大東亜戦争を有利に

ゆみすけ

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決戦! 満州大平原

独逸帝国のレポート

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 シナの将軍は独逸帝国からのレポートを読んでいた。 シナの戦車運用が敗北の原因と書かれている、「くそっ、なにが運用がマズいから負けただ。」 将軍は独逸帝国に、こびるシナ上層部がキライだった。 たしかに、軍事物資で戦車や軍艦はシナでは造れない。 イヤ造れないことはないが、使い物にならないのだ。(パクリだからだが、そんなことは将軍はどうでもよかった。) 以前、軍艦の進水式に将軍は出た。 ドックの坂を軍艦がすべって進水する。 ・・・そのまま浸水して潜水艦だ。 たしか海に浮かぶ軍艦で潜水艦ではないはずだが。・・・・ また、ある軍艦に大砲を艤装で、はめ込んだ。 すると重心の関係でクルンと軍艦が腹を出して沈没した。 兵器以外では、蒸気機関車だ、なかなか動かないから、ドンドン石炭をくべて燃やした、するといきなりドカーンだ、将軍はあやうく死ぬところだった。・・・こんな話がゴマンとあるのだ。 それで、懲りたシナ上層部は独逸帝国から兵器を買うことで、お茶を濁した。 一応、独逸帝国の兵器は使えた。 沈没や爆発しないからだ。 しかし兵器の価格が高いのだ、将軍は自身がピンハネするワイロの金額が減り不満であったのだ。  戦車ならシナで造れば40マン元だが、独逸帝国からだと1両200マン元もするのだ。 5倍だ。だが、独逸帝国製は兵器としては使えるのだ。 シナ製戦車は動くが遅いし、エンコするは、部品が落ちるは、散々だった。 だが、その分将軍はワイロには満足していた。 横取りするワイロは満足できるものだった。 しかし、独逸帝国製は高額で自身がピンハネするワイロが目減りするのだ。 「言いたいことをイイやがる。」 将軍は腹が立って独逸帝国からのレポートなるものを、副官に「オイ、おまえ読んでおけ。」と渡して、それで終わりだった。 独逸帝国が満州軍の基地から米軍戦車を盗んだことは、スパイから聞いていた将軍だ。 ウワサでは、その情報で新型を独逸帝国は造ったらしい。 (本当は検証しただけだ。) なら、こんどは勝てるだろう。 でないと、部下のセイにしていても限界がある。 副官は副官で、配下の士官に「オイ、おまえ読んでおけ。」 だった。 そして配下の士官は「まあ、今度読もうか。」と棚の上に置いた。  そして後日、シャンヘイの港に独逸帝国からの新型戦車が陸揚げされた。 重さも以前より軽くなり、港のクレーンでもギリなんとかなった。 価格は以前より高くて(なんと300マン元だ。)将軍はピンハネが少ししかできなかった。 トラ王戦車は満州との国境警備部隊に配属された。 ・・・・・30日まえに時間が戻ります。 満州国のトヨス自動車満州支店では、「米軍から、満州軍の戦車が盗まれたとの情報が入った。」 「あの、旧式に部品を交換したヤツですか。」 「そうだ。」 「なら、とりあえずは問題ないでしょう。」 「また、盗まれるとヤッかいだぞ。」 「盗難予防装置をつけますか。」 「うむ、満州軍や米軍、そして国内のデーハツ重戦車にも付けねばなるまい。」 「では、デーハツにも情報を廻しておきます。」 「オレは装甲板の秘密が独逸帝国にバレないか心配だが。」 「技師の立場から言わせてもらえば、マネできるもんならどうぞですよ。」 支店長はトヨス技術者の絶対の自信を見た気がした。 常に向上を! これが、トヨスの社訓であった。
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