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ユダヤからの援軍
ユダヤ共和国戦車
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ユダヤ共和国、満州国の隣にある、米国の軍事同盟国である。 ソ連の満州への進出を恐れた日本が満州国の領土を割譲したものだ。 ただの大草原の何も無い土地であった。 そして満州国も米国に利権を売り渡した。 日本が米国の敵ではないことを山田総理が示すためでもあった。 国内からは、反発もあったが、マスコミや放送局を裏で抑えて(イケないこととは、わかっていたが方法がなかったからだ。)米国に渡したあとは統制を無くした。 米国を反共産主義に眼を向けさせる方法は他になかったからだ。 米国は植民地が英国や欧州諸国に比して少ない。 フィリピンくらいだ。 そこで、大陸覇権を放棄する宣言と同時に日本国は米国を仲間に入れるために腹を切って領土を渡したのだ。 もちろん、大金で売ったのだ。 それで、日露戦争の英国に対する借財を払って、あまりを軍備(空母建造費)にあてたのだ。 まだ、かなり余っているので、予備費として国庫に隠しているのだ。 話が戻ります。 満州国からユダヤ共和国にソ連越境対策の援軍要請がきた。 ユダヤ共和国は米国とのパイプが太い、それに満州国とは軍事同盟を締結していた。 よって戦車隊を満州国に援軍として派遣した。 その数20両、いづれもトヨス製ユダヤ仕様の戦車である。 ユダヤ仕様、もう賢明なる読者諸君はおわかりだろう、デラックスな仕様なのだ。 米軍仕様よりデラックスであった。 米軍仕様にプラスして75ミリ砲が105ミリ砲にグレードアップだ。 さらに、エンジンがハヤブサの3連ターボの2300PSだ。 それにオートマで、ハイオク仕様の燃料であった。 しかし、ソ連と満州の国境はユダヤ共和国から遠い。 いくら50キロ巡航でも時間はかかるし、燃料の給油もヒンパンとなり、到着には日数がかかった。 北満州警備隊の旧型トヨス戦車が全車向かったが、どうなることやら・・・・・・ ちなみに、北満州警備隊戦車は車体をシロに塗装してある。 まあ、カモフラージュだが、やらないよりはイイかぐらいであった。 それに、車台の下部は黒いマンマである。 ソ連戦車はソ連が独逸帝国からV型の劣化版を輸入して、自国で改造したT45と呼んでいる戦車だ。 まあシナと同じようであったが、寒さに強い仕様であった。 雪道に埋まらないように無限軌道は幅が広く出来ていた。 エンジンも冷えすぎないように開閉カバーがついている。 装甲は独逸帝国V型と同じ8センチの傾斜装甲であった。 エンジンはソ連お得意のデーゼルであった。 機動力はガソリンエンジンの独逸帝国V型より劣り、時速40キロが最高速度であった。 ソ連の越河の原因、そんなもの心当たりが無い満州国だ。 有識者は、シナとの二面紛争であるから、裏でソ連がシナと画策したのだと、もっともらしいことをラジオで述べていた。 ソ連は満州国の軍事力を測りかねていた。 背後にいるユダヤ共和国や米国、そして本当の敵である日本国の出方を見ることにあったかもしれない。 とにかく、ユダヤ共和国の戦車は鉄道路線がないので、自力で動いて北満の紛争場所を目指した。 まだ、まだ、目的地は遠い。 季節は冬期である。 道路の除雪も追いつかない、しかしデラックスなトヨスマークⅢユダヤ仕様はスノーモービルのごとく機動性がいい。 ホンヤ製V型12気筒3連ターボが低くキーーーーンと吼える。 車列の最後に燃料供給用のタンク車を引き連れて援軍は吹雪をかき分けて進む。 初めての対ソ連戦車戦に用意十分の援軍であった。
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