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むかしむかしあるところに(一つだけ読めば次に進めます)
二人のおばあさんがいました
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桃色の衣の花さん、生成り色の衣の月さん、二人は好敵手、今で言うとライバルです。
若いころから、なにかと競い合っていました。
今日も二人で洗濯に困っていたおじいさんを助けていました。
「そろそろアタシに譲ったらどうだい?」
「そっちこそわたしに譲りなさいよ」
洗濯物をガシガシと足で踏んで汚れを落とします。
そこへ川の中から子カッパが出てきます。
「すみませーん」
「えっ、カッパ⁉︎」
「なんだって!」
花さんも月さんもびっくり
「まるまる山ってどっちですか?」
まるまる山は村の近くにある山でした。
子カッパは散歩から帰る時に来た道を戻ろうしましたが、丸太で行き止まりで遠回りをしたら迷子になってしまったそうです。
「アタシがまるまる山まで連れて行くわ」
花さんは言いました。
「ちょっと!わたしも行くわ」
花さんと月さんは急いで洗濯を終わらせて、桶と棒と縄で籠を作りました。。
えっほ えっほ えっほ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ
「揺れは大丈夫かい?」
「問題ないです」
「さて、どんどん登るわよ」
花さんと月さんは山道をどんどん進みます。
森の奥深くに湖がありました。
お母さんカッパは子どもが帰ってこないことを心配していました。
「どこ行ったのかしら?」
「おかあさーん」
そこへ月さんと花さんに運ばれて子カッパが戻りました。
「あらまあ」
子カッパは迷子になっていたことろを二人に助けられたことをお母さんカッパに伝えました。
「わざわざ、ありがとうございます。そうだ! お礼にこちらをお渡しします。」
若いころから、なにかと競い合っていました。
今日も二人で洗濯に困っていたおじいさんを助けていました。
「そろそろアタシに譲ったらどうだい?」
「そっちこそわたしに譲りなさいよ」
洗濯物をガシガシと足で踏んで汚れを落とします。
そこへ川の中から子カッパが出てきます。
「すみませーん」
「えっ、カッパ⁉︎」
「なんだって!」
花さんも月さんもびっくり
「まるまる山ってどっちですか?」
まるまる山は村の近くにある山でした。
子カッパは散歩から帰る時に来た道を戻ろうしましたが、丸太で行き止まりで遠回りをしたら迷子になってしまったそうです。
「アタシがまるまる山まで連れて行くわ」
花さんは言いました。
「ちょっと!わたしも行くわ」
花さんと月さんは急いで洗濯を終わらせて、桶と棒と縄で籠を作りました。。
えっほ えっほ えっほ
ちゃぷ ちゃぷ ちゃぷ
「揺れは大丈夫かい?」
「問題ないです」
「さて、どんどん登るわよ」
花さんと月さんは山道をどんどん進みます。
森の奥深くに湖がありました。
お母さんカッパは子どもが帰ってこないことを心配していました。
「どこ行ったのかしら?」
「おかあさーん」
そこへ月さんと花さんに運ばれて子カッパが戻りました。
「あらまあ」
子カッパは迷子になっていたことろを二人に助けられたことをお母さんカッパに伝えました。
「わざわざ、ありがとうございます。そうだ! お礼にこちらをお渡しします。」
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