大東亜戦争を有利に

ゆみすけ

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新総帥、ユンケーヌ激励だ。

英国進攻の切り札

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 「どうする、まだ29機しか完成していないぞ。」 「それに工場の裏の機体クズの山を、どう隠す。」 「まあ、出来合いの機体を並べて誤魔化すか。」 「裏のゴミの山から、形がいいヤツを掘り出して並べるのだ。」 「遠めには素人には、わからんさ。」 「近いところには、動く完成機を並べるんだ。」 部下を動員してごまかし工作に余念がない、ユンケーヌ幹部である。 正直、盛りすぎた。 盛りもほどがあるのだ。 しかし、今さらいえない。 バレたらシベリアの凍てつく大地が待っているのだ。 思わずブルッたのである。 政府からは、100機分の代金は、すでに会社の金庫に入ってるのだ。 明日は、新総帥の歴訪である、ユンケーヌ社である。 町をあげての歓迎行事となった。 工場の広場には60機のユンケーヌⅡ型が並べられえた。 まあ、半分はドンガラのハリボテだが。 おかげで、クズの山は処分ができて1石2鳥である。 ・・・・・ さあ、町を上げての歓迎行事が始まった。 楽団が先行して総帥ご一行をお出迎えである。 総帥も笑顔でご機嫌であった。 さて、ユンケーヌ社玄関にベンソで横つけだ。 赤いジュウタンを進んで、さてユンケーヌⅡ型が60機並んで出迎える。 「おお、これがⅡ型か。」 新総帥はご満悦であった。 「欧州完全覇権は、かなったな。」 総帥が側近にいう。 「そうですとも、英国はすでに属国です。」 「うむ、これで、統一が、前総帥の夢を達成できるのだ。」 あくまで、前総帥の意思を貫徹するの考えを表では表明する新総帥である。 これでは、裏で兄を暗殺した北の将軍様と同じではないか。 世界に神は居ないのか、正義の女神は砂の楼閣であったのか。 ユンケーヌ社の幹部は、「総帥、あとの30機は、目前です。」 自らハードルを上げた。 「そうか、期待しておるぞ。」 「なんとか、あと半月ぐらいには。」 「そうか、ではアレは30日後だ。」 側近はうなずく。 アレとは、まさかアレか。 場所はどこだ。 側近の配下に紛れ込んだユダヤスパイが聞き耳を立てた。 しかし、場所までは、進攻して空挺部隊が降下する場所までは明かさなかった。  さて、問題は総帥が帰ったあとだ。 「どうすんだ。」  「とても、あと半月で60機生産は無理だ。」 「なんで、いまさら。」 「今からでも遅くは無い、あと60日待ってもらえば。」 自らハードルを上げてしまった幹部連中である。 「オレはシベリア送りはいやだからな。」 と2,3人の幹部が部屋から飛び出していった。 しかし、ゲシュタポは甘くない。 翌日には、逃げ出した幹部は、家族全員が行方不明であった。 ・・・・・・ 「どうする。」 「もう、なるようにしか、ならない。」 そうだ、生産するしか無いのである。 独逸帝国マイスターの気骨もなくなった技師が数だけはそろえた。 とりあえず、飛行には問題はない。 ただし、ただしである。 空戦は?であった。 機体の振動問題などの細かい点は省いて、やっつけ生産に粗製乱造であったのだ。 しかし、100機のユンケーヌⅡ型は揃った。  幹部は、とりあえずシベリアは送られなかったのだ。  しかし進攻の日は迫る。 空挺部隊の降下地点は・・・・・・・・・
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