伊号式潜水艦。

ゆみすけ

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ドイツ帝国のフランス攻略作戦とは?

マジノ線だけでは防げないぞーっ!

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 「これが、ドイツの兵員の配置図かっ!」と、フランス陸軍の作戦参謀が・・・驚愕する。
「全員が、すべての兵卒が機甲部隊員ではないかっ。」
 機甲部隊とは、戦車や輸送トラック、大砲と牽引車両が兵員の数だけあるということだ。
はやい話が、歩く兵卒がいないのである。
 歩兵というば、歩く兵科である。
とにかく、歩くことが仕事の兵隊なのだ。
 朝から晩まで、行進の練習なのだ。
10キロ近い小銃や背嚢を担いで歩くのだ。
 夕方には足はパンパンで、立つもの辛いのである。
それが、軍隊の基本である歩兵なのだ。
 数も一番多いのだ。
その歩兵の最大の欠点が、移動速度が遅いことだ。
 歩くのだからだ。
ところが、ドイツ軍の機甲師団は移動速度がメッチャ速いのだ。
 なぜなら、全員が軌道車両に乗ってるからである。
まだ、自家用車が夢だった時代だ。
 さすが、科学立国のドイツ帝国だ。
 
 「ううむ、これは、マジノ線を再構築せねばならないようだな。」
「で、しょうね。」
 「ううむ。」「どこから手をつけるべきか、それが問題だな。」
そうなのだ、マジノ線は超長いからである。
 フランスとドイツの国境だからである。
「まあ、森林地帯や山岳部は除いて、平坦部からだな。」
 「しかし、どこから漏れたんだよ。」と、今更な発言だ。
「とにかく、ヤツらの情報は入ったのだ。」
 「ここは、ヨシとするすしかないであろうに。」
こうして、フランス陸軍はマジノ線の見直しを・・・
 つまり、マジノ要塞の手直しをするのであった。
ドイツ軍の配置から、ヤツらの進撃コースは予想できるからである。
 それだけ、エリザベート嬢の情報は価値があったのだ。
少なくても、ドイツ機甲師団の情報だけでも大きいのである。

 フランス陸軍がマジノ要塞の配置を苦労して再構築している頃・・・
ドイツ陸軍では・・・仮想敵国であるフランス陸軍の攻略会議が・・・何度も・・・開らかれていたのである。
 そう、マジノ要塞の攻略である。
「では、第34回マジノ要塞攻略会議を始める。」と、陸軍省の幹部が開催を宣言する。
 ドイツ帝国の陸軍の将軍やら元帥クラスが・・・書類の眼を通す。
作戦参謀からの作戦案を検討するのだ。
 グルップ重工の技師が呼ばれて・・・発言を許される。
「お招きにあずかり、光栄であります。」「本日は新型3号戦車の説明に・・・」と、技師の話は続く。
 機械工学の専門家でもない将軍や元帥らには・・・馬の耳に念仏なのだが・・・
手元には3号戦車の説明図があるからだ。
 上官から兵器について聞かれたときの、保険である。
幹部が知らなくては、示しがつかないからだ。
 「で、この3号の戦車砲は・・・」と、聞いてもわからない専門的な話が続く。
「敵の対歩兵の榴弾を・・・」と、説明は続いた。
 「少し、いいか?」と、作戦参謀だ。
技師は、「ハイ、どうぞ。」と、指名した。
 「フランス軍にはルノー16T型の戦車があるが・・・」「その、ルノ―戦車への対処が榴弾では・・・」
対戦車砲としては榴弾より徹甲弾が有効なのは、素人でも知ってることだ。
 榴弾は爆発して、広範囲へ効果があるのだ。
しかし、装甲車両には、イマイチなのである。
 「ご心配には及びません。」「この戦車砲には榴弾以外でも砲撃ができるのです。」
「そうなのか?」「そうです、専用の徹甲弾を開発中ですので。」
 鉄鋼弾とは、炸薬を硬いカバーで覆い、貫通力を増した砲弾だ。
つまり、対戦車用の砲弾だ。
 「では、ルノー戦車へも対処ができるのだな。」「もちろんで、ございます。」と、技師が言い訳だ。
グルップ重工にとり、陸軍は上得意様なのだ。
 常に、企業として陸軍のニーズは把握しているのである。

 「では、採決を採る。」と、議長がいう。
「マジノ線の攻略はA案かB案かでだ。」
 将軍や元帥らが投票用紙を箱へ・・・
忖度したと、知られないように投票となってるのだ。
 こうして、対マジノ線の作戦がドイツ帝国で決まりつつあるのである。
「では、採決の結果は、A案と決まりました。」
 A案とは、アルデンヌの森作戦と名付けられた作戦だ。
それで、アルデンヌのAである。
 フランスとドイツ帝国の国境にはアルデンヌの森という未開の森林地帯があったのだ。
そこは、森林でありクルマは無理だと思われていたのである。
 それに、道路も無いのだ。(未舗装道路もない。)
ケモノ道はあるだろうが・・・ヒトはケモノではない。
 普通の歩兵やトラックは無理な地形なのである。
それで、ドイツ軍もフランス軍も計算には入れていなかったのである。
 それで、ドイツ陸軍のゲルマニュウム男爵も、アルデンヌの森はルートから外していたのだ。
しかし、しかしである。
 グルップ重工は、とんでもない車両を開発したのであったのだ。
それは、Ⅳ号突撃戦車だ。
 前面装甲が5センチもある、新型戦車で、荒れ地に強い走破性能があるのだ。
砲塔を後ろへ廻して・・・前面で森林を撃破しながら走行できるのだ。
 難点は燃料1&あたり、200メートルしか進めないことだ。
給油車両が追随しなければならないのである。
 いままでの2号、3号は2センチから2.5センチの装甲だったが・・・いきなり倍の装甲である。
重量も30トン近くなり・・・下手な橋は、渡れないほどだ。
 しかし、アルデンヌの森を走破できることは、大きいのである。
こうして、対マジノ攻略作戦は煮詰まってきたのである。
 潜水艦の話なのだが・・・今回は出番がなくて・・・謝罪いたします・・・
 

 
 
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