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番外編
番外編 親父たちの福袋
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「読者の皆様、あけましておめでとうございます。司会担当の冒険者パーティードリフターのリーダーをやっております村正です。お正月を寝正月で過ごす人もいれば働いている人もいますが、今回我らドリフターはお正月の定番である福袋をテーマにした番外編を行います。どうぞお楽しみください!」
そう言って、村正はトップバッターのブドウも元に向かった。
ブドウは顔真っ赤にして座っていた。
「ブドウ!また酔っ払っているな!」
「おお村正か!大晦日の夜中から学生時代の友達と飲んでいたんでな!」
「今回のテーマは酔っ払いじゃないんだ!」
「大丈夫だ!福袋は買って来た!」
そう言ってブドウは汚れた袋を村正に手渡した。
「やけに汚れているな……って、これはなんだ?」
袋の中身は壊れた一升瓶、空きカンが入っていた。
「……ブドウ!コレは何の福袋だ?」
「酒の福袋だ!」
大体の察しがついた村正はどこから取り出したハリセンでブドウの頭を叩いた。
叩かれたブドウはそのまま大の字で気絶した。
「大変見苦しいモノを見せてしまって、申し訳ありません。皆様もお正月だからと言って、ハメを外しすぎないように注意しましょう。では次の影に生きたいと思います!」
村正は影の場所に移動した。
「では、影の福袋は一体何でしょうか?」
「これでござる!」
「ちなみに影!これは何の福袋だ」
「忍者の福袋でござる!」
村正は無言で影の頭をハリセンで叩いた。
「痛いでござる!何をするんでござるか?」
「忍者の福袋の時点で絶対危ない物が入っているヤツだろう」
「そんなことはないでござるよ。せいぜい痺れるくらいで……」
「十分危ないだろうが!しかもコレ福袋自体がお店で売られているヤツでもない!」
「そ、そんなことはないでござるよ……」
影は口でそう言ったが村正と目を合わせようとしていない。
あきらかに嘘だとわかる状態であった。
「忍法!煙幕陣!」
影は煙と共に姿を消した。
「あいつ!逃げやがった!よい子も悪い子も影のような馬鹿なことはしないようにしましょうね!ではラストは軍曹と教授の福袋です!」
軍曹と教授の場所に移動した。
「今回軍曹と教授は共同で福袋を購入したと言っていたが、どんなモノを手に入れたんだ!」
「うむ、コレだよ!」
「肯定であります!」
そこにあったのは袋ではなく、木箱だった。
「二人とも今回のテーマは福袋であって、箱ではないんだ!」
「うむ、これはお茶屋さんの福袋で、中にお茶などが入っているんだよ!」
「肯定であります!」
「そうなのか?じゃあ、中を見せてもらうぞ!」
村正が箱を開けると中はカラだった。
「何も入っていないじゃないか?」
「うむ、私にとってはこの箱自体が福袋の中身何だよ!」
「肯定であります!」
「本当か?」
「うむ、毎年この箱目当てに買っている常連さんも多いし、色々と重宝しているよ!」
「じゃあ、箱に入っていたお茶などは何所にあるんだ!」
「こちらであります!」
そういって軍曹は透明なビニール袋に入ったお茶などを見せた。
「一気に福袋感がなくなったが、テーマに間違いはない。それじゃあ、最後にシメに行くぞ!ドリフター全員集合!」
「うむ!」
「了解であります!」
「参上でござる!」
「ヒック、来たぞ!」
親父一同「「「「「皆様!あけましておめでとうございます(でござる)!」」」」」
そう言って、村正はトップバッターのブドウも元に向かった。
ブドウは顔真っ赤にして座っていた。
「ブドウ!また酔っ払っているな!」
「おお村正か!大晦日の夜中から学生時代の友達と飲んでいたんでな!」
「今回のテーマは酔っ払いじゃないんだ!」
「大丈夫だ!福袋は買って来た!」
そう言ってブドウは汚れた袋を村正に手渡した。
「やけに汚れているな……って、これはなんだ?」
袋の中身は壊れた一升瓶、空きカンが入っていた。
「……ブドウ!コレは何の福袋だ?」
「酒の福袋だ!」
大体の察しがついた村正はどこから取り出したハリセンでブドウの頭を叩いた。
叩かれたブドウはそのまま大の字で気絶した。
「大変見苦しいモノを見せてしまって、申し訳ありません。皆様もお正月だからと言って、ハメを外しすぎないように注意しましょう。では次の影に生きたいと思います!」
村正は影の場所に移動した。
「では、影の福袋は一体何でしょうか?」
「これでござる!」
「ちなみに影!これは何の福袋だ」
「忍者の福袋でござる!」
村正は無言で影の頭をハリセンで叩いた。
「痛いでござる!何をするんでござるか?」
「忍者の福袋の時点で絶対危ない物が入っているヤツだろう」
「そんなことはないでござるよ。せいぜい痺れるくらいで……」
「十分危ないだろうが!しかもコレ福袋自体がお店で売られているヤツでもない!」
「そ、そんなことはないでござるよ……」
影は口でそう言ったが村正と目を合わせようとしていない。
あきらかに嘘だとわかる状態であった。
「忍法!煙幕陣!」
影は煙と共に姿を消した。
「あいつ!逃げやがった!よい子も悪い子も影のような馬鹿なことはしないようにしましょうね!ではラストは軍曹と教授の福袋です!」
軍曹と教授の場所に移動した。
「今回軍曹と教授は共同で福袋を購入したと言っていたが、どんなモノを手に入れたんだ!」
「うむ、コレだよ!」
「肯定であります!」
そこにあったのは袋ではなく、木箱だった。
「二人とも今回のテーマは福袋であって、箱ではないんだ!」
「うむ、これはお茶屋さんの福袋で、中にお茶などが入っているんだよ!」
「肯定であります!」
「そうなのか?じゃあ、中を見せてもらうぞ!」
村正が箱を開けると中はカラだった。
「何も入っていないじゃないか?」
「うむ、私にとってはこの箱自体が福袋の中身何だよ!」
「肯定であります!」
「本当か?」
「うむ、毎年この箱目当てに買っている常連さんも多いし、色々と重宝しているよ!」
「じゃあ、箱に入っていたお茶などは何所にあるんだ!」
「こちらであります!」
そういって軍曹は透明なビニール袋に入ったお茶などを見せた。
「一気に福袋感がなくなったが、テーマに間違いはない。それじゃあ、最後にシメに行くぞ!ドリフター全員集合!」
「うむ!」
「了解であります!」
「参上でござる!」
「ヒック、来たぞ!」
親父一同「「「「「皆様!あけましておめでとうございます(でござる)!」」」」」
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