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日本人の魔改造ほど恐ろしいモノは無い・・・
これは、無双戦車だぞ!!
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「さあ、マークⅣ型と魔改造の模擬戦だ。」
「賭けは、マークⅣが10両だから・・・マークⅣに偏ってるな。」
「うむ、マッカート少佐が魔改造へ賭けてるだけだぞ。」
「大穴だな。」
「だれか、魔改造へ賭けるヤツはいないかっ。」と、いうが10対1では・・・
「なんせ、10両のマークⅣ型と魔改造1両だぞ。」
「いくら、魔改造が性能が上でも、多勢に無勢だぞ。」
「そうだよ、10両に1両がかなうわけが無いぞ。」と、賭け参加者だ。
「だれか、魔改造戦車へ賭けないかな・・・」と、胴元は賭けが成立しないかと・・・心配なようだ。
胴元と言っても、反社ではない。
単なる、賭けが好きなお仲間だ。
「オツズは・・・」 オッズとは掛け率のことだ。
マッカート少佐しか魔改造に賭けていないから・・・これでは、万が一ということも・・・
魔改造が勝利でもしたら・・・まあ、10両対1両だ。
あるわけない! こうして、陸軍幹部連中は100対1の賭けに挑んだのである。
しかし、これでは、マークⅣに賭けたモノが・・・日本円で1000円しか・・・
まあ、チップ代金みたいなものだ・・・マッカート少佐以外は・・・1000円が利益になるだけだが・・・
ちなみに、胴元はボランテァだ。
「で、模擬戦は、どこで?」「そろゃぁ、陸軍演習場だろう。」「うむ。」
海軍にもあるのだ、陸軍には当然に演習場があるのだ。
砲撃の穴や焼けただれたクルマの残骸が・・・雰囲気はバッチリである。
演習場は陸軍の戦車部隊の本隊の側にあるから・・・「ゴト、ゴト。」と、マークⅣが時速8キロで・・・
「まるで、亀だな。」と、横をマークⅣ魔改造戦車がすり抜ける。
その速度は、当時の自動車より速いのだ。
10ポンドの賭けをやった陸軍の幹部連中は・・・「あれっ。」と、びっくりだ。
ちなみに、魔改造戦車の砲塔にはマッカート少佐がふんぞり返っているのである。
もちろん、操縦手は日本海軍派遣の陸戦隊員だ。
わざわざ、マッカート少佐が呼んだのである。
もちろん、賭けに勝つためだ。
100人余りが・・・マークⅣ型戦車へ10ポンドだ。
魔改造に賭けてるヤツはオレ、一人なのである。
つまり、1000ポンドが濡れ手にアワなのだ。
濡れ手にアワとは、棚からぼた餅と同じ意味だ。
なんも、苦労しないで利益を得ることだ。
「で、模擬戦は?」と、マッカート少佐が聞く。
なんせ、マッカート少佐は陸軍の兵器開発部で、戦車戦の専門ではないのだ。
それで、魔改造戦車は日本軍の水上戦車の仕組みだから・・・派遣軍の隊員となったのだ。
勝ためには、容赦ないマッカート少佐なのだ。
「そうですね、殲滅戦で・・・」と、賭け仲間の陸軍幹部だ。
模擬戦には、模擬砲弾を使うのがセオリーである。
砲弾の弾頭には炸薬ではなく、小麦粉が入ってるのだ。
それで、命中すれば真っ白くなるのだ。
つまり、命中箇所が判明するのだ。
あとは、装甲がキズが付かないように・・・弾頭は真鍮製の柔らかい金属製なのである。
下手な、砲弾より高価な模擬弾なのである。
まあ、少し軽いから・・・装填手は、ありがたいそうだ。
そして、模擬戦は殲滅戦だ。
相手が戦闘不能になるまでなのだ。
これは、マッカート少佐には分が悪そうだ。
なんせ、10両のマークⅣ型を破壊判定しなければならない・・・
立会人が黄色い旗を振る。
準備の合図だ。
旗は、緑がヤメで、赤がはじめだ。
やがて、赤い旗が・・・振られた・・・
「ドウウウン。」と、マークⅣ型が一斉に砲撃だ。
あわてて避ける魔改造だ。
その、素早い動きに見物人がどよめく。(見物人は陸軍の兵卒らだ。)
そして、魔改造戦車が先ほどまで居たところで白い粉の爆発が・・・
マークⅣ型の砲撃は、なかなか正確なようだ。
「おい、敵もなかなかやるぞ。」と、マッカート少佐が心配に・・・
「まあ、任せてください。」と、砲手がニャリだ。
「敵は、ドイツ軍じゃありませんから・・・」と、余裕たっぷりなようだ。
実際のところ、ドーバーの海岸でドイツ軍の海底戦車と死闘を演じた陸戦隊員は・・・
「侮れない敵だった。」「運がよかったからの勝利だ。」
「まともに正面から当たれば、我が方が負けていただろう。」と、陸戦隊員らは謙虚だったのだが・・・
どうやら、それがマジだったようだ。
なぜなら、相手がマークⅣ型だからか・・・余裕しゃくしゃくな顔なのである。
陸軍の演習場は海軍ほど穴が深くない。
なぜなら、戦艦の艦砲ほど大口径の大砲がないからだ。
陸軍は戦車砲や野砲が大砲としてあるだけだからだ。(列車砲には模擬弾が用意されてない。)
それで、あまり深くない砲弾の穴など、なんてことがない魔改造戦車だ。
V型直噴8気筒が2基のツイン・エンジンだ。
合計1000馬力だ。(1基が500馬力)
70キロ毎時の巡行速度も伊達ではないのだ。
とても、マークⅣ型のショボイ照準器では・・・予測砲撃なんて、100年早いのだ。
魔改造戦車の後方で・・・砲弾が白く破裂するだけなのだ。
まだ、魔改造戦車は1発も砲撃はしてないのである。
「そろそろ、いいんじじゃないのか。」と、マッカート少佐がせっつく・・・
「そうですね、見物人へ連射性能を見せるいい機会ですね。」と、砲手が照準器を操作し始めたのだ。
「相手は10両だ。」「左端からヤルぞ。」「おう。」
「少佐殿。」「ん、なんだ。」
「砲撃の合図を。」「おお、そうだったな。」
砲塔で身構えて・・・「ファイヤー。」と、叫んだ。
「バウン。」と、短い砲撃音だ。
模擬砲弾は薬莢の火薬が減らしてあるからだ。
そして、左端のマークⅣ型の横へ白い煙が・・・爆炎だ。
そして、戦車の側面には白いクレーター様の命中した跡が・・・
「うむ、あれは撃破判定まちがいないな。」と、マッカート少佐がいう。
戦車の側面は装甲が前面より薄いのだ。
立会人が赤い旗1本を掲げる。
1両が撃破された印だ。
それで、1両のマークⅣ型は、その場で停止して白旗を掲げるのだ。(模擬戦が終わるまで動けない。)
「1丁、あがりだ。」「あとの、9両も行くぞ。」
魔改造戦車の驀進が始まった・・・
「賭けは、マークⅣが10両だから・・・マークⅣに偏ってるな。」
「うむ、マッカート少佐が魔改造へ賭けてるだけだぞ。」
「大穴だな。」
「だれか、魔改造へ賭けるヤツはいないかっ。」と、いうが10対1では・・・
「なんせ、10両のマークⅣ型と魔改造1両だぞ。」
「いくら、魔改造が性能が上でも、多勢に無勢だぞ。」
「そうだよ、10両に1両がかなうわけが無いぞ。」と、賭け参加者だ。
「だれか、魔改造戦車へ賭けないかな・・・」と、胴元は賭けが成立しないかと・・・心配なようだ。
胴元と言っても、反社ではない。
単なる、賭けが好きなお仲間だ。
「オツズは・・・」 オッズとは掛け率のことだ。
マッカート少佐しか魔改造に賭けていないから・・・これでは、万が一ということも・・・
魔改造が勝利でもしたら・・・まあ、10両対1両だ。
あるわけない! こうして、陸軍幹部連中は100対1の賭けに挑んだのである。
しかし、これでは、マークⅣに賭けたモノが・・・日本円で1000円しか・・・
まあ、チップ代金みたいなものだ・・・マッカート少佐以外は・・・1000円が利益になるだけだが・・・
ちなみに、胴元はボランテァだ。
「で、模擬戦は、どこで?」「そろゃぁ、陸軍演習場だろう。」「うむ。」
海軍にもあるのだ、陸軍には当然に演習場があるのだ。
砲撃の穴や焼けただれたクルマの残骸が・・・雰囲気はバッチリである。
演習場は陸軍の戦車部隊の本隊の側にあるから・・・「ゴト、ゴト。」と、マークⅣが時速8キロで・・・
「まるで、亀だな。」と、横をマークⅣ魔改造戦車がすり抜ける。
その速度は、当時の自動車より速いのだ。
10ポンドの賭けをやった陸軍の幹部連中は・・・「あれっ。」と、びっくりだ。
ちなみに、魔改造戦車の砲塔にはマッカート少佐がふんぞり返っているのである。
もちろん、操縦手は日本海軍派遣の陸戦隊員だ。
わざわざ、マッカート少佐が呼んだのである。
もちろん、賭けに勝つためだ。
100人余りが・・・マークⅣ型戦車へ10ポンドだ。
魔改造に賭けてるヤツはオレ、一人なのである。
つまり、1000ポンドが濡れ手にアワなのだ。
濡れ手にアワとは、棚からぼた餅と同じ意味だ。
なんも、苦労しないで利益を得ることだ。
「で、模擬戦は?」と、マッカート少佐が聞く。
なんせ、マッカート少佐は陸軍の兵器開発部で、戦車戦の専門ではないのだ。
それで、魔改造戦車は日本軍の水上戦車の仕組みだから・・・派遣軍の隊員となったのだ。
勝ためには、容赦ないマッカート少佐なのだ。
「そうですね、殲滅戦で・・・」と、賭け仲間の陸軍幹部だ。
模擬戦には、模擬砲弾を使うのがセオリーである。
砲弾の弾頭には炸薬ではなく、小麦粉が入ってるのだ。
それで、命中すれば真っ白くなるのだ。
つまり、命中箇所が判明するのだ。
あとは、装甲がキズが付かないように・・・弾頭は真鍮製の柔らかい金属製なのである。
下手な、砲弾より高価な模擬弾なのである。
まあ、少し軽いから・・・装填手は、ありがたいそうだ。
そして、模擬戦は殲滅戦だ。
相手が戦闘不能になるまでなのだ。
これは、マッカート少佐には分が悪そうだ。
なんせ、10両のマークⅣ型を破壊判定しなければならない・・・
立会人が黄色い旗を振る。
準備の合図だ。
旗は、緑がヤメで、赤がはじめだ。
やがて、赤い旗が・・・振られた・・・
「ドウウウン。」と、マークⅣ型が一斉に砲撃だ。
あわてて避ける魔改造だ。
その、素早い動きに見物人がどよめく。(見物人は陸軍の兵卒らだ。)
そして、魔改造戦車が先ほどまで居たところで白い粉の爆発が・・・
マークⅣ型の砲撃は、なかなか正確なようだ。
「おい、敵もなかなかやるぞ。」と、マッカート少佐が心配に・・・
「まあ、任せてください。」と、砲手がニャリだ。
「敵は、ドイツ軍じゃありませんから・・・」と、余裕たっぷりなようだ。
実際のところ、ドーバーの海岸でドイツ軍の海底戦車と死闘を演じた陸戦隊員は・・・
「侮れない敵だった。」「運がよかったからの勝利だ。」
「まともに正面から当たれば、我が方が負けていただろう。」と、陸戦隊員らは謙虚だったのだが・・・
どうやら、それがマジだったようだ。
なぜなら、相手がマークⅣ型だからか・・・余裕しゃくしゃくな顔なのである。
陸軍の演習場は海軍ほど穴が深くない。
なぜなら、戦艦の艦砲ほど大口径の大砲がないからだ。
陸軍は戦車砲や野砲が大砲としてあるだけだからだ。(列車砲には模擬弾が用意されてない。)
それで、あまり深くない砲弾の穴など、なんてことがない魔改造戦車だ。
V型直噴8気筒が2基のツイン・エンジンだ。
合計1000馬力だ。(1基が500馬力)
70キロ毎時の巡行速度も伊達ではないのだ。
とても、マークⅣ型のショボイ照準器では・・・予測砲撃なんて、100年早いのだ。
魔改造戦車の後方で・・・砲弾が白く破裂するだけなのだ。
まだ、魔改造戦車は1発も砲撃はしてないのである。
「そろそろ、いいんじじゃないのか。」と、マッカート少佐がせっつく・・・
「そうですね、見物人へ連射性能を見せるいい機会ですね。」と、砲手が照準器を操作し始めたのだ。
「相手は10両だ。」「左端からヤルぞ。」「おう。」
「少佐殿。」「ん、なんだ。」
「砲撃の合図を。」「おお、そうだったな。」
砲塔で身構えて・・・「ファイヤー。」と、叫んだ。
「バウン。」と、短い砲撃音だ。
模擬砲弾は薬莢の火薬が減らしてあるからだ。
そして、左端のマークⅣ型の横へ白い煙が・・・爆炎だ。
そして、戦車の側面には白いクレーター様の命中した跡が・・・
「うむ、あれは撃破判定まちがいないな。」と、マッカート少佐がいう。
戦車の側面は装甲が前面より薄いのだ。
立会人が赤い旗1本を掲げる。
1両が撃破された印だ。
それで、1両のマークⅣ型は、その場で停止して白旗を掲げるのだ。(模擬戦が終わるまで動けない。)
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