11 / 36
話すと決めたから feat.ジュン
あの日あった事
しおりを挟む
アキラさんに話そう。寝るまでは迷いや連絡先交換出来た嬉しさに浮き足立って居たけれど。
朝、目覚めてそう決心が着いていた。
蟠りが残ったままだと前へ進めない。アキラさんの好みが俺で無くても!俺は落とす!!
付き合いたい。
改めてスマホのやり取りをして思った。
友達じゃ無くてこの人と付き合いたい。
その為にはリセットしないと自分の気持ちが落ち着かない。
好きな人に隠し事をしたくない。
俺はそんな関係を築きたい。
コンビニ弁当持参のアキラさん。
嬉しい。
こう言うの本当に幸せを感じる。
2人で借りてたDVDを見て恋人同士みたいな時間を過ごす。
ずっとこんな事したかった。
俺がもっとあの時、抵抗してたら?ヒロさんに逆らえてたら。
5年前からこんな幸せな時を過ごせて居たかもしれないのに。
いや?好みじゃ無くて失恋してたかもしれないけどね。
帰ろうとするアキラさんを呼び止めて俺は話そうと決めた。
回りくどいけれど色々確認した。
そして、女々しいけれど嫌わないで。キレないでと訴えた。
いや、本当に女々しいです。嫌われたくないんだ。
ヒロさんの職業を話すと本気でびっくりしていた。
そう、優しいと思っていたヒロさんが原因の一つなんだよね。
そして鬼門・・・。
元彼さんからのメールの話。
アキラさんの顔は強ばってしまって無言になってしまった。
「元彼さんは携帯をチェックしてたんじゃないかな。それで俺と沢山やり取りしていたから俺にメールが来たんだと思う。」
アキラさんの顔は険しくて酷く苛立って居るのが手に取る様に解った。キレないでって言ったのにー!
「・・・内容は?メールの内容。」
アキラさん・・怒っているけど。
此処で言わなきゃまた振り出し。
「ギルドの悪口。ゲームの悪口。仲良くするなとか。」
アキラさん顔引き攣ってる。
「・・・アキラさんの性癖も。」
アキラさんは目を閉じて唇を噛み締めたかと思うと立ち上がった。
「解った。今日はもう帰る。ジュン!ごめん。ちょっとその話はまたにしよう。」
「いや、待ってって!怒らないって約束したよね?」
慌てて手を掴んで引き止めた。
「怒ってない。俺は・・・ゲイだよ。ごめん。」
力強いって。
逃げるアキラさんの手を必死で掴んだ。
「ゲイだと解ってても俺はアキラさんに会いたかったの!!」
あーもー。本当にアキラさん早とちりだし暴走するし!解ってて会ってるやん!!
そう言うとアキラさんの足が止まった。
「俺がゲーム始めて直ぐって言ったよね。その頃はまだ個人的に連絡交換して無かったよ。」
自分は多分ゲイかバイだと思って居た5年前。
「そっか。うん。じゃあ、軽蔑してないって事?」
アキラさんは不安そうに聞いてきた。
「当たり前。俺も自分の性癖が解らないと思ってた時だったんだ。正直、男にも女にも興味わかなくて。だから最初から偏見は無かった。」
俺自身の当時の思いそのまま訴えた。
「アキラさん。座って。」
「解った。コーヒーもう一杯貰える?後、タバコ吸いたい。」
俺は頷いてコーヒーを入れ一緒に一服する事にした。
「そっか。彼奴が迷惑かけてたんだ。」
「俺は全部、無視してた。」
アキラさんは気分を落ち着かせるかの様にタバコを深く吸ってフーっと吐き出した。
「ゲームにハマる前から別れ話は出てたんだけど。」
アキラさんは首を掻きながら俺とは視線を合わせない。
「その時、アキラさんに言えば良かったのかな。でも、言えなくて俺、争い事を避ける傾向が自分にあってさ。」
俺もその時点で相談すれば良かったんだろうと思う。
好きになる前だったら。
解決したかもしれない。でも、好きになると益々言えなくて。
「続き話して良い?」
「良いよ。ごめんね。こんな奴でさ。」
アキラさんはタバコの火を消して漸く俺の顔を見てくれた。
「盆休みに会った日。本当に楽しかった。また、遊びに行きたいと思った。それは本当だからね。」
念を押す。
「この後の話は全部、俺が弱いせい。」
アキラさんは少し首を傾げたが軽く頷いた。
あの日。
アキラさんとお茶した後の話だ。
須佐さんから電話が掛かってきて須佐さんの店に行った。
店には須佐さんだけでなくガールズバーのバイトの女の子も3人居た。
まだお客さんは居らずカウンター内に女の子達、客席に須佐さんが1人座って居て酒を飲んでいた。
俺を見るなり須佐さんは眉間に皺を寄せて不機嫌そうな顔をした。
俺・・・何をやらかした?!!
