31 / 115
第二章 男装王子の秘密の結婚 〜王子として育てられた娘と護衛騎士の、恋の行方〜
031●フロー編●29.ラルスの言葉に
しおりを挟む
王族を離脱したいとディートフリートが訴え始めて、十日が経った。
フローリアンは仕事だと言われれば、やることはやっている。けれど気持ちは十日前とまったく変わってはいなかった。
少しの間部屋を出ていたラルスが、戻ってくると同時に遠慮がちな声を出す。
「王子、陛下が話をしたいとおっしゃっていますが……」
「いないって言って」
書類に目を走らせているフローリアンでも、ラルスの表情は容易に想像できた。思った通り、怒ったような、それでいて困ったような声が飛んでくる。
「陛下に嘘なんかつけませんよ!」
「じゃあ会いたくないって言っといて」
「そんなこと言って俺、職を失いませんかね……」
「兄さまは優しいから、そんなことで首になったりしないよ」
「はぁ、もう……」
そう言ってラルスはまた部屋から消えると、しばらくして戻ってきた。
「兄さまは?」
「お部屋に戻られましたよ。これ、引き継ぎの書類だそうです」
「怒ってなかった?」
「陛下の顔色を気にするくらいなら、ご自分で会ったらどうなんですか。俺もう、こんな役目は嫌ですよ」
「……ごめん」
ラルスには申し訳ないと思っている。しょぼんと肩を落とすと、ラルスは書類をフローリアンの机の上に置いてくれた。
「なにがそんなに許せないんですか? 王子が王になることは、前からずっと言われていたことじゃないですか」
「そうだよ。兄さまが、そう仕向けたんだから」
そう、それは生まれたときから決まっていたことだったのだ。トゲトゲした心は、言葉を投げやりにする。
どうしてフローリアンがそんな態度に出るのか、ラルスにはわからないだろう。
「陛下はちゃんと理由をおっしゃってくれたじゃないですか。そんな風に言わなくても……」
「兄さまは、自分が王族を離脱したいから……だから僕を生ませたんだよ!? 僕は、兄さまの道具でしかなかったんだよ!!」
ダンッと机を叩いて立ち上がると、ギッとラルスを睨んだ。彼を睨んだところで、どうしようもないとわかっているのに、悔しさが溢れ出す。
愛する兄に愛されていたと思っていたのに。兄が選んだのは、弟ではなく元婚約者だった。
「王子」
「僕なんて、生まれてこなければよかったんだ……っ」
ポロポロと涙が溢れ落ちる。
世継ぎが必要な国で、あろうことか女として生まれ落ちてしまった。
兄のディートフリートは、王になるべくして生まれてきたような男だ。賢王と呼ばれ、民衆に親しまれ、部下や家臣の信頼を得て、貴族をうまく転がしている。
国を統べるために生まれてきた、王の中の王。
「僕が生まれなければ、兄さまはこのまま王を続ける以外に選択肢はなかった……この国にとって一番必要な人物が、王族を離脱することはなかったんだ……」
同じ兄弟でも、違う人物……しかも本当は女なのだ。ディートフリートのような王にはなれる気がしない。
しばらく悔し涙を流しているフローリアンを見ていたラルスだったが、急にぐいっと涙を拭かれた。
「……ラルス?」
「俺は、王子が生まれてきてくれて嬉しいですよ」
いつもの、目尻が下がった優しい笑顔。
悲しい時にそんな言葉をかけられてしまうと、胸が熱くなる。
「本当に……? ラルスは、僕を必要としてくれている?」
「もちろんですよ」
「護衛騎士は給金がいいしね」
皮肉るように言ってしまったが、ラルスは気にも止めていない。
「そうですね、給金は間違いなくいいです。仕事にやりがいもありますし、なにより王子と仲良くなれますし。こんな風に、王子の泣いている顔を見られるなんて俺だけの特権ですね」
「なっ」
あははと笑うラルス。
この七年で泣き顔を何度見せてしまっただろうかと思うと、耳が熱くなる。
「王子はもう、俺の生活の一部ですよ。生まれてこなければよかっただなんて言わないでください。俺は王子と出会えて、本当に幸せなんですから」
「……ラルス……泣かせないでよ、ばか……」
止まったはずの涙が、もう一度流れ始めてしまった。それをラルスは親指で何度も拭ってくれる。
温かい手。優しい笑顔。
それは、王子に対する親愛の情だ。彼は仕事だから今の行動をとっているわけではない。それくらいは、この七年でよくわかっているつもりだ。
けれどラルスの認識では、フローリアンは男でしかなくて。それが、とてつもなく苦しい。
好きだという気持ちは募るばかりなのに、伝えることがさえできないのが悲しい。
「以前、ラルスは言ってくれたよね。逃げ出したい時には言って欲しいって。どこまでも付き合うって」
「言いましたね」
結局あの時のラルスは、絶対という約束はできないと言い直していたけれど。
今言ったらどうなるのかと、赤髪の護衛騎士を見上げた。
「僕が王になるのは嫌だって逃げ出したら、ラルスはどうする……?」
ラルスを試すような言葉は、ちくりと良心が痛む。けれどラルスはそれすらも気にしない様子で、「そうですねー」と少し考えた後、こう言った。
「俺も、王子と一緒に逃げますよ!」
「……へ?」
「どうしても、どうしてもダメな時は、ですよ!」
胸の内から花が咲くように、心がほんわりと温まる。
ラルスの言葉に、自分の胸にしまっておこうと思っていた気持ちが溢れ出してしまいそうだ。
「……本当に?」
「はい!」
「恋人はどうするんだよ」
ラルスの恋人の存在は、心のストッパーだ。安易に喜んではいけないと自制する。
「今はいないですから」
「……え?」
予想外の答えに思考は一時停止される。そんなフローリアンをよそに、ラルスは笑った。
「俺の家族も、騎士の家族である覚悟はしてくれてるので問題はないです。でもまだ今は、〝本当にダメな時〟じゃないと思ってますよ、俺は」
曇りひとつないラルスの瞳。
(ラルスは僕を信じてくれてるんだ……嬉しい、けど……)
ラルスの自信とは対照的に、フローリアンの心には影がかかる。
「僕……不安なんだよ……王になんて、なれない……」
「大丈夫です。王子なら、きっとできます! なんだかんだ言いながら、しっかり引き継ぎをしているじゃないですか。俺、王子がめちゃくちゃ頑張ってること、知ってますよ!」
「でも、僕は兄さまのようにはなれないよ……周辺諸国を見ても、この国の生活水準は高くて失業率は低い。貧富の差も少ないし、治安も驚くほど良くて、交通網も輸送ルートも確立してる。そのほとんどが兄さまの代で成し遂げてるんだ。賢王なんだよ、兄さまは……」
兄が優秀であればあるほどに、きっと比べられるに決まっている。あんな若造より、ディートフリート王の方が良かったと言われる未来が、容易に想像できてしまう。
「フローリアン様はフローリアン様じゃないですか! 陛下とは違って当然です。それに陛下だって、最初から賢王と呼ばれていたわけじゃないでしょう」
「それは、そうだけど……」
「今の王子と、経験を積まれてきた陛下を比べても負けるに決まっているじゃないですか」
「う、うん……」
「王子はこれからですよ! 大丈夫、王子ならやれますから!」
そう信じて疑わない、ラルスの晴れやかな顔。
信じてくれることが心地よくて、肌が痺れるような感覚に襲われる。そんなフローリアンに、ラルスは「それに」と続けた。
「もし、どうしてもダメなら、一緒に逃げちゃえばいいじゃないですか」
「いや、ダメだろそれは!」
「えええっ? だって王子、喜んでなかったです?!」
「もう、本気で言う護衛がいる?! っぷ!」
「ははは!」
屈託なく笑うラルスと一緒に、フローリアンも笑った。
七年前の八つ当たりの時から、ラルスはぱったりと恋人の話をしなくなっていたが、まさか別れているとは思ってもいなかった。
本当にどうしようもなくダメな時は、一緒に逃げてくれるのだろう。
逃げ場があると思うと、少しだけ心が軽くなった気がした。
フローリアンは仕事だと言われれば、やることはやっている。けれど気持ちは十日前とまったく変わってはいなかった。
少しの間部屋を出ていたラルスが、戻ってくると同時に遠慮がちな声を出す。
「王子、陛下が話をしたいとおっしゃっていますが……」
「いないって言って」
書類に目を走らせているフローリアンでも、ラルスの表情は容易に想像できた。思った通り、怒ったような、それでいて困ったような声が飛んでくる。
「陛下に嘘なんかつけませんよ!」
「じゃあ会いたくないって言っといて」
「そんなこと言って俺、職を失いませんかね……」
「兄さまは優しいから、そんなことで首になったりしないよ」
「はぁ、もう……」
そう言ってラルスはまた部屋から消えると、しばらくして戻ってきた。
「兄さまは?」
「お部屋に戻られましたよ。これ、引き継ぎの書類だそうです」
「怒ってなかった?」
「陛下の顔色を気にするくらいなら、ご自分で会ったらどうなんですか。俺もう、こんな役目は嫌ですよ」
「……ごめん」
ラルスには申し訳ないと思っている。しょぼんと肩を落とすと、ラルスは書類をフローリアンの机の上に置いてくれた。
「なにがそんなに許せないんですか? 王子が王になることは、前からずっと言われていたことじゃないですか」
「そうだよ。兄さまが、そう仕向けたんだから」
そう、それは生まれたときから決まっていたことだったのだ。トゲトゲした心は、言葉を投げやりにする。
どうしてフローリアンがそんな態度に出るのか、ラルスにはわからないだろう。
「陛下はちゃんと理由をおっしゃってくれたじゃないですか。そんな風に言わなくても……」
「兄さまは、自分が王族を離脱したいから……だから僕を生ませたんだよ!? 僕は、兄さまの道具でしかなかったんだよ!!」
ダンッと机を叩いて立ち上がると、ギッとラルスを睨んだ。彼を睨んだところで、どうしようもないとわかっているのに、悔しさが溢れ出す。
愛する兄に愛されていたと思っていたのに。兄が選んだのは、弟ではなく元婚約者だった。
「王子」
「僕なんて、生まれてこなければよかったんだ……っ」
ポロポロと涙が溢れ落ちる。
世継ぎが必要な国で、あろうことか女として生まれ落ちてしまった。
兄のディートフリートは、王になるべくして生まれてきたような男だ。賢王と呼ばれ、民衆に親しまれ、部下や家臣の信頼を得て、貴族をうまく転がしている。
国を統べるために生まれてきた、王の中の王。
「僕が生まれなければ、兄さまはこのまま王を続ける以外に選択肢はなかった……この国にとって一番必要な人物が、王族を離脱することはなかったんだ……」
同じ兄弟でも、違う人物……しかも本当は女なのだ。ディートフリートのような王にはなれる気がしない。
しばらく悔し涙を流しているフローリアンを見ていたラルスだったが、急にぐいっと涙を拭かれた。
「……ラルス?」
「俺は、王子が生まれてきてくれて嬉しいですよ」
いつもの、目尻が下がった優しい笑顔。
悲しい時にそんな言葉をかけられてしまうと、胸が熱くなる。
「本当に……? ラルスは、僕を必要としてくれている?」
「もちろんですよ」
「護衛騎士は給金がいいしね」
皮肉るように言ってしまったが、ラルスは気にも止めていない。
「そうですね、給金は間違いなくいいです。仕事にやりがいもありますし、なにより王子と仲良くなれますし。こんな風に、王子の泣いている顔を見られるなんて俺だけの特権ですね」
「なっ」
あははと笑うラルス。
この七年で泣き顔を何度見せてしまっただろうかと思うと、耳が熱くなる。
「王子はもう、俺の生活の一部ですよ。生まれてこなければよかっただなんて言わないでください。俺は王子と出会えて、本当に幸せなんですから」
「……ラルス……泣かせないでよ、ばか……」
止まったはずの涙が、もう一度流れ始めてしまった。それをラルスは親指で何度も拭ってくれる。
温かい手。優しい笑顔。
それは、王子に対する親愛の情だ。彼は仕事だから今の行動をとっているわけではない。それくらいは、この七年でよくわかっているつもりだ。
けれどラルスの認識では、フローリアンは男でしかなくて。それが、とてつもなく苦しい。
好きだという気持ちは募るばかりなのに、伝えることがさえできないのが悲しい。
「以前、ラルスは言ってくれたよね。逃げ出したい時には言って欲しいって。どこまでも付き合うって」
「言いましたね」
結局あの時のラルスは、絶対という約束はできないと言い直していたけれど。
今言ったらどうなるのかと、赤髪の護衛騎士を見上げた。
「僕が王になるのは嫌だって逃げ出したら、ラルスはどうする……?」
ラルスを試すような言葉は、ちくりと良心が痛む。けれどラルスはそれすらも気にしない様子で、「そうですねー」と少し考えた後、こう言った。
「俺も、王子と一緒に逃げますよ!」
「……へ?」
「どうしても、どうしてもダメな時は、ですよ!」
胸の内から花が咲くように、心がほんわりと温まる。
ラルスの言葉に、自分の胸にしまっておこうと思っていた気持ちが溢れ出してしまいそうだ。
「……本当に?」
「はい!」
「恋人はどうするんだよ」
ラルスの恋人の存在は、心のストッパーだ。安易に喜んではいけないと自制する。
「今はいないですから」
「……え?」
予想外の答えに思考は一時停止される。そんなフローリアンをよそに、ラルスは笑った。
「俺の家族も、騎士の家族である覚悟はしてくれてるので問題はないです。でもまだ今は、〝本当にダメな時〟じゃないと思ってますよ、俺は」
曇りひとつないラルスの瞳。
(ラルスは僕を信じてくれてるんだ……嬉しい、けど……)
ラルスの自信とは対照的に、フローリアンの心には影がかかる。
「僕……不安なんだよ……王になんて、なれない……」
「大丈夫です。王子なら、きっとできます! なんだかんだ言いながら、しっかり引き継ぎをしているじゃないですか。俺、王子がめちゃくちゃ頑張ってること、知ってますよ!」
「でも、僕は兄さまのようにはなれないよ……周辺諸国を見ても、この国の生活水準は高くて失業率は低い。貧富の差も少ないし、治安も驚くほど良くて、交通網も輸送ルートも確立してる。そのほとんどが兄さまの代で成し遂げてるんだ。賢王なんだよ、兄さまは……」
兄が優秀であればあるほどに、きっと比べられるに決まっている。あんな若造より、ディートフリート王の方が良かったと言われる未来が、容易に想像できてしまう。
「フローリアン様はフローリアン様じゃないですか! 陛下とは違って当然です。それに陛下だって、最初から賢王と呼ばれていたわけじゃないでしょう」
「それは、そうだけど……」
「今の王子と、経験を積まれてきた陛下を比べても負けるに決まっているじゃないですか」
「う、うん……」
「王子はこれからですよ! 大丈夫、王子ならやれますから!」
そう信じて疑わない、ラルスの晴れやかな顔。
信じてくれることが心地よくて、肌が痺れるような感覚に襲われる。そんなフローリアンに、ラルスは「それに」と続けた。
「もし、どうしてもダメなら、一緒に逃げちゃえばいいじゃないですか」
「いや、ダメだろそれは!」
「えええっ? だって王子、喜んでなかったです?!」
「もう、本気で言う護衛がいる?! っぷ!」
「ははは!」
屈託なく笑うラルスと一緒に、フローリアンも笑った。
七年前の八つ当たりの時から、ラルスはぱったりと恋人の話をしなくなっていたが、まさか別れているとは思ってもいなかった。
本当にどうしようもなくダメな時は、一緒に逃げてくれるのだろう。
逃げ場があると思うと、少しだけ心が軽くなった気がした。
0
あなたにおすすめの小説
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
ワザとダサくしてたら婚約破棄されたので隣国に行きます!
satomi
恋愛
ワザと瓶底メガネで三つ編みで、生活をしていたら、「自分の隣に相応しくない」という理由でこのフッラクション王国の王太子であられます、ダミアン殿下であらせられます、ダミアン殿下に婚約破棄をされました。
私はホウショウ公爵家の次女でコリーナと申します。
私の容姿で婚約破棄をされたことに対して私付きの侍女のルナは大激怒。
お父様は「結婚前に王太子が人を見てくれだけで判断していることが分かって良かった」と。
眼鏡をやめただけで、学園内での手の平返しが酷かったので、私は父の妹、叔母様を頼りに隣国のリーク帝国に留学することとしました!
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
(本編完結)無表情の美形王子に婚約解消され、自由の身になりました! なのに、なんで、近づいてくるんですか?
水無月あん
恋愛
本編は完結してます。8/6より、番外編はじめました。よろしくお願いいたします。
私は、公爵令嬢のアリス。ピンク頭の女性を腕にぶら下げたルイス殿下に、婚約解消を告げられました。美形だけれど、無表情の婚約者が苦手だったので、婚約解消はありがたい! はれて自由の身になれて、うれしい! なのに、なぜ、近づいてくるんですか? 私に興味なかったですよね? 無表情すぎる、美形王子の本心は? こじらせ、ヤンデレ、執着っぽいものをつめた、ゆるゆるっとした設定です。お気軽に楽しんでいただければ、嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる