98 / 115
第三章 若い頃に婚約破棄されたけど、不惑の年になってようやく幸せになれそうです。
098◆ディー編◆ 07.二人の騎士
しおりを挟む
答えを導き出せそうな気は、していた。
しかし、ウッツ・コルベが他の婚約者候補となりそうな者と接触していた証言もなく、そのような書面も見つからなかった。
シャインが相当調べてくれたが、文書も何も不備がなく、証言者も出てこない。結局はなにもわからずじまいだった。
「申し訳ございません……どうやら、勘繰り過ぎていたようです」
そう言ってシャインが頭を下げていたが、ディートフリートはどうしても納得いかなかった。
ウッツが文書の偽装、脅しや懐柔で婚約者候補たちを遠ざけているのだと思ったが、なにもなし。
けれどやはり婚約者候補がいまだゲルダだけなのはおかしいと思わざるを得ない。
他の候補者になんらかの圧力をかけているとしか思えないのだが、ウッツ一人で候補者を決めているわけでもなく、結局は手詰まりになってしまった。
他にどうしようもできず、ウッツ本人に、なぜ他に婚約者候補がいないのかと問いかけたことがある。
すると彼は、いけしゃあしゃあとこう答えた。
「うちの娘以上に王妃に相応しい令嬢が、他にいないからですよ。皆もそう思っているからこそ、他の令嬢を候補に出さないのでしょう」
そのあとは、しきりにゲルダの良いところを喋りまくるウッツに心底嫌気がさして、逃げた。
王に結婚を考えろと言われた時も逃げた。
結婚をするつもりはないと、何度も何度でも説得した。
弟がいるのだから自分が結婚する必要はないと突っぱねた。
そうして突っぱね続けて、十年の歳月が流れた。
ウッツの娘のゲルダは立派な行き遅れとなり、毎日泣いていると噂で聞いた。
いくらそんな話を聞かされても、ディートフリートの心は動くわけがなかった。
ずっと、結婚はしないと言い続けていたのだから。彼女に非はなく、申し訳なくは思ったが。
二十八歳になったディートフリートは、体力の落ちた父ラウレンツに代わって、王となっていた。
それからは、必死になって国政を運営してきた。
ユリアーナが現在、どんな風に生きているかはまったくわからない。信用できる部下……つまりルーゼンとシャインにこっそり捜させているも、未だ行方が掴めていない。
だから、せめて国をもっともっと良くしようと、ディートフリートは奮闘した。
どんな人でも、どんな生まれでも、どんな生い立ちでも。
全員が平等に、豊かに、しあわせに暮らせるようにと。
働ける場所があり、住まうところがあり、着るものがあり、十分に食べられる物があること。
それを目指して、ディートフリートは一心不乱に頑張った。
戦争が起こってはいけないと、近隣諸国とは不可侵条約や友好条約を積極的に結ぼうと奮闘した。
小さな町や村の整備や教育にも力を入れ、農家や伝統技術を支援し、国外輸出にも力を入れ始めた。
国民の生活状況を知るために変装をし、ルーゼンとシャインを連れて町や村を調査して回る。そしてその時はこっそりと、ユリアーナの行方を捜していた。
真犯人を見つけていない状況では、おおっぴらにユリアーナを捜すわけにはいかないのだ。
犯人探しを諦めたくはないが、なにもできない状況が続いていた。
この日もルーゼンとシャインを連れて、まだ捜したことのない村を視察した、帰りだった。
野宿をすることはまずないが、昼はルーゼンが取ってきた獲物を捌いて自炊が多い。
そうこうしているうちにディートフリートは料理を作るのが好きになり、最近では暇を見つけては王城の料理長のところに行き、色々と教わったりしている。
この日も王であるディートフリートが直々に料理をしてルーゼンとシャインの三人で鍋を囲み、それぞれが自分でスープをよそって食べていた。
「一体、どこにいるんだろうなぁ……ユリアーナ様は」
今回も空振りに終わり、ルーゼンが息を吐くように呟く。
「保険をかけておいてよかったですね、王」
シャインが何年経っても変わらぬ端正な顔で、そっと笑っていた。
もしこのまま犯人を見つけられなかったとしたら。
弟が王位を引き継いでくれる年になるまで待ってから王位を譲渡し、王族から離脱する。
そして堂々とユリアーナを捜して、結婚する。
そこまで考えて、ディートフリート息を吐いた。
ディートフリートは今、三十五歳だ。ということは、ユリアーナも三十五歳ということ。
彼女は、本当に待ってくれているのだろうか。とうにいい人を見つけて、幸せに暮らしているのではないだろうかと。
三十五歳にもなった男が、いまだ初恋の人を追い求めている。
周りから見れば、さぞ滑稽な姿だろうとディートフリートは自嘲した。
「どうなさいましたか、王」
「いや……ユリアは、もう私を待ってはいないかもしれないと思ってね」
時折不安が押し寄せ、どうにもならなくなる。
ユリアーナの幸せを願っている。それは、紛れもない事実だ。
ただ、それが自分でない誰かのそばで笑っているのかもしれないと思うと、嫉妬と悲しみが入り混じった、黒い感情に支配されそうになることがあった。
「大丈夫ですよ、ディートフリート様! ユリアーナ様だって、王と同じ気持ちだったんだ。絶対待っていてくれていますって!」
「憶測でものを言ってはなりませんよ、ルーゼン」
「じゃあユリアーナ様は誰かと結婚しているかもしれないから、諦めろって言うのかよ?」
「そうは言ってません。ただ、そういう可能性も否定できないということです」
あれから、十八年だ。
誰かと出会い、誰かと恋愛し、誰かと結ばれるには十分すぎるほどの時間が経った。
結局真犯人は見つからず、ユリアーナを大っぴらに探すこともできず、まだ十七歳の弟に王位を譲るわけにもいかない。
ユリアーナに会いたい気持ちだけが、日に日に募っているというのに。
彼女は、自分のことをすでに思い出に変えているかもしれない……そう思うと、胸の奥がズシンと沈むように重くなる。
「こんな風にいつまでもユリアにこだわる私は……側から見ると気持ち悪いのだろうね」
ぽろりと愚痴のようなものとこぼすと、二人の騎士が真剣な顔でディートフリートを見ていた。
「俺は、王のそういうところが好きですよ! 一途、いいじゃないですか! 誰にも文句なんか言わせませんよ!」
「私もルーゼンと同じ気持ちです。王がどれだけユリアーナ様を思ってきたのか、そのためにどれだけの努力と苦労をなさってきたのかを、我々は知っています。尊敬こそすれ、気持ち悪いなどと思うはずがございません」
「ルーゼン、シャイン……」
この二人だけは、本当に自分を理解してくれているのだなと、胸の奥から熱いものが溢れてくる。
「お、シャインがディートフリート様を泣かせたぞ」
「私だけじゃないでしょう」
「これだけユリアーナ様を思ってずっと童貞でいるんですから、ユリアーナ様も処女を守ってくれていますって!」
「ルーゼン、言葉に気をつけなさい」
二人のやりとりを聞いて、ディートフリートは思わず吹き出した。
あははと声をあげて笑うと、ルーゼンとシャインの瞳がこちらを向いて優しく笑っている。
いい部下に恵まれて本当によかったと、ディートフリートは心から二人に感謝した。
しかし、ウッツ・コルベが他の婚約者候補となりそうな者と接触していた証言もなく、そのような書面も見つからなかった。
シャインが相当調べてくれたが、文書も何も不備がなく、証言者も出てこない。結局はなにもわからずじまいだった。
「申し訳ございません……どうやら、勘繰り過ぎていたようです」
そう言ってシャインが頭を下げていたが、ディートフリートはどうしても納得いかなかった。
ウッツが文書の偽装、脅しや懐柔で婚約者候補たちを遠ざけているのだと思ったが、なにもなし。
けれどやはり婚約者候補がいまだゲルダだけなのはおかしいと思わざるを得ない。
他の候補者になんらかの圧力をかけているとしか思えないのだが、ウッツ一人で候補者を決めているわけでもなく、結局は手詰まりになってしまった。
他にどうしようもできず、ウッツ本人に、なぜ他に婚約者候補がいないのかと問いかけたことがある。
すると彼は、いけしゃあしゃあとこう答えた。
「うちの娘以上に王妃に相応しい令嬢が、他にいないからですよ。皆もそう思っているからこそ、他の令嬢を候補に出さないのでしょう」
そのあとは、しきりにゲルダの良いところを喋りまくるウッツに心底嫌気がさして、逃げた。
王に結婚を考えろと言われた時も逃げた。
結婚をするつもりはないと、何度も何度でも説得した。
弟がいるのだから自分が結婚する必要はないと突っぱねた。
そうして突っぱね続けて、十年の歳月が流れた。
ウッツの娘のゲルダは立派な行き遅れとなり、毎日泣いていると噂で聞いた。
いくらそんな話を聞かされても、ディートフリートの心は動くわけがなかった。
ずっと、結婚はしないと言い続けていたのだから。彼女に非はなく、申し訳なくは思ったが。
二十八歳になったディートフリートは、体力の落ちた父ラウレンツに代わって、王となっていた。
それからは、必死になって国政を運営してきた。
ユリアーナが現在、どんな風に生きているかはまったくわからない。信用できる部下……つまりルーゼンとシャインにこっそり捜させているも、未だ行方が掴めていない。
だから、せめて国をもっともっと良くしようと、ディートフリートは奮闘した。
どんな人でも、どんな生まれでも、どんな生い立ちでも。
全員が平等に、豊かに、しあわせに暮らせるようにと。
働ける場所があり、住まうところがあり、着るものがあり、十分に食べられる物があること。
それを目指して、ディートフリートは一心不乱に頑張った。
戦争が起こってはいけないと、近隣諸国とは不可侵条約や友好条約を積極的に結ぼうと奮闘した。
小さな町や村の整備や教育にも力を入れ、農家や伝統技術を支援し、国外輸出にも力を入れ始めた。
国民の生活状況を知るために変装をし、ルーゼンとシャインを連れて町や村を調査して回る。そしてその時はこっそりと、ユリアーナの行方を捜していた。
真犯人を見つけていない状況では、おおっぴらにユリアーナを捜すわけにはいかないのだ。
犯人探しを諦めたくはないが、なにもできない状況が続いていた。
この日もルーゼンとシャインを連れて、まだ捜したことのない村を視察した、帰りだった。
野宿をすることはまずないが、昼はルーゼンが取ってきた獲物を捌いて自炊が多い。
そうこうしているうちにディートフリートは料理を作るのが好きになり、最近では暇を見つけては王城の料理長のところに行き、色々と教わったりしている。
この日も王であるディートフリートが直々に料理をしてルーゼンとシャインの三人で鍋を囲み、それぞれが自分でスープをよそって食べていた。
「一体、どこにいるんだろうなぁ……ユリアーナ様は」
今回も空振りに終わり、ルーゼンが息を吐くように呟く。
「保険をかけておいてよかったですね、王」
シャインが何年経っても変わらぬ端正な顔で、そっと笑っていた。
もしこのまま犯人を見つけられなかったとしたら。
弟が王位を引き継いでくれる年になるまで待ってから王位を譲渡し、王族から離脱する。
そして堂々とユリアーナを捜して、結婚する。
そこまで考えて、ディートフリート息を吐いた。
ディートフリートは今、三十五歳だ。ということは、ユリアーナも三十五歳ということ。
彼女は、本当に待ってくれているのだろうか。とうにいい人を見つけて、幸せに暮らしているのではないだろうかと。
三十五歳にもなった男が、いまだ初恋の人を追い求めている。
周りから見れば、さぞ滑稽な姿だろうとディートフリートは自嘲した。
「どうなさいましたか、王」
「いや……ユリアは、もう私を待ってはいないかもしれないと思ってね」
時折不安が押し寄せ、どうにもならなくなる。
ユリアーナの幸せを願っている。それは、紛れもない事実だ。
ただ、それが自分でない誰かのそばで笑っているのかもしれないと思うと、嫉妬と悲しみが入り混じった、黒い感情に支配されそうになることがあった。
「大丈夫ですよ、ディートフリート様! ユリアーナ様だって、王と同じ気持ちだったんだ。絶対待っていてくれていますって!」
「憶測でものを言ってはなりませんよ、ルーゼン」
「じゃあユリアーナ様は誰かと結婚しているかもしれないから、諦めろって言うのかよ?」
「そうは言ってません。ただ、そういう可能性も否定できないということです」
あれから、十八年だ。
誰かと出会い、誰かと恋愛し、誰かと結ばれるには十分すぎるほどの時間が経った。
結局真犯人は見つからず、ユリアーナを大っぴらに探すこともできず、まだ十七歳の弟に王位を譲るわけにもいかない。
