伊号式潜水艦。

ゆみすけ

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マツモト艦長、故郷の味に・・・

何年ぶりの卵ゴハン・・・

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 目が覚める、「おや、天井が木製の・・・」「そうだ、今は日本の宿に居るんだっけ!」
もぞもぞ布団から出る、マツモト艦長だ。
 畳(タタミ)が懐かしい。
「いかん、オレはマーガレツト王女様の騎士(飼豚)だったんだ。」
 マーガレツト王女様もカテリーナと同じ性癖が・・・7歳の美幼女にムチ打たれて・・・
オレが交代して欲しい・・・と、思う著者である。
 マジで、日本の野郎はキンパツに弱いようである。
緑の黒髪も悪くはないんだが・・・
 そして、宿舎と言っても海軍が借り上げた旅館なんだが・・・
なんか懐かしい雰囲気で・・・顔を洗って、朝の仕度だ・・・
 そして、朝食の・・・まさかっ、これはたびたび夢に見ていた卵ゴハンなのかっ!
朝食は軽いカンタンなものだが・・・それでも、旅館だ。
 調理人の造るヤツだ。
どう見ても、ゆで卵ではない。
 欧州では、ゆで卵なのだ。 なぜなら、生は下痢や腹痛の元だからだ。
ご丁寧に、卵用の醤油まで・・・当時は塩を代用する時代であったが・・・ここは、旅館だ。
 卵ゴハン専用の薄塩醤油まであるのだ。
「う、う、う、う・・・」と、涙がチョチョ切れる・・・マツモト艦長である。
 そこは、はやり日本人の血が、遥か神武建国以来の数千年の血が・・・
「これが、喰えただけで本望じゃ。」と、スツキ機長も・・・チョチョ切れてるようだ。
 それに、彼にはマツモト艦長のようにキンパツ妻も居ないのだ。
これは、なんとかせねばと・・・アランの身内に未婚の娘が残っていないかな・・・
 こんど、アランへ聞いてみようかなと内心思うのだ。
まてよ・・・スツキ機長は、誰かの飼い豚だったかな・・・
 まだ、仕える王女様は・・・まだだったんじゃあ・・・
カテリーナへ、それとなく聞いてみるか・・・と、いろいろ画策するマツモト艦長である。

 「マツモト艦長、お迎えが・・・」と、宿の女将が呼んだ。
玄関に迎えのクルマが待ってるようだ。
 スツキ機長と玄関へ・・・
「お迎えに、あがりました。」と、運転手の兵卒が迎える。
 「ごくろうさん。」と、答礼して車中のヒトだ。
「磯崎艦長からの作戦の打ちあわせだそうです。」と、兵卒がいう。
 やがて、呉海軍工廠の喫茶部へ・・・
「お待ちだそうです。」と、聞いてクルマを降りる。
 なかなか洒落た喫茶部だ。
海軍は各部署に必ず喫茶部があるのだ。
 英海軍の真似なのだが・・・お茶の文化の英王立海軍だ。
それで、日本海軍も各部署に喫茶部を・・・しかし、紅茶文化は日本的では無い。
 それで、緑茶なのだが・・・それでは、イマイチなのだ。
なんか、こうインパクトが・・・欲しい・・・
 それで、米海軍のコーヒー文化を加えたのである。
喫茶部だ、当然メイド士官も・・・
 もちろん、正規士官だ。
階級は少尉からだそうだ。
 長年の古参メイド士官だと・・・大尉も・・・マツモト艦長は中尉だ。
相手がお茶くみメイドでも・・・上官となるのである。
 喫茶・海軍工廠という・・・センスがない店名だが・・・
扉を開ける・・・
 店内は閑散としている、「待たせました。」と、磯崎少佐へ・・・
「いえ、いまきたところですよ。」と、空気を読む少佐だ。
 「英国派遣軍として、下話だけでもと・・・」
「そうですね、少佐は英国は初めてですか。」
 「あ、あ、だからだよ。」
「なるほど。」
 磯崎艦長は初めての洋行のようだ。
「なんか、注意事項はないかと・・・」と、聞く少佐だ。
 「そうですね。」「まず、飯が日本とは違います。」
「そこなんだよ、オレは飯が生きがいなんだ。」と、磯崎艦長が吠える。
 「飯がマズい軍隊なんて・・・軍隊では無い。」と、力説する少佐だ。
世界の軍隊で兵站に五月蠅いのは、まず日本軍なのだ。
 まず、米だ。
「米(コメ)は、積んでいくのだな。」
 「え、え、英国には、ありませんよ。」(日本のコメが無い。)
「うむ、まずコメだな。」と、用紙へ記入する少佐だ。
 「あとは、味噌が無いですよ。」
「え、え、と、お味噌と。」
 「少佐は関西ですか。」「いいや、名古屋だよ。」
「なら、味噌には五月蠅いですね。」
 「うむ、君はなかなか見どころがあるな。」と、おだてに乗る少佐だ。
名古屋人は味噌に五月蠅いのだ。
 なんにでも味噌を・・・
マヨラーがマヨネーズを山盛りと同じだ。
 「そして、トンカツが英国には無いですよ。」
「えーーーーーっ。」「トンカツは洋食だろ?」
 「いいえ、あれは和食ですよ。」と、スツキ機長が宣言する。
名古屋人は味噌カツが無いと生きていけないのだ。
 「どうしょう・・・」と、茫然とする少佐である。
「いい方法は料理人を連れていくことですよ。」と、マツモト艦長だ。
 マツモト艦長は内心で画策していることがあったのだ。
英国のコックは・・・ゴミなのだ。
 まずい飯しか造れないからだ。
そこへ、日本人の料理人を投入して・・・英国の食に革命を起こすのだ・・・
 「少佐なら、海軍の料理人を連れていけるでしょう。」と、水を向ける。
「そうだな、数人は確保したいな。」と、やる気満々だ。
 「金髪の姉ちゃんを紹介しますよ。」と、秘密兵器を投入するマツモト中尉だ。
マツモト艦長の妻は英国貴族の娘だと・・・日本海軍では、それなりに有名であるらしい・・・
 
 


 
 
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