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自動防御装置の開発
対ミサイルの兵器
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対ミサイル兵器開発を打診したが、3ケ月後に、兵器の試作の運用試験の立会いが防衛省に入る。 えらく早いが、まあ見てみようと飛行軍大将の左内なにがしが実験に立ち会う。 ところは、日本飛行機開発の岐阜実験場だ。 軍事機密であるから見学は左内大将のみだ。 実験は無線操縦の飛行機にミサイルを当ててどうなるか、というものだ。 飛行機は旧タイプのハヤブサだ。 翼の左右に流線型のタンク様の物体が付いている。 ハヤブサが飛び立つ。 普通に飛んでいる。 地上にミサイル発射台があり、人間くらいの大きさのミサイルが載っている。 「いきます。」と技師が叫ぶ。 スパーンとミサイルが飛行機めがけて飛び出した。 すると、同時に飛行機から、なんか飛び出した。 速いからわからない。 「バッシューン。」 と音とともにミサイルが爆散した。 「なんだ、なんだ、わからん。」と左内大将があわてて叫ぶ。 技師が説明した。 レーダーで感知したら対ミサイルを飛行機から自動で発射します。 それは、散弾が装填されたミサイルです。 相手のミサイルに近づくと爆発して散弾が散らばります。 その散弾にミサイルが突っ込んで爆発して終わりです。 しかし、欠点がある。 ミサイルと飛行機の間隔が広くないと対ミサイルの発射が間に合わないのだ。 数キロ以上必要だ。 また、あまりミサイルが速度が速いと対ミサイルが間に合わないこともある。 まあ、それなりには使えそうだ。 検討の余地はありそうだ。 ・・・・それから、大日本航空機からアポだ。 左内大将は、なんでオレばかりが、とこぼすがヒマな大臣がいないからだ。 山中の実験場だ。 ここでも、ハヤブサ旧型だ。 もちろん無人機だ。 地上からミサイル発射だ。 あ、あ、当たる、そのとき、機体からブーンとバルカン砲の音だ。 ミサイルは爆散した。 バルカン砲でも1分間に4000発の発射速度でミサイルを撃ちぬくらしい。 欠点は重いことだ。 対ミサイルに重量を取られる。 なんせ4000発の弾丸は重いのだ。・・・・また、アポだ。 こんどは、トヨス自動車からだ。 なんか、左内なにがしは(左内博文だが。)ヒマな大将のお墨付きが・・・・ここは、トヨスの自動車実験コースだ。 広い所だ。 「実験開始します。」 と、いきなりジェット機が飛んできた。 左内なにがし、ビックリして腰を抜かした。 地上からミサイル発射だ。 するとジェット機から輝く火の玉が数個、飛び出した。 その火の玉にミサイルが向かっていく。 ミサイルは、ジェット機からハズれたまま燃料が無くなり落ちた。(実験用で爆薬などないから。) ミサイルは飛行時間は、すごく短いのだ。(大陸間弾道ミサイルなどは除く、あくまで飛行機に対するものだ。)理屈を左内大将がトヨスの技師から聞いた。 なんでも、ミサイルは飛行機の発する熱を検知してそれに向かって飛ぶらしい。(赤外線ホーミングミサイル。) それで、同じくらい高温の熱のカタマリを飛行機から発射してミサイルをダマすらしい。 費用を聞いてみたら、他の装置より安価である。 左内大将は、これを候補の1番に入れた。 装置の重さも他より軽かった。 これなら、すぐに装備できそうだ。 ほかには、アルミ箔の細かい紙ふぶきのようなものを空中に散布してレーダーをダマす方式など迷うほど考えられた。 レーダーに向かって妨害電波を発する方式などもあった。 どれがいいか迷う佐内大将である。
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