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スッパ抜かれた、海底戦車だ。
この写真は・・・なんなんだ!!!
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数日後の話だ。
ドイツ帝国の情報部はハチの巣をつついた・・・騒動になっていた。
情報部へ英国の新聞が持ち込まれていたのだ。
英国のロンドン・タイムスという朝刊紙だ。
当時はインターネットはおろか・・・テレビも一般家庭には無い時代だ。
ラジオはあったのだが・・・
それで、世の中の情報はヒトのウワサか新聞か、ラジオ放送くらいしか無いのだ。(胡散臭い話も多かった。)
問題のロンドン・タイムスには・・・
第一面の見開きに・・・海底戦車の写真がデカデカと・・・掲載されてるのである。
見出しは・・・これは、なんだろう・・・なんて、描いてある。
そして、大学の教授なる、胡散臭いヤカラが・・・あ、あ、でもない。 こうでもない。
と、激論を展開して・・・おもしろおかしく書いてあるのだ。
「これは、なんでしょうか。」と、記者が教授へ問う。
「うむ、生物では無いな。」
「それは、観ればわかりますが。」と、記者が突っ込む。
「戦車かもしれんな。」と、教授がいうが・・・
「それにしては、おおきいですね。」「無限軌道が2組ついてますよ。」と、記者だ。
「フランス軍の秘密兵器じゃないか。」と、言う別の教授が・・・
「場所が、撤退したダンケルクに近いからな。」
「いや、ドイツ軍の秘密兵器だ。」
「まてよ、フランスの潜水艇に似てるぞ。」
「そうだ、上半分はフランスの潜水艇だぞ。」
「下は、Ⅳ号戦車の履帯じゃないかっ。」
「まさか、これは・・・ウワサの海底戦車かも・・・」
とうとう、正体がバレてしまったようだ。
ドイツ帝国情報部のハイネッケン部長は、「どうするんだ。」
「ドーバー越えの侵攻がバレれしまったではないかっ!」と、主張する。
「まてまて、あわてるな。」と、情報部参謀のヴァルター男爵だ。
ドイツ貴族の末裔だが・・・冷静な軍人なのだ。
「海底戦車の数は、現在はどれだけあるのだ。」と、冷静な男爵のようだ。
使い走りの新兵が・・・「40両あまりですが。」
「うむ、それではチャンスを逃さない内に、やらねばならんですぞ。」と、力説するのだ。
「しかし、計画では200両の・・・」と、食い下がるハイネッケンだ。
「まだ、ウワサのようなのだ。」「それが、ドーバー越えの兵器だと感ずかれては、お寿司だぞ。」
「う、ぬぬぬぬ。」と、歯ぎしりするハイネッケン部長だ。
「しかし、40では、足らないではないか。」と、更に食い下がるのだ。
「それは、わかるが・・・機会を逃すと永遠にチャンスはめぐってこないぞ。」と、ヴァルター男爵が力説する。
「まだ、英国は万全の対策ができていないと聞いている。」
「なら、今を置いて機会はないぞ。」
「ドーバーに橋頭堡を確保できれば、いいんだ。」
「あとは、船で戦車を運ぶ手もあるのだぞ。」
「確かに、そうだが。」
「英国は潜水艦が日本軍が加わり6隻だ。」
「まだ、我が方は7隻の潜水艦だから・・・機会はあるのだ。」
「英国が万全の体制を整える前に、やらねば機会を失うぞ。」と、繰り返すヴァルター男爵である。
「我が、無双の陸軍が英国のドーバーに橋頭堡を建ててやるぞ。」と、繰り返す男爵だ。
ドイツ帝国最高会議でドーバー越えの侵攻が決定されたのは・・・それから、3日後だった。
ドイツ陸軍の精鋭戦車隊員が200名ほど、抜擢される。
1両の海底戦車は5名の隊員が乗り込むからだ。
車長・砲手・操縦手・機関員・装填手の5名である。
無線通信は機関員が兼ねるのだ。
ちなみに、ソナーは車長が操作するようだ。
海底戦車は騒音が激しいので、停止してからでないとソナーは使えないからだ。
そして、海底戦車は隊員同士の音通は戦車内の電話で指示を伝えるようになっているのである。
そこは、長さが12メートルあるからである。
3日後に、カレ―市の海岸に40両の海底戦車が終結したのだ。
グルップ重工からのピストン輸送は大変だったが・・・そこは、なんとかやりとげることができたのだ。
英王立海軍の上陸用舟艇を真似て・・・グルップ重工も戦車搬送用に舟艇を建造したのだ。
まあ、パット見は日本海軍の大発のパクリであるが・・・そこまでは、知らないグルップ重工だ。
英海軍が日本語読みでダイハツと呼称しているので、グルップ重工はランド・ボートと陸軍式呼び方だ。
エルベ川からライン河へ・・・そして、北海からダンケルク。
ダンケルクからカレ―市の港へと・・・海路で運ばれた海底戦車だ。
「いいか、英国の海岸に橋頭堡をなんとしても構築しろ。」
「あとは、ランド・ボートでⅣ号戦車が送り込まれる予定だ。」
「いいか、ジョンブル野郎に鉄槌をかますのだ。」
「ドイツ無双陸軍を見せつけてやるのだ。」
「諸君は、栄えあるドイツ帝国の先兵となって・・・」
なかなかの演説をかますヴァルター男爵である。
「作戦は、こうだ!」
「まずは、40両の海底戦車で海峡を渡り・・・ドーバー海岸に上陸する。」
「ドーバーは海岸に切り立った絶壁があるのだ。」
「その崖を砲撃で破壊して、上陸できる橋頭堡を確保するのだ。」
「そのための、海底戦車だ。」
「諸君らの健闘を祈る。」「以上だ。」
「敬礼。」
答礼して、お立ち台を下がる男爵だ。
「よし、乗車だ。」と、海底戦車の車長であるディートフリート軍曹は叫んだ。
隊員らは、早々に海底戦車へ・・・
そして、後部砲塔へ搭乗するディートフリート軍曹だ。
「ジーゼル起動、全速前進だ。」と、カレ―市の浜から出撃するのだ。
あとには、39両の海底戦車が続くのだ。
そう、先頭はディートフリート軍曹なのである。
マッハ軍曹は海底戦車をフランス市民へ晒した失態で・・・栄えある作戦から外されたのである。
「蓄電池は。」「十分です。」
試験運用で蓄電池が足りないことが判明して・・・追加の蓄電池を搭載した海底戦車だ。
「よし、ジーゼル停止だ。」「蓄電池へ切り替えろ。」「ヤー。」
40両の海底戦車はカレ―市からドーバーへ海底を時速20キロ余りで進んでいく。
34キロの行程だ。
1時間半もあれば・・・ドーバーの海岸だ。
ドイツとフランスの紛争は・・・とうとう、英国まで及ぶのか・・・
ドイツ帝国の情報部はハチの巣をつついた・・・騒動になっていた。
情報部へ英国の新聞が持ち込まれていたのだ。
英国のロンドン・タイムスという朝刊紙だ。
当時はインターネットはおろか・・・テレビも一般家庭には無い時代だ。
ラジオはあったのだが・・・
それで、世の中の情報はヒトのウワサか新聞か、ラジオ放送くらいしか無いのだ。(胡散臭い話も多かった。)
問題のロンドン・タイムスには・・・
第一面の見開きに・・・海底戦車の写真がデカデカと・・・掲載されてるのである。
見出しは・・・これは、なんだろう・・・なんて、描いてある。
そして、大学の教授なる、胡散臭いヤカラが・・・あ、あ、でもない。 こうでもない。
と、激論を展開して・・・おもしろおかしく書いてあるのだ。
「これは、なんでしょうか。」と、記者が教授へ問う。
「うむ、生物では無いな。」
「それは、観ればわかりますが。」と、記者が突っ込む。
「戦車かもしれんな。」と、教授がいうが・・・
「それにしては、おおきいですね。」「無限軌道が2組ついてますよ。」と、記者だ。
「フランス軍の秘密兵器じゃないか。」と、言う別の教授が・・・
「場所が、撤退したダンケルクに近いからな。」
「いや、ドイツ軍の秘密兵器だ。」
「まてよ、フランスの潜水艇に似てるぞ。」
「そうだ、上半分はフランスの潜水艇だぞ。」
「下は、Ⅳ号戦車の履帯じゃないかっ。」
「まさか、これは・・・ウワサの海底戦車かも・・・」
とうとう、正体がバレてしまったようだ。
ドイツ帝国情報部のハイネッケン部長は、「どうするんだ。」
「ドーバー越えの侵攻がバレれしまったではないかっ!」と、主張する。
「まてまて、あわてるな。」と、情報部参謀のヴァルター男爵だ。
ドイツ貴族の末裔だが・・・冷静な軍人なのだ。
「海底戦車の数は、現在はどれだけあるのだ。」と、冷静な男爵のようだ。
使い走りの新兵が・・・「40両あまりですが。」
