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第二章 君を守るために僕は夢を見る
二十三話 逆襲の信長(2)
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前話で一切出番のなかった松永久秀は、同時期に、グレていた。
ギャグでもなんでもなく、三好三人衆と組んで、敵対する幕臣に対して戦を吹っ掛けていた。
信長が逆襲に忙しい隙を突いて、京都近辺での足場固めに邁進しちゃった。
油断も隙もない梟雄の、本領発揮。
ひょっとすると、三好三人衆の動きを信長に向かわせない高度な策略だったかもしれないが、足利義昭はマジギレする。
松永久秀が大和国を得る時に追いやった筒井順慶に養女を嫁がせて、足利義昭の陣営に加える。
信長で例えると、斎藤龍興を将軍がファミリーに迎えたようなもので、これに松永久秀がマジギレし返す。
なんと幕府から正式に離脱を表明する。
周辺諸国を大いに巻き込んで戦乱を広げ、その戦乱の中で、幕府側は和田惟政を討ち取られてしまう。
長生きして様々な活躍をして欲しい甲賀キャラだったのに。
和田惟政に保護されていたキリスト教会がこの訃報を嘆き、混乱した戦況を信長に直訴した。
信長は呆れたが、比叡山延暦寺を包囲しに行く途中だったので、佐久間信盛を使者に送った。
佐久間信盛は比叡山焼き討ちへの反対派だったので、厄介払いに等しい。
そんな適当な人事では解決しなかったので、比叡山焼き討ち成功後に、明智光秀に軍勢を率いさせて調停を任せる。
今度は松永久秀も、休戦に応じた。
休戦には応じたが、仲間を増やすための勧誘運動は継続している。
三好三人衆と組んだだけで、ここまで強気になる訳がないし、今の信長に敵対するような下手を打つ男でもない。
「大物と組んだかな?」
明智光秀から聞いた印象で、金森可近はそう推測する。
「あの悪賢いエロじじいが石山本願寺と組むと、厄介かも」
「先輩の実家の情報網に、期待します」
「嫌な知らせしか来そうにないがな」
比叡山焼き討ちの戦後処理も落ち着き、焼き払った町の復興が軌道に乗った頃。
嫌な知らせが各方面から信長に届く。
金森可近「比叡山から逃げ延びた僧達が、武田信玄に信長討伐と比叡山再興を直訴しています。承知したとの事です」
徳川家康「武田信玄が、西上の準備を整えました。攻めて来ます」
松永久秀「武田信玄から、第二次信長包囲網に加われって誘われちゃった。寝返るから、ごめんね(てへぺろ)」
第二次信長包囲網の大将は、武田信玄だとハッキリした。
元亀三年(1572年)三月。
松永・三好連合軍が京都を狙っているので、信長は京都を中心に軍勢を動かす羽目になり、逆襲したかった朝倉・浅井とは小競り合いしか出来なくなった。
信長は逆襲を後回しにして、武田信玄に対して全力で…
「拝啓、偉大なる武田信玄大先輩様
大先輩様と上杉謙信大先輩様との和睦に、信長は誠心誠意、全力で励んでいます。
この国の愛と平和には、二大グレート大先輩様たちの和睦が、必須です。
その為に、信長は…
がんばるぞい!!」
信長は大先輩の敵じゃありませんよアピールの手紙を送っていた。
武田信玄のライバルである上杉謙信との和睦を買って出て、信長包囲網に加わるのを思い留まってもらおうという、切ない下心なのねん。
残念ながら、一切相手にされず、武田信玄は精鋭三万を率いて出陣する。
と思ったけど体調不良を理由に一度引き返し、秋になってから再び出陣する。
五十歳を過ぎると、最強の戦国大名でも、胃とか腰とか、弱くなるのである。
健康問題に不安なフラグを立てながらも、武田信玄の進撃は本格的に展開される。
