冒険者の学校。

ゆみすけ

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裏の案件の裏金。

まさか、あばれ熊まで・・・

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 ユミスケを、あばれ熊討伐に出して、二日後だわ。 
あいつが、あばれ熊の首を刈って、袋に入れて持ってきたのよ。 
あたいは、びっくりだわ。 
依頼して、計三日よ、なんて早い解決だわ。 
「これが、報酬です。」と言って金1貫文渡したわ。 
あいつに取って、大金だわ。 さすが、あたいの眼に狂いはなかったわ。 
おそらく、あいつは日本人だわ。 
「どうりで、カタナを使えるわけだわ。」と、感心しきりだわ。・・・・
 金1貫は重かった。 ふところが寂しかったが、しばらくは暖かいなぁ。 
宿で、「これで、宿泊代はどれほどになる。」と言って聞いた。 
娘はびっくりして、おやじを呼びにいったほどだ。 
おやじは、「お客さん、からかっちゃあいけやせんぜ。」という。 
「いや、金があるときに、まとめて出したいんだ。」と答えた。 
しばらくして、「半年ですが、前例がありませんが。」 
「半年なら、これで。」と言って金1貫文を渡した。 
おやじは、「サービスで、朝食もお付けします。」と言ってくれた。 
「それは、ありがたい。」いままで、すきっ腹だったが・・・ これから、朝から飯が食えそうだ。 
「すいませんが、一度受け取ったので、解約は・・・」と言うから、「絶対にしないから、安心してくれ。」と付け加えた。 
宿のおやじは、確約書を書いて渡してくれた。 
これで、仕事にあぶれても、半年は生きていけそうだ。 
それから、カタナの手入れのために、研屋(とぎや)へ顔を出した。 
「お客さん、これを研ぐので?」 「そうだが。」 
「これは、魔法刀ですだ、おらにゃできねえだ。」と言われた。 
そして、「これを研げるヤツは、この街にはいねえだ。」ともいいやがったんだ。 
仕方がない、研ぎ石を買って、自分で研ぐことにする。 
「くそっ、なかなかうまくいかねえ。」と悪態をつきながら試行錯誤である。 
なかなか、うまくいかない。 それで、オレの受人のライラへ聞いたのだ。 
「カタナを研ぎたいが?」だ。 「そうですか、調べておきます。」とのことだった。 なかなか回答がなかったが。 忘れたころ、「わかりました、持ってきてください。」との返事だった。 
オレは役所へ顔をだした。 ライラは待っていた。 
待っていた?いやな予感だ。 「ユミスケさん、待ってましたよ。」と、手招きだ。 
まず、良くない話だな。 
「じつは、依頼があります。」という。 「カタナの件は?」と催促する。 
「代わりのカタナを渡しますから、研ぎですが日数がかかるそうです。」 
「なんせ、王都へ出しますから。」らしい。 
仕方がない、「代わりのカタナ?」というと、「これです。」と、長いヤツを渡してきた。 もろ、日本刀だ。 「見せてもらおう。」と手に取る。 
握る、手に吸い付くようだ。 なんか、わからないが、昔の記憶が・・・ 
「それで、これが依頼です。」と、手書きの案件だ。 
内容は、「これは、オレは、あまり、マジで・・」 内容は猛虎討伐であった。 
猛虎とは、猛獣の虎の化け物のことだ。 
体長が5メートルを越える化け物だ。 ちなみに、尻尾は含まずである。 
「これこそ、軍の案件だが。」と言い訳だ。 
「すいませんが、まだ軍が王都から戻れないんです。」 
「もう、被害者が複数人いますので。」 
「町一番の冒険者が喰われましたので、もうだれも討伐が・・・」
「弓矢では、討伐できないのです。」 
「しかし、オレも命は惜しい。」 
「わかりますが、ここは助けると思って。」と、オレに手を合わせるライラだ。 
「毒パンでも食わせたらどうだ。」と言ったら。 
「誰が、食べさせるんです。」と言いやがった。 
もう、試したが、試したヤツが喰われたらしいのだ。 
「街にでも入られたら、この街は終わりです。」 
「うむ、オレには自信がないんだ。」と答えた。 
「あたいの見立てに間違いはないです、あなたはできます。」と、太鼓判を押すのだ。 
「そこまで、言われるほどオレは強者ではない。」 
「いいえ、いままで失敗は無いじゃないですか。」と、討伐の木札を押し付けるライラであった・・・・・・ 
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