「うむ、それではチャンスを逃さない内に、やらねばならんですぞ。」と、力説するのだ。
「しかし、計画では200両の・・・」と、食い下がるハイネッケンだ。
「まだ、ウワサのようなのだ。」「それが、ドーバー越えの兵器だと感ずかれては、お寿司だぞ。」
「う、ぬぬぬぬ。」と、歯ぎしりするハイネッケン部長だ。
「しかし、40では、足らないではないか。」と、更に食い下がるのだ。
「それは、わかるが・・・機会を逃すと永遠にチャンスはめぐってこないぞ。」と、ヴァルター男爵が力説する。
「まだ、英国は万全の対策ができていないと聞いている。」
「なら、今を置いて機会はないぞ。」
「ドーバーに橋頭堡を確保できれば、いいんだ。」
「あとは、船で戦車を運ぶ手もあるのだぞ。」
「確かに、そうだが。」
「英国は潜水艦が日本軍が加わり6隻だ。」
「まだ、我が方は7隻の潜水艦だから・・・機会はあるのだ。」
「英国が万全の体制を整える前に、やらねば機会を失うぞ。」と、繰り返すヴァルター男爵である。
「我が、無双の陸軍が英国のドーバーに橋頭堡を建ててやるぞ。」と、繰り返す男爵だ。
ドイツ帝国最高会議でドーバー越えの侵攻が決定されたのは・・・それから、3日後だった。
ドイツ陸軍の精鋭戦車隊員が200名ほど、抜擢される。
1両の海底戦車は5名の隊員が乗り込むからだ。
車長・砲手・操縦手・機関員・装填手の5名である。
無線通信は機関員が兼ねるのだ。
ちなみに、ソナーは車長が操作するようだ。
海底戦車は騒音が激しいので、停止してからでないとソナーは使えないからだ。
そして、海底戦車は隊員同士の音通は戦車内の電話で指示を伝えるようになっているのである。
そこは、長さが12メートルあるからである。
3日後に、カレ―市の海岸に40両の海底戦車が終結したのだ。
グルップ重工からのピストン輸送は大変だったが・・・そこは、なんとかやりとげることができたのだ。
英王立海軍の上陸用舟艇を真似て・・・グルップ重工も戦車搬送用に舟艇を建造したのだ。
まあ、パット見は日本海軍の大発のパクリであるが・・・そこまでは、知らないグルップ重工だ。
英海軍が日本語読みでダイハツと呼称しているので、グルップ重工はランド・ボートと陸軍式呼び方だ。
エルベ川からライン河へ・・・そして、北海からダンケルク。
ダンケルクからカレ―市の港へと・・・海路で運ばれた海底戦車だ。
「いいか、英国の海岸に橋頭堡をなんとしても構築しろ。」
「あとは、ランド・ボートでⅣ号戦車が送り込まれる予定だ。」
「いいか、ジョンブル野郎に鉄槌をかますのだ。」
「ドイツ無双陸軍を見せつけてやるのだ。」
「諸君は、栄えあるドイツ帝国の先兵となって・・・」
なかなかの演説をかますヴァルター男爵である。
「作戦は、こうだ!」
「まずは、40両の海底戦車で海峡を渡り・・・ドーバー海岸に上陸する。」
「ドーバーは海岸に切り立った絶壁があるのだ。」
「その崖を砲撃で破壊して、上陸できる橋頭堡を確保するのだ。」
「そのための、海底戦車だ。」
「諸君らの健闘を祈る。」「以上だ。」
「敬礼。」
答礼して、お立ち台を下がる男爵だ。
「よし、乗車だ。」と、海底戦車の車長であるディートフリート軍曹は叫んだ。
隊員らは、早々に海底戦車へ・・・
そして、後部砲塔へ搭乗するディートフリート軍曹だ。
「ジーゼル起動、全速前進だ。」と、カレ―市の浜から出撃するのだ。
あとには、39両の海底戦車が続くのだ。
そう、先頭はディートフリート軍曹なのである。
マッハ軍曹は海底戦車をフランス市民へ晒した失態で・・・栄えある作戦から外されたのである。
「蓄電池は。」「十分です。」
試験運用で蓄電池が足りないことが判明して・・・追加の蓄電池を搭載した海底戦車だ。
「よし、ジーゼル停止だ。」「蓄電池へ切り替えろ。」「ヤー。」
40両の海底戦車はカレ―市からドーバーへ海底を時速20キロ余りで進んでいく。
34キロの行程だ。
1時間半もあれば・・・ドーバーの海岸だ。
ドイツとフランスの紛争は・・・とうとう、英国まで及ぶのか・・・
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