376 / 380
会談の実現
ロンメロ、山田会談の実現
しおりを挟む
シュリーマン、シベリアで死す。
この知らせは、ロンメロ討伐隊のV型戦車装備の100W高出力無線機で、夜間に短波で、独逸帝国通信省まで連絡があった。
夜間は無線の短波の飛びがいいのだ。 地球半周くらいOKである。
ラジオの短波放送で、夜に得体のしれない国の放送を受信するのと同じだ。
「そうか、ごくろうだった。」ロンメロはシユリーマンの最期を聞いて、ヒトなぞあっけないもんだ、と思う。
ロンメロはシュリーマンの遺体を現地で埋葬するように指示を出した。
国を捨てて逃亡したオトコだ、独逸帝国の土には埋葬させない。
しかし、埋葬して墓を造り、世にシュリーマンの末路は知らせなばならない。
国を売り逃亡したオトコと、国に殉じたオトコの差はつけるべきである。
討伐隊の帰還を待ってアマテラス改Ⅱは独逸帝国へV型戦車を載せて帰る段取りである。
そろそろだ。 山田総理はロンメロとの会談を模索したのだ。
つまり、不可侵条約の締結だ。
それと、同時に独逸帝国はソ連とシナとの軍事同盟を、軍事関連を濁した条約に格下げすることで、ソ連とシナの了解を得ていた。
なぜなら、いままでの軍事物資が使えなくなると、ソ連やシナも困る。
また独逸帝国も輸出産業に打撃が出る。
それで、新たな軍事技術は輸出しないが、いままでの兵器の輸出やメンテはすることとしたのである。
でないと、ソ連やシナが、窮鼠猫を噛む(キュウソネコヲカム)こともありえるからだ。
山田総理はハンナを通じてフローラへ、ロンメロ、山田会談の提案を伝えた。
「あなた、フローラさんから、ぜひプライベートジェットで夫婦でとの返答ですが。」
こいつ、スミにおけないわ、・・・
「わかった、おって期日を調整してくれ。」
山田総理がハンナの手の上で転がされる・・・・ 山田総理は独逸帝国が普通選挙で、新たな総帥を選んで普通の国になればと思っていた。
軍事技術の頂点は日本が譲らない。
軍事技術の頂点に日本がいれば世界の平和が保たれるのだ。
それが、山田戦略理論だ。 なんと身勝手な理論だ。
原爆を米国がついに実用化した。 しかし、戦争がない、せいぜい紛争程度には原爆は使えない。
それに、過去の欧米の植民地主義には、原爆は使えない。
使えば、単なるヒトの住めない荒地が増えるだけで、宗主国の利益にはならない。
それに、使えば国際的に孤立しかねないのだ。
使えない兵器のレッテルを原爆に張ることに山田総理は成功した。
原爆の拡散阻止に山田総理は成功したのだ。
日本には海を潜り、空を飛ぶ軍艦がある、まことしやかに語る軍事専門家は多いのだ。
実物を見たとか、発表はない。
記者の総理への質問でも、総理は曖昧な返事で反らすだけだ。
しかし日本海軍、正規空母艦隊を見ると、あながちウソとも思えないのである。
ある漁師は、舟で漁をしていたとき、海から空に飛び上がる戦艦を見たと、証言した。
大きさは、300メートルを越えていた。
そして、あっという間に空のかなたに飛びさった、と証言した。
誰も信じないが否定はしないのだ。
絶対、無いと言い切る軍事専門家はいなかった。
ロンメロ、山田会談は山田総理が独逸帝国を訪問する形で決まる。
山田総理はプライベート機は使わない。 同行する政府関係者が多いからだ。
では、政府専用の4発ジェット旅客機か? イヤイヤ、違うのだ。
独逸帝国に軍事技術では、追いつけないと・・・ 越えられない壁を見せつけるのだ。
まさか、海底軍艦か? イヤ、海底軍艦は、極秘任務用だ、公にはできない。
ハンナに、わき腹をつつかれて山田君は脇にある赤電話の受話器を取った。 さて、誰が出るのか。 (まだ、なんも考えていない・・・)山田総理であった・・・
この知らせは、ロンメロ討伐隊のV型戦車装備の100W高出力無線機で、夜間に短波で、独逸帝国通信省まで連絡があった。
夜間は無線の短波の飛びがいいのだ。 地球半周くらいOKである。
ラジオの短波放送で、夜に得体のしれない国の放送を受信するのと同じだ。
「そうか、ごくろうだった。」ロンメロはシユリーマンの最期を聞いて、ヒトなぞあっけないもんだ、と思う。
ロンメロはシュリーマンの遺体を現地で埋葬するように指示を出した。
国を捨てて逃亡したオトコだ、独逸帝国の土には埋葬させない。
しかし、埋葬して墓を造り、世にシュリーマンの末路は知らせなばならない。
国を売り逃亡したオトコと、国に殉じたオトコの差はつけるべきである。
討伐隊の帰還を待ってアマテラス改Ⅱは独逸帝国へV型戦車を載せて帰る段取りである。
そろそろだ。 山田総理はロンメロとの会談を模索したのだ。
つまり、不可侵条約の締結だ。
それと、同時に独逸帝国はソ連とシナとの軍事同盟を、軍事関連を濁した条約に格下げすることで、ソ連とシナの了解を得ていた。
なぜなら、いままでの軍事物資が使えなくなると、ソ連やシナも困る。
また独逸帝国も輸出産業に打撃が出る。
それで、新たな軍事技術は輸出しないが、いままでの兵器の輸出やメンテはすることとしたのである。
でないと、ソ連やシナが、窮鼠猫を噛む(キュウソネコヲカム)こともありえるからだ。
山田総理はハンナを通じてフローラへ、ロンメロ、山田会談の提案を伝えた。
「あなた、フローラさんから、ぜひプライベートジェットで夫婦でとの返答ですが。」
こいつ、スミにおけないわ、・・・
「わかった、おって期日を調整してくれ。」
山田総理がハンナの手の上で転がされる・・・・ 山田総理は独逸帝国が普通選挙で、新たな総帥を選んで普通の国になればと思っていた。
軍事技術の頂点は日本が譲らない。
軍事技術の頂点に日本がいれば世界の平和が保たれるのだ。
それが、山田戦略理論だ。 なんと身勝手な理論だ。
原爆を米国がついに実用化した。 しかし、戦争がない、せいぜい紛争程度には原爆は使えない。
それに、過去の欧米の植民地主義には、原爆は使えない。
使えば、単なるヒトの住めない荒地が増えるだけで、宗主国の利益にはならない。
それに、使えば国際的に孤立しかねないのだ。
使えない兵器のレッテルを原爆に張ることに山田総理は成功した。
原爆の拡散阻止に山田総理は成功したのだ。
日本には海を潜り、空を飛ぶ軍艦がある、まことしやかに語る軍事専門家は多いのだ。
実物を見たとか、発表はない。
記者の総理への質問でも、総理は曖昧な返事で反らすだけだ。
しかし日本海軍、正規空母艦隊を見ると、あながちウソとも思えないのである。
ある漁師は、舟で漁をしていたとき、海から空に飛び上がる戦艦を見たと、証言した。
大きさは、300メートルを越えていた。
そして、あっという間に空のかなたに飛びさった、と証言した。
誰も信じないが否定はしないのだ。
絶対、無いと言い切る軍事専門家はいなかった。
ロンメロ、山田会談は山田総理が独逸帝国を訪問する形で決まる。
山田総理はプライベート機は使わない。 同行する政府関係者が多いからだ。
では、政府専用の4発ジェット旅客機か? イヤイヤ、違うのだ。
独逸帝国に軍事技術では、追いつけないと・・・ 越えられない壁を見せつけるのだ。
まさか、海底軍艦か? イヤ、海底軍艦は、極秘任務用だ、公にはできない。
ハンナに、わき腹をつつかれて山田君は脇にある赤電話の受話器を取った。 さて、誰が出るのか。 (まだ、なんも考えていない・・・)山田総理であった・・・
1
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる