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ソ連VS北満州警備隊
雪の中の戦い
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ここは、満州の北のソ連との国境線だ。 国境線といっても河が流れているだけである。 この河の向こうがソ連で、こちらが満州国である。 短い夏が終わり、今は極寒の冬である。 秋など、無い。 あるのだが、あるようには思えないのだ。 いきなり冬といった感じである。 シナの国境にはフェンスが張られているが、ソ連との国境までは金と時間が無いので、なにも無い。 しかし、越境するソ連のスパイが跡を絶たないので、それなりには巡回警備をしていた。 その名も北満州警備隊だ。 隣のユダヤ共和国と満州国は軍事同盟を結んでいた。 それで、北満州警備隊はユダヤ共和国の援助でトヨス戦車(旧型)を配備してもらっていた。 極寒では歩いて警邏など出来る距離が知れている。 やはり機動力がないと長いソ連との国境など守れない。 シナの国境は、ヒンパンにシナ軍が越境して紛争となるが、ソ連との国境は現在は平穏であった。 以前、ソ連がローランドに進攻したとき、日本海軍の空母による強襲でソ連と日本国と相互に不可侵条約が結ばれた。 このときに、日本国は満州国とソ連との国境も含むとしたのだ。 ソ連のクレムリンは日本海軍のジェット爆撃機がモスクワ上空に飛来して、恫喝した。 その爆音に恐れをなしたのである。 なんせ、ジェット爆撃機を初めて眼にしたのだ。 ソ連は布張り複葉機の時代であり、ジェット機の爆音に恐れをなしたのである。 ソ連からの連絡が遅ければ誘導爆弾がクレムリンを確実に破壊していただろう。 ステルヒン書記長は戦争回避の英雄としてソ連では地位を確実なものとしていた。 ソ連国内では情報統制により日本が歩み寄り不可侵条約を締結してやったことになっていた。 事実、モスクワには日本の飛行機が来襲したが爆弾は落としていないのだ。 つまり、ステルヒン書記の交渉で日本が引いたことになっていたのだ。 ものはいいようである。 情報統制とマスコミの統制により、図柄はいくらでも書き換えられるのが共産党であり、共産主義であるのだ。 一般国民はバカなほどいいのだ。 現実の歴史では、ポーランドにソ連軍が進攻してドイツ軍を追い出したが、ソ連はポーランド国民を一般と教養ある国民と分けた。 占領してからポーランド国民を分ける受付を造り、振り分けたのだ。 ポーランドの共産化。 学のある国民(貴族階級など)と学の無い一般国民(農民など)に分けた。 そして学のある方に並んだ人達は二度と帰らなかったそうだ。 たぶん、粛清されただろう。 カチンの森事件(ポーランド軍の将校らが多数、ソ連軍に殺された事件)など悲劇はポーランドは多いのだ。 話が戻ります。 ソ連の満州国の国境では、独逸帝国の援助により新型戦車が完成していた。 それを満州国の国境で実力を試そうと紛争準備をしていたのだ。 ソ連のT34に独逸帝国の戦車技術を融合した新型だ。 名前は著者は知らない。 ウワサでは、モンゴル領域で実験して機動力と雪の上での軽快制を高めた無敵戦車らしいが、トヨス旧型で満州国は勝てるのか? 今まで、不可侵を守ってきたのは、この日のためなのか? 紛争の理由、そんなもの後でも何とでもデッチ挙げられるのだ。 勝てば官軍の世の中である。 河は寒さで凍っている。 その上を軽快に走破する新型戦車だ。 そうか!だから今の季節か。 従来の重い戦車(50トンちかいバケモノ)では氷も破壊してしまう。 新型は軽いようだ。 なんなく、国境の河を(凍った水面)を渡って来たのだ。 満州国の米軍はシナを警戒するべく基地はシナ方面であった。 北満には、北満州警備隊しかいないのだ。 どうなる、どうするのか、防ぎきれるか北満隊!
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