と、相馬先生と同じように瞼に手を翳してくれた。
ただでさえずっと横になっている。けれども、相馬先生も昇さんも、顔を見るたびに休めと言う。
確かに、痛みがくれば強制的にそれと対峙しなくてはいけなくなる。だからなのだろう……。
「眠れるときに寝ろ」とか、「少しでも身体を休ませろ」とか、「あまり難しいことは考えるな」とか……。
身体は動かせなくても、考えなくちゃいけないことはたくさんあるのに……。
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そればかり言われていた――
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