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まだ、訓練中だ・・・
陸軍からの救援要請。
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とうとう、完成した7号潜航艇である。
呉鎮守府で神主が武勲を祈願する。
そして、潜水艇ちくま、と命名された。
民間船ではないから、船名に丸はつかない。
そして、7号潜水艇ちくま、から海軍の正式艦艇へくわえられたのである。
もちろん、軍艦ではない・・・潜航艇だ。
それゆえ、菊のご紋章は船首には付いてない。
あの、ご紋章は木製だから潜水艇にはイラネーのだ。
木に金粉を塗ったモノである。
日本軍のマークである。
潜水艦は浮上してから国旗を掲揚する。
潜航中は旗や国旗のマークはいらない。
なぜなら、海中だから・・・
そして、浮上したら掲揚する義務があるのだ。
シナの原潜が自衛隊の潜水艦に追われて浮上して、即シナ国旗を掲げたのはそのためである。
国籍不明なら・・・攻撃されても文句は言えないのだ。
そして、7号潜水艇ちくま号は実戦配備されたが・・・訓練中であった。
乗員の訓練だ。
なんせ、6号潜航艇の事故で優秀な隊員を失ってしまったからだ。
佐久間艇長という、幹部の損失は大きかったのだ。
事故原因となった空気筒は7号艇には無い。
なぜなら、電池でモータを動かしての電気推進だからである。
大出力の鉛蓄電池の製造で完成した潜水艇なのである。
新人隊員で、新人の艇長だが・・・それでも、数時間の連続潜航ができるようになったのである。
これは、大きい成果だ。
なぜなら、海中を6ノットという低速ではあるが・・・数時間進めるのである。
潜水母艦が近くにいないと不安はあるが・・・実戦配備しても・・・いいかな・・・なのだ。
そこへ、陸軍から嘆願だ。
「どうした、あの陸軍が助けてくれとは・・・」と、軍令部総長が笑う。
海軍と陸軍の島国根性まるだしの軋轢は・・・なくなることはないのだ。
「なんでも、満州国からの救援要請が陸軍にあり、それだそうです。」と、伝令が書状を渡す。
「うむ。」と、仕方なく文書を開ける総長だ。
「これは・・・いや、はや、聞かずば、なるまいよ。」と、文書を補佐へ渡した。
軍令部補佐が・・・
「でも、どうやって助けるんです。」と、文書を第二補佐へ・・・
第二補佐は、「まだ、空母は完成してないですが・・・」と、断りたいようだ。
「いや、断れんぞ。」「なんせ、ここで断ると陸軍に舐められる。」
「じゃあ、どうしろと。」「だいいち、どうやって救出するんだ。」
「大々的に軍隊を送れば、殺されるのは・・・」
「だから、陸軍が助けを求めてきたんだ。」
「・・・・・」
満州国の姫がシナの延翔軍に拉致されて、その救出依頼である。
下手に軍を動かせば、バレるから姫は殺されておわりだ。
シナの軍閥である延翔軍は満州国へ、どんな要求をするか・・・
「で、その姫というのは?」
「あ、あ、日本カブレで有名な姫だそうだ。」
「あれか・・・・」
日本軍の軍装を着て、日本軍に将校として・・・それで、満州政府が手を焼いてるという姫のことだ。
「陸軍は関わりたくないからじゃないのか?」と、分析する補佐だ。
「しかし、拉致されたのはマジらしい・・・これは、下手すると・・・満州国と日本の乖離を狙ったんじゃないのか。」と、分析する第二補佐だ。
「まあ、分析より、どう助け出すかだな。」と、総長がいう。
どうやら、助け出すのが前提なのらしい。
ここで、陸軍へ恩を売っておけば・・・満州の港の利権を海軍が・・・・
おいしい話である。
「で、どうやって軍閥から姫を取り戻すんだ。」と、第二補佐が・・・
「うむ、例の新兵器だよ。」と、補佐が言い出した。
「まさか、ちくま号かっ。」
「それしかあるまいて。」と、補佐が総長へ進言だ。
「姫は上海で拉致されたらしい。」国際都市上海は・・・各国のスパイが・・・うごめく都市だ。
「それで、拉致されて軟禁された場所は、わかってるのか?」
「うむ、たぶん拉致した軍閥の離宮があるから、そこだと踏んでるらしい。」
「かりにも、姫だ。」「下手なところへは軟禁できないからな。」
「なんでも、陸軍のスパイが助けだすから、上海港から秘密裡に満州国まで・・・らしい。」
「上海港からは目立つぞ。」
「もちろん、港からは無理だ。」
「じゃあ。」
「離宮に桟橋があるらしい、そこから小舟で・・・そして潜航艇で救出だ。」
「そう、うまくいくかな。」
「小舟までは離宮内のスパイが、そこから我が海軍ということらしい。」
「それで、新艇長は了解してるのか?」
「いや、これからだよ。」
「・・・・・」
呉鎮守府で神主が武勲を祈願する。
そして、潜水艇ちくま、と命名された。
民間船ではないから、船名に丸はつかない。
そして、7号潜水艇ちくま、から海軍の正式艦艇へくわえられたのである。
もちろん、軍艦ではない・・・潜航艇だ。
それゆえ、菊のご紋章は船首には付いてない。
あの、ご紋章は木製だから潜水艇にはイラネーのだ。
木に金粉を塗ったモノである。
日本軍のマークである。
潜水艦は浮上してから国旗を掲揚する。
潜航中は旗や国旗のマークはいらない。
なぜなら、海中だから・・・
そして、浮上したら掲揚する義務があるのだ。
シナの原潜が自衛隊の潜水艦に追われて浮上して、即シナ国旗を掲げたのはそのためである。
国籍不明なら・・・攻撃されても文句は言えないのだ。
そして、7号潜水艇ちくま号は実戦配備されたが・・・訓練中であった。
乗員の訓練だ。
なんせ、6号潜航艇の事故で優秀な隊員を失ってしまったからだ。
佐久間艇長という、幹部の損失は大きかったのだ。
事故原因となった空気筒は7号艇には無い。
なぜなら、電池でモータを動かしての電気推進だからである。
大出力の鉛蓄電池の製造で完成した潜水艇なのである。
新人隊員で、新人の艇長だが・・・それでも、数時間の連続潜航ができるようになったのである。
これは、大きい成果だ。
なぜなら、海中を6ノットという低速ではあるが・・・数時間進めるのである。
潜水母艦が近くにいないと不安はあるが・・・実戦配備しても・・・いいかな・・・なのだ。
そこへ、陸軍から嘆願だ。
「どうした、あの陸軍が助けてくれとは・・・」と、軍令部総長が笑う。
海軍と陸軍の島国根性まるだしの軋轢は・・・なくなることはないのだ。
「なんでも、満州国からの救援要請が陸軍にあり、それだそうです。」と、伝令が書状を渡す。
「うむ。」と、仕方なく文書を開ける総長だ。
「これは・・・いや、はや、聞かずば、なるまいよ。」と、文書を補佐へ渡した。
軍令部補佐が・・・
「でも、どうやって助けるんです。」と、文書を第二補佐へ・・・
第二補佐は、「まだ、空母は完成してないですが・・・」と、断りたいようだ。
「いや、断れんぞ。」「なんせ、ここで断ると陸軍に舐められる。」
「じゃあ、どうしろと。」「だいいち、どうやって救出するんだ。」
「大々的に軍隊を送れば、殺されるのは・・・」
「だから、陸軍が助けを求めてきたんだ。」
「・・・・・」
満州国の姫がシナの延翔軍に拉致されて、その救出依頼である。
下手に軍を動かせば、バレるから姫は殺されておわりだ。
シナの軍閥である延翔軍は満州国へ、どんな要求をするか・・・
「で、その姫というのは?」
「あ、あ、日本カブレで有名な姫だそうだ。」
「あれか・・・・」
日本軍の軍装を着て、日本軍に将校として・・・それで、満州政府が手を焼いてるという姫のことだ。
「陸軍は関わりたくないからじゃないのか?」と、分析する補佐だ。
「しかし、拉致されたのはマジらしい・・・これは、下手すると・・・満州国と日本の乖離を狙ったんじゃないのか。」と、分析する第二補佐だ。
「まあ、分析より、どう助け出すかだな。」と、総長がいう。
どうやら、助け出すのが前提なのらしい。
ここで、陸軍へ恩を売っておけば・・・満州の港の利権を海軍が・・・・
おいしい話である。
「で、どうやって軍閥から姫を取り戻すんだ。」と、第二補佐が・・・
「うむ、例の新兵器だよ。」と、補佐が言い出した。
「まさか、ちくま号かっ。」
「それしかあるまいて。」と、補佐が総長へ進言だ。
「姫は上海で拉致されたらしい。」国際都市上海は・・・各国のスパイが・・・うごめく都市だ。
「それで、拉致されて軟禁された場所は、わかってるのか?」
「うむ、たぶん拉致した軍閥の離宮があるから、そこだと踏んでるらしい。」
「かりにも、姫だ。」「下手なところへは軟禁できないからな。」
「なんでも、陸軍のスパイが助けだすから、上海港から秘密裡に満州国まで・・・らしい。」
「上海港からは目立つぞ。」
「もちろん、港からは無理だ。」
「じゃあ。」
「離宮に桟橋があるらしい、そこから小舟で・・・そして潜航艇で救出だ。」
「そう、うまくいくかな。」
「小舟までは離宮内のスパイが、そこから我が海軍ということらしい。」
「それで、新艇長は了解してるのか?」
「いや、これからだよ。」
「・・・・・」
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