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英海軍の作戦。
スミス提督からの依頼。
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潜水母艦と共に、ポーツマス軍港へ投錨した、ちくま号だ。
まだ、英国海軍にはお披露目をしていなかった。
もちろん、軍事機密なので公開することはないが・・・英軍幹部には見せねばなるまい。
英海軍からの早急なアポが・・・伝令がバイクと飛ばして桟橋へ・・・
英海軍のハシケで潜水母艦へ・・・
文面は、潜水艇の艇長あてである。
送り主は英海軍のスミス提督だ・・・「マジか、本人からかよ?」と、驚愕する潜水母艦の幹部連中である。
なんせ、このポーツマス軍港のトップだからだ。
日本海軍なら東郷元帥クラスということだ。
背中に大英帝国海軍を背負ってるのである。
まだ、米海軍がショボイ頃だ。
規模、実力からして世界イチの海軍である。
いわば、世界一の海軍士官ということだ。
少尉という下士官の松本君が直(じか)に話なぞ・・・恐れ多いことなのだ。
しかし、提督みずからが・・・呼んだのである。
敬礼するしか・・・できない松本少尉だ。
答礼して、「君が艇長かね。」「そうで、あります。」
「まあ、座りたまえ。」と、自身も席につく。
「君。」と、連れてきた英軍士官へ・・・(提督はお付きの士官を数人同伴だ。)
英軍士官は、どこからかポットとカップだ。
二人のテーブルにお茶のカップを置いた。
そう、英国は紅茶の文化だ。
米国ならコーヒーだが・・・日本なら緑茶だな・・・
「わざわざ、遠路はるばる感謝してる。」「早急な案件なのだ。」
「無理を言ってすまないが・・・」
なかなか、言い出さない提督である。
よほど、機密な事案なんだろう・・・と、思う少尉だ。
「我が英国のマーガレット姫が・・・フランスへの旅行中に、何者かに拉致された。」
「・・・・」なんとも、答えられない少尉だ。
「この事実が公になれば、国際問題では収まらない。」
たぶん、紛争か悪くすれば戦争だ。
「我が国のエージェントも、なんとか救出することが・・・できたのだが。」
「ドイツ帝国からの、お助けできる足がないんだ。」(国外への足だ。)
「ドイツ帝国は事実を公開はしていない。」「なぜなら、ヤツらも紛争は起こしたくないからだ。」
と、提督が・・・ここまでの理由を述べた。
「ドイツとフランスとの国境は検問で封鎖されている。」
「ドイツとポーランド側も同じだ。」
「助け出したところは、ドイツのキール軍港付近らしい。」
「しかし、軍港には近づけない。」
「いつ、ドイツ側に再度、姫が奪われるか・・・時間の問題だろう。」 スミス提督は・・・暗い顔だ。
「貴殿は、経験者だと聞いたが。」 確かに、似たような話を経験したような・・・
「まあ、確かに・・・そうですが。」
「では、ぜひとも承知してもらいたいのだ。」と、頭を下げる提督だ。
「わかりました、やってみましょう。」と、答えるしかない少尉である。
「では、作戦を担当のモノと検討してくれ。」と、言って提督はさがった。
かわりに、英海軍の情報武官が・・・「ショーンズです。」と、挨拶だ。
いかにも、情報部の人間を思わせる切れ者の雰囲気である。
海図をひろげるジョーンズ大尉だ。
「英国は初めてですか?」「え、え。」と、自己紹介である。
「ここが、ポーツマス軍港です。」「え、え。」
「ここが、キール軍港です。」「え、え。」
「灯台元暗しといって、姫は軍港内に隠されています。」
「ドイツ軍のハシケで姫を連れ出します。」「え、え。」
「それで、潜航艇で受け取り、潜水してドイツ軍の包囲網を潜って、ポーツマス軍港までですが。」と、ジョーンズ大尉が説明する。
「つまり、キール軍港からポーツマス軍港を潜航して往復できるかということですね。」と、松本少尉だ。
「そうです、無理をいいますが。」
「それなら、大丈夫です。」と、答える少尉だ。
まさか、と驚愕するジョーンズ大尉だ。
しまった、英海軍に、我が潜航艇の能力をバラシてしまった・・・
「いえ、できるかもですね。」と、言い換える少尉だが・・・すでにお寿司である。
「上海から往復50カイリはマジだったんですね。」と、感嘆の声を上げる大尉だ。
その当時、欧米の潜水艇は・・・まだ、数カイリも潜航は無理だったのだ。
つまり、潜ることもできる・・・という、可潜艇だったのだ。
ところが、日本海軍はマジの潜水艇なのだ。
可潜艇ではないのだ。
「しかし、ドイツ帝国も研究は進んでいると聞いてますが。」と、松本少尉が・・・
「なんらかの、潜航艇対策があるやも知れません。」と、重ねる。
「水中聴音器ですか。」と、ジョーンズ大尉が当方の心配事をいう。
「そうです、なんでも音波を発振して、反射波で潜水艇を探知するという。」と、少尉が・・・
「あ、あ、フランスの装置ですか。」「あれは、実用段階ではありませんよ。」と、大尉だ。
「水中での音波の反射がゴーストというか、別の反応をしたりで使い物にはならないと・・・」と、言い重ねる。
しかし、敵はシナではない。
科学が進んだ・・・大ドイツ帝国なのだ。
この英海軍の依頼は・・・失敗が許されないモノだ。
しかし、時間は待ってはくれない。
いま、決断して行動しなければ・・・ならない・・・
ちなみに、英海軍は英語で、我が軍は日本語だが・・・そこは、妄想ラノベということで・・・
まだ、英国海軍にはお披露目をしていなかった。
もちろん、軍事機密なので公開することはないが・・・英軍幹部には見せねばなるまい。
英海軍からの早急なアポが・・・伝令がバイクと飛ばして桟橋へ・・・
英海軍のハシケで潜水母艦へ・・・
文面は、潜水艇の艇長あてである。
送り主は英海軍のスミス提督だ・・・「マジか、本人からかよ?」と、驚愕する潜水母艦の幹部連中である。
なんせ、このポーツマス軍港のトップだからだ。
日本海軍なら東郷元帥クラスということだ。
背中に大英帝国海軍を背負ってるのである。
まだ、米海軍がショボイ頃だ。
規模、実力からして世界イチの海軍である。
いわば、世界一の海軍士官ということだ。
少尉という下士官の松本君が直(じか)に話なぞ・・・恐れ多いことなのだ。
しかし、提督みずからが・・・呼んだのである。
敬礼するしか・・・できない松本少尉だ。
答礼して、「君が艇長かね。」「そうで、あります。」
「まあ、座りたまえ。」と、自身も席につく。
「君。」と、連れてきた英軍士官へ・・・(提督はお付きの士官を数人同伴だ。)
英軍士官は、どこからかポットとカップだ。
二人のテーブルにお茶のカップを置いた。
そう、英国は紅茶の文化だ。
米国ならコーヒーだが・・・日本なら緑茶だな・・・
「わざわざ、遠路はるばる感謝してる。」「早急な案件なのだ。」
「無理を言ってすまないが・・・」
なかなか、言い出さない提督である。
よほど、機密な事案なんだろう・・・と、思う少尉だ。
「我が英国のマーガレット姫が・・・フランスへの旅行中に、何者かに拉致された。」
「・・・・」なんとも、答えられない少尉だ。
「この事実が公になれば、国際問題では収まらない。」
たぶん、紛争か悪くすれば戦争だ。
「我が国のエージェントも、なんとか救出することが・・・できたのだが。」
「ドイツ帝国からの、お助けできる足がないんだ。」(国外への足だ。)
「ドイツ帝国は事実を公開はしていない。」「なぜなら、ヤツらも紛争は起こしたくないからだ。」
と、提督が・・・ここまでの理由を述べた。
「ドイツとフランスとの国境は検問で封鎖されている。」
「ドイツとポーランド側も同じだ。」
「助け出したところは、ドイツのキール軍港付近らしい。」
「しかし、軍港には近づけない。」
「いつ、ドイツ側に再度、姫が奪われるか・・・時間の問題だろう。」 スミス提督は・・・暗い顔だ。
「貴殿は、経験者だと聞いたが。」 確かに、似たような話を経験したような・・・
「まあ、確かに・・・そうですが。」
「では、ぜひとも承知してもらいたいのだ。」と、頭を下げる提督だ。
「わかりました、やってみましょう。」と、答えるしかない少尉である。
「では、作戦を担当のモノと検討してくれ。」と、言って提督はさがった。
かわりに、英海軍の情報武官が・・・「ショーンズです。」と、挨拶だ。
いかにも、情報部の人間を思わせる切れ者の雰囲気である。
海図をひろげるジョーンズ大尉だ。
「英国は初めてですか?」「え、え。」と、自己紹介である。
「ここが、ポーツマス軍港です。」「え、え。」
「ここが、キール軍港です。」「え、え。」
「灯台元暗しといって、姫は軍港内に隠されています。」
「ドイツ軍のハシケで姫を連れ出します。」「え、え。」
「それで、潜航艇で受け取り、潜水してドイツ軍の包囲網を潜って、ポーツマス軍港までですが。」と、ジョーンズ大尉が説明する。
「つまり、キール軍港からポーツマス軍港を潜航して往復できるかということですね。」と、松本少尉だ。
「そうです、無理をいいますが。」
「それなら、大丈夫です。」と、答える少尉だ。
まさか、と驚愕するジョーンズ大尉だ。
しまった、英海軍に、我が潜航艇の能力をバラシてしまった・・・
「いえ、できるかもですね。」と、言い換える少尉だが・・・すでにお寿司である。
「上海から往復50カイリはマジだったんですね。」と、感嘆の声を上げる大尉だ。
その当時、欧米の潜水艇は・・・まだ、数カイリも潜航は無理だったのだ。
つまり、潜ることもできる・・・という、可潜艇だったのだ。
ところが、日本海軍はマジの潜水艇なのだ。
可潜艇ではないのだ。
「しかし、ドイツ帝国も研究は進んでいると聞いてますが。」と、松本少尉が・・・
「なんらかの、潜航艇対策があるやも知れません。」と、重ねる。
「水中聴音器ですか。」と、ジョーンズ大尉が当方の心配事をいう。
「そうです、なんでも音波を発振して、反射波で潜水艇を探知するという。」と、少尉が・・・
「あ、あ、フランスの装置ですか。」「あれは、実用段階ではありませんよ。」と、大尉だ。
「水中での音波の反射がゴーストというか、別の反応をしたりで使い物にはならないと・・・」と、言い重ねる。
しかし、敵はシナではない。
科学が進んだ・・・大ドイツ帝国なのだ。
この英海軍の依頼は・・・失敗が許されないモノだ。
しかし、時間は待ってはくれない。
いま、決断して行動しなければ・・・ならない・・・
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