177 / 253
潜水艇は、やはり鹵獲されていたのかっ!
ドイツ潜水艦が脅威へなるかも・・・
しおりを挟む
「やはり、フランス海軍へ輸出した潜水艇はドイツ帝国へ鹵獲されてたのですね。」
と、今更な事をいうアラン君だ。
マツモト艦長は、「・・・・・」である。
「この事実は、日本へ知らせねばなるまい。」と、アランが言い出した。
「まあ、待て。」と、マツモト中尉だ。
なぜなら、彼の汚点となるからだ。
フランス海軍へ潜水艇を輸出の件は、マツモト君も関わっていたのだ。
ジーゼル動力の潜水艦は蓄電池がカギなのだ。
電池を制する国は世界を制するのが、現在の情勢を見れば理解できるだろう。
「日本へは、オレが直に行ってくるよ。」と、懺悔するマツモト中尉だ。
「フランスへ潜水艇を渡したのは、オレのミスだ。」と、マツモト君が・・・
「いいや、それは違うぞ。」と、慰めるアランだが・・・
「電気推進魚雷はドイツ帝国が完成してるんだ。」
「潜水艦も油断できないぞ。」と、警鐘を鳴らすマツモト中尉なのである。
「オレはマーガレツト号(飛行艇)で、日本へ・・」
「アラン、君には大女王様へ、この事実を告げてくれ。」
「フランスへ援軍を送るにも、用心しないと、えらいことになるぞ。」
「ここは、日英同盟が頼りなんだ。」と、」マツモト君がいうのだ。
「ドイツ帝国の潜水艦とやり合うのだ、いまの3隻体制では無理だぞ。」と、言うマツモト君だ。
「日本海軍の潜水艦の援軍を確約しなければならない。」
「大女王様の親書を、もらってくてくれ。」と、いうのだ。
「日本海軍の潜水艦隊の援軍要請の親書だ。」
「今からでも、なんとか間に合うか、わからんが。」と、危惧するマツモト君だ。
「日本から回航しても、潜水艦は足が遅いから、早くて半月はかかるぞ。」
「日本政府の説得が遅れると、それだけ遅くなるのだ。」
「明日には英国を立ちたい。」
「今日中に、頼めるか。」「なんとかしょう。」と、アランが答えた。
遠距離短波無線では、国家間の密約は漏れたり、相手の信用が・・・
はやり、それなりの使者が行かねばならないのは現在も同じだ。
マツモト君はマーガレツト王女様へ・・・
「マツモト、わらわもじゃ。」「わらわも、日本へ附いていくぞよ。」
と、美幼女が宣言する。
「王女である、わらわが居れば確約はまちがいないじゃろう。」と、王女様がいうのだ。
つまり、使者に色をつけるということなのだ。
マツモト君だけでは、役不足と言う王女様だ。
となると、オマルを持ってカテリーナの登場となるのは定番である。
王女にはメイド士官が必要だからだ。
「ありがたき・・・」と、マツモト中尉は平伏するのだった。
大女王様の親書を持ってマーガレツト王女がマーガレツト王女号へ・・・舌を噛みそうだ。
英国のマーリン社製のターボ過給機のエンジンだ。
高度1万メートルを時速680キロで英国のポーツマス軍港の桟橋を飛び立つ・・・
四発エンジンを8発エンジンへ増設改造したマーガレツト王女号だ。
白い飛行機雲を曳いて・・・地中海をスエズ運河方面へ・・・
どうして、北極海コースをとらないか・・・それは、給油のためである。
アンカレッジ空港は、当時はまだ無いからだ。
それに、北極航空路も開発されていなかったのだ。
英国の植民地上空なら安全だからだ。
スエズ運河は、当時は英国の権益だったのだ。
大英帝国の栄華は、まだ捨てたモノでは無いのだ。
当然に、日本へは無線でマーガレツト王女様の親善訪問を伝えてある。
それで、インドを経由してシンガポールから日本の内地へ・・・呉の飛行艇桟橋へ・・・
久しぶりの英国王室の親善訪問である。
もちろん、潜水艦隊の派遣は密約で、公にはできない。
