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第14話 錬成スキルで新しい剣を作り出す
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「はぁ……はぁ……はぁ」
幸いな事に、ダンジョンはそれなりに入り組んだ構造になっていた。倒すのはともかく、逃げ回るのであればあの巨大なゴーレム相手に後れを取る事はない。屈強ではあるが、決して俊敏な相手ではないからだ。
ソルは肩で息をしつつもダンジョンを逃げ回る。
そしてミスリルゴーレムの足音が遠のいた時、ソルは走るのをやめた。
「すうー……はぁー……」
そして深呼吸をし、呼吸を整える。だが、逃げたといっても状況は何も変わらない。全階層をクリアする以外の脱出方法がないこの裏ダンジョン『ゲヘナ』においては逃亡はその場凌ぎの手段に過ぎない。
本質的な意味で『逃げる』事は出来ないのだ。あのミスリルゴーレムが守護者(ガーディアン)のように第五階層を守っている以上は打倒しなければ活路などありえない。
どうする? ……ソルは考えた。
ソルにある最大の資産は今まで『ステータス変換』のスキルで向上させてきたステータス。そして獲得してきたスキル。さらには残っている『SP』が『300』。
そして考えることができる頭脳。そんなところである。
「……なんだ? これは?」
ソルの目の前には結晶(クリスタル)のようなものがあった。青色の結晶。
輝かしい結晶だ。もしかしたらこの裏ダンジョンで自然発生した天然の鉱物かもしれない。
ソルはSPを50支払い、補助系のスキルである『鑑定』スキルを習得する。
鑑定スキルとは文字通り、目の前のものを鑑定するスキルである。戦闘面では役に立たないが、様々な事を知る事ができ、それなりに便利なスキルである。
これで残るSPは『250』である。
「鑑定スキル、発動」
ソルは目の前の結晶を鑑定した。
対象名『蒼結晶(オーシャンクリスタル)』
説明文『非常に珍しい硬質な結晶で、強力な武器や防具の原材料として知られている。その硬さはアダマンタイトにも匹敵するとの事』
ソルは鑑定スキルで目の前の結晶の情報を知る事となる。
「……へー。結構珍しい結晶なんだな」
それに武器や防具の原材料になるくらい硬いのか。だが、この場には鍛冶師はいない。武器を作って貰わない事にはどうしようもない。原材料となる蒼結晶(オーシャンクリスタル)だけで闘うわけにもいかない。
待てよ。だが、ソルは思い出した。強化のスキルを習得した時の事を。ソルは習得できるスキルウィンドウを表示する。
鍛冶師系統の非戦闘系スキルに『錬成』というスキルがある。この錬成スキルは対象を思いのままの姿に変える。原材料さえあれば剣を作る事すら可能なのだ。
そして、その『錬成』スキルの習得に必要なSPは『200』だ。もはや手の届かないところにあるスキルではない。
迷うまでもなくソルはSPを『200』支払い、その『錬成』スキルを習得した。
早速使う。ソルは蒼結晶に手をかざす。
「『錬成』」
ソルは『錬成』スキルを使用した。
バチバチ。電流のようなエネルギーが蒼結晶に注がれていく。
そしていつの間にか、青結晶は一振りの剣になっていた。
「……いける」
試しに周りにあった岩石を斬ってみた。まるでバターをナイフで切るかのように滑らかに斬れた。
これだったらあのミスリルで出来たゴーレムが相手だとしても、遅れを取る事はないだろう。
ソルは満を持してミスリルゴーレムへと向かっていく。
◇
武器説明。
『クリスタルソード』
原材料蒼結晶から作られた剣。
攻撃力+100
補助効果なし。
幸いな事に、ダンジョンはそれなりに入り組んだ構造になっていた。倒すのはともかく、逃げ回るのであればあの巨大なゴーレム相手に後れを取る事はない。屈強ではあるが、決して俊敏な相手ではないからだ。
ソルは肩で息をしつつもダンジョンを逃げ回る。
そしてミスリルゴーレムの足音が遠のいた時、ソルは走るのをやめた。
「すうー……はぁー……」
そして深呼吸をし、呼吸を整える。だが、逃げたといっても状況は何も変わらない。全階層をクリアする以外の脱出方法がないこの裏ダンジョン『ゲヘナ』においては逃亡はその場凌ぎの手段に過ぎない。
本質的な意味で『逃げる』事は出来ないのだ。あのミスリルゴーレムが守護者(ガーディアン)のように第五階層を守っている以上は打倒しなければ活路などありえない。
どうする? ……ソルは考えた。
ソルにある最大の資産は今まで『ステータス変換』のスキルで向上させてきたステータス。そして獲得してきたスキル。さらには残っている『SP』が『300』。
そして考えることができる頭脳。そんなところである。
「……なんだ? これは?」
ソルの目の前には結晶(クリスタル)のようなものがあった。青色の結晶。
輝かしい結晶だ。もしかしたらこの裏ダンジョンで自然発生した天然の鉱物かもしれない。
ソルはSPを50支払い、補助系のスキルである『鑑定』スキルを習得する。
鑑定スキルとは文字通り、目の前のものを鑑定するスキルである。戦闘面では役に立たないが、様々な事を知る事ができ、それなりに便利なスキルである。
これで残るSPは『250』である。
「鑑定スキル、発動」
ソルは目の前の結晶を鑑定した。
対象名『蒼結晶(オーシャンクリスタル)』
説明文『非常に珍しい硬質な結晶で、強力な武器や防具の原材料として知られている。その硬さはアダマンタイトにも匹敵するとの事』
ソルは鑑定スキルで目の前の結晶の情報を知る事となる。
「……へー。結構珍しい結晶なんだな」
それに武器や防具の原材料になるくらい硬いのか。だが、この場には鍛冶師はいない。武器を作って貰わない事にはどうしようもない。原材料となる蒼結晶(オーシャンクリスタル)だけで闘うわけにもいかない。
待てよ。だが、ソルは思い出した。強化のスキルを習得した時の事を。ソルは習得できるスキルウィンドウを表示する。
鍛冶師系統の非戦闘系スキルに『錬成』というスキルがある。この錬成スキルは対象を思いのままの姿に変える。原材料さえあれば剣を作る事すら可能なのだ。
そして、その『錬成』スキルの習得に必要なSPは『200』だ。もはや手の届かないところにあるスキルではない。
迷うまでもなくソルはSPを『200』支払い、その『錬成』スキルを習得した。
早速使う。ソルは蒼結晶に手をかざす。
「『錬成』」
ソルは『錬成』スキルを使用した。
バチバチ。電流のようなエネルギーが蒼結晶に注がれていく。
そしていつの間にか、青結晶は一振りの剣になっていた。
「……いける」
試しに周りにあった岩石を斬ってみた。まるでバターをナイフで切るかのように滑らかに斬れた。
これだったらあのミスリルで出来たゴーレムが相手だとしても、遅れを取る事はないだろう。
ソルは満を持してミスリルゴーレムへと向かっていく。
◇
武器説明。
『クリスタルソード』
原材料蒼結晶から作られた剣。
攻撃力+100
補助効果なし。
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