伊号式潜水艦。

ゆみすけ

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英仏海峡の攻防。

ドイツの潜水艦運用と英国の運用の違いとは?

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 キール軍港の潜水艦岸壁にたたずむハインリッヒ艇長改め艦長である。
英国は2隻の潜水艦があるから桟橋の両方に1隻づつだ。
 ドイツ帝国は1隻だから、岸壁である。
ドイツ帝国は陸軍国家である。
 古くは、十字軍時代までさかのぼる伝統があるのだ。
装甲鎧の騎士の突撃はドイツ帝国の軍にある騎士道精神へ通ずるのだ。
 英国のような弓兵たよりの軍ではないのだ。(古代の軍隊の話だ。)
英国はウイルアム・テルの弓が伝統というか有名なのである。
 陸軍は、ショボイのが英国であり・・・ドイツ帝国に陸軍ありきなのである。
それで、どうしても海軍予算が陸軍より落ちることに・・・
 発言力も海軍より陸軍なのである。
そこが、英国との差なのだ。
 その証拠が王立陸軍が無い英国なのだ。
ハインリッヒ艦長は1隻しかない潜水艦に・・・
 「たしか、英国のスパイからは、ポーツマス軍港の潜水艦は2隻だとか。」
「ここは、なんらかに手柄を立てれば・・・予算が増えるやも・・・」と、妄想を膨らませる艦長だ。
 ハインリッヒは、潜水艦艦隊が夢だったのだ。
1隻では、隊とはいえないからだ。
 そして、定期点検もあるからだ。
どうしても潜水艦用の浮きドックで点検せねばならないのだ。
 メイン・タンクの点検があるからだ。 
空気が漏れてはならないからだ。
 海水の水圧が常にかかってるからである。

 「そうだ、英国の潜水艦が演習に外洋へでてくるはずだ。」
「そのときの活動を偵察すれば、手柄であり、もう1隻の話もでるだろう・・・」と、想像する艦長だ。
 「よし、こんど演習がてらに英国潜水艦の偵察で、やつらの真の実力を計ってやろうぞ。」と、ハインリッヒは計画を練るのだった。
 そうして、英海軍の潜水艦の演習の情報が・・・ハインリッヒ艦長へも漏れてきたのである。
それは、2隻での運用試験らしいのだ。
 「グヌヌヌヌヌッ、くそっジョンブル野郎めっ!」
「やつらに、2隻の潜水艦なぞむ・む・無用なんだぞ。」
 「2隻は、このハインリッヒ艦長が・・・」と、悔しがるが・・・悔しがることしかできない・・・
「そうだ、やつらの演習は英仏海峡と・・・フフフ、ざまあ味噌汁にしてやろうぞ。」
 と、ジョンブル野郎へ鉄槌をかますことを・・・
ジョンブルとは、英国野郎を揶揄する言葉である。
 鮮人が日本人をチョッパリ(サンダル)呼ばわりするのと同じだ。
日本人が鮮人をチョンというようなものである。
 シナ人が鮮人兵を高麗帽子と呼んだのもそうだ。
先の大戦中はドイツ帝国の総統である、ヒットラー総統を連合軍がチョビ髭と揶揄したようなものだ。

 そして、ここのドイツ帝国潜水艦が英海軍の潜水艦々隊の演習へ顔をだすことに・・・
つまり、ドイツが英国の様子見というスパイ活動を・・・やってきたのである。
 もちろん、この件は尖閣へ侵入してくるシナの公船やロシアの爆撃機と同様であるが・・・
そこは、英海軍だ、腰が引けた日本の某大臣とは・・・違うのである。
 英海軍は演習には潜水艦2隻だ。
マーガレット王女様が・・・クラリス司令官もである。
 つまり、お荷物が・・・万が一なぞ、あってはならないのである。
ところが・・・演習である。
 演習とは、戦争ではない。 戦争の練習みたいなものである。
そう、兵器は模擬兵器なのである。
 たとえば、魚雷は爆薬は積んでいないのだ。
万が一のも艦内で暴発したら・・・それで、模擬火薬なのである。
 つまり、敵艦へ命中しても・・・爆発しないのだ。
安全第一なのである。
 
 そして、ドイツ帝国潜水艦3号は・・・偵察である。
つまり、作戦なのだ。 軍事作戦である。
 そうなのだ、魚雷には爆薬が装填してあるのである。
魚雷は発射するときに薬剤をタンクへ入れて・・・の、ヤツだ。
 現在は電池でモーター推進が多いのだが・・・
当時は、だから盛大に音と泡を吹いて進む魚雷だったのだ。
 そして、英海軍へ恨み千倍のハインリッヒ艦長が乗ったドイツ帝国潜水艦3号が・・・偵察へ・・・
これは、タダで済むはずかないのだ。
 マーガレット王女様へ危険が及ぶかもしれないからである。
そして、肝心の司令官はポンコツメイドの・・・
 そして、アクデブ・ソナーはクリステーナ号にしか・・・無いのである。
もちろん、ドイツ帝国潜水艦3号にもアクデブ・ソナーは積んでないのだが・・・

 「艦長。」「なんだ。」「そろそろ、海域ですが。」「うむ。」
「では、潜望鏡深度だ。」「ヤー。」「深度10まで上舵30度だ。」
 「艦長、深度10です。」「うむ。」
「潜望鏡あげろ。」「ヤー。」
 潜望鏡がスルスルと・・・いや、「ググググ・・・グー。」と、上がってくる。
ハインリッヒ艦長は帽子を後ろ前にして、おもむろに潜望鏡の接眼レンズを覗いた・・・
 そして、周囲を観測する。
「おお、あれは、シメシメ、ヤツラが居たぞ。」と、ニャリと笑うのだ。
 潜望鏡の接眼レンズからは、遠くで浮かんでいる2隻の潜水艦が見えたからである。
そうなのだ。 2隻の潜水艦がソナーの実験成果の検討会を・・・
 なにも洋上で、やらんでもなんだが・・・そこは、アクテブ・ソナーの効果が望外の結果だったものだから・・・
アランへ見せたかったことでもあるからである。
 
 「しかし、ヤツらは何をやってるんだ。」と、ハインリッヒ艦長が疑問符である。
「そうだ、もうすこし近づいてみるか。」「おい、モーター始動だ。」
 「面舵30だ。」「モーターは出力は押さえろ。」「ヤー。」
5ノット(約10キロ毎時前後だ。)で、ドイツ帝国潜水艦3号が・・・
 そのころだ、「おい、変な音が聞こえるぞ。」と、クリステーナ号のソナー員が気が付いた。
「おい、聞いてみろよ。」と、別のソナー員へツマミで音声を切り替える。
 「おい、これは、もしかしてスクリューモーター音じゃないか。」
「えっ、すると、別の潜水艦が・・・・」
 「まさか、潜水艦はここに2隻とも停船しているんだぞ。」
「そうだが、見張り員へ聞いてみるぞ。」
 「付近には船舶はいないそうだぞ。」
「おい、まさか、ドイツ野郎かもしれないぞ。」
 「どうする、どうする。」と、大慌てのソナー員らである。
 

 
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