ドラゴンなのに飛べません!〜しかし他のドラゴンの500倍の強さ♪規格外ですが、愛されてます♪〜

藤*鳳

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第四章

4-63 三年の月日が経ち

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 全ての建物は王様達が住んでいる建物を中心に円を描くように建てていった。

大きな病院は王様達の住居に隣接して建ててある。

それを囲むように民の戸建住居を建てていき、診療所や子供達の遊び場なども建てていった。

住居を建てるときは私達兄弟が空から建物の位置や場所を見て地上で建設している職人達に声をかけて調節していった。

残っている自然環境を生かしつつかつ民の安全性などを考える必要があったからだ。

その為住居を建てる際に一般の民の住居ばかりにならないように家族に兵士がいる家庭の家を間に建てたりと色々と工夫していった。

そして...最終的には大きく頑丈な塀で街全体を囲う形にしたのだ。

もちろん家に関しては人、ドワーフ、エルフなどの人種差別なく対応している。

診療所も学舎もだ。

王族や貴族達が手本を見せることにより大人達も少しずつだが歩み寄りを見せて行ってくれた。

こうして私達が目指すより良い世界の基礎となる形が出来上がるのに三年の月日がかかったが...今思えば短いものだと思える。

王様達が頑張って民達を率いてくれたし、可能な限り要望にも応えていった。

それが時間をかけて民一人一人の心に浸透していってくれたのだから本当に良かったと思う。

多少の小さないざこざはある。
あるが...ちゃんと互いが納得するまで話し合いの場を設けたり、訴えを有耶無耶にすることなく対応していくことにより人の心は変化するのだと国全体で学んだのではないかと思う。

あの日から今や三年の月日が経ったが...神の卵は綺麗な色をしたまま私の手元にある。

特にこれといった変化は見られないが最初に手にした時に比べたら本当に綺麗な色をしているのでホッとしている。

魔物は相変わらず出没しているがその都度兵士や私達や冒険者達で対応している。

特に私達兄弟の直属の兵士達は王様達に支えている人達に比べるとまさに精鋭揃い。

Aランクの冒険者なんかへでもないぐらい強く成長しているため、魔物討伐以外にも街の治安パトロールや若手の冒険者や兵士達の育成訓練などの任務にも就かせてある。

もちろん邪神対応の訓練も欠かさず行っている。

なにせ油断は禁物だからね。

三年の月日で変わったのは私達だけではなかった。

魔物達もかわっていた。

未だかつてない新種の魔物がちらほら出現している。

弱いものから強いものまで様々だ。

冒険者達から目撃情報を得たらすかさず偵察部隊が動く。

その偵察部隊はあの問題児だったドラゴン族の若者達を筆頭とした部隊だ。

彼らを部隊長にしてそれぞれチームを持たせてある。

色々と仕事を与えたがどうやら今の仕事がしっくりくるようで本人達も楽しんで取り組んでいるからいいんだけどね。

ドラゴン族の彼らを部隊長としてエルフ族、ドワーフ族、人族の混合部隊が全部で五つ。

それぞれ役割分担が違うのでとても重宝されているのだ。







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