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第22話
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寝つきの悪い夜を超え朝。いつものように仁より少し早く起きて髪を解かす。一度面倒だから切りたいと言ったのだが、メイド達に反対されてしまいちょっと揃えられて終わってしまった。解くのも面倒だし、結ぶのも面倒だし、おもちゃにはされるしで長くていい事は無いのだが。
その後はいつものように仁を叩き起こして、朝食を摂りに食堂へと向かう。朝食を食べ、朝の支度を終わらせると庭に出てカインと合流し、いつもの修行が始まる。
基本ロバートはお昼過ぎまで外に出てこない。習い事なんかを午前中に受け、夕方の勉強まで暇になった時間に剣の稽古に出てくるのだ。
「なんか今日のアスカピリピリしてないか?」
「すみません、昨日色々ありまして」
事情を知らないカインが僕を見て困惑している。
「そうか、何があったか知らないが集中は乱すなよ。お前が魔力に気付けるのもそろそろのはずだからな」
そう言うとカインが木剣を構える。ロバートがいない時間はカインや暇な騎士見習い達が僕の打ち合いの相手をしてくれている。
魔力を理解し制御するのは僕がステップアップする上で必ず必要だ。魔法の訓練ばかり受けているとは言え、同時期に始めた仁はそよ風やコップ一杯とはいえ風や水を操り始めているし、僕も負けてられない。
「いきます!」
庭に響く木剣同士がぶつかり合う軽い音が一組増える、今日の修行開始だ。
そうしてあっという間に半日が過ぎて。
「冒険者になるかどうかでロバート様と揉めた?」
午前中の訓練が終わり、食堂で昼食を食べながらカインに昨日の出来事について話す。
「はい、僕達が冒険者について調べていることをボルドーさんから聞きつけたらしくて」
「そんなことをボルドーのやつが自分から言い出したとは思えないな、ロバート様が自分から尋ねでもしたか」
カインが腕を組んで唸る、流石にロバート絡みだから簡単に僕達の味方に付くわけにもいかないようだ。
「それで、お前達としてはどうなんだ。冒険者になりたいのか?騎士になりたいのか?」
「俺は魔法の勉強ができればそれでいい。ただ乗りかかった船だ、アスカが記憶を探すって言うならそれを手伝うさ」
仁は昨日の夜同様キッパリと断る。まぁ多分これが本音なのだろう。
「僕は…やっぱり冒険者になって記憶を取り戻す方法を見つけたいです」
「お前がそう言うなら仕方ないが、冒険者になったところで確率は大きく変わらないと思うぞ?」
逆に明日思い出す可能性もあるだろうしなとカインが諭す。残念ながら明日元に戻る可能性はほぼ無いと思われるのだが、この辺の食い違いは嘘を吐いてるから仕方ない。
「それならそれでいいんです、ただ待ってるだけじゃダメだと思って。それで僕とロバート様の話し合いは平行線みたいだから、決闘で決めたらどうだと仁が言い出したんです」
「決闘?アスカとロバート様でか?まぁお前達がそれで納得するなら止めはしないが、今のアスカじゃ勝てないと思うぞ」
僕とカインの見立てはほぼ一致している、今のままでは僕に勝ち目は無いだろう。
「それは分かってます。ただ僕のわがままで色々してもらった恩を無視はできなくて」
「確かに俺としてもお前達には俺の後釜としてホーエンハイム家に仕えて欲しかったしジョン様もそう思っているだろうが、お前達の人生はお前達のものだ。たまには自分のわがままを通してもいいんだぞ?」
見てるとお前は流されてばっかりだからなと憐れみの籠った目を向けられる。そう思うならたまには助け船を出してほしい。
「ありがとうございます。でも、これもわがままみたいな物ですから」
今までの色々な恩を決闘一つで精算しようとしているんだ、充分わがままだろう。
「そうか、それなら今日の昼は時間をやるからロバート様としっかり話し合え。ロバート様は賢い、お前達の話が分からない人じゃないさ」
それじゃ俺は先に行くからなと食べ終わったカインが席を立つ。しまった、話してばっかりで全然食べてなかった。
「ご馳走さん、俺も先に行くわ」
「ちょちょっと待って仁、せめてこのおかずでも食べて行かない?ほら、あ~ん」
「給食が食べきれない子供じゃ無いんだ、自分の分くらい自分で食べるんだな」
そう言うと仁は席を立って言ってしまう、クソなんて薄情な奴なんだ。
「うぅ、こんなに食べ切れるかな…」
それからしばらく食堂のおばちゃん達の声援を受けながら、今の体には多過ぎる量を前に格闘する事になるのだった。
苦しい戦いに勝利した後、僕も庭に戻る。
「うぅ、食べ過ぎて気持ち悪い…」
「だ、大丈夫アスカ?」
午後になり、ロバートが剣の稽古に出てきた。出てきたのはいいのだが、今度は食べ過ぎで僕がグロッキーになっている。
「ありがとう、大丈夫だから。それより昨日のことだけど」
「あ、ご、ごめん急にあんなこと言って。でも二人に騎士になって欲しい気持ちは本当だから」
いつもは自信なさげにオドオドしているロバートが真剣な顔で応える。それだけでもどれだけ本気なのか伺える。
「ありがとう、でもごめんね。やっぱり僕達は冒険者を目指すよ」
確率が低いのは間違いない、それでも騎士として縛られているより元に戻れる確率が高いのは間違いないだろう。
「じゃあ昨日仁が言った通り決闘して決めるの?」
「ロバートがそれでいいならね。ただ、決闘するのは少し待って欲しいんだ」
お互い悔いが残らない勝負がしたいからと承諾してくれる、ロバートがずる賢いタイプじゃなくて良かった。
「でも来年の秋には一般学科の入試が始まるから、その前には決めないとね」
入試があるのは聞いていたが、始まるのは秋だとロバートが教えてくれる。
「じゃあキリよく来年の今日、決闘をしようか」
「分かった、それじゃあそれまでの間ボクとアスカはライバルだね」
そう言ってロバートがイタズラっぽく笑う。
こうして僕の当面の目標はロバートに勝つことに決まったのだった。
その後はいつものように仁を叩き起こして、朝食を摂りに食堂へと向かう。朝食を食べ、朝の支度を終わらせると庭に出てカインと合流し、いつもの修行が始まる。
基本ロバートはお昼過ぎまで外に出てこない。習い事なんかを午前中に受け、夕方の勉強まで暇になった時間に剣の稽古に出てくるのだ。
「なんか今日のアスカピリピリしてないか?」
「すみません、昨日色々ありまして」
事情を知らないカインが僕を見て困惑している。
「そうか、何があったか知らないが集中は乱すなよ。お前が魔力に気付けるのもそろそろのはずだからな」
そう言うとカインが木剣を構える。ロバートがいない時間はカインや暇な騎士見習い達が僕の打ち合いの相手をしてくれている。
魔力を理解し制御するのは僕がステップアップする上で必ず必要だ。魔法の訓練ばかり受けているとは言え、同時期に始めた仁はそよ風やコップ一杯とはいえ風や水を操り始めているし、僕も負けてられない。
「いきます!」
庭に響く木剣同士がぶつかり合う軽い音が一組増える、今日の修行開始だ。
そうしてあっという間に半日が過ぎて。
「冒険者になるかどうかでロバート様と揉めた?」
午前中の訓練が終わり、食堂で昼食を食べながらカインに昨日の出来事について話す。
「はい、僕達が冒険者について調べていることをボルドーさんから聞きつけたらしくて」
「そんなことをボルドーのやつが自分から言い出したとは思えないな、ロバート様が自分から尋ねでもしたか」
カインが腕を組んで唸る、流石にロバート絡みだから簡単に僕達の味方に付くわけにもいかないようだ。
「それで、お前達としてはどうなんだ。冒険者になりたいのか?騎士になりたいのか?」