ユリアーナに会いたい気持ちだけが、日に日に募っているというのに。
彼女は、自分のことをすでに思い出に変えているかもしれない……そう思うと、胸の奥がズシンと沈むように重くなる。
「こんな風にいつまでもユリアにこだわる私は……側から見ると気持ち悪いのだろうね」
ぽろりと愚痴のようなものとこぼすと、二人の騎士が真剣な顔でディートフリートを見ていた。
「俺は、王のそういうところが好きですよ! 一途、いいじゃないですか! 誰にも文句なんか言わせませんよ!」
「私もルーゼンと同じ気持ちです。王がどれだけユリアーナ様を思ってきたのか、そのためにどれだけの努力と苦労をなさってきたのかを、我々は知っています。尊敬こそすれ、気持ち悪いなどと思うはずがございません」
「ルーゼン、シャイン……」
この二人だけは、本当に自分を理解してくれているのだなと、胸の奥から熱いものが溢れてくる。
「お、シャインがディートフリート様を泣かせたぞ」
「私だけじゃないでしょう」
「これだけユリアーナ様を思ってずっと童貞でいるんですから、ユリアーナ様も処女を守ってくれていますって!」
「ルーゼン、言葉に気をつけなさい」
二人のやりとりを聞いて、ディートフリートは思わず吹き出した。
あははと声をあげて笑うと、ルーゼンとシャインの瞳がこちらを向いて優しく笑っている。
いい部下に恵まれて本当によかったと、ディートフリートは心から二人に感謝した。
0
あなたにおすすめの小説
そのご寵愛、理由が分かりません
秋月真鳥
恋愛
貧乏子爵家の長女、レイシーは刺繍で家計を支える庶民派令嬢。
幼いころから前世の夢を見ていて、その技術を活かして地道に慎ましく生きていくつもりだったのに——
「君との婚約はなかったことに」
卒業パーティーで、婚約者が突然の裏切り!
え? 政略結婚しなくていいの? ラッキー!
領地に帰ってスローライフしよう!
そう思っていたのに、皇帝陛下が現れて——
「婚約破棄されたのなら、わたしが求婚してもいいよね?」
……は???
お金持ちどころか、国ごと背負ってる人が、なんでわたくしに!?
刺繍を褒められ、皇宮に連れて行かれ、気づけば妃教育まで始まり——
気高く冷静な陛下が、なぜかわたくしにだけ甘い。
でもその瞳、どこか昔、夢で見た“あの少年”に似ていて……?
夢と現実が交差する、とんでもスピード婚約ラブストーリー!
理由は分からないけど——わたくし、寵愛されてます。
※毎朝6時、夕方18時更新!
※他のサイトにも掲載しています。
ワザとダサくしてたら婚約破棄されたので隣国に行きます!
satomi
恋愛
ワザと瓶底メガネで三つ編みで、生活をしていたら、「自分の隣に相応しくない」という理由でこのフッラクション王国の王太子であられます、ダミアン殿下であらせられます、ダミアン殿下に婚約破棄をされました。
私はホウショウ公爵家の次女でコリーナと申します。
私の容姿で婚約破棄をされたことに対して私付きの侍女のルナは大激怒。
お父様は「結婚前に王太子が人を見てくれだけで判断していることが分かって良かった」と。
眼鏡をやめただけで、学園内での手の平返しが酷かったので、私は父の妹、叔母様を頼りに隣国のリーク帝国に留学することとしました!
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
(本編完結)無表情の美形王子に婚約解消され、自由の身になりました! なのに、なんで、近づいてくるんですか?
水無月あん
恋愛
本編は完結してます。8/6より、番外編はじめました。よろしくお願いいたします。
私は、公爵令嬢のアリス。ピンク頭の女性を腕にぶら下げたルイス殿下に、婚約解消を告げられました。美形だけれど、無表情の婚約者が苦手だったので、婚約解消はありがたい! はれて自由の身になれて、うれしい! なのに、なぜ、近づいてくるんですか? 私に興味なかったですよね? 無表情すぎる、美形王子の本心は? こじらせ、ヤンデレ、執着っぽいものをつめた、ゆるゆるっとした設定です。お気軽に楽しんでいただければ、嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる