大東亜戦争を有利に

ゆみすけ

文字の大きさ
14 / 380
3隻体制

あと二隻の空母

しおりを挟む
 アマテラスが日本の正規空母だ。 
実験用の客船改造は別にして正規空母があと二隻は欲しい。 
海軍大臣 高野は、思った。 
空母は精密機械だ、普段の点検も大切だが、定期的な検査が必要だ。 
金属疲労や、各部の耐久性の検査など。 
いざ鎌倉で、出遅れるわけには、いかない。 
であるから、三隻あれば、4ヶ月交代で、運行、検査、修理兼休み のローテションで満遍なく作戦ができる。
 大臣 高野は10年で12隻計画を考えていた。 
日本海に一隻展開する、太平洋に二隻、そして東シナ海に一隻だ。 
いつも空母を展開しておけば、日本の防衛は磐石だ。 
飛行軍から新艦上戦闘機の完成の話も着たばかりだ。 
 インド、東南亜細亜は、すでに白人の植民地であった。 
支那(チャイナ)は死に体だった。 
 海軍大臣 高野は海軍力でこの白人社会を跳ね除けるつもりであった。  
石油が欲しい、大臣 高野は悩んでいた。 
 インドネシアは蘭国の植民地であった。
現地の土人(あえてドジンと書いた)と白人の内乱があった。 
白人がどじんと差別する原住民に日本の情報部は肩入れしていた。 
 石油利権のためだ。 影で支援するから、勝利したら石油を売ってほしい、と交換条件を持ちかけた。 
数十人の原住民を日本軍が離島で訓練した。 近代的な戦い方の訓練だ。 
そして潜水艦で武器、弾薬と共に送り返した。
 武器は戦車を始め機関銃そして戦闘機まで用意した。 
もちろんインドネシア独立軍の国旗を描いた。 
 蘭国は日本に、なぜ独立軍に日本の戦車や戦闘機まであるのか抗議してきた。 まあ当然だ。
時の総理大臣 山田は、これに対して、あくまで商売である。 お金をもらったから売った。
何が悪いと跳ね除けた。
 あくまで違法であると抗議するなら日本国にも考えがあると、なんとアムステルダムの堤防の前に日本海軍機動部隊を恫喝どうぜんに並べた。 こんなときの機動部隊である。 べつに何をするわけでもない。 ただいるだけだ。 領海の外ぎりぎりに展開させた。
 
 のど元に機動部隊が並んだ、蘭国は7日で独立軍に降伏した。 
ただちにインドネシアと日本国は貿易から安保まで条約を結んだ、インドネシアから石油が輸入された。 
海軍大臣 高野は、トラの威を借るキツネのトラを見事に演じた。 
 一人の兵の犠牲もなくだ。 まあキツネには犠牲が少々でたが、自由は血で勝ち取るものだ。 
諸外国はこの事件に驚いた、日本の軍事力が脅威になった。
 
 日本政府はインドナシアに学校を建てる、病院、鉄道を、そして大学まで建てて教育した。 
日本のためではない、インドネシアに独立の力を維持してもらうためだ。 
 それを見ていた、まわりの植民地住民はがまんができない、暴動が内乱になり独立軍が出来、その独立軍が日本政府に援助を求める、そうなると同じ有色人種として見て見ぬ振りはできない。 
 また機動部隊の恫喝だ。 3万トンの正規空母が来る、それだけで現地住民は狂喜した。 
面白くないのは、本国政府だ。 
 植民地からの白人の悲鳴が聞えるが、本国政府動けないのだ、日本国機動部隊が怖いから、戦争になれば機動部隊の時速500キロの戦闘機が飛んでくる、自分たちはせいぜい200馬力の帆布の戦闘機、日本は全金属の1000馬力の銀翼かがやく戦闘機だ。 
 どこでどうなれば、こうなるのか白人はいくら考えてもわからなかった。 
今年も亜細亜各国からの訓練生がやってきた。 
訓練は当然軍事訓練だ。 
 日本軍の教練は厳しいことで知られていた、自殺する亜細亜人もいるが、独立を維持するためだ。 
ほとんどの現地人は血と汗をながして耐えた。 
でないとまた白人に支配される。
 
 ムチを持った日本人教官が怠けたやつのケツを叩きながらいう、「そんなことで、白人に勝てるか。 負け犬はいらない。勝つ、これだけだ。」 
 彼らは祖国に帰り軍事訓練の教官になるのだ。 だから自殺が出ようとかまわない。
 死にたいやつは、死ね。 の訓練だった。 
でないと白人には勝てない。 
 町内会のオママゴトではない。 
銃をもって敵軍に突撃をかますのには、理屈や説明などいらない。 
実戦より厳しい訓練しかない。 
 白人あいてに戦うほうがまし、といわれるほど日本軍は厳しかった。 
その教育が20年経つと効いて来る。 
 そのころには、白人の植民地はなかった。ほとんどが独立した。 
例外は特亜三国だが、それはまたあとで。 
しおりを挟む
感想 9

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記

糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。 それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。 かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。 ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。 ※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。

もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら

俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。 赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。 史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。 もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

対ソ戦、準備せよ!

湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。 前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。 未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!? 小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!

ビキニに恋した男

廣瀬純七
SF
ビキニを着たい男がビキニが似合う女性の体になる話

四代目 豊臣秀勝

克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。 読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。 史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。 秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。 小牧長久手で秀吉は勝てるのか? 朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか? 朝鮮征伐は行われるのか? 秀頼は生まれるのか。 秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?

対米戦、準備せよ!

湖灯
歴史・時代
大本営から特命を受けてサイパン島に視察に訪れた柏原総一郎大尉は、絶体絶命の危機に過去に移動する。 そして21世紀からタイムリーㇷ゚して過去の世界にやって来た、柳生義正と結城薫出会う。 3人は協力して悲惨な負け方をした太平洋戦争に勝つために様々な施策を試みる。 小説家になろうで、先行配信中!

処理中です...