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第56話 銀髪の剣士レイの試合を観戦
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「ふむ……我の思った通りだ。奴はなかなかの手練れであったな」
「ああ……そうだな」
ソルは仮面剣士スカーレットの中身がクレアである事を知っていたので、別段驚きはなかった。だが、驚いた部分はある。彼女の剣技の成長っぷりである。
昔から彼女の剣技は凄まじい練度であった。女性であるにも関わらず、騎士団長も顔負けの剣の冴えであった。しかし、今の一戦を見た限り、その剣技に更なる磨きがかかっている。
そしてスキル継承の儀で授かった固有スキル『煉獄の加護』の効果だ。この効果は炎属性に対する防御手段となりうる。だが、それと両立しているのが炎属性による攻撃である。
この攻撃は『炎魔法(フレイム)』のスキルのようにMP消費をするわけではないのが大きな利点であった。
この固有スキル『煉獄の加護』の存在は相手によっては大変厄介に機能しうる。さっきのバルデスがそうだ。彼は慢心していた事もあるが、相性が最悪でもあった。あのクレア——もとい仮面剣士スカーレットを相手に炎属性の攻撃で攻めたのだから。仮に相手の特徴を知っていたとしても最終的には負けていただろうが、それでももう少し善戦したのではないか。
確かにナルシストで嫌味な奴ではあったが、そこまで弱い相手ではなかったであろう。
このように相手の情報を知っていて、それに対して対策を立てているかどうかで同じ強さでも結果には大きな開きが出るのであった。
敵を知り、己を知れば……というのはどの世界でも共通の格言である。敵の事を知っているか、己の事を知っているか、というのは非常に重要な要素であった。
「ふむ……あの小娘はどうやら炎属性を司っているようだ。だが、主人(マスター)よ。そなたならば、さっきの半裸男のような事にはなるまい。相手の弱点を責め立てて、優位に立って闘う事ができる。先ほどのような無様な結末にはなるまいて」
「弱点を責め立てて優位に立つ……ってなんか嫌な言い方だな」
「何を言っている! 敵の弱いところを叩くのは闘いの基本だ!」
バハムートは主張した。最もだ。彼女の言っている事は正しい。
――だが、彼女と闘いのはまだ先だ。準々決勝で当たる事になる。それよりもまずは目の前の敵を倒していく事が重要であった。
それよりも前に負けてしまったら意味がない。
「それは確かにそうだけど……今は次の対戦相手の事を考えないと……」
「うむ……それもそうだな。決して油断してはならぬ。油断していると足元を掬われるからな」
油断しまくった結果、ソルに足元を掬われたバハムートが言うと説得力しかない。
ソルとバハムートは引き続き、次の注目選手の試合を見ていく事になる。
「次の注目選手の試合は……Gブロックの第三試合か。これが最後のブロックになるな」
バハムートはそう解説をする。
「そうなのか……」
つまりは長かった第一回戦が終わり、第二回戦が始まる事になる。ソルの次の出番はもうすぐというわけだった。
次の対戦相手の事も気になるが、今のところはGブロックの注目選手の試合を見る事にする。
『さあ! 続きましてはGブロックの第三試合を始めます』
会場内に実況音が響く。
そして二人の剣士が闘技場ステージに立った。
『一人は優勝候補筆頭、この王国フレースヴェルグの騎士団長であるシグルド選手です!』
「団長! 頑張ってください!」
「ああ……任せてくれ」
屈強そうな騎士だった。フルプレートのアーマーを着た騎士は鈍重そうではあったが、防御力自体は高そうである。そして、手にしている剣もそれなりの名剣であろう。聖剣や魔剣程ではないが、それなりの一品である事が伺える。
「団長! 我々、フレースヴェルグ騎士団の力を存分に見せつけてください!」
騎士団長であるジグルドの応援に、他の騎士団員も駆け付けてきたようだ。クレアは王族という事で観戦が義務付けられているが、フレースヴェルグの関係者が出場を禁じられているわけでは別段ないようである。
『そして騎士団長であるシグルド選手と相対しますは全てが謎の一人の美少年——レイ選手です』
美しい銀髪の少年が姿を現す。人間離れした美貌の持ち主。先ほどのナルシストのような感じはなかった。ただ、寡黙なのだ。冷静沈着というか、あまり感情を表に出さないタイプであるように感じた。
彼もまた私服のようなラフな格好で防具の類を身に着けているようには見えなかった。
もしかしたら服の下に鎖帷子を仕込んでいるかもしれないが、それにしても軽装であった。
「貴様! 舐めているのか! 防具も身に着けずに我の剣に耐えられるとでも思っているのか!」
試合前——騎士団長ジグルドは憤った。
「別に……必要性のない相手に防具など必要がないだろう? 耐える云々以前に、どうせ当たらないのだからな」
「く、くそっ! 舐めおって! この鎧は重厚そうに見えるが魔法金属(ミスリル)で出来ている! その為、大した重さはないのだ! 決して我の動きは鈍重ではないのだぞ!」
「……それはいいから。剣を構えてよ。さっさと試合を始めよう」
両者が剣を構える。
『両者準備が整ったようです。それではこれよりGブロック第三試合を開始します!
!』
実況(アナウンス)が響き。
ゴン! またもや開始の鐘が鳴らされる。
『さあ! 始まりました! 一体両者はどんな闘いぶりを見せるのでしょうか!』
「はあああああああああああああああああああああああ! 私の怒りの一撃を食らうが良い! うおおおおおおおおおおお! フレースヴェルグ騎士団式! 騎士団長アタアアアアアアアアアアアアク!」
騎士団長ジグルドは言葉通り、意外に俊敏な動きで銀髪剣士レイに襲い掛かる。
しかし、レイはジグルドの速度を圧倒する速度で、攻撃を回避した。
「遅いよ……やっぱり」
「な、なんだと! だが、私の防具は魔法金属(ミスリル)で出来ている! 一撃や二撃なら耐えれるはずだ!」
「だといいね……耐えられるように神に祈ってなよ」
銀髪剣士レイは薄く微笑み、そして剣を振るった。黒い魔剣のような剣だ。
「な! なに! ぐわあああああああああああああああああああああ!」
銀髪剣士レイの攻撃により、騎士団長ジグルドは吹き飛んだ。一撃で場外まで飛ばされた。ジグルドは団員達がいる応援席にドーンと直撃したのだ。
「だ、団長!」
ジグルドは口から泡を吐いていた。
「だ、ダメだ! 完全に意識がない! 治療班をすぐに! 回復魔法(ヒーリング)を! いや、それではダメかもしれない! 蘇生魔法(リザレクション)じゃないと!」
団員は大慌てだった。
『な、なんという圧勝でしょうか! 優勝候補と目されていたジグルド選手が一撃で倒されてしまいました! ジグルド選手には治療班が駆け付けています! Gブロック第三試合はレイ選手の勝利です! これにて第一回戦は終了しました! 引き続き第二試合を行っていきます!』
「な、なんて強さだ……」
観客(ギャラリー)は騒めき始めた。
「今まで強い奴は何人もいたが、一体誰が強いんだ?」
「ユグドラシル家のエドワード……そしてあの仮面剣士。さらには予想外の強さを発揮した『レベル0』のソル。そしてこの銀髪の剣士だ。一体、誰が一番強いんだ。そして誰がこの剣神武闘会に優勝し、『剣神』の称号を得るんだ?」
「わからねぇ。けど、一つだけわかってる事がある。最高に面白い武闘会になる事だけは間違いねぇなって事だな」
「それはちがいねぇな……」
熱戦に煽られて、闘技場(コロシアム)全体のボルテージが上がっていく。
熱くなっているその雰囲気の中、闘いの舞台は第二回戦以降へと移っていくのであった。
「ああ……そうだな」
ソルは仮面剣士スカーレットの中身がクレアである事を知っていたので、別段驚きはなかった。だが、驚いた部分はある。彼女の剣技の成長っぷりである。
昔から彼女の剣技は凄まじい練度であった。女性であるにも関わらず、騎士団長も顔負けの剣の冴えであった。しかし、今の一戦を見た限り、その剣技に更なる磨きがかかっている。
そしてスキル継承の儀で授かった固有スキル『煉獄の加護』の効果だ。この効果は炎属性に対する防御手段となりうる。だが、それと両立しているのが炎属性による攻撃である。
この攻撃は『炎魔法(フレイム)』のスキルのようにMP消費をするわけではないのが大きな利点であった。
この固有スキル『煉獄の加護』の存在は相手によっては大変厄介に機能しうる。さっきのバルデスがそうだ。彼は慢心していた事もあるが、相性が最悪でもあった。あのクレア——もとい仮面剣士スカーレットを相手に炎属性の攻撃で攻めたのだから。仮に相手の特徴を知っていたとしても最終的には負けていただろうが、それでももう少し善戦したのではないか。
確かにナルシストで嫌味な奴ではあったが、そこまで弱い相手ではなかったであろう。
このように相手の情報を知っていて、それに対して対策を立てているかどうかで同じ強さでも結果には大きな開きが出るのであった。
敵を知り、己を知れば……というのはどの世界でも共通の格言である。敵の事を知っているか、己の事を知っているか、というのは非常に重要な要素であった。
「ふむ……あの小娘はどうやら炎属性を司っているようだ。だが、主人(マスター)よ。そなたならば、さっきの半裸男のような事にはなるまい。相手の弱点を責め立てて、優位に立って闘う事ができる。先ほどのような無様な結末にはなるまいて」
「弱点を責め立てて優位に立つ……ってなんか嫌な言い方だな」
「何を言っている! 敵の弱いところを叩くのは闘いの基本だ!」
バハムートは主張した。最もだ。彼女の言っている事は正しい。
――だが、彼女と闘いのはまだ先だ。準々決勝で当たる事になる。それよりもまずは目の前の敵を倒していく事が重要であった。
それよりも前に負けてしまったら意味がない。
「それは確かにそうだけど……今は次の対戦相手の事を考えないと……」
「うむ……それもそうだな。決して油断してはならぬ。油断していると足元を掬われるからな」
油断しまくった結果、ソルに足元を掬われたバハムートが言うと説得力しかない。
ソルとバハムートは引き続き、次の注目選手の試合を見ていく事になる。
「次の注目選手の試合は……Gブロックの第三試合か。これが最後のブロックになるな」
バハムートはそう解説をする。
「そうなのか……」
つまりは長かった第一回戦が終わり、第二回戦が始まる事になる。ソルの次の出番はもうすぐというわけだった。
次の対戦相手の事も気になるが、今のところはGブロックの注目選手の試合を見る事にする。
『さあ! 続きましてはGブロックの第三試合を始めます』
会場内に実況音が響く。
そして二人の剣士が闘技場ステージに立った。
『一人は優勝候補筆頭、この王国フレースヴェルグの騎士団長であるシグルド選手です!』
「団長! 頑張ってください!」
「ああ……任せてくれ」
屈強そうな騎士だった。フルプレートのアーマーを着た騎士は鈍重そうではあったが、防御力自体は高そうである。そして、手にしている剣もそれなりの名剣であろう。聖剣や魔剣程ではないが、それなりの一品である事が伺える。
「団長! 我々、フレースヴェルグ騎士団の力を存分に見せつけてください!」
騎士団長であるジグルドの応援に、他の騎士団員も駆け付けてきたようだ。クレアは王族という事で観戦が義務付けられているが、フレースヴェルグの関係者が出場を禁じられているわけでは別段ないようである。
『そして騎士団長であるシグルド選手と相対しますは全てが謎の一人の美少年——レイ選手です』
美しい銀髪の少年が姿を現す。人間離れした美貌の持ち主。先ほどのナルシストのような感じはなかった。ただ、寡黙なのだ。冷静沈着というか、あまり感情を表に出さないタイプであるように感じた。
彼もまた私服のようなラフな格好で防具の類を身に着けているようには見えなかった。
もしかしたら服の下に鎖帷子を仕込んでいるかもしれないが、それにしても軽装であった。
「貴様! 舐めているのか! 防具も身に着けずに我の剣に耐えられるとでも思っているのか!」
試合前——騎士団長ジグルドは憤った。
「別に……必要性のない相手に防具など必要がないだろう? 耐える云々以前に、どうせ当たらないのだからな」
「く、くそっ! 舐めおって! この鎧は重厚そうに見えるが魔法金属(ミスリル)で出来ている! その為、大した重さはないのだ! 決して我の動きは鈍重ではないのだぞ!」
「……それはいいから。剣を構えてよ。さっさと試合を始めよう」
両者が剣を構える。
『両者準備が整ったようです。それではこれよりGブロック第三試合を開始します!
!』
実況(アナウンス)が響き。
ゴン! またもや開始の鐘が鳴らされる。
『さあ! 始まりました! 一体両者はどんな闘いぶりを見せるのでしょうか!』
「はあああああああああああああああああああああああ! 私の怒りの一撃を食らうが良い! うおおおおおおおおおおお! フレースヴェルグ騎士団式! 騎士団長アタアアアアアアアアアアアアク!」
騎士団長ジグルドは言葉通り、意外に俊敏な動きで銀髪剣士レイに襲い掛かる。
しかし、レイはジグルドの速度を圧倒する速度で、攻撃を回避した。
「遅いよ……やっぱり」
「な、なんだと! だが、私の防具は魔法金属(ミスリル)で出来ている! 一撃や二撃なら耐えれるはずだ!」
「だといいね……耐えられるように神に祈ってなよ」
銀髪剣士レイは薄く微笑み、そして剣を振るった。黒い魔剣のような剣だ。
「な! なに! ぐわあああああああああああああああああああああ!」
銀髪剣士レイの攻撃により、騎士団長ジグルドは吹き飛んだ。一撃で場外まで飛ばされた。ジグルドは団員達がいる応援席にドーンと直撃したのだ。
「だ、団長!」
ジグルドは口から泡を吐いていた。
「だ、ダメだ! 完全に意識がない! 治療班をすぐに! 回復魔法(ヒーリング)を! いや、それではダメかもしれない! 蘇生魔法(リザレクション)じゃないと!」
団員は大慌てだった。
『な、なんという圧勝でしょうか! 優勝候補と目されていたジグルド選手が一撃で倒されてしまいました! ジグルド選手には治療班が駆け付けています! Gブロック第三試合はレイ選手の勝利です! これにて第一回戦は終了しました! 引き続き第二試合を行っていきます!』
「な、なんて強さだ……」
観客(ギャラリー)は騒めき始めた。
「今まで強い奴は何人もいたが、一体誰が強いんだ?」
「ユグドラシル家のエドワード……そしてあの仮面剣士。さらには予想外の強さを発揮した『レベル0』のソル。そしてこの銀髪の剣士だ。一体、誰が一番強いんだ。そして誰がこの剣神武闘会に優勝し、『剣神』の称号を得るんだ?」
「わからねぇ。けど、一つだけわかってる事がある。最高に面白い武闘会になる事だけは間違いねぇなって事だな」
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