大東亜戦争を有利に

ゆみすけ

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シュリーマンの憂鬱(ユウウツ)

懲りない男、シュリーマンだ。

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 シュリーマン総帥が画策した、4発輸送機での空挺部隊でのロンドン強襲は、危ういところで失敗した。 
それで、地域紛争として英国勝利となり、代償として英国軍士官が独逸帝国軍へ参与という形で交代で来ることになっていた。 
 まあ、英国としては監視のための軍人を送り込むのだが。 
独逸帝国としては、負けを認めたことになり、屈辱であった。 
 しかし、英空軍ののファルコンに串型戦闘機が、敗残したのでいたしかたないことであった。 
性能では、英国のファルコンに互角で、最初はいいところまで、いっていたのだ。 
 それは、シュリーマン総帥もパイロットから聴取していたのだ。 
「我が、ルフトバッフェ(飛行軍のことだ、ドイツ語は軍事関係はカッコいいのだ。)は決して負けてはいなかったのだ。」総帥は演説する。 
 「今回の紛争の結果は敗残ではあるが、我が独逸帝国軍人は最大限の努力を惜しまなかった。」 
「しかし、いかんせん、多勢に無勢であり、今一歩であった。」 
 「今回の反省を込めて国民諸君には、いっそうの研さんと努力を望みたい。」 
「先のゲッペルン総帥の悲願を・・・」 ここで、シュリーマンは、ヨヨと涙ぐんだ。 
 「わが、独逸帝国は平和と安定を求めるのである。」 
もはや、なにが言いたいのかわからないが、国民は歓呼の声援を送るのである。 
 その日の秘密の戦略会議だ。 
「やはり、陸軍しか、飛行軍や海軍では、日本軍や米軍、英軍に惜しいところで敗残です」 
 「陸軍は、我が独逸帝国陸軍は無双です。」 
まだ、日本軍とは、やりあっていないのだが。 
 第一次大戦で、飛行軍や海軍は米軍や英軍に敗残したのだ。 
しかし、陸軍は、いいところまで勢力圏を広げたのだ。 
 だが、結局のところ負けてしまった。 
惜しい、悔しい、シユリーマン総帥は激を飛ばす。 
 「我が、独逸帝国は欧州大陸を制覇して、それは遠くは、エジプトやアラビアまで及んでいる。」 
「それが、どうだ、最近は敗残の連続である。」 
 「しかし、領土は減ってはいないのだ。」 
「これは、用兵の運用のあやまちである。」 
 「総帥として、軍の再編成を進言するものである。」・・・・幹部連中は、半分納得していた。 
しかし、利権もあり、再編すると将軍らの利権がどうなるか、わからないのだ。 
 企業献金が・・・ 独逸帝国も所詮、金で動いているのである。 
シュリーマン総帥は、「新型の串型戦闘機をグルップでなんとかしろ。」と、まともな会社に生産を指令した。  「現在の軍事的な均衡は英国に傾いている。」 
 「それを、独逸帝国と互角にするのだ。」 
「海軍は潜水艦に絞れ、飛行軍は串型戦闘機だ。」 
シュリーマン総帥は、独逸帝国の欠点を的確に判断して、軍事的欠点を補って・・・・ この情報はユダヤスパイから英国情報部、そして日本、米国へもたらされた。 
 懲りないオトコ、シュリーマンである。
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