冒険者の学校。

ゆみすけ

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船酔いのフーボー・・・

オレは、海のオトコではなかったのだ。

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 「オェ~ッ。」と、ゲロが・・・もう、なんも出ないのだが・・・
これが、話に聞いた船酔いというヤツか・・・戦車の海上航行は自動航行で・・・・
 「そうだ、オレは初めて海にでるんだった。」と、いまさらの話のフーボーである。
「7日かかるらしいが、あと5日も、オレはもつかな?」 「なにも、食えないのだが・・・」と、携行食を海へ放かる。
 とても、食べる気がしないからである。 仕方がないから、水ばかり飲んでるのだ。 
三八式戦車は、大きさは普通のサイズだ。 大型ダンプを平べったくした感じだ。
 そこへ、フロートというらしいが浮き輪を前後に取り付けたのが、フーボーが乗ってる海上航行可の三八式戦車である。 
 動力はクラッチでスクリューと繋いで廻すのだ。
けっこう馬力はあるんだが、無理な形だからボートのようには速くは進まない。
 米軍の水上揚陸戦闘車が、速度が数ノットしか出ないと同じである。
さすがに、ドロ~ンでは戦車は運べないのである。
 軽量の装甲なのだが、それでも30トンはあるのだ。 もちろん、全備重量でだが。
本体のみなら20トンくらいなのだ。 砲弾と機銃弾や燃料の水は重いからだ。

 通信が入る。 雇い主の裏のヒトからだ。 「ウズメからフーボー。」 いかん、答えないと・・・
「こちら、フーボーです。」「ちゃんと航行できてますか。」「え、え、時間どうり大陸沿岸へ到着できそうです。」「なら、前線基地の位置を送ります。」「了解です。」 信号を着信した。 赤ランプが緑色だ。
 「受け取りました。」「そう、ところで声が覇気がないような・・・」「いえ、だいじょうぶです。」
「そう、無理しないでね。」「ありがとうございます。」
 交信が終わった、「ふう、画面で通話してなくてよかった。」と、やつれた顔が・・・・

 さすがに、フーボーは、海での船酔いの用意までは予想をしていなかったのである。
雇い人らが海の彼方へ遠征に旅立ったことは聞いていた。 
 そして、おそらく軍事品の輸送の依頼がくることは十分予想できたのだ。
しかし、船酔いまでは・・・この国の住民は船旅なぞしないし、船といえば小船かボートくらいで、河の横断の使う程度だったのだ。
 それで、知識不足というやつである。
ライラもルイザも、船酔いの知識なぞないし、聞いたこともないからだ。
 それに、船酔いの知識があるオレだが・・・フーボーへの配慮がたりなかったようである。
ウズメ姫はオレには伝えなかったようだ。 伝えたところで、すでにお寿司だからである。

 ウズメ姫はフーボーへ三八式戦車の生活キットから栄養補給のカプセルを服用するように伝えるだけが、できることであった。
 まあ、酔い止めなんて用意してないのだ。

 また、また、会議の始まりである。 他にすることが無いからでもあるんだが・・・
「では、定例会議を始める。」 いつの間にか定例だって・・・
 「もうすぐ戦車とやらが来るのね。」「そうだ。」「なら、それで押し切るってのはどう。」と、アリスが提案する。
 まあ、定番だな。
「まってよ、でも1両しかないんでしょ。」「あ、あ、そうだが。」「なら、ダメよ。」と、リンダだ。
 「もし、敵が強かったら。」と、アオルのだ。  リンダはマスゴミの立ち位置かよ‼
「でも飛竜を、とうさんは三八式戦車で殲滅したのよね。」と、ユリコが・・・かわいいヤツだな、ユリコは・・・
 「うむ、そうだが。」「あのときは、皆の母さんがいたからな。」と、アンナがサポートしてくれたことを話す。
「やっぱり、ママは世界イチなのね。」と、クララが賛同する。
 「あたいも、居たわよね。」と、ウズメ姫が顔をだした。 
真の妻には頭があがらない・・・
 それに、アンナは妻ではない。 貴重な攻撃魔法少女を産み出す人材なのである。
単に、精子を提供しただけだ。 アンナのおマンコへオレのアマテラス製の巨根を挿入してないのである。
 オレは、浮気者ではないのだ。 まあ、言い訳にもならないんだが・・・
いまは、ルイザが妻なのだ。 馬が合うからだが・・・
 こうして、ガヤガヤと定例会議は終了したのである。
まだ、サンハチ式戦車は到着していない。
 
 「ねえ、あんた。」と、」ウズメ姫が・・・「フーボーが応答がないわ。」「えっ、まさか・・・」
「さっきから、通信機の反応がないのよ。」「フーボーの現在地は。」と、オレだ。
 「ドロ~ンで行けそうかな。」雇い人としての務めだ。
「前線基地の警備はまかせたぞ。」と、四名の魔法幼女へ・・・
 そして、愛機のビートルで海上を飛ぶ。
「あれだ。」と、3時間ほどで戦車を見つけることができた。
 「いかん、フーボーが倒れてるぞ。」と、砲塔から半身を出して、倒れてるフーボーだ。 
そばで、カモメが不思議な生き物かと・・・つつくなよ。
 「おい。大丈夫か。」と、肩をつついた。 微動だにしない。 まさか、死んでるんかよ・・・
「これは、衰弱して気を失ってるわ。」と、ウズメ姫だ。
 「点滴しか助けられないわ。」と、ウズメ姫がいう。 それで、ウズメ姫に変化である。
ドロ~ンから緊急医療キットを出す。 黄色い栄養剤の点滴をフーボーへ打つウズメ姫だ。 (女神様だ、注射を打てる資格はもってるのだ、正規看護の資格なのだ。)
 「ん、ん、ん。」と、フーボーが動いた。 「ふう、心配したぞ。」と、フーボーへ・・・
「すんません、油断しました。」と、やつれたフーボーが・・・
 まあ、生きててよかった。 なんせ、貴重なアッシー君だ。 フーボーほどアッシー君として役に立つヤツはいないからだ。 
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