軽く冷や汗が出た。
「大濠君さあ?アキラとリア友になったって言ってたよね?」
怪訝そうな威圧感のある声に俺はビビりながら頷いた。
「知らないからリア友になったんだよね?教えてあげるよ。アキラってゲイだってさ。キモー!」
カクテルをキュッと一気に飲み干した須佐さんは俺の顔を見てニヤっと笑った。
知ってると言えなかった。知ってて今日会ったと言えなかった。
「まじでー?キモイじゃん!大濠さんもゲイ友?」
バイトの女の子達が揶揄う様に笑ってバカにした様な目で俺を見る。
は?何この状況?
さらに背中に冷ややかな汗が伝うのを感じた。
「ほら?見てよこのメール!本当に迷惑極まりない。気持ち悪い!」
須佐さんはスマホを見せてくれた。
その画面にはゲーム内メール。
アキラさんの元彼・・・。退会した奴は性懲りも無くまた復活していて。
寄りによってヒロさんに・・須佐さんに俺に送った様なメールを何通も送っていた。
顔を引き攣らせながら必死で考えた。
「うわ・・。単なる嘘の嫌がらせじゃないんですかね?」
誤魔化せ。
誤魔化せ!
「いやー?これあまりにリアルだもの。」
須佐さんはそう言った。俺と違ってヒロさんはやり取りをして文句を書き連ねたメールを送ったりそれに対する暴言と暴露のメールが最後のメールだった。
「ゲームは楽しくなくちゃ。」
須佐さんは苦笑いをして目の前でアキラさんと友達を解除しブロックしていた。
「さっ。スマホ出して。」
須佐さんの威圧に俺の顔は明らかに歪んでいたと思う。
「何するんですか?」
横に座れ!と促されて仕方なく座った。
それから会社の取引を打ち切る?
大濠君もゲイなの?
違うよねー?
ムカつく・・・。
須佐さんはそんな事言ってたかなあ。
俺はゲームを退会させられた。
「ほら、連絡先も削除しなよ。」
ニヤニヤ笑う須佐さんの目の前で全て削除した。
朝、目覚めてそう決心が着いていた。
蟠りが残ったままだと前へ進めない。アキラさんの好みが俺で無くても!俺は落とす!!
付き合いたい。
改めてスマホのやり取りをして思った。
友達じゃ無くてこの人と付き合いたい。
その為にはリセットしないと自分の気持ちが落ち着かない。
好きな人に隠し事をしたくない。
俺はそんな関係を築きたい。
コンビニ弁当持参のアキラさん。
嬉しい。
こう言うの本当に幸せを感じる。
2人で借りてたDVDを見て恋人同士みたいな時間を過ごす。
ずっとこんな事したかった。
俺がもっとあの時、抵抗してたら?ヒロさんに逆らえてたら。
5年前からこんな幸せな時を過ごせて居たかもしれないのに。
いや?好みじゃ無くて失恋してたかもしれないけどね。
帰ろうとするアキラさんを呼び止めて俺は話そうと決めた。
回りくどいけれど色々確認した。
そして、女々しいけれど嫌わないで。キレないでと訴えた。
いや、本当に女々しいです。嫌われたくないんだ。
ヒロさんの職業を話すと本気でびっくりしていた。
そう、優しいと思っていたヒロさんが原因の一つなんだよね。
そして鬼門・・・。
元彼さんからのメールの話。
アキラさんの顔は強ばってしまって無言になってしまった。
「元彼さんは携帯をチェックしてたんじゃないかな。それで俺と沢山やり取りしていたから俺にメールが来たんだと思う。」
アキラさんの顔は険しくて酷く苛立って居るのが手に取る様に解った。キレないでって言ったのにー!
「・・・内容は?メールの内容。」
アキラさん・・怒っているけど。
此処で言わなきゃまた振り出し。
「ギルドの悪口。ゲームの悪口。仲良くするなとか。」
アキラさん顔引き攣ってる。
「・・・アキラさんの性癖も。」
アキラさんは目を閉じて唇を噛み締めたかと思うと立ち上がった。
「解った。今日はもう帰る。ジュン!ごめん。ちょっとその話はまたにしよう。」
「いや、待ってって!怒らないって約束したよね?」
慌てて手を掴んで引き止めた。
「怒ってない。俺は・・・ゲイだよ。ごめん。」
力強いって。
逃げるアキラさんの手を必死で掴んだ。
「ゲイだと解ってても俺はアキラさんに会いたかったの!!」
あーもー。本当にアキラさん早とちりだし暴走するし!解ってて会ってるやん!!
そう言うとアキラさんの足が止まった。
「俺がゲーム始めて直ぐって言ったよね。その頃はまだ個人的に連絡交換して無かったよ。」
自分は多分ゲイかバイだと思って居た5年前。
「そっか。うん。じゃあ、軽蔑してないって事?」
アキラさんは不安そうに聞いてきた。
「当たり前。俺も自分の性癖が解らないと思ってた時だったんだ。正直、男にも女にも興味わかなくて。だから最初から偏見は無かった。」
俺自身の当時の思いそのまま訴えた。
「アキラさん。座って。」
「解った。コーヒーもう一杯貰える?後、タバコ吸いたい。」
俺は頷いてコーヒーを入れ一緒に一服する事にした。
「そっか。彼奴が迷惑かけてたんだ。」
「俺は全部、無視してた。」
アキラさんは気分を落ち着かせるかの様にタバコを深く吸ってフーっと吐き出した。
「ゲームにハマる前から別れ話は出てたんだけど。」
アキラさんは首を掻きながら俺とは視線を合わせない。
「その時、アキラさんに言えば良かったのかな。でも、言えなくて俺、争い事を避ける傾向が自分にあってさ。」
俺もその時点で相談すれば良かったんだろうと思う。
好きになる前だったら。
解決したかもしれない。でも、好きになると益々言えなくて。
「続き話して良い?」
「良いよ。ごめんね。こんな奴でさ。」
アキラさんはタバコの火を消して漸く俺の顔を見てくれた。
「盆休みに会った日。本当に楽しかった。また、遊びに行きたいと思った。それは本当だからね。」
念を押す。
「この後の話は全部、俺が弱いせい。」
アキラさんは少し首を傾げたが軽く頷いた。
あの日。
アキラさんとお茶した後の話だ。
須佐さんから電話が掛かってきて須佐さんの店に行った。
店には須佐さんだけでなくガールズバーのバイトの女の子も3人居た。
まだお客さんは居らずカウンター内に女の子達、客席に須佐さんが1人座って居て酒を飲んでいた。
俺を見るなり須佐さんは眉間に皺を寄せて不機嫌そうな顔をした。
俺・・・何をやらかした?!!
