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その場、その場の適応性が大切だ。
的確な判断と指示と兵士の鼓舞!
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ドイツ帝国には、長年の夢があった。 それは、英国侵攻だ。
つまり、ドーバー越である。
フランス軍は、ドイツ軍にとり・・・物の数ではない。
少しの苦労で勝てるのである。
数回の国をあげての戦争では・・・フランスはドイツには勝てないのである。
それで、応援を求めて・・・連合国相手にドイツは負けるのだ。
その、繰り返しだったのだ。
そして、出てくるのが・・・大英帝国なのである。
そして、多勢に無勢で・・・ドイツ帝国は敗残するのだ。
もう、欧州ではお約束なのだ。
定番なのだ。
なんとか、この敗残を・・・勝利の凱歌へ変えたいと思うには、当然なのだ。
そして、ドーバー越と言う遠征の夢が生まれたのだ。
そして、欧州の覇権をドイツ帝国が握るのだ!!
ドーバーへ橋頭堡を構築すれば・・・それが、軍人としてのバインケル少尉の夢なのだ。
無線で、「いいか、英陸軍の10両のマークⅣには2両の海底戦車の片方が当たれ。」
「海軍の戦車には、残りが各個撃破するんだ。」
と、細かい指示を出すバインケル少尉だ。
部下も、「ヤゴール。」と、高嗚して指示に従って戦っているのだ。
いまのところ、敵との数は当方が有利だ。
敵は、水上戦車が20両と陸軍のマークⅣ型が10両の計、30両だ。
我が、ドイツ軍は39両の海底戦車なのだ。
9両もの戦力差があるのである。
海底戦車の司令砲塔から、全体の戦いを見回すバインケル少尉だ。
しかし、バインケル少尉の計算には、水上戦車が日本製ということが入っていない。
あくまで、不審な水上を航行できる戦車という認識しかない。
英陸軍のマークⅣ型はバインケル少尉は把握していたのだ。
それで、数が多ければマークⅣ型10両には勝てる・・・と、踏んだのだ。
バインケル少尉には、マークⅣ型と海底戦車の戦力差はトントンなのである。
乗員は英国陸軍だ。
我が、ドイツ帝国陸軍にとり・・・敵では無いのだ。
ところが、ここでバインケル少尉が考慮していないことがあるのだ。
向かってくる不審な水上戦車は、日本海軍の隊員が乗り込んでいるということだ。
個々の兵士の力量はヒトであるから・・・おおよそ検討はつくが・・・
ところが、集団となると・・・日本人は恐ろしい戦力となるのだ。
それは、平均的な学力がかなりあり、真面目で集団の1個の歯車になることだ。
ひとりの兵士が優秀なのではないのだ。
平均して、同じ程度の学力があり、戦うレベルが均一なのが日本軍なのだ。
ひとりは小柄な体躯の兵士なのだが・・・皆、同じレベルの能力なのである。
これが、日本軍の強さの秘密なのだ。
こんなコトワザがあるのだ。
世界イチ強い軍隊は?
それは、米軍の将軍で、ドイツ軍の下士官で、日本軍の兵隊だ。
そして、世界イチ弱い軍隊は、シナ軍の将軍で、ソ連軍の下士官で、イタリーの兵隊だ。
これは、先の大戦でのジョークだが・・・
命令に忠実で勇猛果敢で逃亡なんて無いのが、日本軍の兵隊なのである。
前線で3割ほどヤラれたら・・・逃亡する兵が増えるものだ。
ところが、日本軍は逃亡する兵隊など、誰一人おらず、全員が全滅するまで戦ったのだ。
こんな軍隊は歴史上、日本軍だけなのである。
先の大戦で、米国で一番忠実で使えた軍隊は・・・なんと、日本人移民の二世の部隊なのだ。(433連隊)
損耗率が300パーセントでも戦ったと聞いているほどだ。
その、同じ日本軍の海軍の隊員が水上戦車を操ってることまでは、ドイツ軍は知らなかったのである。
そして、海洋国家である、日本の海軍だ。
大陸国家のドイツやフランスの海軍では無いのだ。
英国や日本は海洋国家だ。
その海洋国家の海軍なのだ。
無双陸軍のドイツ帝国と同じなのである。
そして、日本人技師が持てる技術をつぎ込んだ・・・水上戦車だ。
V型8気筒12000ccのジーゼル・エンジンだ。
日本陸軍の九七式戦車のジーゼル・エンジンだ。
それを、大和撫子が繊細な手で工作した燃料噴射ポンプで2300回転の480馬力だ。
水上走行するために重量を押さえた装甲が欠点だが・・・
地上は40キロ巡行だ。
海上は8ノツトから最大戦速が12ノットだ。
45口径長砲身の戦車砲だ。
以前の八九式は野砲を改良した戦車砲だったが・・・この水上戦車の45口径は別物だ。
そう、戦車砲に特化した砲身なのだ。
そして、防盾は玉鋼の4センチ特殊鋼板だ。
鋼鉄の8センチと同等の防弾力がある計算なのである。
水圧ハンマーで鍛えた玉鋼を重ねて重ねて作り上げた特殊鋼板だ。
その辺の徹甲弾なぞ・・・物の数ではないのだ。
水上では、速度が緩慢だった水上戦車だが・・・陸へ揚がると・・・重量が軽い分、動作が敏腕なのである。
この時代の戦車は停止して狙いを定めねばならない。
動きながらでも砲撃はできるが・・・狙って当てることは・・・無理だ。
せいぜい、威嚇砲撃になるだけだ。
問題は停止して砲撃するまでの時間である。
相手の戦車も停止して狙いを定めるのだ。
つまり、互いに停止して・・・先に狙いを差だめて、先の砲撃したほうが有利なのである。
そして、狙いが正確なら・・・敵を殲滅できるのだ。
「いいか、あわてるな。」「十分に狙えよ。」と、マツモト中尉が指示をだす。
これは、砲手を落ち着かせるためだ。
敵は、目前なのだ。 早く撃たねばと、焦れば・・・命中弾とはならない。
先に、どの敵を狙うのか・・・定めて置き・・・停止と同時に狙いを定める。
この、呼吸が大事なのだ。
カンや焦りで砲撃しても・・・まず、命中はしないものだ。
無心の心で・・・気を空にして・・・数値を入力して、車長の指示で砲撃するのだ。
それで、狙いが定まったら・・・「行けます。」と、合図だ。
各個撃破、自由に撃ってよし、と指示があれば砲手の判断で砲撃できるのである。
それ以外は、車長の指示で砲撃するのである。
つまり、ドーバー越である。
フランス軍は、ドイツ軍にとり・・・物の数ではない。
少しの苦労で勝てるのである。
数回の国をあげての戦争では・・・フランスはドイツには勝てないのである。
それで、応援を求めて・・・連合国相手にドイツは負けるのだ。
その、繰り返しだったのだ。
そして、出てくるのが・・・大英帝国なのである。
そして、多勢に無勢で・・・ドイツ帝国は敗残するのだ。
もう、欧州ではお約束なのだ。
定番なのだ。
なんとか、この敗残を・・・勝利の凱歌へ変えたいと思うには、当然なのだ。
そして、ドーバー越と言う遠征の夢が生まれたのだ。
そして、欧州の覇権をドイツ帝国が握るのだ!!
ドーバーへ橋頭堡を構築すれば・・・それが、軍人としてのバインケル少尉の夢なのだ。
無線で、「いいか、英陸軍の10両のマークⅣには2両の海底戦車の片方が当たれ。」
「海軍の戦車には、残りが各個撃破するんだ。」
と、細かい指示を出すバインケル少尉だ。
部下も、「ヤゴール。」と、高嗚して指示に従って戦っているのだ。
いまのところ、敵との数は当方が有利だ。
敵は、水上戦車が20両と陸軍のマークⅣ型が10両の計、30両だ。
我が、ドイツ軍は39両の海底戦車なのだ。
9両もの戦力差があるのである。
海底戦車の司令砲塔から、全体の戦いを見回すバインケル少尉だ。
しかし、バインケル少尉の計算には、水上戦車が日本製ということが入っていない。
あくまで、不審な水上を航行できる戦車という認識しかない。
英陸軍のマークⅣ型はバインケル少尉は把握していたのだ。
それで、数が多ければマークⅣ型10両には勝てる・・・と、踏んだのだ。
バインケル少尉には、マークⅣ型と海底戦車の戦力差はトントンなのである。
乗員は英国陸軍だ。
我が、ドイツ帝国陸軍にとり・・・敵では無いのだ。
ところが、ここでバインケル少尉が考慮していないことがあるのだ。
向かってくる不審な水上戦車は、日本海軍の隊員が乗り込んでいるということだ。
個々の兵士の力量はヒトであるから・・・おおよそ検討はつくが・・・
ところが、集団となると・・・日本人は恐ろしい戦力となるのだ。
それは、平均的な学力がかなりあり、真面目で集団の1個の歯車になることだ。
ひとりの兵士が優秀なのではないのだ。
平均して、同じ程度の学力があり、戦うレベルが均一なのが日本軍なのだ。
ひとりは小柄な体躯の兵士なのだが・・・皆、同じレベルの能力なのである。
これが、日本軍の強さの秘密なのだ。
こんなコトワザがあるのだ。
世界イチ強い軍隊は?
それは、米軍の将軍で、ドイツ軍の下士官で、日本軍の兵隊だ。
そして、世界イチ弱い軍隊は、シナ軍の将軍で、ソ連軍の下士官で、イタリーの兵隊だ。
これは、先の大戦でのジョークだが・・・
命令に忠実で勇猛果敢で逃亡なんて無いのが、日本軍の兵隊なのである。
前線で3割ほどヤラれたら・・・逃亡する兵が増えるものだ。
ところが、日本軍は逃亡する兵隊など、誰一人おらず、全員が全滅するまで戦ったのだ。
こんな軍隊は歴史上、日本軍だけなのである。
先の大戦で、米国で一番忠実で使えた軍隊は・・・なんと、日本人移民の二世の部隊なのだ。(433連隊)
損耗率が300パーセントでも戦ったと聞いているほどだ。
その、同じ日本軍の海軍の隊員が水上戦車を操ってることまでは、ドイツ軍は知らなかったのである。
そして、海洋国家である、日本の海軍だ。
大陸国家のドイツやフランスの海軍では無いのだ。
英国や日本は海洋国家だ。
その海洋国家の海軍なのだ。
無双陸軍のドイツ帝国と同じなのである。
そして、日本人技師が持てる技術をつぎ込んだ・・・水上戦車だ。
V型8気筒12000ccのジーゼル・エンジンだ。
日本陸軍の九七式戦車のジーゼル・エンジンだ。
それを、大和撫子が繊細な手で工作した燃料噴射ポンプで2300回転の480馬力だ。
水上走行するために重量を押さえた装甲が欠点だが・・・
地上は40キロ巡行だ。
海上は8ノツトから最大戦速が12ノットだ。
45口径長砲身の戦車砲だ。
以前の八九式は野砲を改良した戦車砲だったが・・・この水上戦車の45口径は別物だ。
そう、戦車砲に特化した砲身なのだ。
そして、防盾は玉鋼の4センチ特殊鋼板だ。
鋼鉄の8センチと同等の防弾力がある計算なのである。
水圧ハンマーで鍛えた玉鋼を重ねて重ねて作り上げた特殊鋼板だ。
その辺の徹甲弾なぞ・・・物の数ではないのだ。
水上では、速度が緩慢だった水上戦車だが・・・陸へ揚がると・・・重量が軽い分、動作が敏腕なのである。
この時代の戦車は停止して狙いを定めねばならない。
動きながらでも砲撃はできるが・・・狙って当てることは・・・無理だ。
せいぜい、威嚇砲撃になるだけだ。
問題は停止して砲撃するまでの時間である。
相手の戦車も停止して狙いを定めるのだ。
つまり、互いに停止して・・・先に狙いを差だめて、先の砲撃したほうが有利なのである。
そして、狙いが正確なら・・・敵を殲滅できるのだ。
「いいか、あわてるな。」「十分に狙えよ。」と、マツモト中尉が指示をだす。
これは、砲手を落ち着かせるためだ。
敵は、目前なのだ。 早く撃たねばと、焦れば・・・命中弾とはならない。
先に、どの敵を狙うのか・・・定めて置き・・・停止と同時に狙いを定める。
この、呼吸が大事なのだ。
カンや焦りで砲撃しても・・・まず、命中はしないものだ。
無心の心で・・・気を空にして・・・数値を入力して、車長の指示で砲撃するのだ。
それで、狙いが定まったら・・・「行けます。」と、合図だ。
各個撃破、自由に撃ってよし、と指示があれば砲手の判断で砲撃できるのである。
それ以外は、車長の指示で砲撃するのである。
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