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ドイツ陸軍の舟艇とは?
100隻分、早急に準備しろっ!
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「それで、もう海底戦車はダメだぞ。」と、男爵が念を押す。
「わかっております。」と、サイモン博士だ。
博士には考えがあったのだ。
「日本陸軍がシナの上海で、邦人保護のための作戦でつかったヤツがあります。」
「黄色いサルの日本軍か。」と、男爵が揶揄する。
ドイツ貴族から観たら・・・日本人は、全員が黄色いエテ公にしか見えないのだ。
近年は英国と組んで・・・やたらとドイツ軍の邪魔をするからだ。
「いいや、男爵様やつらを侮ってはいけませんぞ。」と、博士がいう。
「日本の潜水艦には、まだ我が国も勝てないんですぞ。」
「それは、我が海軍がショボイからだ。」と、男爵が言い訳だ。(まあ、本当なのだが・・・)
「だから、海軍の助けなしにドーバーを越えねばならないのですよ。」と、博士が説得だ。
「うむ、それで日本軍の兵器を真似るのか?」と、男爵が悔しそうに・・・
「いえ、舟艇は英国が最初に考えたモノです。」
「それを、使い勝手がイイように日本軍が改良したのですよ。」
そこは、日本人の十八番の魔改造というヤツだ。
箱型の平底にして、舳先は上陸するときの渡り板になるヤツのことだ。
「その舟艇にはⅣ号は重すぎてダメなんですが・・・」
「Ⅳ号専用の舟艇を建造してますので。」「ふむ。」
「100両ぶんですから、100隻ですが・・・」
「もうしばらくで建造できます。」
「ふむ。」「これで、皇帝陛下もお喜びになるであろう。」
「ハ、ハァ~。」と、博士がへりくだるのだった。
キール軍港の船舶工場で、Ⅳ号戦車専用の上陸用舟艇は建造されていた。
もちろん、軍艦ではない。
それで、ドイツ海軍の工場でも建造できたのだ。
まあ、38トンを乗せる平底フネと思えばいいのだ。
まあ、平たい漁船だ。
「しかし、陸軍は何でこんな変なフネを100隻も・・・」と、船大工のハンスはいぶかるのだ。
もちろん、戦車用なんて知りはしないのだ。
「まあ、兵隊を運ぶんじゃないかな。」と、船大工仲間と話だけだが・・・
しかし、100隻だ。 それなりのウワサになるのだ。
いくらゲシュタポが警戒しようと・・・漏れるのである。
「なんか、キール軍港の工場で兵隊を運ぶ船を100隻も建造してるってよ。」と、酒場のウワサになるのだ。
「ふ~ん。」「どんなフネだよ。」と、話が飛ぶのだ。
「なんでも、底が平たいそうだ。」
その情報は、ドイツ軍キール軍港のユダヤ職人から・・・同じユダヤ職人のポーツマス軍港で働いてるヤツへ・・・流れるのである。
そして、ウワサは情報部へ・・・そこから、マッカート少佐へ・・・
マッカート少佐から・・・派遣日本海軍のアリタ艦長へ・・・
アリタ艦長からサイトウ技官へ・・・
そして、マークⅣ型改造の技師らへ流れるのだ。
「やはり、大発をドイツ軍も使うんですな。」
「そりゃあ、使い勝ってがイイからさ。」
「しかし、あのドイツ軍だぞ。」
「確か、サル真似はしないはずでは・・・」
「いや、ドーバー越のためだろうて・・・」
「それで、何隻ほど?」
「ユダヤの職工の話だと・・・100隻は余裕だと。」
「じゃあ、100両のドイツ軍の戦車かよ。」
「あの、ゲテモノの海底戦車ではないらしいぞ。」
「我が軍は20両、改造したのが20両だぞ。」「英陸軍も20両しか・・・」
「ドイツ軍のまともな戦車の100両相手では・・・」
「うむ、今度こそ無理なんじゃないかと・・・」
「それでは、我が陸戦隊が犬死だぞ。」
「我が海軍陸戦隊員を犬死させられるものか!」
「そうだ、ここは水上戦車の魔改造しか、オレ達の先は無いぞっ。」
「おう、サイトウ技官へ苦言だぞ。」
「まて、水上戦車の改造案を見せないと納得してくれないぞ。」
「なら、だれか。」
そして、あの英国のマークⅣ型を魔改造した3名が・・・
「もうすぐ、内地から船便が届くから、任されよ。」と、鉄板だ。
常日ごろから、魔改造しか頭に無い伊東・木下・佐藤技師らが選ばれて・・・
数日で設計図は書きあがったのだった。
「ふむ、水上戦車の魔改造だと。」と、サイトウ技官だ。
「そうです、ドイツ軍の正規戦車の100両相手では・・・」と、3名の技師がいう。
「それは、わかるが時間が無いぞ。」と、サイトウ技官だ。
「技官殿。」「ん、なんだ。」
「時間は造るモノです。」と、技師らに言われてしまった。
サイトウ技官の脳天にブーメランが・・・
「そうだった、オレが言い訳してしまったようだ。」
「では、20両の水上戦車は修理が終わってるが・・・改造は任せたぞ。」
「おう、任されよ!」
技師らは、ヤルきが満々だ。
こうなると、日本人の恐ろしさが・・・表に出てくるのだ。
24時間、フルに水上戦車の魔改造へ・・・もちろん、就寝はするのだが・・・
寝ながら・・・改造工程を考えてるヤカラなのである。
休みなんて、無いのだ。(日本人の辞書に、休みという意味の言葉は無いのだ。)
相手は、ドイツ軍の正規戦車だ。
海底戦車などの、ゲテモノではないのである。
水上戦車の20両では・・・その正規戦車100両に勝てるわけがない。
陸戦隊員は、それでは犬死なのだ。
最低でも、性能が同じくらいの兵器を持たせるのが・・・技師らの務めなのだ。
兵器の優劣が戦意に反映するのは・・・当然である。
勝てる兵器なら、戦意も爆上がりなのだ。
いくら相手へ砲撃しても・・・相手の装甲が抜けないようでは・・・とても、戦う意思が続かないのだ。
もちろん、戦争に大儀は必要だ。
ドーバー越は、ドイツ帝国にとり長年の夢だ。
そして、英国にとっても・・・本土侵略は絶対に防がねばならないことだ。
そして、派遣軍も援軍として戦わなくてはならない。
つまり、日本がソ連軍に侵攻されたときに・・・英軍が援軍を派遣してくれるためなのだ。
味方は多い方が有利なのは当然だ。
その味方が大英帝国なら・・・日本へ手を出そうとするヤツなんて・・・いないだろう・・・
その、軍事同盟を確たるために派遣された日本海軍なのである。
そのことを知ってる陸戦隊員なのである。
「わかっております。」と、サイモン博士だ。
博士には考えがあったのだ。
「日本陸軍がシナの上海で、邦人保護のための作戦でつかったヤツがあります。」
「黄色いサルの日本軍か。」と、男爵が揶揄する。
ドイツ貴族から観たら・・・日本人は、全員が黄色いエテ公にしか見えないのだ。
近年は英国と組んで・・・やたらとドイツ軍の邪魔をするからだ。
「いいや、男爵様やつらを侮ってはいけませんぞ。」と、博士がいう。
「日本の潜水艦には、まだ我が国も勝てないんですぞ。」
「それは、我が海軍がショボイからだ。」と、男爵が言い訳だ。(まあ、本当なのだが・・・)
「だから、海軍の助けなしにドーバーを越えねばならないのですよ。」と、博士が説得だ。
「うむ、それで日本軍の兵器を真似るのか?」と、男爵が悔しそうに・・・
「いえ、舟艇は英国が最初に考えたモノです。」
「それを、使い勝手がイイように日本軍が改良したのですよ。」
そこは、日本人の十八番の魔改造というヤツだ。
箱型の平底にして、舳先は上陸するときの渡り板になるヤツのことだ。
「その舟艇にはⅣ号は重すぎてダメなんですが・・・」
「Ⅳ号専用の舟艇を建造してますので。」「ふむ。」
「100両ぶんですから、100隻ですが・・・」
「もうしばらくで建造できます。」
「ふむ。」「これで、皇帝陛下もお喜びになるであろう。」
「ハ、ハァ~。」と、博士がへりくだるのだった。
キール軍港の船舶工場で、Ⅳ号戦車専用の上陸用舟艇は建造されていた。
もちろん、軍艦ではない。
それで、ドイツ海軍の工場でも建造できたのだ。
まあ、38トンを乗せる平底フネと思えばいいのだ。
まあ、平たい漁船だ。
「しかし、陸軍は何でこんな変なフネを100隻も・・・」と、船大工のハンスはいぶかるのだ。
もちろん、戦車用なんて知りはしないのだ。
「まあ、兵隊を運ぶんじゃないかな。」と、船大工仲間と話だけだが・・・
しかし、100隻だ。 それなりのウワサになるのだ。
いくらゲシュタポが警戒しようと・・・漏れるのである。
「なんか、キール軍港の工場で兵隊を運ぶ船を100隻も建造してるってよ。」と、酒場のウワサになるのだ。
「ふ~ん。」「どんなフネだよ。」と、話が飛ぶのだ。
「なんでも、底が平たいそうだ。」
その情報は、ドイツ軍キール軍港のユダヤ職人から・・・同じユダヤ職人のポーツマス軍港で働いてるヤツへ・・・流れるのである。
そして、ウワサは情報部へ・・・そこから、マッカート少佐へ・・・
マッカート少佐から・・・派遣日本海軍のアリタ艦長へ・・・
アリタ艦長からサイトウ技官へ・・・
そして、マークⅣ型改造の技師らへ流れるのだ。
「やはり、大発をドイツ軍も使うんですな。」
「そりゃあ、使い勝ってがイイからさ。」
「しかし、あのドイツ軍だぞ。」
「確か、サル真似はしないはずでは・・・」
「いや、ドーバー越のためだろうて・・・」
「それで、何隻ほど?」
「ユダヤの職工の話だと・・・100隻は余裕だと。」
「じゃあ、100両のドイツ軍の戦車かよ。」
「あの、ゲテモノの海底戦車ではないらしいぞ。」
「我が軍は20両、改造したのが20両だぞ。」「英陸軍も20両しか・・・」
「ドイツ軍のまともな戦車の100両相手では・・・」
「うむ、今度こそ無理なんじゃないかと・・・」
「それでは、我が陸戦隊が犬死だぞ。」
「我が海軍陸戦隊員を犬死させられるものか!」
「そうだ、ここは水上戦車の魔改造しか、オレ達の先は無いぞっ。」
「おう、サイトウ技官へ苦言だぞ。」
「まて、水上戦車の改造案を見せないと納得してくれないぞ。」
「なら、だれか。」
そして、あの英国のマークⅣ型を魔改造した3名が・・・
「もうすぐ、内地から船便が届くから、任されよ。」と、鉄板だ。
常日ごろから、魔改造しか頭に無い伊東・木下・佐藤技師らが選ばれて・・・
数日で設計図は書きあがったのだった。
「ふむ、水上戦車の魔改造だと。」と、サイトウ技官だ。
「そうです、ドイツ軍の正規戦車の100両相手では・・・」と、3名の技師がいう。
「それは、わかるが時間が無いぞ。」と、サイトウ技官だ。
「技官殿。」「ん、なんだ。」
「時間は造るモノです。」と、技師らに言われてしまった。
サイトウ技官の脳天にブーメランが・・・
「そうだった、オレが言い訳してしまったようだ。」
「では、20両の水上戦車は修理が終わってるが・・・改造は任せたぞ。」
「おう、任されよ!」
技師らは、ヤルきが満々だ。
こうなると、日本人の恐ろしさが・・・表に出てくるのだ。
24時間、フルに水上戦車の魔改造へ・・・もちろん、就寝はするのだが・・・
寝ながら・・・改造工程を考えてるヤカラなのである。
休みなんて、無いのだ。(日本人の辞書に、休みという意味の言葉は無いのだ。)
相手は、ドイツ軍の正規戦車だ。
海底戦車などの、ゲテモノではないのである。
水上戦車の20両では・・・その正規戦車100両に勝てるわけがない。
陸戦隊員は、それでは犬死なのだ。
最低でも、性能が同じくらいの兵器を持たせるのが・・・技師らの務めなのだ。
兵器の優劣が戦意に反映するのは・・・当然である。
勝てる兵器なら、戦意も爆上がりなのだ。
いくら相手へ砲撃しても・・・相手の装甲が抜けないようでは・・・とても、戦う意思が続かないのだ。
もちろん、戦争に大儀は必要だ。
ドーバー越は、ドイツ帝国にとり長年の夢だ。
そして、英国にとっても・・・本土侵略は絶対に防がねばならないことだ。
そして、派遣軍も援軍として戦わなくてはならない。
つまり、日本がソ連軍に侵攻されたときに・・・英軍が援軍を派遣してくれるためなのだ。
味方は多い方が有利なのは当然だ。
その味方が大英帝国なら・・・日本へ手を出そうとするヤツなんて・・・いないだろう・・・
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