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何回目かの紛争
うんざりする戦車兵
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懲りないシナだ、また国境でモメた。 また、フェンスごしに、満州兵が殺られた。 よくヤラれる、満州兵だ。 同じ民族だが、少し違う、満州は女真族だ。 シナは漢民族だ。(純粋の漢民族ではない。)シナ兵も満州兵もフェンス越しに逢うと、くちゲンカになる。 互いに相手を罵倒する。 しまいには、銃での撃ち合いになってしまう。 たいてい、相手が先に撃ってきたと弁明するが。 監視カメラなど現場には無い。 数はシナの方が多いから、下手な鉄砲も数撃てば当たるから満州兵が殺られるのだ。 時間になっても帰らないから、捜索にでた偵察隊が発見した。 蜂の巣だった。 満州兵は米軍に泣きつく。 まあいつものパターンだ。 米軍の司令官は必ず仇は取ると満州兵を帰した。 で、呼ばれるのはたいがい戦車兵だ。 食えない米国民は満州の戦車兵という、生活保護ではないが働き口がある。 で、米国の競争社会から落ちた者の救済としての働き口であった。 であるから、それなりの兵隊だ。 しかし司令官はそこを心得ていた。 賞金の交付だ。 敵戦車を1両につき2万円相当の満州ドルがでるのだ。 バーでナオンが買えるのだ。 まあ短時間だが、春はくるのだ。 満州娘は米国パツキンより従順で、見た目清楚で可憐だ。 米兵は燃えるのだ。 がんばろう、春のためにだ。 希望者は少なくない。 で、抽選で10両の新型マークⅡで出動だ。 例の砲弾が積んである。 名づけて、溶解弾だ。 シナ側もとうぜん、トラ戦車で迎え撃つ。 どうなる、結果だ。 米軍の戦車は機動性がいいから基地から60キロ毎時で巡行する。 シナのトラは重いから現場まで鉄道で運び、そこから毎時30キロで国境まで来るのだ。 なんせ、55トンもトラはあるのだ。 その辺の橋なら落ちてしまう重さだ。 であるから偵察員が先に見に行くのだ。 それを忘れて走行したトラが3両ほど立ち往生だ。 ミゾにハマリ動けない。 しかたがないから置いておく。 そんなこんなで国境で互いに戦車が向き合うのにだいぶ時間がかかった。 シナ兵と現場にいた満州兵との罵倒合戦が始まる。 「卑怯者のオタンコナスめ。」 「なにお、シナのウンコたれ。」 と子供のケンカだ。 小石を投げ出した、あとすこしで銃だ。 あっ、シナが我慢できずに撃った。 さあ、戦車の出番だ。 逃げる満州軍の歩兵たち。 まあ定番の国境紛争の始まりだ。 米兵は手始めに普通のタマで撃った。 シナのトラは弾き返した。 もうシナの戦車兵は、有頂天だ。 トラ戦車全車が国境を越えた。 これは米側の作戦だ。 まず、相手を油断させるのだ。 で、米側が溶解弾で攻撃だ。 先進していたトラが突然止まりバゴーンと砲塔が飛んだ。 そんな話は聞いていないシナ兵は混乱する。 そのうちの一人が逃げた。 こうなると烏合の衆だ。 次々と逃げだした。 米軍は逃げる兵までは殺さない。 背中は撃ちたくないのだ。 前回の紛争の反省から米軍は置き去りのシナ戦車をマークⅡで牽引して引き取ることにしたのだ。 そして回収したシナ戦車を下取りでトヨスに売るのだ。 そうするとシナのトラがマークⅡになり返ってくるのだ。 独逸帝国戦車は溶かすと、いい鉄が取れるから下取りも高額だ。 エスプレッソマシン装備の新型マークⅡが下取りと半分の追い金で手に入るのだ。 悪くない話だと司令官は思った。 ちなみに放置されたトラ戦車の回収で、米軍は出動した全戦車兵が賞金にありついた。
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