十一月には武田との国境を守る堅城・岩村城が開城し、武田軍別働隊の手に落ちた。
その際、城主の名代を務めていた艶(信長の叔母)が武田の武将・秋山虎繁と結婚するというサプライズ付き。
織田信長の親戚筋から武田に寝返る者が出たので、信長のショックは大きい。
しかも岩村城には、信長の五男・御坊丸(七歳)が養子として入っていたので、武田の人質にされてしまう。
あまりのショックに、信長は上杉謙信に泣き言を書き連ねて送る。
信長「武田信玄は、前代未聞の無道で、侍の義理も知りません。勝手過ぎます。話になりません」
謙信「知っているよ」
信長「永遠に義絶するのも、当然です。転生しても仲直りはしません」
謙信「もう遅い」
泣きつかれても、上杉謙信は北条家と戦い、他国に援軍を送る余裕はない。
その形に整えたからこそ、武田信玄は進撃を開始したのだ。
信長がショックを連続で受ける中、徳川軍が抵抗を続けて武田軍の進軍速度を遅らせる。
戦国時代最強の評価を受ける武田信玄の軍勢三万(勝率94%)を、徳川家康の軍勢八千が、自国領内で戦う地の利を活かして辛うじて持ち堪えている。
今こそ約束通り、織田が徳川に援軍を送るべき時が来たのだが、ここで織田家中が揉める。
「自分が行きます。兵を二万ください」
金森可近が、竹ちゃんを助けに行こうと、ノリノリである。
だが、今の織田軍は、朝倉・浅井・石山本願寺・松永・三好・その他アンチ信長勢力に囲まれて、たいした兵力を割けない。
そこいら辺を考慮して、可近は二万の兵数を提示する。
「出し渋ったり、約束を反故にするようなら、徳川が武田に降ってしまいますが?」
可近が嫌な目で、信長に追い込みをかける。
「二万くださいよ~、行かせてくださいよ~、みんなで幸せになろうよ~」
「うるさ~い! 半端な兵力を小出しにするくらいなら…」
「四万を率いて、殿自らが出陣しましょう」
可近は、信長包囲網の中で、三河まで動かせる最大の兵数を提示する。
「織田軍四万&徳川軍八千で勝てないようなら、諦めて降伏しましょう」
「しない」
武田信玄に勝てる気は全然しないのに、戦いを放棄しない信長が、意地を見せる。
「戦うなら、武田が徳川と当たって、兵を損なった後だぎゃあ」
信長に殴りかかろうとする可近を、馬廻が包囲して引き剥がし、間に入る。
信長は徳川に出す援軍を、五千と定めた。
ケチである。
しかも率いるのは、退き戦で有名な佐久間信盛。
形だけ援軍として参陣し、兵数を損なわずに帰陣する気にしか受け取れない采配である。
こんな消極的でいいのか? 離反されるぞ、いや仕方ない戦力を温存しようと論争が起きる中、翌月の十二月。
三方ヶ原で、徳川軍が武田軍に大敗する。
援軍に行って帰って来た佐久間信盛からの報告では、徳川軍は数千の将兵を失ったのに対し、武田の方は主力を温存したまま勝ったので、戦力は変わりないと知らされた。
徳川家康は無事に戦場から逃れたが、手持ちの兵力が五千では、もう武田軍三万を足止めする事も不可能だろう。
ちなみに武田軍には、勝ち馬に乗ろうと追加参陣する武将も増え、徳川軍と戦う前より兵数が増えてしまっている。
「もうどうなってもいいや」
信長は腹を決めて、岐阜での決戦を覚悟する。
織田軍にとっては幸いな事に、信長包囲網は、武田信玄の快進撃を知らされて、緩んだ。
戦国最強のビックボスが来てくれるのに、わざわざ信長と戦わなくても、勝ち組なのである。
めっちゃ油断して、包囲しているのに真剣に戦わない勢力が多かった。
元亀四年(1573年)一月。
快調に進撃を続ける武田軍は、三河の野田城を包囲して、動きを止めた。
野田城は秀逸な水堀に囲まれており、大軍でも攻略は長引くと予測されたが、それにしても動きが完全に止まっている。