軽く冷や汗が出た。
「大濠君さあ?アキラとリア友になったって言ってたよね?」
怪訝そうな威圧感のある声に俺はビビりながら頷いた。
「知らないからリア友になったんだよね?教えてあげるよ。アキラってゲイだってさ。キモー!」
カクテルをキュッと一気に飲み干した須佐さんは俺の顔を見てニヤっと笑った。
知ってると言えなかった。知ってて今日会ったと言えなかった。
「まじでー?キモイじゃん!大濠さんもゲイ友?」
バイトの女の子達が揶揄う様に笑ってバカにした様な目で俺を見る。
は?何この状況?
さらに背中に冷ややかな汗が伝うのを感じた。
「ほら?見てよこのメール!本当に迷惑極まりない。気持ち悪い!」
須佐さんはスマホを見せてくれた。
その画面にはゲーム内メール。
アキラさんの元彼・・・。退会した奴は性懲りも無くまた復活していて。
寄りによってヒロさんに・・須佐さんに俺に送った様なメールを何通も送っていた。
顔を引き攣らせながら必死で考えた。
「うわ・・。単なる嘘の嫌がらせじゃないんですかね?」
誤魔化せ。
誤魔化せ!
「いやー?これあまりにリアルだもの。」
須佐さんはそう言った。俺と違ってヒロさんはやり取りをして文句を書き連ねたメールを送ったりそれに対する暴言と暴露のメールが最後のメールだった。
「ゲームは楽しくなくちゃ。」
須佐さんは苦笑いをして目の前でアキラさんと友達を解除しブロックしていた。
「さっ。スマホ出して。」
須佐さんの威圧に俺の顔は明らかに歪んでいたと思う。
「何するんですか?」
横に座れ!と促されて仕方なく座った。
それから会社の取引を打ち切る?
大濠君もゲイなの?
違うよねー?
ムカつく・・・。
須佐さんはそんな事言ってたかなあ。
俺はゲームを退会させられた。
「ほら、連絡先も削除しなよ。」
ニヤニヤ笑う須佐さんの目の前で全て削除した。
0
あなたにおすすめの小説
ふた想い
悠木全(#zen)
BL
金沢冬真は親友の相原叶芽に思いを寄せている。
だが叶芽は合コンのセッティングばかりして、自分は絶対に参加しなかった。
叶芽が合コンに来ない理由は「酒」に関係しているようで。
誘っても絶対に呑まない叶芽を不思議に思っていた冬真だが。ある日、強引な先輩に誘われた飲み会で、叶芽のちょっとした秘密を知ってしまう。
*基本は叶芽を中心に話が展開されますが、冬真視点から始まります。
(表紙絵はフリーソフトを使っています。タイトルや作品は自作です)
初恋ミントラヴァーズ
卯藤ローレン
BL
私立の中高一貫校に通う八坂シオンは、乗り物酔いの激しい体質だ。
飛行機もバスも船も人力車もダメ、時々通学で使う電車でも酔う。
ある朝、学校の最寄り駅でしゃがみこんでいた彼は金髪の男子生徒に助けられる。
眼鏡をぶん投げていたため気がつかなかったし何なら存在自体も知らなかったのだが、それは学校一モテる男子、上森藍央だった(らしい)。
知り合いになれば不思議なもので、それまで面識がなかったことが嘘のように急速に距離を縮めるふたり。
藍央の優しいところに惹かれるシオンだけれど、優しいからこそその本心が掴みきれなくて。
でも想いは勝手に加速して……。
彩り豊かな学校生活と夏休みのイベントを通して、恋心は芽生え、弾んで、時にじれる。
果たしてふたりは、恋人になれるのか――?
