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第二章 君を守るために僕は夢を見る
二十一話 織田信長が土下座するまで、殴るのをやめない(5)
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「南蛮の故事『カノッサの屈辱』を知っているか?」
仏教僧の下間頼廉が、ヨーロッパの故事を聞いてきた。
「堺で聞きました。
教皇に破門され、権力を失って破滅しそうな皇帝が、無様な謝罪で状況を振り出しに戻す。
皇帝は一時の屈辱と引き換えに、権力を取り戻した。
そして教皇は、一時の満足と引き換えに、追放されて客死した。
講和は相手を見てしないと、教皇でも破滅する。良い故事です」
「宗教の権威の前では、皇帝すら無力という逸話なのだがな」
「オチが抜けては、教訓になりませんよ」
「心して教訓にしよう」
可近と下間頼廉が笑顔で睨み合っているので、脇の信長と光秀が固唾を吞む。
「最後に追放されるのは、誰かな?」
「軍事力もないのに、口を突っ込んだ人ですよ」
可近の指摘に、下間頼廉は笑いを噛み殺す。
「シモちゃんも、少しは考えてみてよ。朝倉・浅井が織田と戦うのは止めてくれるのに、織田と石山本願寺が戦っても止めてくれない人は、誰かなと」
石山本願寺と将軍を、口先で割ろうとする曲者に、下間頼廉は浮かびそうになる笑いを噛み殺す。
「責任転嫁を口走るな。あの地所を望んで事を荒立てたのは、織田だ」
「責任転嫁ですが、お聞きください。あの立地は、誰が天下人になっても、求める地所です。君たちが織田信長を打倒しても、解決する話ではない。一宗教団体が持っていても、いずれは誰かが奪う地所です。良い条件で手放すべきだ」
詭弁だと返そうとして、下間頼廉は言葉に詰まる。
正しい意見に対して、異議を出せなかった。
あの場所は、恵まれ過ぎている。
それでも退く気は無いので、揺さぶる。
「この戦、長引くぞ?」
織田にとって一向宗との戦いは、予定外で負担が大きく、既に有望な将兵を幾人も失っている。
僅か三ヶ月で。
一向宗と戦う以上、それが長期に渡って続く。
三河一向一揆のように、一年で終息したのは例外中の例外なのだ。
戦いを長引かせて疲労させるネタで、下間頼廉は厭戦を吹き込む。
だが吹き込むまでもなく、可近は厭戦の人だったりする。
「手打ちは意外と簡単ですよ。講和の条件は、分かりきっている」
「条件の第一は、石山本願寺の引き渡しであろうが?」
「それさえ手に入れば、織田は一向宗と戦う必要がないのです」
可近が持ち出すのは、明確な、実行可能な落とし所。
仏教界から散々に嫌われている信長だが、信長は敵対者と戦っているだけで、仏教そのものは敵視していない。
魔王ぶっていても、寺で休んだり、学識ある僧と話すのが好きだったりする。寺への寄進も、気前良くしている。
とはいえ、本拠地移転を求められた石山本願寺は、もう敵対してしまった。
「門徒十万人と本拠地の移転を、軽く見るな」
「軽く見ていません。門徒十万人が助かります。講和まで費やされる戦死者の数も、減らせます」
「諦めろ、俗物ども。一向宗の軍資金と動員能力が、来年はどこまで織田を苦しめるのか、滅ぼされる前に熟慮せよ」
「長引くだけですよ。長引くぐらいなら、無駄に死傷者を増やさずに、速やかに講和して欲しい」
「お主、本当に、石山本願寺が『命と引き換えに、地所を明け渡す』ところまで追い詰められると考えているのか?」
「石山本願寺は継戦可能です。石山本願寺だけは。でも石山本願寺だけが敵対勢力に残った状態の時、石山本願寺に選択肢がありますか?」
織田軍が優勢であり続ける前提を捨てない可近に、下間頼廉は激昂を抑える。
武田信玄や上杉謙信や毛利家と共闘する可能性を口走らないように、抑える。
(次の信長包囲網の陣容を、悟られてはならない)
下間頼廉は、金森可近とは、話さない方が得だと見極める。
(此奴の腹を探ろうとしても、探り返されるだけだ。後手に回るしかないように仕向けないと、喰われる。戦略で封印せねば)
「そこまで追い詰められる前に、講和しましょうよ」
バトル坊主から特級呪物扱いされているとも知らずに、可近は一番戦死者が少なくて済む案を推す。
そういう所は評価され、金森可近は『不要な殺生を嫌う優しい武将』として、仏教界でも認知が広まる。
「当方が負けそうになったら、その不愉快な考えを思い出そう」
これ以上は危ないので、下間頼廉は距離を置こうとする。
控え室から離れて、先に土下座会場の席に向かおうとする。
距離を置かれる前に、可近は吹き込んでおく。
「シモちゃん、忘れないでくださいね。シモちゃんが講和に応じれば、終わる戦いです」
「その判断は、聡明な我が主人様に、任せている」
「顕如は戦を続ける判断を、シモちゃんに委ねていると見たけど、自分の見立て違いかな?」
「過大評価だ。拙僧は駒に過ぎない」
これから十年連続で織田信長と戦い続け、この場にいる誰よりも長生きしたバトル坊主(江戸時代に九十歳で大往生)は、生涯自己評価が控えめだった。
本番前にドップリと疲れた金森可近は、明智光秀に信長の面倒を押し付ける。
「疲れたので、一服します」
信長の為の茶道具を、自分が一服する為に使用する。
可近が堂々とサボるが、誰も咎めない。信長ですら、自分抜きでトップ密談をした可近の疲労に気を遣い、脇に控える。
そして、可近と下間頼廉の会話内容を、咀嚼する。
「石山本願寺以外の一向宗門徒を、根切りにすれば、話が早く済む訳だな?」
可近が茶を淹れる動作を中断し、信長を茶匙で殴りつけようとしたが、光秀に肩を止められる。
「当たる相手が違いますよ~、先輩。あんな最優物件を抱えて、抵抗を続ける方が悪い。あれは一向宗のせいですよ」
「お前も殿と同意見か?」
殴られそうなので、光秀は直接には答えない。
「一向宗の支配する土地の現状、ご存じですか、先輩? 普通に上手くいっていますが、十兵衛ちゃんでも嫌悪感を抱く最悪な悪習があります。
連中は戦で不利な時、門徒に老若男女の区別なく、こう命令します。
『御仏の為に、戦え。進めば極楽、退けば地獄』
門徒をゾンビ兵のように扱き使う、最低の軍略ですよ。
極楽に行けるという空約束と、逆らえば地獄に落ちるという脅迫で、女子供・老人にまで玉砕を命じる。
越前であれを見て以来、十兵衛ちゃんは平気ですよ、一向門徒を潰すの。
確実に十兵衛ちゃんより、卑怯で醜悪で哀しい軍勢ですので」
「法治で、軍事力を放棄させる。それで解決する。お前と違ってな」
「頑固ですね、先輩」
「竹ちゃんは、一年で治めたぞ」
「領内で一向宗を禁教にして、改宗を迫っただけですよ。解決ではなく、屈服か追放を迫っただけです。殺さなければ慈悲深いとでも?」
「俺はもっと上手くやるよ。師匠として、いい所を見せたい」
「…へえ」
信長は、その会話に興味なさそうに、会場へ向かう。
信長は、打ち合わせ通りに、朝倉義景に土下座し、講和を願い出た。
もう信長は天下を望まず、朝倉義景殿が天下を握るべきだと、口頭で言ってあげた。
土下座もリップサービスも、ただである。
朝倉義景は、有頂天で講和に応じ、帰国の途に着いた。
土下座とリップサービスだけで満足して。
浅井長政は、朝倉にも信長にも声をかけず、酒も酌み交わさずに帰国した。
信長も岐阜に帰国する。
土下座させられた不機嫌は、復讐の計画を練る快感で、既に上書きされている。
復讐する順番も、既に決まっている。
金森可近と明智光秀は帰宅前に、細川藤孝に挨拶しながら、ゆっくりと比叡山を見物する。
「観光グッズも買って帰ります。こういう機会は、滅多にありませんので」
「二度とないの間違いだろう」
細川藤孝は、際どい皮肉を返して、深入りを避ける。
金森可近と明智光秀が下見をする場所がどうなるのか、言っても比叡山では誰も信じないだろうが、余計な真似は避けた。
戦争に加担しておきながら、自分たちだけは保護されているという幻想を持つのは愚かですよなんて、教えてあげる義理はない。
特に、比叡山の不良僧兵に長年迷惑をかけられてきた京都の武家には、その義理はない。
仏教僧の下間頼廉が、ヨーロッパの故事を聞いてきた。
「堺で聞きました。
教皇に破門され、権力を失って破滅しそうな皇帝が、無様な謝罪で状況を振り出しに戻す。
皇帝は一時の屈辱と引き換えに、権力を取り戻した。
そして教皇は、一時の満足と引き換えに、追放されて客死した。
講和は相手を見てしないと、教皇でも破滅する。良い故事です」
「宗教の権威の前では、皇帝すら無力という逸話なのだがな」
「オチが抜けては、教訓になりませんよ」
「心して教訓にしよう」
可近と下間頼廉が笑顔で睨み合っているので、脇の信長と光秀が固唾を吞む。
「最後に追放されるのは、誰かな?」
「軍事力もないのに、口を突っ込んだ人ですよ」
可近の指摘に、下間頼廉は笑いを噛み殺す。
「シモちゃんも、少しは考えてみてよ。朝倉・浅井が織田と戦うのは止めてくれるのに、織田と石山本願寺が戦っても止めてくれない人は、誰かなと」
石山本願寺と将軍を、口先で割ろうとする曲者に、下間頼廉は浮かびそうになる笑いを噛み殺す。
「責任転嫁を口走るな。あの地所を望んで事を荒立てたのは、織田だ」
「責任転嫁ですが、お聞きください。あの立地は、誰が天下人になっても、求める地所です。君たちが織田信長を打倒しても、解決する話ではない。一宗教団体が持っていても、いずれは誰かが奪う地所です。良い条件で手放すべきだ」
詭弁だと返そうとして、下間頼廉は言葉に詰まる。
正しい意見に対して、異議を出せなかった。
あの場所は、恵まれ過ぎている。
それでも退く気は無いので、揺さぶる。
「この戦、長引くぞ?」
織田にとって一向宗との戦いは、予定外で負担が大きく、既に有望な将兵を幾人も失っている。
僅か三ヶ月で。
一向宗と戦う以上、それが長期に渡って続く。
三河一向一揆のように、一年で終息したのは例外中の例外なのだ。
戦いを長引かせて疲労させるネタで、下間頼廉は厭戦を吹き込む。
だが吹き込むまでもなく、可近は厭戦の人だったりする。
「手打ちは意外と簡単ですよ。講和の条件は、分かりきっている」
「条件の第一は、石山本願寺の引き渡しであろうが?」
「それさえ手に入れば、織田は一向宗と戦う必要がないのです」
可近が持ち出すのは、明確な、実行可能な落とし所。
仏教界から散々に嫌われている信長だが、信長は敵対者と戦っているだけで、仏教そのものは敵視していない。
魔王ぶっていても、寺で休んだり、学識ある僧と話すのが好きだったりする。寺への寄進も、気前良くしている。
とはいえ、本拠地移転を求められた石山本願寺は、もう敵対してしまった。
「門徒十万人と本拠地の移転を、軽く見るな」
「軽く見ていません。門徒十万人が助かります。講和まで費やされる戦死者の数も、減らせます」
「諦めろ、俗物ども。一向宗の軍資金と動員能力が、来年はどこまで織田を苦しめるのか、滅ぼされる前に熟慮せよ」
「長引くだけですよ。長引くぐらいなら、無駄に死傷者を増やさずに、速やかに講和して欲しい」
「お主、本当に、石山本願寺が『命と引き換えに、地所を明け渡す』ところまで追い詰められると考えているのか?」
「石山本願寺は継戦可能です。石山本願寺だけは。でも石山本願寺だけが敵対勢力に残った状態の時、石山本願寺に選択肢がありますか?」
織田軍が優勢であり続ける前提を捨てない可近に、下間頼廉は激昂を抑える。
武田信玄や上杉謙信や毛利家と共闘する可能性を口走らないように、抑える。
(次の信長包囲網の陣容を、悟られてはならない)
下間頼廉は、金森可近とは、話さない方が得だと見極める。
(此奴の腹を探ろうとしても、探り返されるだけだ。後手に回るしかないように仕向けないと、喰われる。戦略で封印せねば)
「そこまで追い詰められる前に、講和しましょうよ」
バトル坊主から特級呪物扱いされているとも知らずに、可近は一番戦死者が少なくて済む案を推す。
そういう所は評価され、金森可近は『不要な殺生を嫌う優しい武将』として、仏教界でも認知が広まる。
「当方が負けそうになったら、その不愉快な考えを思い出そう」
これ以上は危ないので、下間頼廉は距離を置こうとする。
控え室から離れて、先に土下座会場の席に向かおうとする。
距離を置かれる前に、可近は吹き込んでおく。
「シモちゃん、忘れないでくださいね。シモちゃんが講和に応じれば、終わる戦いです」
「その判断は、聡明な我が主人様に、任せている」
「顕如は戦を続ける判断を、シモちゃんに委ねていると見たけど、自分の見立て違いかな?」
「過大評価だ。拙僧は駒に過ぎない」
これから十年連続で織田信長と戦い続け、この場にいる誰よりも長生きしたバトル坊主(江戸時代に九十歳で大往生)は、生涯自己評価が控えめだった。
本番前にドップリと疲れた金森可近は、明智光秀に信長の面倒を押し付ける。
「疲れたので、一服します」
信長の為の茶道具を、自分が一服する為に使用する。
可近が堂々とサボるが、誰も咎めない。信長ですら、自分抜きでトップ密談をした可近の疲労に気を遣い、脇に控える。
そして、可近と下間頼廉の会話内容を、咀嚼する。
「石山本願寺以外の一向宗門徒を、根切りにすれば、話が早く済む訳だな?」
可近が茶を淹れる動作を中断し、信長を茶匙で殴りつけようとしたが、光秀に肩を止められる。
「当たる相手が違いますよ~、先輩。あんな最優物件を抱えて、抵抗を続ける方が悪い。あれは一向宗のせいですよ」
「お前も殿と同意見か?」
殴られそうなので、光秀は直接には答えない。
「一向宗の支配する土地の現状、ご存じですか、先輩? 普通に上手くいっていますが、十兵衛ちゃんでも嫌悪感を抱く最悪な悪習があります。
連中は戦で不利な時、門徒に老若男女の区別なく、こう命令します。
『御仏の為に、戦え。進めば極楽、退けば地獄』
門徒をゾンビ兵のように扱き使う、最低の軍略ですよ。
極楽に行けるという空約束と、逆らえば地獄に落ちるという脅迫で、女子供・老人にまで玉砕を命じる。
越前であれを見て以来、十兵衛ちゃんは平気ですよ、一向門徒を潰すの。
確実に十兵衛ちゃんより、卑怯で醜悪で哀しい軍勢ですので」
「法治で、軍事力を放棄させる。それで解決する。お前と違ってな」
「頑固ですね、先輩」
「竹ちゃんは、一年で治めたぞ」
「領内で一向宗を禁教にして、改宗を迫っただけですよ。解決ではなく、屈服か追放を迫っただけです。殺さなければ慈悲深いとでも?」
「俺はもっと上手くやるよ。師匠として、いい所を見せたい」
「…へえ」
信長は、その会話に興味なさそうに、会場へ向かう。
信長は、打ち合わせ通りに、朝倉義景に土下座し、講和を願い出た。
もう信長は天下を望まず、朝倉義景殿が天下を握るべきだと、口頭で言ってあげた。
土下座もリップサービスも、ただである。
朝倉義景は、有頂天で講和に応じ、帰国の途に着いた。
土下座とリップサービスだけで満足して。
浅井長政は、朝倉にも信長にも声をかけず、酒も酌み交わさずに帰国した。
信長も岐阜に帰国する。
土下座させられた不機嫌は、復讐の計画を練る快感で、既に上書きされている。
復讐する順番も、既に決まっている。
金森可近と明智光秀は帰宅前に、細川藤孝に挨拶しながら、ゆっくりと比叡山を見物する。
「観光グッズも買って帰ります。こういう機会は、滅多にありませんので」
「二度とないの間違いだろう」
細川藤孝は、際どい皮肉を返して、深入りを避ける。
金森可近と明智光秀が下見をする場所がどうなるのか、言っても比叡山では誰も信じないだろうが、余計な真似は避けた。
戦争に加担しておきながら、自分たちだけは保護されているという幻想を持つのは愚かですよなんて、教えてあげる義理はない。
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