その動きに不気味さを感じる中、武田信玄から織田信長宛に、手紙が届く。
反応に困る内容だったので、信長は可近を呼んだ。
ギャグでもなんでもなく、三好三人衆と組んで、敵対する幕臣に対して戦を吹っ掛けていた。
信長が逆襲に忙しい隙を突いて、京都近辺での足場固めに邁進しちゃった。
油断も隙もない梟雄の、本領発揮。
ひょっとすると、三好三人衆の動きを信長に向かわせない高度な策略だったかもしれないが、足利義昭はマジギレする。
松永久秀が大和国を得る時に追いやった筒井順慶に養女を嫁がせて、足利義昭の陣営に加える。
信長で例えると、斎藤龍興を将軍がファミリーに迎えたようなもので、これに松永久秀がマジギレし返す。
なんと幕府から正式に離脱を表明する。
周辺諸国を大いに巻き込んで戦乱を広げ、その戦乱の中で、幕府側は和田惟政を討ち取られてしまう。
長生きして様々な活躍をして欲しい甲賀キャラだったのに。
和田惟政に保護されていたキリスト教会がこの訃報を嘆き、混乱した戦況を信長に直訴した。
信長は呆れたが、比叡山延暦寺を包囲しに行く途中だったので、佐久間信盛を使者に送った。
佐久間信盛は比叡山焼き討ちへの反対派だったので、厄介払いに等しい。
そんな適当な人事では解決しなかったので、比叡山焼き討ち成功後に、明智光秀に軍勢を率いさせて調停を任せる。
今度は松永久秀も、休戦に応じた。
休戦には応じたが、仲間を増やすための勧誘運動は継続している。
三好三人衆と組んだだけで、ここまで強気になる訳がないし、今の信長に敵対するような下手を打つ男でもない。
「大物と組んだかな?」
明智光秀から聞いた印象で、金森可近はそう推測する。
「あの悪賢いエロじじいが石山本願寺と組むと、厄介かも」
「先輩の実家の情報網に、期待します」
「嫌な知らせしか来そうにないがな」
比叡山焼き討ちの戦後処理も落ち着き、焼き払った町の復興が軌道に乗った頃。
嫌な知らせが各方面から信長に届く。
金森可近「比叡山から逃げ延びた僧達が、武田信玄に信長討伐と比叡山再興を直訴しています。承知したとの事です」
徳川家康「武田信玄が、西上の準備を整えました。攻めて来ます」
松永久秀「武田信玄から、第二次信長包囲網に加われって誘われちゃった。寝返るから、ごめんね(てへぺろ)」
第二次信長包囲網の大将は、武田信玄だとハッキリした。
元亀三年(1572年)三月。
松永・三好連合軍が京都を狙っているので、信長は京都を中心に軍勢を動かす羽目になり、逆襲したかった朝倉・浅井とは小競り合いしか出来なくなった。
信長は逆襲を後回しにして、武田信玄に対して全力で…
「拝啓、偉大なる武田信玄大先輩様
大先輩様と上杉謙信大先輩様との和睦に、信長は誠心誠意、全力で励んでいます。
この国の愛と平和には、二大グレート大先輩様たちの和睦が、必須です。
その為に、信長は…
がんばるぞい!!」
信長は大先輩の敵じゃありませんよアピールの手紙を送っていた。
武田信玄のライバルである上杉謙信との和睦を買って出て、信長包囲網に加わるのを思い留まってもらおうという、切ない下心なのねん。
残念ながら、一切相手にされず、武田信玄は精鋭三万を率いて出陣する。
と思ったけど体調不良を理由に一度引き返し、秋になってから再び出陣する。
五十歳を過ぎると、最強の戦国大名でも、胃とか腰とか、弱くなるのである。
健康問題に不安なフラグを立てながらも、武田信玄の進撃は本格的に展開される。
十一月には武田との国境を守る堅城・岩村城が開城し、武田軍別働隊の手に落ちた。
その際、城主の名代を務めていた艶(信長の叔母)が武田の武将・秋山虎繁と結婚するというサプライズ付き。
織田信長の親戚筋から武田に寝返る者が出たので、信長のショックは大きい。
しかも岩村城には、信長の五男・御坊丸(七歳)が養子として入っていたので、武田の人質にされてしまう。
あまりのショックに、信長は上杉謙信に泣き言を書き連ねて送る。
信長「武田信玄は、前代未聞の無道で、侍の義理も知りません。勝手過ぎます。話になりません」
謙信「知っているよ」
信長「永遠に義絶するのも、当然です。転生しても仲直りはしません」
謙信「もう遅い」
泣きつかれても、上杉謙信は北条家と戦い、他国に援軍を送る余裕はない。
その形に整えたからこそ、武田信玄は進撃を開始したのだ。
信長がショックを連続で受ける中、徳川軍が抵抗を続けて武田軍の進軍速度を遅らせる。
戦国時代最強の評価を受ける武田信玄の軍勢三万(勝率94%)を、徳川家康の軍勢八千が、自国領内で戦う地の利を活かして辛うじて持ち堪えている。
今こそ約束通り、織田が徳川に援軍を送るべき時が来たのだが、ここで織田家中が揉める。
「自分が行きます。兵を二万ください」
金森可近が、竹ちゃんを助けに行こうと、ノリノリである。
だが、今の織田軍は、朝倉・浅井・石山本願寺・松永・三好・その他アンチ信長勢力に囲まれて、たいした兵力を割けない。
そこいら辺を考慮して、可近は二万の兵数を提示する。
「出し渋ったり、約束を反故にするようなら、徳川が武田に降ってしまいますが?」
可近が嫌な目で、信長に追い込みをかける。
「二万くださいよ~、行かせてくださいよ~、みんなで幸せになろうよ~」
「うるさ~い! 半端な兵力を小出しにするくらいなら…」
「四万を率いて、殿自らが出陣しましょう」
可近は、信長包囲網の中で、三河まで動かせる最大の兵数を提示する。
「織田軍四万&徳川軍八千で勝てないようなら、諦めて降伏しましょう」
「しない」
武田信玄に勝てる気は全然しないのに、戦いを放棄しない信長が、意地を見せる。
「戦うなら、武田が徳川と当たって、兵を損なった後だぎゃあ」
信長に殴りかかろうとする可近を、馬廻が包囲して引き剥がし、間に入る。
信長は徳川に出す援軍を、五千と定めた。
ケチである。
しかも率いるのは、退き戦で有名な佐久間信盛。
形だけ援軍として参陣し、兵数を損なわずに帰陣する気にしか受け取れない采配である。
こんな消極的でいいのか? 離反されるぞ、いや仕方ない戦力を温存しようと論争が起きる中、翌月の十二月。
三方ヶ原で、徳川軍が武田軍に大敗する。
援軍に行って帰って来た佐久間信盛からの報告では、徳川軍は数千の将兵を失ったのに対し、武田の方は主力を温存したまま勝ったので、戦力は変わりないと知らされた。
徳川家康は無事に戦場から逃れたが、手持ちの兵力が五千では、もう武田軍三万を足止めする事も不可能だろう。
ちなみに武田軍には、勝ち馬に乗ろうと追加参陣する武将も増え、徳川軍と戦う前より兵数が増えてしまっている。
「もうどうなってもいいや」
信長は腹を決めて、岐阜での決戦を覚悟する。
織田軍にとっては幸いな事に、信長包囲網は、武田信玄の快進撃を知らされて、緩んだ。
戦国最強のビックボスが来てくれるのに、わざわざ信長と戦わなくても、勝ち組なのである。
めっちゃ油断して、包囲しているのに真剣に戦わない勢力が多かった。
元亀四年(1573年)一月。
快調に進撃を続ける武田軍は、三河の野田城を包囲して、動きを止めた。
野田城は秀逸な水堀に囲まれており、大軍でも攻略は長引くと予測されたが、それにしても動きが完全に止まっている。
その動きに不気味さを感じる中、武田信玄から織田信長宛に、手紙が届く。
反応に困る内容だったので、信長は可近を呼んだ。
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