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ソ連の侵攻
思わぬところから始まった。
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日本が対ソ連のために建国したユダヤ共和国と満州国は現在は、ユダヤが完全に独立し、満州国は米国の利権国家である。 ソ連は共産政権の独裁であり、日本とは不可侵条約を締結していた。 互いに第三国に侵攻しないとの条約だ。 つまりソ連は他国には干渉しない、日本が干渉しない限り、というものだ。 これは、ローランドにソ連が侵攻したとき日本のローランドへの介入でソ連と日本の話し合いで締結されたものだ。 その後、ソ連は裏で独逸帝国とシナと同盟を締結した。 互いに協闘して西側と対抗するべく締結されたものと思われた。 軍事技術が独逸帝国からソ連とシナに提供されて、ソ連とシナは軍備を増強させた。 国民はヒモジイ生活だが、独裁ではなにもいえない。 ソ連は文句を言えば、同士の主張に反する者としてシベリア強制収容所送りだ。 シナは中央砂漠の収容所送りだ。 不満分子は粛清される運命の両国だ。 独逸帝国はソ連とシナに軍事兵器を売り、暴利を稼いで、代わりにソ連から燃料をシナからウランや希少金属などを輸入して、さらに軍備を増強していた。 それはスパイなどから逐一報告はされていたが、如何せん予算などの関係から軍備の増強には限界がある西側諸国であった。 このまま放置すれば、数年で日本の軍事技術を追い越される可能性も出てきた。 総理は米国、英国と亜細亜諸国と新安保を締結する案を練った。 これには、ラィツランドやローランドも加入する。 新安保の条件は民主国家であることだ。 互いに共通の理念があることが大切なのだ。 共産主義などの独裁国家やエセ共産主義のシナ、独逸帝国は独裁ではない、選挙で独裁を選んだ国家だ。 主義主張の違いで相手を殺さない国家が条件だ。 独逸帝国のアーリア主義、ソ連の共産主義、シナの共産的帝国主義は相容れないのだ。 山田総理はこの新安保同盟を戦争回避の防波堤として作る目論見であった。 しかし、この情報は当然シナ側にもモレる。 独逸帝国から軍艦などを輸入したシナ海軍が新安保同盟を予想して亜細亜諸国を恫喝し始めた。 東シナ海の海の真ん中の岩礁にシナの旗を立てたのだ。 そして岩礁の半径12海里(約22.2km)をシナの海だ、といって駆逐艦を浮かべたのだ。 フィリッピンやマレーシアなどは日本に助けを求めた。 すぐに、空母タケミカズチを始め9隻の艦隊が派遣された。 あわててシナも10隻の巡洋艦などを派遣する。 しかし速度が日本は40ノット以上だ。 シナはまあ、想像どうりだ。 シナの駆逐艦は1隻で9隻の日本海軍に恫喝されて、ほうほうのテイで逃げ帰る。 岩礁の旗を忘れたから日本海軍が偵察機でシナまで届けるオマケつきだ。(旗を破ったりしては国際法違反だ。) 裏情報では、シナの応援艦隊はハナから出航もしなかったらしい。(負けるとわかっているからだ。) しかし、日本海軍もいつも警戒するほど艦船も人員もないのだ。 山田総理はいいことを思いついた。 古くなり退役する艦を亜細亜諸国に訓練用として貸し与えた(駆逐艦や巡洋艦など独逸帝国より高性能と思われる)。 実際は沿岸の防衛に使うのだが、それは亜細亜諸国の勝手だ。 訓練は日本海軍退役軍人が派遣された。 日本海軍は英国海軍譲りの猛訓練で有名であった。 シナ海軍を相手するほうがマシだ、と現地隊員に言われたらしい。
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