「俺は魔法の勉強ができればそれでいい。ただ乗りかかった船だ、アスカが記憶を探すって言うならそれを手伝うさ」
仁は昨日の夜同様キッパリと断る。まぁ多分これが本音なのだろう。
「僕は…やっぱり冒険者になって記憶を取り戻す方法を見つけたいです」
「お前がそう言うなら仕方ないが、冒険者になったところで確率は大きく変わらないと思うぞ?」
逆に明日思い出す可能性もあるだろうしなとカインが諭す。残念ながら明日元に戻る可能性はほぼ無いと思われるのだが、この辺の食い違いは嘘を吐いてるから仕方ない。
「それならそれでいいんです、ただ待ってるだけじゃダメだと思って。それで僕とロバート様の話し合いは平行線みたいだから、決闘で決めたらどうだと仁が言い出したんです」
「決闘?アスカとロバート様でか?まぁお前達がそれで納得するなら止めはしないが、今のアスカじゃ勝てないと思うぞ」
僕とカインの見立てはほぼ一致している、今のままでは僕に勝ち目は無いだろう。
「それは分かってます。ただ僕のわがままで色々してもらった恩を無視はできなくて」
「確かに俺としてもお前達には俺の後釜としてホーエンハイム家に仕えて欲しかったしジョン様もそう思っているだろうが、お前達の人生はお前達のものだ。たまには自分のわがままを通してもいいんだぞ?」
見てるとお前は流されてばっかりだからなと憐れみの籠った目を向けられる。そう思うならたまには助け船を出してほしい。
「ありがとうございます。でも、これもわがままみたいな物ですから」
今までの色々な恩を決闘一つで精算しようとしているんだ、充分わがままだろう。
「そうか、それなら今日の昼は時間をやるからロバート様としっかり話し合え。ロバート様は賢い、お前達の話が分からない人じゃないさ」
それじゃ俺は先に行くからなと食べ終わったカインが席を立つ。しまった、話してばっかりで全然食べてなかった。
「ご馳走さん、俺も先に行くわ」
「ちょちょっと待って仁、せめてこのおかずでも食べて行かない?ほら、あ~ん」
「給食が食べきれない子供じゃ無いんだ、自分の分くらい自分で食べるんだな」
そう言うと仁は席を立って言ってしまう、クソなんて薄情な奴なんだ。
「うぅ、こんなに食べ切れるかな…」
それからしばらく食堂のおばちゃん達の声援を受けながら、今の体には多過ぎる量を前に格闘する事になるのだった。
苦しい戦いに勝利した後、僕も庭に戻る。
「うぅ、食べ過ぎて気持ち悪い…」
「だ、大丈夫アスカ?」
午後になり、ロバートが剣の稽古に出てきた。出てきたのはいいのだが、今度は食べ過ぎで僕がグロッキーになっている。
「ありがとう、大丈夫だから。それより昨日のことだけど」
「あ、ご、ごめん急にあんなこと言って。でも二人に騎士になって欲しい気持ちは本当だから」
いつもは自信なさげにオドオドしているロバートが真剣な顔で応える。それだけでもどれだけ本気なのか伺える。
「ありがとう、でもごめんね。やっぱり僕達は冒険者を目指すよ」
確率が低いのは間違いない、それでも騎士として縛られているより元に戻れる確率が高いのは間違いないだろう。
「じゃあ昨日仁が言った通り決闘して決めるの?」
「ロバートがそれでいいならね。ただ、決闘するのは少し待って欲しいんだ」
お互い悔いが残らない勝負がしたいからと承諾してくれる、ロバートがずる賢いタイプじゃなくて良かった。
「でも来年の秋には一般学科の入試が始まるから、その前には決めないとね」
入試があるのは聞いていたが、始まるのは秋だとロバートが教えてくれる。
「じゃあキリよく来年の今日、決闘をしようか」
「分かった、それじゃあそれまでの間ボクとアスカはライバルだね」
そう言ってロバートがイタズラっぽく笑う。
こうして僕の当面の目標はロバートに勝つことに決まったのだった。
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