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番外編
番外編 親父たちのオヤジピック フェンジング
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「読者の皆様、こんにちわもしくはこんばんわ。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。今回のオヤジピックはフェンジングをやってみたいと思います。どんな結果になるか、どうぞお楽しみください」
とある某所。
全身をフェンシングの正装に身を包んだ村正と教授がいた。
「さあ始まったオヤジピックのフェンシングでござる!対戦カードは村正VS教授。実況は影。解説はブドウ殿でお伝えするでござる!」
「実況の影さん!」
「何でござるか?解説のブドウ殿!」
「軍曹はどこにいるんだ!」
「軍曹殿は救護所で待機しているでござる」
「待機ですか!」
「フェンシングは危険な競技である為に素早く応急処置する為に待機してもらっているでござる」
ブドウは救護所と書かれた簡易テントの方向を見ると休めの姿勢で待機している軍曹がいた。
「確かにフェンシングの試合で当たり所が悪くて死人がでたこともあるから当然と言えば当然の処置だが、軍曹の存在がまた薄くなるような気がするんだが?」
「忍びのポジションは譲らないでござる!」
「変なところで対抗意識を燃やさなくてもいいからフェンシングの実況を頼む!」
「わかったでござる!両者とも位置について構えたでござる」
「緊張の瞬間だな」
試合開始の鐘が鳴ったと同時に村正と教授は動いた。
「合図とともに両者が突きのラッシュを始めたでござる!」
「絶対にこれフェンシングじゃないぞ!」
両者ともジョ○ョのような突きの連射を繰り出している。
しかし、影もブドウも一つの疑問が浮かんでいた。
「解説のブドウ殿!コレおかしくないでござるか?」
「確かにおかしい!」
「「なぜ!教授はあんなに動けるんだ(でござる)?」」
「おかしいでござる!村正殿はともかく、戦闘能力はゼロに近いと自称している教授殿があんなスピードで動けるなんておかしいでござる!」
「確かに、村正の動きに合わせて、剣先どうしを当てて弾くなんて芸当はフェンシングのプロだって無理なのに、教授ができるなんて、おかしい」
「ブドウ殿!」
「なんだ影?」
「ブドウ殿も異常な動体視力の持ち主でござる!」
「そういう影もあの動きが見えるんだから、さすがは忍者と言っておこう」
お互いがお互いを称えるスポーツマンシップが試合の外で行われているが、試合をしている村正は疲れの色が見え始めていた。
「一体教授殿はどこにいるんでござるか?」
「本物の教授を探すしかないな!」
影とブドウが実況と解説の仕事を放棄して、教授を探し行こうと席を立ちあがった時、教授は現れた。
「うむ、思ったより早くバレてしまったね!」
「「教授(殿)!」」
「うむ、君たちの推測通り村正君が相手をしているのは私ではない!」
「じゃあ、誰なんでござるか?」
「うむ、あれは私が錬金術で作ったゴーレム。名をドッペルゲンガー。相手の動きに合わせて動くように作られているんだよ!」
「ゴーレムの名前や性能なんてどうでもいい!」
「そうでござる!何で?あんなゴーレムをオヤジピックに出したんでござるか?」
ブドウと影の質問に、教授はパイプに火を付けて、こう言った。
「うむ、できたから試したくなるのは人のサガだよ!」
身も蓋もない教授の一言に、影とブドウはコケた。
実況席でそんな漫才をしている間に教授の作ったゴーレムに異変が起きていた。
「教授!あのゴーレムの各所から煙が出ていないか?」
「確かに煙が出ているでござる!」
「うむ、やはり実戦に出すのは無理だったようだね」
「この後どうなるんでござるか?」
「やっぱり、お約束通りに…………」
「うむ、爆発するだろうね!」
その言葉を聞いた瞬間、影とブドウは動いた。
教授を自分たちの盾にした瞬間、ゴーレムは爆発した。
こうしてオヤジピックのフェンシングは重傷者二名、軽傷者二名を出す大惨事になったが、軍曹の素早い処置のおかげで、死人はでなかった。
教授「君たち、私を盾にするなんてひどいことをするな」
影「惨事の原因を作った教授に言われたくないござる」
ブドウ「右に同じ!」
村正「一番の被害者は拙者だ!!」
軍曹「肯定であります」
とある某所。
全身をフェンシングの正装に身を包んだ村正と教授がいた。
「さあ始まったオヤジピックのフェンシングでござる!対戦カードは村正VS教授。実況は影。解説はブドウ殿でお伝えするでござる!」
「実況の影さん!」
「何でござるか?解説のブドウ殿!」
「軍曹はどこにいるんだ!」
「軍曹殿は救護所で待機しているでござる」
「待機ですか!」
「フェンシングは危険な競技である為に素早く応急処置する為に待機してもらっているでござる」
ブドウは救護所と書かれた簡易テントの方向を見ると休めの姿勢で待機している軍曹がいた。
「確かにフェンシングの試合で当たり所が悪くて死人がでたこともあるから当然と言えば当然の処置だが、軍曹の存在がまた薄くなるような気がするんだが?」
「忍びのポジションは譲らないでござる!」
「変なところで対抗意識を燃やさなくてもいいからフェンシングの実況を頼む!」
「わかったでござる!両者とも位置について構えたでござる」
「緊張の瞬間だな」
試合開始の鐘が鳴ったと同時に村正と教授は動いた。
「合図とともに両者が突きのラッシュを始めたでござる!」
「絶対にこれフェンシングじゃないぞ!」
両者ともジョ○ョのような突きの連射を繰り出している。
しかし、影もブドウも一つの疑問が浮かんでいた。
「解説のブドウ殿!コレおかしくないでござるか?」
「確かにおかしい!」
「「なぜ!教授はあんなに動けるんだ(でござる)?」」
「おかしいでござる!村正殿はともかく、戦闘能力はゼロに近いと自称している教授殿があんなスピードで動けるなんておかしいでござる!」
「確かに、村正の動きに合わせて、剣先どうしを当てて弾くなんて芸当はフェンシングのプロだって無理なのに、教授ができるなんて、おかしい」
「ブドウ殿!」
「なんだ影?」
「ブドウ殿も異常な動体視力の持ち主でござる!」
「そういう影もあの動きが見えるんだから、さすがは忍者と言っておこう」
お互いがお互いを称えるスポーツマンシップが試合の外で行われているが、試合をしている村正は疲れの色が見え始めていた。
「一体教授殿はどこにいるんでござるか?」
「本物の教授を探すしかないな!」
影とブドウが実況と解説の仕事を放棄して、教授を探し行こうと席を立ちあがった時、教授は現れた。
「うむ、思ったより早くバレてしまったね!」
「「教授(殿)!」」
「うむ、君たちの推測通り村正君が相手をしているのは私ではない!」
「じゃあ、誰なんでござるか?」
「うむ、あれは私が錬金術で作ったゴーレム。名をドッペルゲンガー。相手の動きに合わせて動くように作られているんだよ!」
「ゴーレムの名前や性能なんてどうでもいい!」
「そうでござる!何で?あんなゴーレムをオヤジピックに出したんでござるか?」
ブドウと影の質問に、教授はパイプに火を付けて、こう言った。
「うむ、できたから試したくなるのは人のサガだよ!」
身も蓋もない教授の一言に、影とブドウはコケた。
実況席でそんな漫才をしている間に教授の作ったゴーレムに異変が起きていた。
「教授!あのゴーレムの各所から煙が出ていないか?」
「確かに煙が出ているでござる!」
「うむ、やはり実戦に出すのは無理だったようだね」
「この後どうなるんでござるか?」
「やっぱり、お約束通りに…………」
「うむ、爆発するだろうね!」
その言葉を聞いた瞬間、影とブドウは動いた。
教授を自分たちの盾にした瞬間、ゴーレムは爆発した。
こうしてオヤジピックのフェンシングは重傷者二名、軽傷者二名を出す大惨事になったが、軍曹の素早い処置のおかげで、死人はでなかった。
教授「君たち、私を盾にするなんてひどいことをするな」
影「惨事の原因を作った教授に言われたくないござる」
ブドウ「右に同じ!」
村正「一番の被害者は拙者だ!!」
軍曹「肯定であります」
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