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マッカート少佐VS斎藤技官
潜水艦の整備か戦車の改造が優先するのか?
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マッカート少佐が工作船トヨダの会議室(反省会室)で、斎藤技官と会議というか・・・打ち合わせと言うか・・
・交渉というか・・・話し合いをしているようである。
「いいですか。」「うむ。」
「あの、魔改造バ~ジョンは1両だけの特殊なヤツなんですよ。」と、斎藤技官が・・・
「うむ。」「それは、承知してるのだが・・・はやり、1両だけというのは。」と、食い下がる少佐だ。
ちなみに、魔改造費は支払い済みだ。
だから、追加の魔改造の要請にきてるマッカート少佐である。
10両のマークⅣ型を瞬殺した模擬戦は斎藤技官も聞いて知ってるが・・・それは、それだ。
「あの魔改造バ~ジョンは最高だ。」
「ところが、内のピッカーズ重工が造るのは無理だと、サジを投げよったのだ。」
「そこで、20両とは言わんから・・・せめて10両だけでも追加が欲しいのじゃ。」と、もっともな言い分なのだ。
はじめ、マッカート少佐はアリタ艦長へ話を持って行ったんだが・・・「フネのことなら、ともかく・・・戦車は技官へ聞いてくれ。」と、サジを投げられてしまったからだ。
斎藤技官は技術畑の幹部では、少佐クラスの幹部なのである。
工作船の艦長は少佐クラスだから・・・いかに、斎藤技官が上官なのか・・・
マッカート少佐が陸軍の会計部からの予算が出てことを強調するのだ。
「製造費は問題ないぞ。」「10両分の追加予算が出てからな。」と、自信たっぷりなのだ。
「すこし時間をください。」と、日延べを要求する斎藤技官だ。
日延べという・・・日本人の悪い癖が出たのだ・・・
臭いものにはフタと同じなのだ。
見なかったことにしょう・・・という、アレだ。
そこまで言われては・・・日延べに応じるしかない、マッカート少佐なのである。
少佐は部下と共にスタッフ・カーで陸軍工廠へ帰っていったが・・・
どうなることやら・・・
斎藤技官は魔改造バ~ジョン改造した3名を集める。
そして、「もし、10両追加と言われたら・・・出来そうか?」と、聞いた。
エンジンの伊東技師は噴射ポンプを既存のモノにするなら・・・
無線機や電子機器の木の下技官は、「できますよ。」と、あっさりと答えた。
車体の佐藤技師は、「水上戦車の補修部品がなくなってもいいんなら・・・」と、苦言だ。
そうなのだ、交換部品は工作船にある分で終わりだ。
最悪、日本から輸送船で運ばねばならなくなるのだ。
「費用は英陸軍が全額もつそうだ。」と、技官だ。
そこは、天下の大英帝国だ。
「ほう、羨ましいというか・・・軍事費は潤沢なんですね。」と、技師らが羨ましがるのだ。
「ところで、本来の工作船の目的は・・・いいんですか?」と、3名の技師が聞く。
「うむ、とりあえず潜水艦の出動は、まだのようだ。」
「なら、いいんですか。」
「まるで、英陸軍のための派遣軍ですね。」と、痛いところを突かれる・・・
そうなのだ、本来は英王立海軍の補助のための派遣軍なのだから・・・
このまま、部品が底を突いたら・・・派遣軍の意味が無いのだ。
「そうだな、肝心の潜水艦の整備や修理が役目だからな。」と、斎藤君も反省しきりだ。
しかし、返事をしなければならない。
英陸軍とのつながりは切るわけにはいかない。
欧州での日本の同盟国は英国だけなのだ。
とくに、日本海軍は英王立海軍が先生なのだ。
幕末の薩摩、長州藩からのつながりがあるのだ。
日露戦争は、英国の援助が無ければ勝てなかったのだ。
スエズ運河をロシアのバルチック艦隊が通過できなかったのは・・・英国のおかげなのだ。
確か、黒海から対馬まで・・・半年だったかな・・・
船体にはフジツボが・・・そして、港には寄れない日々が・・・アフリカは英国の植民地が多いからね・・・
遠路はるばる・・・やっと近づいたところを・・・日本海軍にボコボコにされたのだ。
あれほどの完勝は、有史以来なのである。(記録は、まだ破られていない。)
「そうですね。」「時間をいただければ・・・」「10両なら・・・」と、技師らがいう。
「ふむ。」「では、マッカート少佐には10両限定で話を通すからな。」と、斎藤技官だ。
「わかりました。」「部品を確保しておきます。」
「では、10両限定で。」
「しかし、魔改造バ~ジョンは無理ですよ。」
「それは、仕方がないだろう。」「そこは、マッカート少佐へ、言っておくから・・・」
こうして、魔改造バ~ジョンの劣化というか・・・生産バ~ジョンで10両の改造が決まったのだ。
技師らの部品の要求は
① 既存の燃料噴射ポンプ、10本。
② V型8気筒直噴ジーゼル・エンジンが20基。
③ 携帯無線機10台。
④ 回転同期変速機20基。
⑤ 車内有線通話器10セット
⑥ 水上戦車用の長砲身10本。
⑦ 玉鋼装甲板、10枚。
など、など・・・
工作船トヨダには、20両の水上戦車の補修部品と潜水艦用の補修部品が備蓄されているが・・・
これで、水上戦車の分は・・・ほぼ、底を尽いたのだった。
派遣軍からの補修部品の輸送要望の無線が・・・呉の海軍工廠に・・・
「なんだって、部品が足りないだと。」と、驚く工廠の統括幹部だ。
「20両分の部品で足りないなんて・・・欧州戦線は酷いのか・・・」
「いえ、英国の戦車の補修だとか・・・」
「なにやってるんだ。」
「まあ、軍事同盟があるから、断れないんでしょうね。」と、理解を示す幹部もいるのだが・・・
「しゃないな・・・今回限りで輸送船を手配しよう。」と、なったのだった。
「わかりました。」「それで、部品は旧式はありませんが・・・」
「仕方がない、規格は同じだから使えるだろう。」
「そうですね、現在の補修部品を送ります。」「うむ。」
こうして、呉の鎮守府から輸送船が駆逐艦の警備を伴って出航したのである。
海軍の足が速い輸送船でも、30日は英国までかかるのだ。
輸送船には・・・新型V8気筒ジーゼル・エンジンが20基。
新型携帯無線機や新型蓄電池やら新型ソナー装置やら・・・多数の新型の装置が運ばれることになったのだった。
日本では、常に改良がされているからだ。
規格さえ統一しておけば・・・旧部品と互換性があるからだ。
その詳細な説明書付きなのである。
・交渉というか・・・話し合いをしているようである。
「いいですか。」「うむ。」
「あの、魔改造バ~ジョンは1両だけの特殊なヤツなんですよ。」と、斎藤技官が・・・
「うむ。」「それは、承知してるのだが・・・はやり、1両だけというのは。」と、食い下がる少佐だ。
ちなみに、魔改造費は支払い済みだ。
だから、追加の魔改造の要請にきてるマッカート少佐である。
10両のマークⅣ型を瞬殺した模擬戦は斎藤技官も聞いて知ってるが・・・それは、それだ。
「あの魔改造バ~ジョンは最高だ。」
「ところが、内のピッカーズ重工が造るのは無理だと、サジを投げよったのだ。」
「そこで、20両とは言わんから・・・せめて10両だけでも追加が欲しいのじゃ。」と、もっともな言い分なのだ。
はじめ、マッカート少佐はアリタ艦長へ話を持って行ったんだが・・・「フネのことなら、ともかく・・・戦車は技官へ聞いてくれ。」と、サジを投げられてしまったからだ。
斎藤技官は技術畑の幹部では、少佐クラスの幹部なのである。
工作船の艦長は少佐クラスだから・・・いかに、斎藤技官が上官なのか・・・
マッカート少佐が陸軍の会計部からの予算が出てことを強調するのだ。
「製造費は問題ないぞ。」「10両分の追加予算が出てからな。」と、自信たっぷりなのだ。
「すこし時間をください。」と、日延べを要求する斎藤技官だ。
日延べという・・・日本人の悪い癖が出たのだ・・・
臭いものにはフタと同じなのだ。
見なかったことにしょう・・・という、アレだ。
そこまで言われては・・・日延べに応じるしかない、マッカート少佐なのである。
少佐は部下と共にスタッフ・カーで陸軍工廠へ帰っていったが・・・
どうなることやら・・・
斎藤技官は魔改造バ~ジョン改造した3名を集める。
そして、「もし、10両追加と言われたら・・・出来そうか?」と、聞いた。
エンジンの伊東技師は噴射ポンプを既存のモノにするなら・・・
無線機や電子機器の木の下技官は、「できますよ。」と、あっさりと答えた。
車体の佐藤技師は、「水上戦車の補修部品がなくなってもいいんなら・・・」と、苦言だ。
そうなのだ、交換部品は工作船にある分で終わりだ。
最悪、日本から輸送船で運ばねばならなくなるのだ。
「費用は英陸軍が全額もつそうだ。」と、技官だ。
そこは、天下の大英帝国だ。
「ほう、羨ましいというか・・・軍事費は潤沢なんですね。」と、技師らが羨ましがるのだ。
「ところで、本来の工作船の目的は・・・いいんですか?」と、3名の技師が聞く。
「うむ、とりあえず潜水艦の出動は、まだのようだ。」
「なら、いいんですか。」
「まるで、英陸軍のための派遣軍ですね。」と、痛いところを突かれる・・・
そうなのだ、本来は英王立海軍の補助のための派遣軍なのだから・・・
このまま、部品が底を突いたら・・・派遣軍の意味が無いのだ。
「そうだな、肝心の潜水艦の整備や修理が役目だからな。」と、斎藤君も反省しきりだ。
しかし、返事をしなければならない。
英陸軍とのつながりは切るわけにはいかない。
欧州での日本の同盟国は英国だけなのだ。
とくに、日本海軍は英王立海軍が先生なのだ。
幕末の薩摩、長州藩からのつながりがあるのだ。
日露戦争は、英国の援助が無ければ勝てなかったのだ。
スエズ運河をロシアのバルチック艦隊が通過できなかったのは・・・英国のおかげなのだ。
確か、黒海から対馬まで・・・半年だったかな・・・
船体にはフジツボが・・・そして、港には寄れない日々が・・・アフリカは英国の植民地が多いからね・・・
遠路はるばる・・・やっと近づいたところを・・・日本海軍にボコボコにされたのだ。
あれほどの完勝は、有史以来なのである。(記録は、まだ破られていない。)
「そうですね。」「時間をいただければ・・・」「10両なら・・・」と、技師らがいう。
「ふむ。」「では、マッカート少佐には10両限定で話を通すからな。」と、斎藤技官だ。
「わかりました。」「部品を確保しておきます。」
「では、10両限定で。」
「しかし、魔改造バ~ジョンは無理ですよ。」
「それは、仕方がないだろう。」「そこは、マッカート少佐へ、言っておくから・・・」
こうして、魔改造バ~ジョンの劣化というか・・・生産バ~ジョンで10両の改造が決まったのだ。
技師らの部品の要求は
① 既存の燃料噴射ポンプ、10本。
② V型8気筒直噴ジーゼル・エンジンが20基。
③ 携帯無線機10台。
④ 回転同期変速機20基。
⑤ 車内有線通話器10セット
⑥ 水上戦車用の長砲身10本。
⑦ 玉鋼装甲板、10枚。
など、など・・・
工作船トヨダには、20両の水上戦車の補修部品と潜水艦用の補修部品が備蓄されているが・・・
これで、水上戦車の分は・・・ほぼ、底を尽いたのだった。
派遣軍からの補修部品の輸送要望の無線が・・・呉の海軍工廠に・・・
「なんだって、部品が足りないだと。」と、驚く工廠の統括幹部だ。
「20両分の部品で足りないなんて・・・欧州戦線は酷いのか・・・」
「いえ、英国の戦車の補修だとか・・・」
「なにやってるんだ。」
「まあ、軍事同盟があるから、断れないんでしょうね。」と、理解を示す幹部もいるのだが・・・
「しゃないな・・・今回限りで輸送船を手配しよう。」と、なったのだった。
「わかりました。」「それで、部品は旧式はありませんが・・・」
「仕方がない、規格は同じだから使えるだろう。」
「そうですね、現在の補修部品を送ります。」「うむ。」
こうして、呉の鎮守府から輸送船が駆逐艦の警備を伴って出航したのである。
海軍の足が速い輸送船でも、30日は英国までかかるのだ。
輸送船には・・・新型V8気筒ジーゼル・エンジンが20基。
新型携帯無線機や新型蓄電池やら新型ソナー装置やら・・・多数の新型の装置が運ばれることになったのだった。
日本では、常に改良がされているからだ。
規格さえ統一しておけば・・・旧部品と互換性があるからだ。
その詳細な説明書付きなのである。
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