/金髪顔整い×黒髪元気時々病弱/
じれたり悩んだりもするけれど、王道満載のウキウキハッピハッピハッピーBLです。
集まると『動物園』と称されるハイテンションな友人たちも登場して、基本騒がしい。
◆毎日2回更新。11時と20時◆
花形スタァの秘密事
和泉臨音
BL
この国には花形と呼ばれる職業がある。人々を魔物から守る特務隊と人々の心を潤す歌劇団だ。
男ばかりの第三歌劇団に所属するシャクナには秘密にしていることがあった。それは幼いころ魔物から助けてくれた特務隊のイワンの大ファンだということ。新聞記事を見ては「すき」とつぶやき、二度と会うことはないと気軽に想いを寄せていた。
しかし魔物に襲われたシャクナの護衛としてイワンがつくことになり、実物のイワンが目の前に現れてしまうのだった。
※生真面目な特務隊員×ひねくれ歌劇団員。魔物が体の中に入ったり出てきたりする表現や、戦闘したりしてるので苦手な方はご注意ください。
他サイトにも投稿しています。
イケメンに惚れられた俺の話
モブです(病み期)
BL
歌うことが好きな俺三嶋裕人(みしまゆうと)は、匿名動画投稿サイトでユートとして活躍していた。
こんな俺を芸能事務所のお偉いさんがみつけてくれて俺はさらに活動の幅がひろがった。
そんなある日、最近人気の歌い手である大斗(だいと)とユニットを組んでみないかと社長に言われる。
どんなやつかと思い、会ってみると……
好きな人がカッコ良すぎて俺はそろそろ天に召されるかもしれない
豆ちよこ
BL
男子校に通う棚橋学斗にはとってもとっても気になる人がいた。同じクラスの葛西宏樹。
とにかく目を惹く葛西は超絶カッコいいんだ!
神様のご褒美か、はたまた気紛れかは知らないけど、隣同士の席になっちゃったからもう大変。ついつい気になってチラチラと見てしまう。
そんな学斗に、葛西もどうやら気付いているようで……。
□チャラ王子攻め
□天然おとぼけ受け
□ほのぼのスクールBL
タイトル前に◆◇のマークが付いてるものは、飛ばし読みしても問題ありません。
◆…葛西視点
◇…てっちゃん視点
pixivで連載中の私のお気に入りCPを、アルファさんのフォントで読みたくてお引越しさせました。
所々修正と大幅な加筆を加えながら、少しづつ公開していこうと思います。転載…、というより筋書きが同じの、新しいお話になってしまったかも。支部はプロット、こちらが本編と捉えて頂けたら良いかと思います。
刺されて始まる恋もある
神山おが屑
BL
ストーカーに困るイケメン大学生城田雪人に恋人のフリを頼まれた大学生黒川月兎、そんな雪人とデートの振りして食事に行っていたらストーカーに刺されて病院送り罪悪感からか毎日お見舞いに来る雪人、罪悪感からか毎日大学でも心配してくる雪人、罪悪感からかやたら世話をしてくる雪人、まるで本当の恋人のような距離感に戸惑う月兎そんなふたりの刺されて始まる恋の話。
僕の王子様
くるむ
BL
鹿倉歩(かぐらあゆむ)は、クリスマスイブに出合った礼人のことが忘れられずに彼と同じ高校を受けることを決意。
無事に受かり礼人と同じ高校に通うことが出来たのだが、校内での礼人の人気があまりにもすさまじいことを知り、自分から近づけずにいた。
そんな中、やたらイケメンばかりがそろっている『読書同好会』の存在を知り、そこに礼人が在籍していることを聞きつけて……。
見た目が派手で性格も明るく、反面人の心の機微にも敏感で一目置かれる存在でもあるくせに、実は騒がれることが嫌いで他人が傍にいるだけで眠ることも出来ない神経質な礼人と、大人しくて素直なワンコのお話。
元々は、神経質なイケメンがただ一人のワンコに甘える話が書きたくて考えたお話です。
※『近くにいるのに君が遠い』のスピンオフになっています。未読の方は読んでいただけたらより礼人のことが分かるかと思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる