銃弾と攻撃魔法・無頼の少女

立川ありす

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第22章 神になりたかった男

日常1

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 よく晴れた平日の早朝。
 旧市街地は讃原さんばら町の、とある民家の玄関で――

「――それじゃあ行ってくるわ」
「気をつけて行ってくるのよ」
「わかってる」
 キッチンから聞こえる朝食の準備中の母親の声に、ジャージ姿の少女が答える。
 スニーカーを履く動作に合わせてセミロングの髪がゆれる。
 如月小夜子だ。

 そのまま「行ってきまーす」と続けながら家を出る。
 玄関ドアをガチャリと閉め、冷たい早朝の空気に一瞬だけ身震いする。
 だが、すぐに人気のない通りを慣れた調子で走りだす。

 如月小夜子の朝は早い。
 何故なら煙立つ鏡テスカトリポカに「力が欲しい」と願ってから、小夜子は遍在する霊の言葉に耳を傾け、従い続けている。

 煙るように見え隠れする古代の霊は小夜子に様々な指示を成す。
 そのひとつが継続的なトレーニングだ。
 何故なら【ジャガーの戦士オセロメー】【コヨーテの戦士コヨメー】による身体強化は素の身体能力への上乗せだ。
 術者が普段から鍛えていれば、強化した身体もより強力になる。
 重火器も同様。銃弾を雨あられと叩きつけるにも適切な運動神経は必要だ。
 つまり戦闘の基礎は体力。
 それら資産を持続可能かつ無理のない範囲で維持する日々の務めは、小夜子が望む絶対的な『力』の礎となる。

 小夜子が霊と認識するそれは、いわば術者と世界を繋ぐインターフェース。
 術者が『力』を欲するなら、それを実現する手段を世界そのものから検索する。
 なので小夜子は今日も朝からランニングだ。

 ちなみに残念ながらサチはいない。
 人気のない早朝にサチと並んで街を散策できれば最高だと思うのだが、サチは朝が弱いので毎日のように誘うのは気が引ける。
 そもそも小夜子もサチも執行人エージェントとして戦闘訓練のメニューはこなしているのだ。
 それ以上のトレーニングは趣味の範疇と言えなくもない。

「……空気が綺麗ね」
『汝ガ望ム敵ハ、付近ニハ存在シナイヨウダ』
「それならそれで良いわ」
 首元で揺れるペンダントに映る煙立つ鏡テスカトリポカの声に答えつつ、自分のペースを維持しながら、見慣れた通りをほどほどのスピードで走る。
 日課なのでペース配分も慣れたもの。
 霊の声は余人には聞こえないので答える声も控えめだ。

 裏の世界に関わりのない母親が言う「気をつけて」は、娘に危険を未然に察知して可能な限り遠ざかってほしいという意味だ。
 年頃の若い娘を持つ親としては当然の思惑だ。
 お隣の日比野さんの息子さんは数年前に事故で亡くなったと聞くし、娘の身を必要以上に気遣うのも不思議な事ではない。
 それに最近はいろいろ物騒だ。
 先日は埼玉でテロがあって、多数の犠牲者が出たとニュースでも言っていた。

 対して小夜子の「わかってる」という言葉の意味は、危険を未然に察知して可能な限り速やかに対処し解消するという意味だ。
 なぜなら小夜子は【機関】の術者。
 中でもAランクに相応しいと認められた希少かつ強力な執行人エージェントだ。
 余人には対処不可能なトラブルに対処する責務と、何より『力』がある。

 小夜子の幼馴染だった日比野陽介も執行人エージェントだった。
 だが彼は怪異との戦闘で帰らぬ人となった。
 あの頃の小夜子は躊躇していたからだ。
 人の形をした怪異を、できれば殺したくないと思っていた。
 だが敵はそうは思っていなかった。
 それに埼玉の一角でのテロ報道の真相は大規模な怪異の襲撃で、それによって多数の犠牲者が出た事も知っている。
 その方面には支部最強のSランクが出向していたのにだ。

 つまり、安全は他人まかせにはできない。
 力ある人間が率先して動かなければ、大事なものは容易く速やかに失われる。
 それがネガティブで慎重な小夜子が十年そこそこの人生で得た教訓だ。

 そのように親娘の間で些細な見解の相違があったりはするが気にしない。
 小夜子は慣れた調子で周囲を警戒しながら走る。
 トレーニングを兼ねた、実質的にはパトロールでもある。

 吐き出した息と入れ替えに吸いこむ早朝の空気が運動中の身体に心地よい。
 煙立つ鏡テスカトリポカの言葉通り、付近に脂虫はいないようだ。
 それならそれで平和にランニングを満喫すればいい。
 事情が変わって行く先でくわえ煙草の人型怪異と出くわしたとしても、そこで別のトレーニングを始めればいい。

 そんな思惑を胸に秘めつつ白い息を吐きながら通りを走る最中――

「――あっ紅葉ちゃん。……楓さんも」
「おはようございます、小夜子先輩」
「おや奇遇ですね。小夜子さんもランニングですか?」
「ええ、まあ……」
 見知った姉妹と出くわして挨拶する。

 曲がった角の先を走っていたのは、ジャージを着こんだ桂木姉妹だ。
 ポニーテールの紅葉が礼儀正しく挨拶を返す。おしゃれ眼鏡の楓も倣う。
 彼女らもトレーニングを兼ねたパトロールの最中なのだろうか。

 ウアブ魔術師の桂木楓。
 ウアブ呪術師の桂木紅葉。
 どちらも小夜子よりキャリアこそ短いが手練れの仕事人トラブルシューターだ。
 小夜子やサチも、過去に【機関】の作戦で彼女らと組んで手ごわい怪異の群れを蹴散らした事が何度もある。2人は得難い戦友だ。

 にもかかわらず微妙に小夜子の目つきが冷たいのは、さわやかにランニングしている紅葉の後ろで楓はメジェド神に乗って宙に浮いていたからだ。
 目と脚しかない低位の魔神に女子高生が座っている絵面は中々にシュール。
 流石に彼女が修めたウアブ魔術のひとつ【消失のヴェールヘペス・セバ】による認識阻害で余人には見えないようにしているのだろうが、相変わらず自由奔放だ。
 わざわざジャージ着てるのに。
 あと走ってないし。『も』じゃないし。

 桂木姉妹の姉の方こと桂木楓は小夜子と同学年で、人型怪異どもに対する敵意と残忍さは小夜子に劣る事はない。
 悪臭と犯罪をまき散らす害畜どもを根絶やさんと欲する決意も小夜子と同じ。
 戦場での同僚として彼女ほど頼れる術者はいない。
 生命の操作に特化したウアブ魔術を駆使し、脂虫どもに常軌を逸した苦痛をもたらしながら殺しまくる、真に怪異の天敵だ。

 だが半面、楓さんは日常生活での奇人具合も大概だ。
 知的で優雅な見た目と雰囲気に騙されがちだが自由奔放でマイペース。
 もちろん魔術師ウィザードは意志力を魔力に変換する都合上、エキセントリックな人物が多いと小夜子も理解しているつもりだ。
 だが、それにしても楓のそれは悪い意味で群を抜いている。
 人面猫に変身して徘徊したりとか。
 巨大な蜘蛛に変身して人様の家の天井から降ってきたりとか。

 今回も楓の道楽に妹の紅葉がつき合わされているのだろう。
 やれやれだ。

 というかスポーツマンの紅葉より楓自身が走ったほうが絶対にいい気がする。
 どう考えても運動不足だし。

 だが楓に対してツッコみ出すとキリがないので考えないようにして紅葉と走る。

「――ところで楓さんは何をしに?」
「いえ、紅葉ちゃんが毎朝楽しそうに出かけているから何があるのかと」
「そうですか……」
「姉さんが自由ですまない……」
 こらえきれずに尋ねてみる。
 もちろん人気がないとはいえ何処に通行人の目があるかわからないので、2人して楓とは目を合わせないように。

 今の楓は認識阻害によって余人には見えない。
 普通に会話しているところを見られると、朝から虚空と話してる変な人だ。
 だが光学迷彩は併用しておらず、小夜子や紅葉は見る事ができる。
 他の人も楓の存在に気づいて『見ようと思えば』見える。
 認識阻害は疑念によって抵抗される可能性が増すので、話しているところを見られると勢いで見破られる可能性も増える。

 なので表向きは紅葉と2人で仲睦まじく話しながら走る。
 蚊帳の外にされた楓がメジェドの上で拗ねて体育座りなどしているが、それは本人の自業自得だと諦めてもらうしかない。

 と、そのように2人(+ひとりと1体)で並んで走っていると……

「……あっ紅葉ちゃん!?」
「やあ千景、奇遇だね」
 キキーッと自転車のブレーキ音と共に、別の女子と出くわした。
 今日はよく人と会う日だ。
 小夜子も慌てて楓を意識の外に追い出し、目前の少女に注視する。

 年のころは中等部ほどか。
 おっとりした見た目と雰囲気をした、眼鏡が似合う少女だ。
 小夜子の知人じゃないし、先方から楓は見えていないはずなので紅葉の友人なのは確実だと再確認する。
 要所がふくよかな体形といい、いろんな意味で紅葉とは対照的だと少し思う。

 サイズが微妙に合ってない古びた自転車のカゴには新聞の束が入っている。
 早朝のバイト中なのだろう。
 ペーパーボーイならぬペーパーガールだ。

 小夜子たちがトレーニングをしている時分に働いている人もいる。
 もっとも小夜子たちだって遊んでる訳ではなく、彼女らが安心して働けるようにパトロールしているのだから持ちつ持たれつではあるが。
 そんな千景ちゃんとやらは小夜子をガン見して――

「――紅葉ちゃんが知らない女子といる!?」
「……えっ?」
「ねえ紅葉ちゃん、その人、誰なの!?」
 紅葉に詰め寄る。
 ヤンデレか。

「い、いや、姉さんの知り合いの先輩だよ。それに、ほら、小夜子さんはちゃんとした彼女がいるから……」
「そうなんだ! 良かった」
 紅葉は慣れた調子で彼女をなだめる。
 小夜子に別の彼女がいると知った瞬間に全身から噴出していたオーラのような圧がピタリと止む。
 そんな2人の様子を(紅葉ちゃんも大変だなあ)と思いながら小夜子は見やる。

「(紅葉ちゃんの友達?)」
「(ええ。幼馴染の千景さんです。積極的でユニークな子なんですよ)」
「(そうみたいね……)」
 側の楓がニコニコと他人事のように見守る様子に苦笑しつつ、

「彼女は千景。幼馴染で、わたしが所属してるバスケ部の部長なんだ」
「どうも」
「千景、こちらは『姉さんの友達の』小夜子さん」
「はじめましてー」
 紅葉に自己紹介されるまま会釈する。
 おそらく『姉の友人』を強調しないと後で詰められるのだろう。
 2人の関係性はなんとなくわかった。

 無軌道な姉の世話で慣れているせいか、紅葉は常識的でフォロー上手だ。
 そんな彼女の周りには、彼女の特技を必要とする人が集まるらしい。
 まあ紅葉も満更でもなさそうなので、お似合いのコンビなのかもしれないが。

 そんな訳で、4人(3人+ひとりと1体)で少し走る事になった。
 千景の新聞配達に付き合う形で普段とは少し違うルートのランニングだ。

「(自転車に合わせて走るなんて、犬の散歩みたいで面白いですね)」
 メジェドの上からそんな茶々を入れてくる楓は礼儀正しく無視。

 その対応に楓は不満があるようだ。
 だが千景の前で存在を認識できない奴と話せないのだから仕方がない。
 小夜子は楓の視線をスルーする。

 すると楓はムキになって変なポーズをとったり、メジェドに乗ったまま視界の端をフラフラ飛び回ったりして笑わせようとしてきた。
 小夜子は集中力を動員してポーカーフェイスを貫き通す。

 何を考えているのだろうか?
 自分の存在が千景にバレても構わないのか?

 ふと小夜子は思う。
 偶然を装って何かの術で叩き落せないだろうか?
 小夜子が修めたナワリ呪術は世界に満ちる地水風火を操る手札も豊富。
 そしてナワリのような呪術師ウォーロックによる元素の操作を魔術師ウィザードがとっさに察知するのは難しいらしいと聞いた事もある。
 都会の学者が田舎の自然の些細な変化に気づきにくいのと同じなのだそうな。
 なので【蠢く風エエカトルオリニ】あたりを不意打ちかつフルパワーで叩きこめば楓さんを吹き飛ばすことも可能だろう。

……だが、それは流石に大人げないので思い止まる。小夜子は高校生だ。

 斯様に楓や小夜子が見えない攻防を続けている間、千景は周囲に構わず紅葉にべったりだった。
 自転車を漕ぎながら、新聞をポストに投げ入れながら割と器用だと素直に思う。
 というか紅葉以外の何も見ていない態度が凄い。
 だが自分もサチに関して割と同じな自覚はあるので深くは気にしない事にする。

 それより千景がたまに、何もないはずの場所……というか楓のいる方向を気にしているのが少し気になった。
 中学生を相手に楓の認識阻害が効いていない事はないと思いたい。

 だが紅葉の近くにいる女性の気配には気づくのだろうか?
 あるいは自分や紅葉が微妙に見ている事に気づいているのだろうか?

 ほら見ろ、言わんこっちゃない。

 だが深く考えすぎると態度に出て余計に疑念を抱かせてしまうと考え、務めて楓の存在を無視しようと集中力を全開にして何食わぬ表情のまま走る。
 楓は悪戯を諦めて微妙に寂しそうな素振りをしていた。
 だが、そちらも礼儀正しく無視。
 あんたが全面的に悪い。

……と、まあ、そのように皆と別れてランニングを終えて一旦、帰宅。

 母親に、ランニングの最中に学校の知人の妹に会った事を話しながら朝食を済ませる。楓本人の話はなし。いないはずの人に会った話をするのは変だし。
 ちなみに父は小夜子がランニングに出かける前から出社だ。
 本当に頭が下がる。

 その後に満を持して再び母親に挨拶して家を出る。
 今度は近くの和風の屋敷にサチを迎えに行って、普段通りに揃って登校だ。

 もちろん桂木姉妹も帰宅して身支度を整えてから姉妹揃って登校していた。
 桂木の美人姉妹は高等部や中等部はおろか初等部でまで有名なので、今日も生徒たちの注目を浴びながら校門をくぐる。
 そんな中で豪胆にも待ち構えていた千景と本日二度目の挨拶。
 流れのまま紅葉は千景と中等部へ。

……と、まあ、そんなこんなで休憩時間。

 生徒たちが前の授業が終わった解放感を満喫しながら次の授業の準備に勤しんでいる、中等部のとある教室の一角で――

「――ねえ、紅葉ちゃん」
「何だい?」
 皆に倣って教科書を揃えていた紅葉は声をかけられて振り返る。
 千景だ。

「朝、紅葉ちゃんとお姉さんのお友達と一緒にランニングしたよね?」
「ああ。千景もお疲れ様」
 朝の話題をふられて笑顔で返し、

「その時に……もうひとり誰かいなかった?」
「えっ? き、気のせいじゃないかな」
 続く問いに思わず硬直する。
 だが意識して動揺を抑えながら否定してみせる。

 正直なところ千景は勉強はできるが頭はそんなに良くはない。
 それでも時おり凄まじい勘の良さを発揮する。
 例えば紅葉の個人的な事とか。
 そんな経験則が脳裏をよぎった紅葉と、返事待ちの千景は見つめ合い……

「……怖いコト言わないでよ」
「だよねー」
 2人してアハハと笑う。

 千景の視点から見た怖いコトとは、見えない霊がいたりとかそういう事だ。

 対して紅葉はウアブ呪術師だ。
 目に見えない魔術師やメジェドの存在は前提だ。
 おばけは怖くない。いるのは理解しているから。
 あと呪術で殴り飛ばせる事もわかってるから。
 その上で、表の社会から隠された裏の世界の事情を千景に知られたり、巻きこんだりする状況を恐れている。

 些細な見解の相違だ。

……だが、実はそんな会話は些事だったりする。

「何かあったのかい?」
 紅葉は気遣うように問いかける。
 千景は一瞬だけ驚いて、それから安堵したように微笑む。

 姉に似て割とマイペースな千景だが、自分の悩みや困り事は語りたがらない。
 それを付き合いの長い紅葉は知っている。

 あと千景はたまに勘は鋭いが、互いの関係性が崩れかねない事柄には触れない。
 気がついていても。
 そういう分別はある娘だし、何より紅葉が千景を気遣っているのと同じ程度には彼女も紅葉との関係を続けたいと思っている。
 そうでなければ裏の世界の事も、魔術や呪術の事もとうに彼女にバレている。

 そんな際どいネタを、あえて今、振ってきた。
 他に話しずらい心配事があるのだろう。
 そっちを誤魔化そうとしたらしい。

 千景がそういう考え方をする事も紅葉は知っている。
 その上で受け入れているつもりだ。
 だから千景は躊躇うように沈黙してから、意を決して……

「実はね、妹の事で相談があるんだけど……」
「あの妹さんかぁ。何かトラブルでも?」
「トラブルってほどじゃないけど、あのね……」
 遠慮がちに話し始めた。

 そんな一幕があったのと同じ時分。
 初等部5年の舞奈たちの元へも……

「……あんたがひとりで話なんて、どういう風の吹き回しだ?」
「やんすー」
「構わんさ。言ってみろよ」
 珍しい客人が訪れていた。
 6年生のやんす氏である。
 彼女は大柄なリーダー氏の取り巻きのひとりだ。
 そいつがひとりで5年の教室にやってきて、舞奈と明日香を呼び出したのだ。

 リーダーに対するよりやわらかい対応を意識しているのは、いちおうは彼女が女子だからと態度も温和だからというだけの理由ではない。

 先日の料理対決で、舞奈も彼女の料理をいただいた。
 というか全員で審査するルールだったので全員でちょっとずつ食べた。
 正直なところ勝負に駆り出されるだけの事はあると思った。
 園香との料理勝負が満場一致で引き分けになるほどだ。

 何より舞奈にとって食事を振る舞ってくれる相手は特別な存在だ。
 相談事を気持ちよく聞くくらいはやぶさかじゃない。
 舞奈と明日香を揃って名指しという部分が気になると言えば気になるが。

「実は舞奈さん達の評判と得体の知れなさを見こんで、相談があるでやんす」
「得体の知れなさ……」
「そりゃどんな相談なんだ?」
「ひゃっ」
「……いやスマン、凄んだ訳じゃないんだ。続けてくれ」
 先日までの出張で何度も顔を合わせていた禍我愚痴支部の協力者チームのやんす氏と微妙に挙動が似ているせいか、気を抜くと当たりが強くなるのを自覚して意識して笑ってみせながら……

「実は……」
 語り始めるやんすに、側の明日香ともども注視した。
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