それで、あくまで親善訪問という建前なのである。
マーガレツト王女様はカテリーナと宮城へ・・・
そして、マツモト艦長はスツキ機長と海軍工廠へ・・・ドイツ帝国の電気推進魚雷の情報を・・・
「なんと、それは本当なんですか。」と、日下部主任が・・・
「まさか、ドイツ帝国へ蓄電池が・・・」と、驚く。
「日本として、事故が無いように蓄電池をドイツ向けに・・・」
「どうやら、旧式とドイツへはバレていたようです。」と、スツキ機長がいう。
「鹵獲したフランスの潜水艇の蓄電池とは、異質のモノですから・・・」
「うむ、やはりドイツ帝国は侮れないですな。」と、日下部主任技師だ。
「ドイツ帝国へ廻してる蓄電池は半分ほどの性能ですからね。」
「潜航時間も半分ほどですから。」
「それが、そうじゃないということになると・・・」
「十分にドイツ帝国の潜水艦は脅威となりかねないですぞ。」と、。日下部主任が危惧するのだ。
「それで、海軍の援軍を要請に来訪したのです。」と、明かすマツモト中尉だ。
「まあ、なんとなくわかってたのですよ。」
「シナの軍閥が、最近になりドイツ帝国からモーゼル機関銃を輸入してるらしいです。」
「それで、陸軍は大騒動ですよ。」
「ドイツ帝国の機関銃は、侮れないですからね。」と、いう日下部主任だ。
「どうやら、始まりそうですね。」と、スツキ機長が、明かすのだ。
英仏海峡が不穏な様相だからである。
「それで、どれほどの潜水艦が援軍として?」と、マツモト君が本音を漏らす。
「そうですね、イ号で。」と、主任だ。
「あの、イ号ですか。」と、マツモト君だ。
「いえ、あれは旧式艦ですよ。」
「現在は新造イ号潜水艦隊が・・・」
「・・・・・」
そう、新造イ号潜水艦隊が日本海軍には・・・あるのだ。
「その新造イ号潜水艦とは?」と、詰め寄るマツモト艦長だ。
と、今更な事をいうアラン君だ。
マツモト艦長は、「・・・・・」である。
「この事実は、日本へ知らせねばなるまい。」と、アランが言い出した。
「まあ、待て。」と、マツモト中尉だ。
なぜなら、彼の汚点となるからだ。
フランス海軍へ潜水艇を輸出の件は、マツモト君も関わっていたのだ。
ジーゼル動力の潜水艦は蓄電池がカギなのだ。
電池を制する国は世界を制するのが、現在の情勢を見れば理解できるだろう。
「日本へは、オレが直に行ってくるよ。」と、懺悔するマツモト中尉だ。
「フランスへ潜水艇を渡したのは、オレのミスだ。」と、マツモト君が・・・
「いいや、それは違うぞ。」と、慰めるアランだが・・・
「電気推進魚雷はドイツ帝国が完成してるんだ。」
「潜水艦も油断できないぞ。」と、警鐘を鳴らすマツモト中尉なのである。
「オレはマーガレツト号(飛行艇)で、日本へ・・」
「アラン、君には大女王様へ、この事実を告げてくれ。」
「フランスへ援軍を送るにも、用心しないと、えらいことになるぞ。」
「ここは、日英同盟が頼りなんだ。」と、」マツモト君がいうのだ。
「ドイツ帝国の潜水艦とやり合うのだ、いまの3隻体制では無理だぞ。」と、言うマツモト君だ。
「日本海軍の潜水艦の援軍を確約しなければならない。」
「大女王様の親書を、もらってくてくれ。」と、いうのだ。
「日本海軍の潜水艦隊の援軍要請の親書だ。」
「今からでも、なんとか間に合うか、わからんが。」と、危惧するマツモト君だ。
「日本から回航しても、潜水艦は足が遅いから、早くて半月はかかるぞ。」
「日本政府の説得が遅れると、それだけ遅くなるのだ。」
「明日には英国を立ちたい。」
「今日中に、頼めるか。」「なんとかしょう。」と、アランが答えた。
遠距離短波無線では、国家間の密約は漏れたり、相手の信用が・・・
はやり、それなりの使者が行かねばならないのは現在も同じだ。
マツモト君はマーガレツト王女様へ・・・
「マツモト、わらわもじゃ。」「わらわも、日本へ附いていくぞよ。」
と、美幼女が宣言する。
「王女である、わらわが居れば確約はまちがいないじゃろう。」と、王女様がいうのだ。
つまり、使者に色をつけるということなのだ。
マツモト君だけでは、役不足と言う王女様だ。
となると、オマルを持ってカテリーナの登場となるのは定番である。
王女にはメイド士官が必要だからだ。
「ありがたき・・・」と、マツモト中尉は平伏するのだった。
大女王様の親書を持ってマーガレツト王女がマーガレツト王女号へ・・・舌を噛みそうだ。
英国のマーリン社製のターボ過給機のエンジンだ。
高度1万メートルを時速680キロで英国のポーツマス軍港の桟橋を飛び立つ・・・
四発エンジンを8発エンジンへ増設改造したマーガレツト王女号だ。
白い飛行機雲を曳いて・・・地中海をスエズ運河方面へ・・・
どうして、北極海コースをとらないか・・・それは、給油のためである。
アンカレッジ空港は、当時はまだ無いからだ。
それに、北極航空路も開発されていなかったのだ。
英国の植民地上空なら安全だからだ。
スエズ運河は、当時は英国の権益だったのだ。
大英帝国の栄華は、まだ捨てたモノでは無いのだ。
当然に、日本へは無線でマーガレツト王女様の親善訪問を伝えてある。
それで、インドを経由してシンガポールから日本の内地へ・・・呉の飛行艇桟橋へ・・・
久しぶりの英国王室の親善訪問である。
もちろん、潜水艦隊の派遣は密約で、公にはできない。
それで、あくまで親善訪問という建前なのである。
マーガレツト王女様はカテリーナと宮城へ・・・
そして、マツモト艦長はスツキ機長と海軍工廠へ・・・ドイツ帝国の電気推進魚雷の情報を・・・
「なんと、それは本当なんですか。」と、日下部主任が・・・
「まさか、ドイツ帝国へ蓄電池が・・・」と、驚く。
「日本として、事故が無いように蓄電池をドイツ向けに・・・」
「どうやら、旧式とドイツへはバレていたようです。」と、スツキ機長がいう。
「鹵獲したフランスの潜水艇の蓄電池とは、異質のモノですから・・・」
「うむ、やはりドイツ帝国は侮れないですな。」と、日下部主任技師だ。
「ドイツ帝国へ廻してる蓄電池は半分ほどの性能ですからね。」
「潜航時間も半分ほどですから。」
「それが、そうじゃないということになると・・・」
「十分にドイツ帝国の潜水艦は脅威となりかねないですぞ。」と、。日下部主任が危惧するのだ。
「それで、海軍の援軍を要請に来訪したのです。」と、明かすマツモト中尉だ。
「まあ、なんとなくわかってたのですよ。」
「シナの軍閥が、最近になりドイツ帝国からモーゼル機関銃を輸入してるらしいです。」
「それで、陸軍は大騒動ですよ。」
「ドイツ帝国の機関銃は、侮れないですからね。」と、いう日下部主任だ。
「どうやら、始まりそうですね。」と、スツキ機長が、明かすのだ。
英仏海峡が不穏な様相だからである。
「それで、どれほどの潜水艦が援軍として?」と、マツモト君が本音を漏らす。
「そうですね、イ号で。」と、主任だ。
「あの、イ号ですか。」と、マツモト君だ。
「いえ、あれは旧式艦ですよ。」
「現在は新造イ号潜水艦隊が・・・」
「・・・・・」
そう、新造イ号潜水艦隊が日本海軍には・・・あるのだ。
「その新造イ号潜水艦とは?」と、詰め寄るマツモト艦長だ。
1
あなたにおすすめの小説
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる