冒険者の学校。

ゆみすけ

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再び、ラステァ登場・・・

攻撃型魔法幼女の完成形体だ。

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 「ちゃらまんだー。」と、叫ぶ。 杖からイナズマが走る。 
「チュ~~~ドウン。」と、ケイレンして倒れる地竜である。 再び、ラステァの登場である。
 時系列が頻繁に変わり、スイマセンです。

 「うむ、だいぶ板についてきたな。」と、誉めるオレだ。
「うふふ。」と、ウズメ姫に似た笑い方のラステァである。 どうも、ウズメ姫からの悪影響が・・・
 「なによ、悪影響って。」と、ウズメ姫が現れる。 最近になって、オレの体内のナノ・マシンを味方につけて、やりたい放題のウズメ姫である。
 「ラステァ、いいこと、あたいの旦那には気を許しちゃあダメよ。」
「なんででちゅ。」と、ラステァだ。
 「そのうちにわかるわよ。」と、誤魔化すウズメ姫である。
まあ、信用はゼロのオレなのである。
 
 「さて、今日の魔法訓練は以上だ、帰るぞ。」と、キント雲を呼ぶ。
「紫電改。」と、発音が幼児しなくなったラステァだ。 チ電改はカッコわるいからだ。
 ウズメ姫がオレに戻って、ふたりで荒野を飛行する。
「パパ、あれ。」と、指さすラステァだ。
「ん、ん。」と、ラステァの指す方を・・・「いかん、誰かヤラれてる。」と、急ブレーキである。 
飛行機では無いから、こういう時は、都合がいいのだ。 ペラを逆回転で空中停止ができるのだ。
 みると、誰かがヤラれているようだ。 冒険者か討伐人のグループのようだ。
相手は、ウルフ・ドックの群れのようだ。 数が多い。 1匹なら、まあオオカミ犬だ。 2,3人の冒険者なら勝てる。 しかし、群れには、かなりの冒険者でも無理である。 冒険者の6人のグループでも、まず全滅だろう。
 群れで襲ってくるウルフ・ドックは討伐依頼金も高額で利益が大きいがリスクも大きいのだ。
杖を差し出すラステァへ、「待て、待て、冒険者も巻き込んでしまう。」「ここは、降りて、各個撃破だ。」と、個別に戦うことを指示するオレである。 
 なんせ、ラステァのイナズマは半径2キロが消えるからだ。 冒険者も消えそうだ・・・
「おまえは、後ろのヤツを、オレは正面をヤル。」「うん。」と、ラステァが答える。
 連携はとれそうだ。 なんせ、初めての救助であるからだ。
 
 地上をめざして降下する。 どうやら、冒険者のクループのようだ。 数人が倒れている。
無事なのは6人だな。 
 「助けに来た。」と、上から叫ぶ。 なんせ、冒険者には味方であること示さねばならない。
「おお、誰か知らんが助かる。」と、ガタイのデカイやつが叫んだ。 だぶん、リーダーだろう。
 しかし、5歳の幼女をみて、固まる冒険者らだ。
「助力、ありがたいが・・しかし・・・」と、リーダーらしき冒険者が・・・
 「チャラマンダー。」と、5歳の幼女が杖で数匹のウルフ・ドックを消し炭だ。 
オレは、四方をサーチ魔法で把握する。 「80はいるぞ。」と、ラステァへ・・・
 「あい、了解でちゅ。」と、答えて。 「れんちゃ。」と、杖からイナズマがバルカン砲のごとく・・・
毎分600発の電撃魔法である。 
 そして、5秒ほどで80匹を超えるウルフ・ドックは消し炭である。 そして、半径2キロほどのイナズマでできた空き地が・・・
 「ラステァ、怪我人だ。」と、ラステァへ・・・
魔法少女は本来は治癒魔法士である。  そこで、ラステァも治癒魔法は使えるが、実習は・・・ここで、威力を試してみても・・・
 「できるか?」と、5歳の幼女へ聞くオレである。
4人の怪我人は、地面で倒れて、うめいている。 意識はあるようだ。 
 「いいか、まずは治療するところの確認と、やり方を探るんだ。」と、教えたことを繰り返すオレである。
なんせ、野郎は治癒魔法が行使できないからだ。 治癒魔法はオナゴしか使えない。 それも、女神様の加護をうけた子女だけなのだ。 もちろん、アマテラス様直々の加護を受けたラステァには出来ることである。 
 しかし、攻撃型である、どれほどの治癒魔法が使えるかは未知数である。

 「ケガの場所は調べたか。」「あい。」「なら、怪我が酷いヒトから治癒魔法を掛けろ。」と、指示をする。
リーダーの冒険者は、なんか言いたそうだったが、空気を読んで無言である。 なかなかの、ヤツのようだ。
 10人の冒険者をまとめて、ウルフ・ドックの討伐なのだ、それなりのヤツしか出来ることではない。
「ちょうどく。」と、詠唱するラステァだ。 つまり、消毒である。 
 普通の治癒魔法子女が消毒液を使うのと同じである。 まずは、バイキンの処理から始まるのだ。
「ちえいちぇい。」と、詠唱するラステァだ。 生成のことである。 魔物に食い破ぶられた箇所の再生である。
  「えっ。」と、驚くオレだ。 生成はナデシコ先生かルイザのレベルでないと・・・
しかし、食い破れてた箇所が、見る見る回復していくのだ。 逆転映画をみるようである。
 おどろく、怪我人である。 痛い顔もしていないようである。 消毒に麻酔魔法もこみのようだ。
こいつは、ラステァは無双かもしれん、と思うオレである。 
 やがて、4人の怪我人は回復していた。 しかし、体が体力を回復するには時間がかかるのだ。
「2,3日は休養してくれ。」と、参考意見を述べるオレである。
  
 「ありがたい、すごい、まるで女神様だ。」と、リーダーが驚く。
「言い遅れた、オレはリングというリーダーだ。」「オレはユミスケ、そしてラステァだ。」「今回の件は、とても返せない恩だ。」と、オレの手を握るリングだ。 リングは、オレも聞いたことがあるヤツだ。 確か、王都でも名のあるヤツだ。
 「ウルフ・ドックの討伐を依頼されて、かなり討伐したんだが。」「ヤツらもバカじゃないようだ、群れが複数で襲ってきたんだ。」「えっ、そうなのか。」「あ、あ、普通は10匹くらいの群れなのだが。」 確かに、いままでは、10匹くらいだ。 もう、消し炭で数はわからないが、100匹はいたような・・・
 「もう、終わりかと覚悟したほどだ。」「ありがとう。」「うむ、いいさ、お互い様だ。」 「それに、すごい治癒魔法少女にも感謝を。」と、10名の冒険者の大男がラステァへ平伏した。
 ラステァは、固まっていた。 なんも、言えないようである。

 
 

 
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