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第二章 君を守るために僕は夢を見る
十話 爆裂! ザ・ノブナガマン!?(4)
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同時刻。
朝倉・浅井同盟軍は、逃げ出した織田・徳川連合軍の背後を突こうと何度も追撃しつつも、最新情報に浮き足だった。
「信長が、自ら殿軍に?!」
「なんて勇猛な武将なんだ」
「影武者では?」
「ハンサム小姓の堀久太郎も、側にいます」
「時々、ヒステリックに秀吉や明智光秀を蹴り飛ばしているそうです」
「なら信長だ」
「…いや、総大将が、最後尾を守るか?」
「芝居かもしれぬ」
「仲代達矢か?」
「見た事もない程に、綺麗で見事な駿馬に乗っているそうです」
「鉄砲も乱射しているだと?」
「なら信長だ」
「怖いよう。実は隙を見て、総攻撃とかしてこない?」
「向こうは三万だぞ。金ヶ崎城で決戦に及ばずに逃げるというのも、なんだか怪しい」
「退却と見せかけて待ち伏せして包囲するとか、ヤン提督みたいな作戦を仕掛けて来るのでは?」
「今の織田軍には、天才軍師・竹中半兵衛もいるのだぞ?」
「殿軍はまさに、竹中半兵衛の所属する木下組だ」
「ヤバいじゃん」
「怖いよう」
ビビって迷う空気が漂う中、六角家から派遣された助っ人が、朝倉・浅井同盟軍の諸将に仕事を急かす。
「今更、戦略を変えるな、見苦しい。あんたらは、事前の打ち合わせ通りに、追撃すればいい。俺はその隙に、殿軍の織田信長を狙撃する。射殺して検めれば、本人か影武者か、容易に分かる」
猟師に近い格好の助っ人は、相手が信長だからとビビらずに、むしろ戦意を高揚させている。
「さあ、皆の衆。魔王退治を楽しもうぜ」
景気付けに、飛んでいるカラスを鉄砲で狙撃してみせる。
弾は一発で、カラスの喉笛を撃ち抜く。
凄腕の披露に、朝倉・浅井同盟軍が、湧く。
杉谷善住坊
織田信長を狙撃した事で、伝説となった狙撃手である。
そんなヤバい狙撃手が参戦するとは知らず、木下・金森隊は第三迎撃地点で、急いで食事を摂っていた。
金森隊の忍者が先行して拠点作りや軽食の用意をしてくれているので、非常に助かっている。
「食うのが先。寝るのは、後」
可近(信長のコスプレ中)が、寝落ちしかけた長屋喜藏を弄る。
「もう寝ませんよ」
兵糧丸(携帯食。戦国時代のカロリーメイト)を頬張りながら、自分が初陣で何人を斬ったのか、思い出そうとする。
「某は六人斬りましたので、長屋殿も同じくらいかと」
堀久太郎が、同じ戦況で刀を振るった誼で、参考の数字を述べる。
「よく数えられますね」
そんな余裕はなかったので、喜藏は感心する。
「いえ、キル数を数えるのに夢中で、戦死した同僚もいますので。あまり無理をなさらずに」
「無理しなくても、自然と数えられるようになりたい」
「構えて、無理をなさらず。父上の前で大事があっては、いけませんぞ」
「弟子です」
「弟子だで」
可近(信長のコスプレ中)が、堀久太郎を(軽く)蹴る。
「かなり、似ております」
「殿が君たちぐらいの年頃から、見守るお仕事を兼ねていたもので」
四十七歳で魔王のコスプレをする事に、やや疲れを感じた頃合いで、家来の忍者が敵方の最新情報をもたらす。
「杉谷善住坊が、金森様を信長と見て、狙っております。ご注意を」
「で、あるか……誰?」
「忍者業界では、神業の狙撃手として知られています。六角が大金で雇い入れ、新型の鉄砲を与えたとか」
「接近したら、位置は探れるか?」
「やってみます」
家来の忍者が去ると、可近は髪を解いて、信長の髪型へと更に近付ける。
目の端と鼻筋に化粧を施し、信長コスプレの密度を高める。
格好を整え直してから、二丁の火縄銃に弾込めをする。
「杉谷善住坊は、ここで仕留める。影武者だとバレたら、この辺を追い越して、先に行きかねない」
「では、周りは某と長屋殿にお任せを」
「うん、頼む。狙撃戦に、専念したい」
喜藏は得物を槍に変えて、可近の周囲に誰も近づけない戦術を徹底する。
ほどなく。
第三迎撃地点に池田隊が駆け込み、通り抜けて行く。
やや遅れて、朝倉・浅井同盟軍が、押し寄せてくる。
喜藏の目には、彼らがここまで走らされて疲労している様が、観察出来た。
迎撃の矢弾に怯み、進撃が最初の時より鈍く、既に傷を負っている者も少なくない。
(敵も交互に隊を替えているとすると、これは第一迎撃地点で戦った疲れが残っている連中か?)
喜藏は相手の有様から、数の差を十分に活かせていないと見た。
(朝倉・浅井は、連携が上手くいっていない)
しかも、横から明智隊が突いている可能性を知っているので、猪突せずに隊列を組んでジリジリと進もうとする。
ろくに応戦せずに、相手は引き気味である。
「罠だな」
可近(信長のコスプレ中)が、違う視点で断言する。
「陽のあるうちに、第四迎撃地点まで行かせたいようだ。狙撃手の潜伏位置は、その途中だろう」
可近(信長のコスプレ中)が、少し思案してから、秀吉に声をかける。
「秀吉、先に行け」
「! いいの?」
「今回の敵は、ゆっくりと追い付く腹だ。しかも、信長の後から」
手短に狙撃手の存在を教え、敵の速度が鈍くなった理由を告げておく。
「バカだねえ、力押しすればいいのに」
敵の小細工に失笑しながら、秀吉は蜂須賀小六に、撤退を命令する。
「じゃあ、お先にね、信長様(嘘泣きしながら)お気を付けてくだせええええええ」
デカい声で芝居をしながらウキウキと去る秀吉に、可近(信長のコスプレ中)は蹴るふりをしながら見送り、弟子二人と最後尾を馬でのんびりと最後尾を進む。
先回りした杉谷善住坊は、第三迎撃地点から第四迎撃地点の間の茂みの中で、信長が通るのを待っている。
緩い直線の坂の上なので、速度の緩んだ馬上を狙える。
二十メートルまで近寄った頃合いで、撃つ予定である。
信長が高性能の鎧を装備していても、貫通出来る距離だ。
周囲は六角所属の甲賀忍者が固め、索敵に近寄った織田の(金森の)忍者を始末し、カモフラージュは万全。
朝倉・浅井同盟軍は打合せ通りに、この辺では追い付かないように、追撃のペースを遅らせている。
半分は追撃に疲れただけだが、都合が良いので杉谷善住坊は気にしない。
戦国の混乱に乗じて、金星を獲得するまでである。
杉谷善住坊の潜伏に気が付かずに、木下隊が通過していく。
噂の出世し過ぎる男・木下秀吉を覗き見て、杉谷は愕然とする。
(なんか…武士というより、お笑い芸人?)
命懸けの殿軍の最中に、のんびり撤退できる凪の期間が生まれたので、秀吉が幸せそうに馬上でブレイクダンスしている。
(あんなのを出世させるなんて。信長は正気か?)
この場面だけを見て秀吉を評価するべきではないと思うのだが。
木下隊の最後尾に、明らかに信長っぽい装いの武将が、見事な駿馬に跨って駆けてくる。
小姓二人を伴い、周囲を警戒しながら、坂を登ってくる。
(見事な馬術だな。坂でも速度を落とさず、一定だ)
思わず見惚れた信長(コスプレをした可近)が、鉄砲を構える。
(?)
自分が狙われているようで、杉谷善住坊は身動きしかける。
(陽動か。手練れめ)
信長(コスプレをした可近)が、発砲する。
杉谷善住坊が身を潜めていた茂みの30センチ上を、弾が掠める。
横目で、聴覚で、嗅覚で、付近にいるはずの甲賀忍者の動きを確認する。
(…俺じゃない奴の、火縄の臭い…警告替わりに、焚いていやがったのか)
(裏切った? 相手が、やられたふりをして、入れ替わった?)
(俺を逃さず、確実に仕留める為か?)
信長(コスプレをした可近)の狙撃が外れたので、火の付いた火縄が、目印として杉谷善住坊の上に落とされる。
信長(コスプレをした可近)が、二丁目の火縄銃を構えて、引き金を引く。
撃たれる前に、杉谷善住坊も、引き金を引く。
同時だった。
杉谷善住坊の右肩を、鉄砲玉が抉る。
信長(コスプレをした可近)に向けて撃った弾は…
朝倉・浅井同盟軍は、逃げ出した織田・徳川連合軍の背後を突こうと何度も追撃しつつも、最新情報に浮き足だった。
「信長が、自ら殿軍に?!」
「なんて勇猛な武将なんだ」
「影武者では?」
「ハンサム小姓の堀久太郎も、側にいます」
「時々、ヒステリックに秀吉や明智光秀を蹴り飛ばしているそうです」
「なら信長だ」
「…いや、総大将が、最後尾を守るか?」
「芝居かもしれぬ」
「仲代達矢か?」
「見た事もない程に、綺麗で見事な駿馬に乗っているそうです」
「鉄砲も乱射しているだと?」
「なら信長だ」
「怖いよう。実は隙を見て、総攻撃とかしてこない?」
「向こうは三万だぞ。金ヶ崎城で決戦に及ばずに逃げるというのも、なんだか怪しい」
「退却と見せかけて待ち伏せして包囲するとか、ヤン提督みたいな作戦を仕掛けて来るのでは?」
「今の織田軍には、天才軍師・竹中半兵衛もいるのだぞ?」
「殿軍はまさに、竹中半兵衛の所属する木下組だ」
「ヤバいじゃん」
「怖いよう」
ビビって迷う空気が漂う中、六角家から派遣された助っ人が、朝倉・浅井同盟軍の諸将に仕事を急かす。
「今更、戦略を変えるな、見苦しい。あんたらは、事前の打ち合わせ通りに、追撃すればいい。俺はその隙に、殿軍の織田信長を狙撃する。射殺して検めれば、本人か影武者か、容易に分かる」
猟師に近い格好の助っ人は、相手が信長だからとビビらずに、むしろ戦意を高揚させている。
「さあ、皆の衆。魔王退治を楽しもうぜ」
景気付けに、飛んでいるカラスを鉄砲で狙撃してみせる。
弾は一発で、カラスの喉笛を撃ち抜く。
凄腕の披露に、朝倉・浅井同盟軍が、湧く。
杉谷善住坊
織田信長を狙撃した事で、伝説となった狙撃手である。
そんなヤバい狙撃手が参戦するとは知らず、木下・金森隊は第三迎撃地点で、急いで食事を摂っていた。
金森隊の忍者が先行して拠点作りや軽食の用意をしてくれているので、非常に助かっている。
「食うのが先。寝るのは、後」
可近(信長のコスプレ中)が、寝落ちしかけた長屋喜藏を弄る。
「もう寝ませんよ」
兵糧丸(携帯食。戦国時代のカロリーメイト)を頬張りながら、自分が初陣で何人を斬ったのか、思い出そうとする。
「某は六人斬りましたので、長屋殿も同じくらいかと」
堀久太郎が、同じ戦況で刀を振るった誼で、参考の数字を述べる。
「よく数えられますね」
そんな余裕はなかったので、喜藏は感心する。
「いえ、キル数を数えるのに夢中で、戦死した同僚もいますので。あまり無理をなさらずに」
「無理しなくても、自然と数えられるようになりたい」
「構えて、無理をなさらず。父上の前で大事があっては、いけませんぞ」
「弟子です」
「弟子だで」
可近(信長のコスプレ中)が、堀久太郎を(軽く)蹴る。
「かなり、似ております」
「殿が君たちぐらいの年頃から、見守るお仕事を兼ねていたもので」
四十七歳で魔王のコスプレをする事に、やや疲れを感じた頃合いで、家来の忍者が敵方の最新情報をもたらす。
「杉谷善住坊が、金森様を信長と見て、狙っております。ご注意を」
「で、あるか……誰?」
「忍者業界では、神業の狙撃手として知られています。六角が大金で雇い入れ、新型の鉄砲を与えたとか」
「接近したら、位置は探れるか?」
「やってみます」
家来の忍者が去ると、可近は髪を解いて、信長の髪型へと更に近付ける。
目の端と鼻筋に化粧を施し、信長コスプレの密度を高める。
格好を整え直してから、二丁の火縄銃に弾込めをする。
「杉谷善住坊は、ここで仕留める。影武者だとバレたら、この辺を追い越して、先に行きかねない」
「では、周りは某と長屋殿にお任せを」
「うん、頼む。狙撃戦に、専念したい」
喜藏は得物を槍に変えて、可近の周囲に誰も近づけない戦術を徹底する。
ほどなく。
第三迎撃地点に池田隊が駆け込み、通り抜けて行く。
やや遅れて、朝倉・浅井同盟軍が、押し寄せてくる。
喜藏の目には、彼らがここまで走らされて疲労している様が、観察出来た。
迎撃の矢弾に怯み、進撃が最初の時より鈍く、既に傷を負っている者も少なくない。
(敵も交互に隊を替えているとすると、これは第一迎撃地点で戦った疲れが残っている連中か?)
喜藏は相手の有様から、数の差を十分に活かせていないと見た。
(朝倉・浅井は、連携が上手くいっていない)
しかも、横から明智隊が突いている可能性を知っているので、猪突せずに隊列を組んでジリジリと進もうとする。
ろくに応戦せずに、相手は引き気味である。
「罠だな」
可近(信長のコスプレ中)が、違う視点で断言する。
「陽のあるうちに、第四迎撃地点まで行かせたいようだ。狙撃手の潜伏位置は、その途中だろう」
可近(信長のコスプレ中)が、少し思案してから、秀吉に声をかける。
「秀吉、先に行け」
「! いいの?」
「今回の敵は、ゆっくりと追い付く腹だ。しかも、信長の後から」
手短に狙撃手の存在を教え、敵の速度が鈍くなった理由を告げておく。
「バカだねえ、力押しすればいいのに」
敵の小細工に失笑しながら、秀吉は蜂須賀小六に、撤退を命令する。
「じゃあ、お先にね、信長様(嘘泣きしながら)お気を付けてくだせええええええ」
デカい声で芝居をしながらウキウキと去る秀吉に、可近(信長のコスプレ中)は蹴るふりをしながら見送り、弟子二人と最後尾を馬でのんびりと最後尾を進む。
先回りした杉谷善住坊は、第三迎撃地点から第四迎撃地点の間の茂みの中で、信長が通るのを待っている。
緩い直線の坂の上なので、速度の緩んだ馬上を狙える。
二十メートルまで近寄った頃合いで、撃つ予定である。
信長が高性能の鎧を装備していても、貫通出来る距離だ。
周囲は六角所属の甲賀忍者が固め、索敵に近寄った織田の(金森の)忍者を始末し、カモフラージュは万全。
朝倉・浅井同盟軍は打合せ通りに、この辺では追い付かないように、追撃のペースを遅らせている。
半分は追撃に疲れただけだが、都合が良いので杉谷善住坊は気にしない。
戦国の混乱に乗じて、金星を獲得するまでである。
杉谷善住坊の潜伏に気が付かずに、木下隊が通過していく。
噂の出世し過ぎる男・木下秀吉を覗き見て、杉谷は愕然とする。
(なんか…武士というより、お笑い芸人?)
命懸けの殿軍の最中に、のんびり撤退できる凪の期間が生まれたので、秀吉が幸せそうに馬上でブレイクダンスしている。
(あんなのを出世させるなんて。信長は正気か?)
この場面だけを見て秀吉を評価するべきではないと思うのだが。
木下隊の最後尾に、明らかに信長っぽい装いの武将が、見事な駿馬に跨って駆けてくる。
小姓二人を伴い、周囲を警戒しながら、坂を登ってくる。
(見事な馬術だな。坂でも速度を落とさず、一定だ)
思わず見惚れた信長(コスプレをした可近)が、鉄砲を構える。
(?)
自分が狙われているようで、杉谷善住坊は身動きしかける。
(陽動か。手練れめ)
信長(コスプレをした可近)が、発砲する。
杉谷善住坊が身を潜めていた茂みの30センチ上を、弾が掠める。
横目で、聴覚で、嗅覚で、付近にいるはずの甲賀忍者の動きを確認する。
(…俺じゃない奴の、火縄の臭い…警告替わりに、焚いていやがったのか)
(裏切った? 相手が、やられたふりをして、入れ替わった?)
(俺を逃さず、確実に仕留める為か?)
信長(コスプレをした可近)の狙撃が外れたので、火の付いた火縄が、目印として杉谷善住坊の上に落とされる。
信長(コスプレをした可近)が、二丁目の火縄銃を構えて、引き金を引く。
撃たれる前に、杉谷善住坊も、引き金を引く。
同時だった。
杉谷善住坊の右肩を、鉄砲玉が抉る。
信長(コスプレをした可近)に向けて撃った弾は…
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