魔拳のデイドリーマー

osho

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第15章 極圏の金字塔

第260話 休暇、終わり

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お知らせです。
活動報告ですでに上げている、最後のダイジェスト化ですが……予定どおり明日明後日のうちに行う予定です。
ご了承ください。

また、件のダイジェスト禁止について……ここからいくつか対処していく予定ですが、8月いっぱいで、少なくとも本文は消えることになりそうなので……もしご希望の方は、コピーを取るなどの対処をおねがいします。
********************************************


その男、天才にして天災。
その名、正しく『災』。

拳の一撃で大山を砕き、蹴りの一振りで大海を割り、
神話に名を連ねるそれがごとき、強力な武具を幾多携え、
世の理を覆す奇跡の力を持つ宝具を、薬をその手で作り、
黒き瞳のその奥には、深淵を読み解く無限の英知あり。

戦う者よ、彼の者に剣を向けることなかれ。
汝の望みはかなわない。『災』は全てをねじ伏せる。

欲する者よ、邪な思いを持つことなかれ。
汝の望みはかなわない。『災』は何も与えてはくれない。

統べる者よ、その道を阻むことなかれ。
汝の望みはかなわない。『災』は鎖を引きちぎる。

虐げるものよ、その逆鱗に触れることなかれ。
汝の望みはかなわない。『災』は何も残さない。

時に災を祓い、時に災をもたらす。
時にいかなる災いをも打ち砕く刃となり、時に災いそのものとなりて全てを滅ぼす。

その名、正しく『災』。
その名……『災王』。


☆☆☆


……さて、

「この二つ名を考えたのは誰だぁ!?」

「知らん……ってか、いきなり怒鳴るんじゃないわよ、うっさいわね朝っぱらから」

朝の食卓に響く僕の悲鳴交じりの絶叫と、溜息交じりのエルクのツッコミ。
今日もそのジト目がキュートで素敵です……じゃなくて!

マジか! マジなのか今の話!? 答えろリア充!

「りあ……? まあいいや……ホントだよミナト君、最近、巷で君の二つ名……『黒獅子』と同じくらい多く呼ばれてるのが、今言ったやつなんだ。多分、もう逆転してんじゃないかな?」

さらりとそんなことを言ってくるザリー。何でもないことのように。

ザリーからさっき、『ミナト君に新しい『二つ名』が増えてるみたいなんだけど……聞きたい?』って聞かれて、恐る恐る聞いてみたらこれだよ……。
まあ、最初からいい予感はしてなかったけどさ……前の『黒獅子』の時もそうだったし。

あの時も、『黒獅子』の他に……『全身凶器』だの『炭火焼』だの、変な呼び名がいくつもあったけど……今回もまた、本人の意向をまるっとむししてアレなのばっかりだった。

戦闘能力と戦いぶりからつけられたらしい『黒夜叉』。

戦いの手札が多すぎて何をしてくるかわからないことから『混沌の戦士』

学会に色々と発表したところから来たらしい『プロフェッサー』。

ローザンパークの危険地帯に住んでいるから『魔境の支配者』

そして……戦いでも研究でも、何をしても洒落にならない結果をたたき出し、ある種それが『災害』にも例えられるところ、そして、かつてSSランクに名を連ねた者達の異名も取り入れてつけられた……『災王さいおう』。

不本意ながら……今最も自分の『二つ名』の中で広く知られつつある名だそうだ。

「んな物騒な……マジで誰だよ、考えたの。変な詩っぽいのまでつけて……」

「いや、結構ミナトさんを的確に表してるあだ名だと思いますよ?」

「そうですね。詩の方もけっこううまいこと言ってると言うか……そもそも嘘は何一つ言っていないというか……」

「『王』ってのはアレでしょ? 他のSSランクがみんな『夜王』とか『冥王』とか、そう呼ばれてたから……自然とそっちにひっぱられちゃったみたいね」

ミュウ、ナナ、クロエの順にそんなことを。くっ、他人事だと思って……

まあ、母さん達『女楼蜘蛛』のメンバー6人が、『夜王』『魔王』『冥王』『聖王』『牙王』『覇王』ときて……だもんな。クロエの言う通り、同じSSランクってことで、僕の2つ名にも『王』の1文字がつく……と考える人は、少なからずいたとしても不思議はない。

けど、それにしたって『災』はないでしょ……前の6つと比べても一番物騒なんじゃないの、コレ? そんな名前つけられるようなことしたか、僕?

「たった一昼夜の戦いで国1つ滅ぼしておいて今更何を言うか」

「危険度のランク付けすら難しい大魔境を人工的に作って、しかもそこに住んでますよね?」

「リアロストピアの決戦跡地の異常気象……あれ、2週間近く続いたそうですよ?」

今度はスウラさん、ギーナちゃん、アリスの3人。
この居候トリオも、もうすっかりここに馴染んだなあ。

最初こそ、色々と緊張して一挙手一投足に気を使ったり、ぎくしゃくしてた彼女たちも……もともと僕らとは少なからず、浅からず付き合いがあったこともあり、ここの空気に慣れるのにそう長い時間はいらなかった。
今では、自分の家のようにリラックスして生活できている。

そして同時に、軍務の合間を縫って僕らの訓練とかにも参加してきているため、3人ともめきめきと実力を上げてきている。ここに預けられることになった思惑の1つは、すこぶる順調に達成中、と言っていいようだ。

まあ……そのへんは僕がやる気出してる部分もあるんだけどね……ふふふ……。

「……そういう魔改造行動も、周囲に災厄かそのタマゴを作り出してる……って感じにとられてるとすれば、よりいっそう二つ名に納得いくわよね」

「………………」

……もう、考えないことにしようかな、いっそ。

☆☆☆

それはさておき……だ。

「話変わる……ってか、むしろ本題なんだけど……そろそろ、冒険者に復帰というか、それらしい活動に戻ってもいいかなー、とか思ってるんだよね」

「……っていうと?」

ほら、最近僕ら……リアロストピアの一件が明けてから、休暇みたいな意味合いで、好きに過ごしてきたじゃん? 色々なほとぼりがある程度冷めるまで、あんまり積極的に動いたり、色んなとこに行かない方がいいから、って面もあったけど。

だから当然ではあるんだけど……ここんとこ趣味やら何やらに没頭しっぱなしで、討伐とか護衛とか、そういう冒険者のお仕事って奴をやってなかったのだ。

やってなかったからといって、不都合はないんだけどね。

冒険者に通常課されている、定期的な依頼達成のノルマも、僕がSSランクとなった時点で、かなりっていうレベルじゃなくゆるくなっている。

依頼以外での成果をいくつかギルド経由で上げているので、ぶっちゃけあと数ヶ月、ごねれば数年くらい何もしなくても、実は問題ない。

問題ないけど……いい加減体を動かさないと、カンが鈍りそうだしなあ。

というか、僕からしてみればこの休暇をこれ以上続けるのは、なんだか仕事をさぼってる感じがしてきてしまう。
ぶっちゃけ、仕事したい。仕事した上で、休むなら休みたい。

その仕事だって、統一性も何もなく中身は自由極まりないわけなので、仕事しつつ気分転換して収入を得る、なんていう、現代日本で考えれば限りなく困難なことだって割とやってしまえるわけなんだから、いつまでも休んでばっかりというのは逆に落ち着かないのだ。

いざ仕事を再開したときに、思うように体が動かないんじゃないかとか、怠け癖、さぼり癖がづいて仕事に差しさわりが出るんじゃないか……とかの懸念もある。
戦闘力に関して言えばその心配はないだろうが、その他にも色々、心配する部分はあるし。

そういうわけで、何か仕事をしよう……ってことになったわけなんだけども……その先を言う前に、義姉さんが『いやちょっと待て』って感じで割り込んできた。

「仕事って……あんた、ちゃんとやってるじゃない。依頼クエスト

「いや、そりゃやってるけどさ……」

言いながら、僕はちらっと、食卓の端っこの方を見る。
そこには……今しがた起きてきて(今日は早い方だ)、大皿の上の料理を取っている、アイドローネ姉さんがいる。

この人が窓口、というか仕事のほぼすべてをこなす『冒険者ギルド:キャッツコロニー出張所』は、すでにきっちり機能し始めていて、僕らはもう何度かそのお世話になっている。

使い方は簡単。アイドローネ姉さんに頼んで『依頼』が載っているファイルを見せてもらい、その中から受けたい依頼を選んで申し出る。

それをアイドローネ姉さんが手続して受領扱いにした後、クエスト開始。
内容は採取だったり、捕獲だったり……色々あるが、その共通点は、Aランクより下の難易度の依頼はないということ、そして、依頼主のほとんどが貴族や大商人といった上流階級クラスの人物あるいは組織だということだ。

それはただ単に、SSランクもの冒険者にこなさせる依頼に低ランクの連中向けの依頼を入れても仕方ない、というかもったいないという理由だったり、普通の冒険者にはこなせないような依頼でもこなせてしまうから、そういう難易度の高い依頼が自然と回ってくる、とか、そういういろんな事情が絡み合ってそうなっている。

とはいえ、AだろうがAAだろうが僕にしてみれば大差なく、やることさえわかっていればさくっとこなせてしまう。
まあ、珍しい素材の採取とかだったら、多少手こずったりはするけど。

後は、それを持ち帰ってアイドローネ姉さんに報告すれば、完了手続きをしてくれる。
提出した素材とかは、保管庫に一時保管し、定期的にやってくるギルドからの使者が来た時にまとめて渡す。そしてその時に、新しい依頼リストを持ってきて、ファイルに追加する。

そんな感じでこの出張所は回っているんだけども……

もうちょっとこう……作業的じゃなくて、冒険感あるような内容のものをこなしたい、っていう感じがね……。あくまで、アイドローネ姉さんに回してもらう依頼って、仕事の域を出ないようなものがほとんどだから。

「そりゃ、魔物が襲ってきたとかの緊急の依頼みたいな、あんまり突拍子もないものをファイリングしておいとくわけにはいかないでしょうしね……どうしても似通ってはくるわよ」

「だよねー……でもさ、もうちょっとバイト感から離れた仕事もやってみたいっていうかさ……そうなるとやっぱ、依頼によらないで色んなとこに行ってみるのが近道かな?」

エルクと初めてであった時に『ナーガの迷宮』に挑んだり、母さん達と一緒に『ネガの神殿』や『アトランティス』に挑んだりしたように、冒険者は時に、依頼とかとは関わりなく危険区域に歩みを進め、そこを調査して情報や素材を持ち帰る……というのも仕事にする。

それなら、型にはまった仕事をこなすような退屈感とは無縁だ。
未開の危険区域に入るわけだから、当然ながらかなり危険だし……そもそも確たる達成事項はないし、成果があがるかどうかすらもわからないけど。

けど、ぶっちゃけそろそろそういう刺激を欲してもバチはあたらないだろう。

机の上でやれるような作業や研究は、ここ2、3か月であらかたやったから、研究意欲も珍しく小休止状態に来ている。
今はとにかく、がっつり外に出て働いてみたい気分だ。

となるとやっぱり……未踏破の危険区域や、ダンジョンなんかよさそうなもんだが……さて、どこかちょうどよさそうなのはないもんかね?

大陸全体を探してみれば、150年以上前、かの『女楼蜘蛛』の大活躍によって、未踏破の危険区域やダンジョンはその多くが踏破・解明された。
しかし、全部ではない。未踏破区域は、今でも各所にけっこう残っている。

というのも、何も母さん達は、困難に挑むことを生きがいとしていたわけでも、未開の秘境を開拓することにやりがいを見出していたわけでもない。
ぶっちゃけ、あくまで『面白そう』という感情・興味その他を主な理由として動いていた。

なので、実力不足を理由として探索できなかった、とかではなく……面白くないからやらない、という理由で足を向けなかった危険区域は、割と多い。

サンセスタ島とか、そのいい例だ。降ってくる火山灰がうっとうしい上に、魔物は対して強くもなく、美味しい食材もない。景色はかわり映えせず、面白みが全くない。
なので、実力的には踏破も試料採取も簡単であれど、『つまんない』の一言で放棄した。

まあ僕としても、行ってもつまんない場所にわざわざ行くつもりはあんましないんだけど……中には、150年ちょっとの間に何か色々変わって、行ってみる面白みが多少なり出てきつつも放置されている場所とかないかなー、と、少し期待しているわけなのだ。

そういう場所、知らない? と、朝食の席でみんなに聞いてみたところ……

「それでしたら……私にいくつか心当たりがありますわ」

そう発言してきたのは、僕から見て斜め向かい……今日も今日とてザリーの隣に座っている、オリビアちゃんだった。

「伝承や目撃証言、状況証拠などによって、何らかの有用性が唱えられつつも、その危険度や踏破等の困難さを理由に放置されている場所というのは、いくつかありますし……職業柄、主だったものは頭に入れて把握しておくようにしておりますので」

「へー、そうなんだ……でも、職業柄、って?」

「ほら、そういう地域って、他国との外交とか戦争とかの時に、運用方法次第で毒にも薬にもなりますから。『ローザンパーク』とか……失礼ながら、その最たる例ですし」

「未開じゃないけどね、ここ」

「未開より危険ですけどね」

シェリーとナナの、呟くようなツッコミは聞き流すとして……やっぱり最高位の貴族家の出身者だけあって、そういう部分もきっちり頭に入れてるんだな、オリビアちゃん。
最近はザリーとリア充空間を形成してる姿しかほぼ見てないから、忘れかけてたよ。

「……何だか若干不名誉な評価を受けている気配がありましたが……まあ、それも今の幸せな生活を送れているがゆえのものとして受け入れましょう。自分で決めた道ですから」

そして失礼な思念を感じ取りつつも、なんとそれすら受け止めるオリビアちゃん。
これが愛に生きると決めた乙女の底力なのかと、少し感心する。器が大きい、とでも言うべきなんだろうか。

さて、話を戻そう。

そのオリビアちゃんが、おっほん、と咳ばらいをしつつ話してくれたところによると……希望に合いそうな、未開・未踏破の危険区域ないしダンジョンがいくつかあるそうだ。

フロギュリア連邦中部に位置。寒冷ではあるが植物が育たないほどではない程度の気候であるため、そこそこ大きめ、建材としては上質な針葉樹の林であり、資源もけっこうある。
しかし、人が住める環境かと聞けば苦しく、この土地の環境に適応した魔物が住んでいるため危険区域でもある『フリンジ森林』。

同じくフロギュリアの、中北部。分類としては湖沼地帯であるが、地質と水質の特殊さゆえに、冬の間に気温が下がると、沼地の水分が凍らず、シャーベットのような異様な状態になることで知られ、その沼の中には豊富な資源と危険な魔物が同居している『ソルベント湿原』。

フロギュリア北東部、チラノース帝国との国境付近。
そこに、両国間の行き来を物理的に拒むかのように広がり……踏破するだけでも、その寒冷な気候ゆえに困難を極める山脈。それに加え、太古の時代より『氷龍』やその眷属がテリトリーとしていることで、立ち入れば生きて帰れないとまで言われる『アイスマウンテン』。

連邦北部の洋上。冬期間どころか年中通して流氷が浮かび、海水を凍らせるほどの凍てつく暴風が吹く中にある『海域』そのもの。氷海にのみ生息する特殊なサンゴが珊瑚礁を形成し、潮の満ち欠けによって大小の陸地が現れるとされる『ヒュースダルト環礁』。

「大きくは……こんなところでしょうか」

「フロギュリアのやつばっかりだね」

「ああ、はい。一応、胸を張って確実にお勧めするとなれば、という条件で、ぱっと浮かんだのはこの4つでしたので」

そりゃまあ、自国の危険区域なら、当然他の国のそれよりもよく知ってるだろうしね。

「加えて、ネスティアやジャスニアには距離がありすぎることもあり、あまり詳細なところまでは把握できていませんし……ニアキュドラには、そういった地形はほぼありません。南部に、いくつかの亜人種族が隠れ住む隠れ里のようなものがあると聞いていますが……」

ああ……元のリアロストピアの。ハイエルフ共もそこにいたらしいね。
中部から北部の荒野と違って、山林や湿原が広がっててそこそこのレベルの危険区域としての扱いも受けてる、って聞いてるけど……そこを上げなかった理由は多分……

「先の革命の折にご理解のことと思いますが……あのあたりの亜人種族は、排他的、閉鎖的な種族が多くいますので……行ってみてもめんどくさいことになるだけかと」

「ああ、確かに」

ハイエルフほど選民思想持ってるわけじゃないだろうけど……観光地じゃないわけだし、よそ者を歓迎してくれるとは思えない、か。
ましてや、暇つぶしや物珍しさ目当てで来てるような連中だもんな。来るとしたら。

となると残りは、北の『チラノース』と、南の『シャラムスカ』だけか。

「両方とも、それなりに要注意の危険区域等は知っていますが、ミナト様はチラノースに行く気はございませんでしょう? それに、シャラムスカの方は……面白そうな区域やダンジョンは、あるにはあるんですが……宗教がらみで色々規制が面倒なので……」

「もしかして……許可がないと潜れないとか、そういう感じ?」

「はい。後は、潜れても監視が必要とか……守秘義務があったり、採取した素材やマジックアイテムを持ち帰ることが許されなかったりとか……総括して、めんどくさいんです」

あー……そりゃ確かに、潜りたくないわ。
冒険者が危険区域を探索する楽しみ、ほぼ全部潰されてるもんそれ。

「まあ、まだ誰も見つけていないダンジョンを初めて見つけて、そこでそのまま探索してしまえば……さすがに素材の入手とかも認められるんですが……。新しいダンジョンとかも、少しすると協会の上層部が出張ってきまして……宗教に関係のある場所だと認められると、それ以降の探索があえなく困難に」

「それまでは一応、採取し放題、ってこと?」

「一応は。とはいえ、未発見のダンジョンなんてそう見つからないと思います。あの国、宗教共々歴史だけはかなり長いですから……探索されつくしてるんですよね」

まあ、それでも未開区域がないわけじゃないので、探せばあるかもしれないが……ちょっと気の長すぎる感じの話だな。

「他は、そもそも存在するかどうかも微妙で、場所も確たることはわかっていないような情報しかないもので……お教えするには不向きです」

「参考までに、どんなのがある?」

「そうですね……代表的なもので……世界のどこかにあるドラゴンの巣窟『龍の巣』、海を越えた向こうにある、この世ならざる魔族の領域『暗黒大陸』、気まぐれに現れたり消えたりすると言われる幻のダンジョン『蜃気楼迷宮』、はるか東にあるとされる古の島『黄金の国ヤマト』……このあたりでしょうか? まあ、どれも伝承の域を出ないものばかりですが……」

……すげー興味をそそられるものばっかりなんですけども……
でも、場所も何もわかってないんだよな……残念。

特に最後の……何か、地球で昔、日本が似たようなネーミングで呼ばれてたはずだ。関係あるのかな……ありそうだな、なんとなく。
あるなら行ってみたいが、大海原を当てもなくさまよって探すみたいなのも面倒だ。

それ考えると……確実にあるとわかってる、フロギュリアのダンジョンその他を見てみるのがよさそうかもしれないな……もともと、行ったことないし、ザリー達の故郷だからいつかは行ってみたいな、って思ってた国だし。

それに……経験上、場所・環境が変われば、取れる素材も、生息する魔物も、そこに住む人たちの文化も違う。ダンジョン探索だけでなく、観光でも楽しめるかもしれない。

無論……料理もだ。
リアロストピアで裏切られた分、って言ったら変かもだけど、期待している。北国、雪国ってのは、温帯や熱帯の国とはだいぶ違う食文化があるだろうから。

……さて、そうなると……これは、決まったかな?
特に行先も決めてなかった今、この提案はちょうどいいだろう。もちろん、出発自体はまだ先になるだろうけど……

次なる目的地は……ザリーとオリビアちゃんの故郷。
大陸北部の雪と氷の国……『フロギュリア連邦』だ。



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