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第二章 君を守るために僕は夢を見る
三十八話 金森長近という人(1)
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「長篠の戦い」で金森可近は、織田方で最も賞賛を浴びた(岐阜から『ふく病没』の報せが届いたので、何を言われても嬉しくなかったが)
鉄砲を大量投入して強豪・武田軍を滅ぼした事で有名な「長篠の戦い」だが、その鉄砲を弾薬も含めて用意したのは、金森可近なので、大々的に褒められた。
加えて長篠城の救出とその後の戦いで、最も武田軍の兵数を削った実績もある。
徳川方からも、この件では一切文句は出ない。
しかも「武田軍絶対殺すマン」モードが抜けた可近は、ついでに長篠近辺で徳川への再帰順を望んでいた武家衆の窓口になってやり、せっせと三河に再合流させてあげている。
おかげで三河の戦力が増強され、武田との国境沿いが堅固になった。
それが死去した愛妻ふくへの供養代わりだと察しているので、徳川方は頭を下げて礼を言うしかない。
ここまでだと良い話で終われるのだが、彼の上司は織田信長なので、そうは問屋が卸さない。
褒美を与える席で、大々的に宣言する。
「信長の一字を与える。これからは、長近と名乗れ」
主君の名を贈られて改名するのは、殊勲を挙げた武士として最高の栄誉である。
だがしかし、このタイミングだと、
「おみゃあは、信長の家臣だで。三河者の女房も死んだし、名前も変えろや」
という意味合いが含まれていそうで、モヤモヤする。
実は長近という名は、信長が昔から可近に与えようとしていた名である。
雇用初期から気に入られていた証なのだが、目立つ軍功を立てていないのに「長」の字を貰い受けたら評判が悪くなるので、断っている。
サボりたくても、寵臣扱いは真っ平なのだ。
(しつこいなあ~。二十年以上前の件を蒸し返して実行しようとか)
やや抵抗感が湧くけれども、今回ばかりは断る方が、角が立つ。
「という訳で、名前が可近から長近に変わるから。本当にごめんね、面倒くさくて」
家臣たちに長近の文字が書かれた紙を見せながら詫びるが、家臣たちは普通に祝福する。
面倒臭い上司と距離を保ちたい主人の意向は、スルーした。
そして面倒臭い上司は、武田に大打撃を与えても隙を持て余さずに、次の獲物に狙いを定める。
天正三年(1575年)八月十二日。
織田軍三万は、岐阜を出発する。
今度の標的は、越前一向一揆。
朝倉家を降伏させて以降、元から活発だった一向一揆が激化。
織田家に降った旧朝倉家家臣団のみならず、織田家から派遣された武将たちも駆逐されてしまった。
石山本願寺が派遣した一向門徒が越前国(現・福井県)を実効支配する事に成功したのだが、その後が不味かった。
織田軍に対抗する為という大義名分を掲げて、越前一向一揆の指揮官達は、調子に乗って悪政を強いてしまった。
「皆さん、越前国への愛国心を持っていますか? 持っているなら、僕の命令に従ってください。従わないと、仏敵として扱いますよ。
悪虐非道の織田軍と戦う為に、みんなで犠牲を払いましょう。
越前国への愛国心を持っているなら、分かりますよね?
追加の税金を払ってください。
ね?
僕たちの平和のためですから。
ね?
砦や城の強化をする為の作業に加わってください。奉仕の心で。越前国への愛国心があれば、できますよね?
ね?
越前国への愛国心を持っているなら、僕たちの命令には、何でも従いますよね?
ね?」
こういう種類のウスラバカが仕切り出したので、越前の国人衆(地方有力者)・民衆・天台宗や真言宗の仏教関係者から大いに嫌われ、同じ一向宗門徒からも離反者が出た。
越前国(現・福井県)の世論は、「ウスラバカを追い出す」事で一致してきた。
この機を逃さず、信長は精鋭三万で越前一向一揆制圧に繰り出す。
何せ越前の国人衆・民衆が積極的に協力してくれるので、数日で各地の主要拠点は壊滅した。
一揆に参加した者は一切許さず、山に逃げても追撃、降伏しても処刑か奴隷として処分。
相変わらずの厳しい処分だが、もちろん例外はいる。
金森軍は越前大野(福井県東部)の制圧を命じられて、さくさくと仕事を進めていく。
地元の人々が協力的なので、楽勝である。
そこは他の諸将と変わりないのだが、金森長近は独自の、というか可近時代から変わらぬ指示を出す。
「逃げる奴は、追うな」
「砦だけを攻撃しろ。砦に籠っている段階で、容赦は要らん」
「砦の外出た奴には、手出しをするな」
そして積極的に、降伏勧告をする。
「君たちのほとんどは、元農民だろ? 元の生き方に、戻りなさい。武家のように戦うなら討つが、一揆に参加しなければ、手出しはしない」
「一向門徒の諸君。今回の君たちの指揮官は、かなりのクズだ。普通は、ここまで地元の人々に嫌われないぞ? クズに従って死ぬ事はない。逃げなさい」
金森長近は約束を通り、逃げる者には一切手を出さず、抵抗を続ける一揆勢のみを討伐した。
間近で長近のやり方を目撃した越前の人々は、口コミで評判を広めてくれた。
この好評価が広まると、織田信長が嫌いで一揆に加わった連中も、金森長近には手を出さないようになった。
長屋喜藏は、また軽くない戦傷を負ってしまったので、長近が信長に戦勝報告をしに行く事に同行出来なかった。
長篠の戦いに続いての負傷なので、やや落ち込む。
「若いね~。その内、死ななかっただけで満足出来るようになる」
日根野弘就の揶揄いに対し、どう言い返そうかと考えている間に、師匠が戻って来る。
ものすごく嬉しそうな顔をしている。
ふくの死後、ここまで嬉しそうな長近は、見ていない。
「お、揃っているね。吉報だ。越前大野(福井県東部)三万石を、与えられました!」
長屋喜藏は大きく拍手して喜ぼうとして、傷を痛める。
日根野弘就は小さく拍手しつつ、怪訝な目で長近の顔を睨む。
お互い、三万石程度で喜ぶ男ではない。
「で? 越前国そのものは、誰に任された?」
長屋喜藏も話の流れを読んで、拍手を止めてしまう。
「権六(柴田勝家の通称)が、越前八郡四十九万石を与えられた。これからは、権六の与力扱い」
日根野弘就は、呆れ返る。
「左遷だろ、それ」
左遷である。
越前の一向一揆の後は、自動的に隣国・加賀の一向一揆も相手にする流れだ。
今の織田軍の勢いだと、それも上手くいくだろう。
だがそうすると、上杉謙信の領地と接してしまう。
信長は上杉謙信と戦いたくないので、織田軍の方から仕掛ける可能性はないのだが、足利義昭を追放した件で上杉謙信が怒っている可能性が高い。
加賀の制圧が済み次第、上杉謙信の方から織田軍に攻めて来ても、不思議ではない。
武田信玄がそうだったように、上杉謙信も、織田信長には機会があれば容赦しないだろう。
そこまで読むと、左遷どころか貧乏くじである。
そこまで読んでも、金森長近は最大のメリットに歓喜する。
「あれの世話から、完全に解放されたのだぞ。これぞ、ご褒美! ほぼ自由になった上に、三万石の領地を直接統治。羽が伸ばせる~」
師匠が喜んでいるので、長屋喜藏は辛辣気味なコメントを呑み込みながら、喜んであげました(傷を押さえながら)
「よろしいのですか? 金森殿を柴田殿の与力にされて。あれ程の方を」
就寝前に、堀久太郎秀政(信長専用秘書)から尋ねられて、信長は本音を漏らす。
「褒美だで。自由にしてやる」
信長にすら素直に従わなかった長近にとっては、柴田勝家程度は、いないも同然である。
他の軍団長なら長近を有効活用しようと知恵を絞るであろうが、脳筋には不可能だ。
長近の盾にされて終わるだろう。
「それに、権六がしくじった分は、奴が何とかするだぎゃあ」
底意地が悪いので、柴田勝家が上杉謙信にフルボッコにされる事まで織り込み済みの人事だった。
堀久太郎秀政(信長専用秘書)は、コメントを控える。
金森長近が上杉謙信に対して如何に策を弄するのか、想像も出来なかった。
鉄砲を大量投入して強豪・武田軍を滅ぼした事で有名な「長篠の戦い」だが、その鉄砲を弾薬も含めて用意したのは、金森可近なので、大々的に褒められた。
加えて長篠城の救出とその後の戦いで、最も武田軍の兵数を削った実績もある。
徳川方からも、この件では一切文句は出ない。
しかも「武田軍絶対殺すマン」モードが抜けた可近は、ついでに長篠近辺で徳川への再帰順を望んでいた武家衆の窓口になってやり、せっせと三河に再合流させてあげている。
おかげで三河の戦力が増強され、武田との国境沿いが堅固になった。
それが死去した愛妻ふくへの供養代わりだと察しているので、徳川方は頭を下げて礼を言うしかない。
ここまでだと良い話で終われるのだが、彼の上司は織田信長なので、そうは問屋が卸さない。
褒美を与える席で、大々的に宣言する。
「信長の一字を与える。これからは、長近と名乗れ」
主君の名を贈られて改名するのは、殊勲を挙げた武士として最高の栄誉である。
だがしかし、このタイミングだと、
「おみゃあは、信長の家臣だで。三河者の女房も死んだし、名前も変えろや」
という意味合いが含まれていそうで、モヤモヤする。
実は長近という名は、信長が昔から可近に与えようとしていた名である。
雇用初期から気に入られていた証なのだが、目立つ軍功を立てていないのに「長」の字を貰い受けたら評判が悪くなるので、断っている。
サボりたくても、寵臣扱いは真っ平なのだ。
(しつこいなあ~。二十年以上前の件を蒸し返して実行しようとか)
やや抵抗感が湧くけれども、今回ばかりは断る方が、角が立つ。
「という訳で、名前が可近から長近に変わるから。本当にごめんね、面倒くさくて」
家臣たちに長近の文字が書かれた紙を見せながら詫びるが、家臣たちは普通に祝福する。
面倒臭い上司と距離を保ちたい主人の意向は、スルーした。
そして面倒臭い上司は、武田に大打撃を与えても隙を持て余さずに、次の獲物に狙いを定める。
天正三年(1575年)八月十二日。
織田軍三万は、岐阜を出発する。
今度の標的は、越前一向一揆。
朝倉家を降伏させて以降、元から活発だった一向一揆が激化。
織田家に降った旧朝倉家家臣団のみならず、織田家から派遣された武将たちも駆逐されてしまった。
石山本願寺が派遣した一向門徒が越前国(現・福井県)を実効支配する事に成功したのだが、その後が不味かった。
織田軍に対抗する為という大義名分を掲げて、越前一向一揆の指揮官達は、調子に乗って悪政を強いてしまった。
「皆さん、越前国への愛国心を持っていますか? 持っているなら、僕の命令に従ってください。従わないと、仏敵として扱いますよ。
悪虐非道の織田軍と戦う為に、みんなで犠牲を払いましょう。
越前国への愛国心を持っているなら、分かりますよね?
追加の税金を払ってください。
ね?
僕たちの平和のためですから。
ね?
砦や城の強化をする為の作業に加わってください。奉仕の心で。越前国への愛国心があれば、できますよね?
ね?
越前国への愛国心を持っているなら、僕たちの命令には、何でも従いますよね?
ね?」
こういう種類のウスラバカが仕切り出したので、越前の国人衆(地方有力者)・民衆・天台宗や真言宗の仏教関係者から大いに嫌われ、同じ一向宗門徒からも離反者が出た。
越前国(現・福井県)の世論は、「ウスラバカを追い出す」事で一致してきた。
この機を逃さず、信長は精鋭三万で越前一向一揆制圧に繰り出す。
何せ越前の国人衆・民衆が積極的に協力してくれるので、数日で各地の主要拠点は壊滅した。
一揆に参加した者は一切許さず、山に逃げても追撃、降伏しても処刑か奴隷として処分。
相変わらずの厳しい処分だが、もちろん例外はいる。
金森軍は越前大野(福井県東部)の制圧を命じられて、さくさくと仕事を進めていく。
地元の人々が協力的なので、楽勝である。
そこは他の諸将と変わりないのだが、金森長近は独自の、というか可近時代から変わらぬ指示を出す。
「逃げる奴は、追うな」
「砦だけを攻撃しろ。砦に籠っている段階で、容赦は要らん」
「砦の外出た奴には、手出しをするな」
そして積極的に、降伏勧告をする。
「君たちのほとんどは、元農民だろ? 元の生き方に、戻りなさい。武家のように戦うなら討つが、一揆に参加しなければ、手出しはしない」
「一向門徒の諸君。今回の君たちの指揮官は、かなりのクズだ。普通は、ここまで地元の人々に嫌われないぞ? クズに従って死ぬ事はない。逃げなさい」
金森長近は約束を通り、逃げる者には一切手を出さず、抵抗を続ける一揆勢のみを討伐した。
間近で長近のやり方を目撃した越前の人々は、口コミで評判を広めてくれた。
この好評価が広まると、織田信長が嫌いで一揆に加わった連中も、金森長近には手を出さないようになった。
長屋喜藏は、また軽くない戦傷を負ってしまったので、長近が信長に戦勝報告をしに行く事に同行出来なかった。
長篠の戦いに続いての負傷なので、やや落ち込む。
「若いね~。その内、死ななかっただけで満足出来るようになる」
日根野弘就の揶揄いに対し、どう言い返そうかと考えている間に、師匠が戻って来る。
ものすごく嬉しそうな顔をしている。
ふくの死後、ここまで嬉しそうな長近は、見ていない。
「お、揃っているね。吉報だ。越前大野(福井県東部)三万石を、与えられました!」
長屋喜藏は大きく拍手して喜ぼうとして、傷を痛める。
日根野弘就は小さく拍手しつつ、怪訝な目で長近の顔を睨む。
お互い、三万石程度で喜ぶ男ではない。
「で? 越前国そのものは、誰に任された?」
長屋喜藏も話の流れを読んで、拍手を止めてしまう。
「権六(柴田勝家の通称)が、越前八郡四十九万石を与えられた。これからは、権六の与力扱い」
日根野弘就は、呆れ返る。
「左遷だろ、それ」
左遷である。
越前の一向一揆の後は、自動的に隣国・加賀の一向一揆も相手にする流れだ。
今の織田軍の勢いだと、それも上手くいくだろう。
だがそうすると、上杉謙信の領地と接してしまう。
信長は上杉謙信と戦いたくないので、織田軍の方から仕掛ける可能性はないのだが、足利義昭を追放した件で上杉謙信が怒っている可能性が高い。
加賀の制圧が済み次第、上杉謙信の方から織田軍に攻めて来ても、不思議ではない。
武田信玄がそうだったように、上杉謙信も、織田信長には機会があれば容赦しないだろう。
そこまで読むと、左遷どころか貧乏くじである。
そこまで読んでも、金森長近は最大のメリットに歓喜する。
「あれの世話から、完全に解放されたのだぞ。これぞ、ご褒美! ほぼ自由になった上に、三万石の領地を直接統治。羽が伸ばせる~」
師匠が喜んでいるので、長屋喜藏は辛辣気味なコメントを呑み込みながら、喜んであげました(傷を押さえながら)
「よろしいのですか? 金森殿を柴田殿の与力にされて。あれ程の方を」
就寝前に、堀久太郎秀政(信長専用秘書)から尋ねられて、信長は本音を漏らす。
「褒美だで。自由にしてやる」
信長にすら素直に従わなかった長近にとっては、柴田勝家程度は、いないも同然である。
他の軍団長なら長近を有効活用しようと知恵を絞るであろうが、脳筋には不可能だ。
長近の盾にされて終わるだろう。
「それに、権六がしくじった分は、奴が何とかするだぎゃあ」
底意地が悪いので、柴田勝家が上杉謙信にフルボッコにされる事まで織り込み済みの人事だった。
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