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000 プロローグ
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そこは、神の住まう地にして魂の回帰するところ。
全知全能の神にして、万物の神であり、また父である。
その神の住処をこの世界に住む者は『ヴァルハラ』と呼ぶ。
ヴァルハラとは世界を監視しそれを管理するために造られた場所。もしくは世界を愛でるためのプライベート空間のようなものである。
そんな居住空間で今、黒いローブを着た男が大量に届いた荷物の山に辟易しつつ、涙目になりながら、それでも手を止めずに必死で仕事をしていた。
男というよりも青年といった方がしっくりと来るだろうか。白金を思わせるなめらかな光沢をたたえた銀の髪、眼帯をしているため片方の目の様子は伺うことができないが、天空を映したような青い瞳。色白な肌に細身の体躯。
現在行っている仕事を考えなければ、きっと絵になっただろう。
その青年、いったい何を必死でやっているのかというと、ずばり洗濯である。それも、たらいに水と洗濯板を使ってという昔ながらの方法だ。
ただし、彼が洗濯しているのはシャツやズボンでもなければもちろん下着でもない。
ひとつひとつ丁寧に、壊れ物を扱うかのような繊細な手つきでごしごしと汚れを落としていく。見た目は丸みを帯びて半ば透き通った見た目物体であり、触り心地はマシュマロのような弾力がある。
パチパチと微弱な静電気を帯びている様は正にエクトプラズマそのものだ。
何を言っているのかよく分からないって顔をしているね。コレは見る人によって形が違って見えるから仕方がない事でもある。人魂として見えたり、人の形を持って見えたり、それこそ見えなかったり。
しかし、ここは神の住まう神殿であり、見えないものも見える場所ということだ。見える、見えないはこの際置いておこう。捉える形が分かれているのは、そもそも魂の形は定まっていない為でもある。常に変化し続けていると言ってもいい。
魂は長く生きれば生きるほど中に含まれる情報量が増えていく。それこそ、それを直視しようものなら吐き気がするくらいの細かさ。
この情報のことを人は【アカシックレコード】と呼んでいる。まさに人生で体験したものや見たり覚えたりした記憶や個体の情報を記憶した情報体、それが魂というものだ。
魂の記憶と肉体の記憶もまた違ったものだけれど、それはまた別の話。
ほら、こうして説明している間に彼は魂を洗い上げて新しい世界に送るようだ。
洗い上げた魂は、真っ新で何も情報が残っていない。記憶も知識ももちろん意識も何もない白紙。新しい世界で次の生に向けて旅立っていく。輪廻転生という重要な世界のシステムを回すために彼はここで魂の洗濯を続けている。
そして、偶に世界を眺めて観賞する。神は基本的に世界に無干渉だ。神が世界に干渉する時といえば、ほんの気まぐれか、はたまた世界の滅亡か再生の時。
余程の事がない限りは、モニターを前に座って監視カメラでチェックをしているただの傍観者である。
一人で魂を洗いつづける彼は決して独り身ということはない。息子も娘もちゃんといる。
その神は荷物として送られた箱の中から、また一つ魂を取り出し、洗濯を始める。
まず始めにその人の歩んだ人生の記憶情報を洗剤でごしごしと落とす。
次に知識情報、意識を何度も濯いで泡を落とす。すると綺麗な空の魂が出来上がる。
あとは、次の転生先に魂を送り付け、落ちた世界で自然と情報が追加されて新たな命に魂が芽吹く。
それをただひたすら繰り返すのだ。彼が単調作業に飽きてきた頃を見計らったかのように、ここを訪ねるものがいた。
その人物はわたあめのように甘くふんわりとした雰囲気を纏い、純正のココアを思わせる柔らかなウェーブ状の髪を腰まで伸ばしている。
彼は彼女を愛おしげに見つめ、ヴァルハラの中へと招き入れた。
「お帰り。我が麗しの娘ヨルズ、来てくれて嬉しいよ。」
「この度はお招きいただき、感謝いたします我らが最高神オーディン様。」
「堅苦しいことは要らないよ、ヨルズ。ここには私と君だけだ。」
その言葉を待っていましたとばかりに、ヨルズはへにゃりと態度を崩した。
「ではお言葉に甘えましてお父様。ヨルズただ今帰りましたぁ。あ、お仕事中でしたね。」
「うん、最近とある世界で死後の世界である黄泉の世界が、容量オーバーになってしまってね。こっちで一部を受け持つことになったんだ。」
「あちゃ~、黄泉がオーバーってどんな天変地異ですか!」
「はは、なんだか人口爆発やら食料自給率がどうだの自然災害がなんとかって言っていたよ。」
「大変なんですねぇ。世界の管理をするのも…。」
遠い目をしながらヨルズはそのとばっちりを受けた自らの父を見る。
「だからこそ、ヨルズに来てもらったんだけどね。」
はぁ。と小さくため息をつく娘に苦笑しつつ、自らの仕事場へと案内した。オーディンに案内された部屋に入った瞬間、言葉を飲み込もうとして失敗したヨルズは叫んだ。
「って、なっ、なっ、なんですかこの部屋は!」
積み上がる箱の山は隙間なくぎっしりと……。
しかも絶妙なバランスで積み上げられて部屋を圧迫しており、申し訳程度の仕事スペースまでの道は一人がぎりぎり通れるくらいしかない。
その仕事道具もまた問題の一つであった。天井を埋め尽くす箱を再び見上げてこれらをこれからどう処理するか考えを巡らす。
「お父様、手洗いで洗濯なんていつの時代の人ですか。洗濯機を買いましょうよ…。」
娘にジト目で見られているにも関わらず、やれやれと肩をすくめてオーディンは悪びれもせずに告げた。
「とは言ってもね。なんせ機械類は僕が触るとな・ぜ・か・壊れちゃうから使えないのさ。」
「取扱い説明書見ましたか?」
「………。」
ふいっと目をそらす父に、これ以上の論議は無意味と悟ったヨルズはとっとと洗濯機の注文をしようと書斎へと向かった。
娘を仕事部屋から見送ったオーディンは先ほどの洗濯の続きを黙々と始める。
「さてと、綺麗に洗ってあげようね♪」
鼻歌交じりで魂を洗い始める。新たに箱から取り出した一つの魂。その人生情報をすっきりと洗い上げて、さて次のステップに進もうとしたその時、ヨルズがパタパタと音を立てて部屋へと戻ってきた。
「あ、お父様、この書類にサインを下さいませ。」
そう言い終わるか終わらないかの間際、何もない所で盛大に躓いたヨルズが箱の山にぶつかって…
「あっ」
危ないと言うよりも速く天井まで積み上げられた箱が絶妙なバランスを崩し―――
「ぎゃぁああああ!」
「きゃーお父様!ご、ごめんなさいぃ。」
ものの見事に生き埋めならぬ箱埋めとなったオーディンが洗っていた途中の魂は、するりと手から滑り落ち、いくつかの箱から飛び出した魂とともに世界に落ちて行った。
その事に二柱の神が気付いたのは、オーディンが箱の山から脱出して部屋を片付け終わってからであって、すでに世界に旅立った魂たちが新たな身体を得て定着した後の事だった。
本来の手順を得ていない魂たちは、それぞれ既にある肉体ある魂と交じり合い一つになった。
元の持ち主を凌駕する知識や記憶、意志によって塗りつぶしてしまったと言い換えても良い。魂たちの行方はそれぞれ同じ世界ではあったが、落ち着いた先の時間軸はバラバラであった。
あるものは生まれてすぐに目覚め、あるものはまだ幼い子供であった。
ルールを逸脱した魂、それぞれの行く末は神にも分からない。
この世界の定められた運命を打ち破る楔になるかもしれないし、イレギュラーゆえにその行動ひとつで世界を破壊に導くかもしれない。
自ら生み出したひとつの世界が未知のものになったという事実にオーディンは胸を躍らせた。
「ふふふっ、世界を監視する楽しみが増えたね。」
「ひゃわわぁ!ど、どうしましょう。」
くすくすと未来の見えなくなった未知の世界を思い笑う。楽しげなオーディンとは裏腹に、この原因を作ったヨルズは顔を青くしてひたすら父に頭を下げ続けるのであった。
そして、本来の運命とは違う未来を刻み始めた世界で、新たな生を受けた一つの命が産声を上げた。
「この世界の運命はすでに私の手を離れた。さぁ、僕の造り出した愛しい箱庭で君たちの物語を紡いでおくれ。」
未だ青くなったり白くなったりしているヨルズを慰めながら、オーディンは今日も世界を見守っている。
全知全能の神にして、万物の神であり、また父である。
その神の住処をこの世界に住む者は『ヴァルハラ』と呼ぶ。
ヴァルハラとは世界を監視しそれを管理するために造られた場所。もしくは世界を愛でるためのプライベート空間のようなものである。
そんな居住空間で今、黒いローブを着た男が大量に届いた荷物の山に辟易しつつ、涙目になりながら、それでも手を止めずに必死で仕事をしていた。
男というよりも青年といった方がしっくりと来るだろうか。白金を思わせるなめらかな光沢をたたえた銀の髪、眼帯をしているため片方の目の様子は伺うことができないが、天空を映したような青い瞳。色白な肌に細身の体躯。
現在行っている仕事を考えなければ、きっと絵になっただろう。
その青年、いったい何を必死でやっているのかというと、ずばり洗濯である。それも、たらいに水と洗濯板を使ってという昔ながらの方法だ。
ただし、彼が洗濯しているのはシャツやズボンでもなければもちろん下着でもない。
ひとつひとつ丁寧に、壊れ物を扱うかのような繊細な手つきでごしごしと汚れを落としていく。見た目は丸みを帯びて半ば透き通った見た目物体であり、触り心地はマシュマロのような弾力がある。
パチパチと微弱な静電気を帯びている様は正にエクトプラズマそのものだ。
何を言っているのかよく分からないって顔をしているね。コレは見る人によって形が違って見えるから仕方がない事でもある。人魂として見えたり、人の形を持って見えたり、それこそ見えなかったり。
しかし、ここは神の住まう神殿であり、見えないものも見える場所ということだ。見える、見えないはこの際置いておこう。捉える形が分かれているのは、そもそも魂の形は定まっていない為でもある。常に変化し続けていると言ってもいい。
魂は長く生きれば生きるほど中に含まれる情報量が増えていく。それこそ、それを直視しようものなら吐き気がするくらいの細かさ。
この情報のことを人は【アカシックレコード】と呼んでいる。まさに人生で体験したものや見たり覚えたりした記憶や個体の情報を記憶した情報体、それが魂というものだ。
魂の記憶と肉体の記憶もまた違ったものだけれど、それはまた別の話。
ほら、こうして説明している間に彼は魂を洗い上げて新しい世界に送るようだ。
洗い上げた魂は、真っ新で何も情報が残っていない。記憶も知識ももちろん意識も何もない白紙。新しい世界で次の生に向けて旅立っていく。輪廻転生という重要な世界のシステムを回すために彼はここで魂の洗濯を続けている。
そして、偶に世界を眺めて観賞する。神は基本的に世界に無干渉だ。神が世界に干渉する時といえば、ほんの気まぐれか、はたまた世界の滅亡か再生の時。
余程の事がない限りは、モニターを前に座って監視カメラでチェックをしているただの傍観者である。
一人で魂を洗いつづける彼は決して独り身ということはない。息子も娘もちゃんといる。
その神は荷物として送られた箱の中から、また一つ魂を取り出し、洗濯を始める。
まず始めにその人の歩んだ人生の記憶情報を洗剤でごしごしと落とす。
次に知識情報、意識を何度も濯いで泡を落とす。すると綺麗な空の魂が出来上がる。
あとは、次の転生先に魂を送り付け、落ちた世界で自然と情報が追加されて新たな命に魂が芽吹く。
それをただひたすら繰り返すのだ。彼が単調作業に飽きてきた頃を見計らったかのように、ここを訪ねるものがいた。
その人物はわたあめのように甘くふんわりとした雰囲気を纏い、純正のココアを思わせる柔らかなウェーブ状の髪を腰まで伸ばしている。
彼は彼女を愛おしげに見つめ、ヴァルハラの中へと招き入れた。
「お帰り。我が麗しの娘ヨルズ、来てくれて嬉しいよ。」
「この度はお招きいただき、感謝いたします我らが最高神オーディン様。」
「堅苦しいことは要らないよ、ヨルズ。ここには私と君だけだ。」
その言葉を待っていましたとばかりに、ヨルズはへにゃりと態度を崩した。
「ではお言葉に甘えましてお父様。ヨルズただ今帰りましたぁ。あ、お仕事中でしたね。」
「うん、最近とある世界で死後の世界である黄泉の世界が、容量オーバーになってしまってね。こっちで一部を受け持つことになったんだ。」
「あちゃ~、黄泉がオーバーってどんな天変地異ですか!」
「はは、なんだか人口爆発やら食料自給率がどうだの自然災害がなんとかって言っていたよ。」
「大変なんですねぇ。世界の管理をするのも…。」
遠い目をしながらヨルズはそのとばっちりを受けた自らの父を見る。
「だからこそ、ヨルズに来てもらったんだけどね。」
はぁ。と小さくため息をつく娘に苦笑しつつ、自らの仕事場へと案内した。オーディンに案内された部屋に入った瞬間、言葉を飲み込もうとして失敗したヨルズは叫んだ。
「って、なっ、なっ、なんですかこの部屋は!」
積み上がる箱の山は隙間なくぎっしりと……。
しかも絶妙なバランスで積み上げられて部屋を圧迫しており、申し訳程度の仕事スペースまでの道は一人がぎりぎり通れるくらいしかない。
その仕事道具もまた問題の一つであった。天井を埋め尽くす箱を再び見上げてこれらをこれからどう処理するか考えを巡らす。
「お父様、手洗いで洗濯なんていつの時代の人ですか。洗濯機を買いましょうよ…。」
娘にジト目で見られているにも関わらず、やれやれと肩をすくめてオーディンは悪びれもせずに告げた。
「とは言ってもね。なんせ機械類は僕が触るとな・ぜ・か・壊れちゃうから使えないのさ。」
「取扱い説明書見ましたか?」
「………。」
ふいっと目をそらす父に、これ以上の論議は無意味と悟ったヨルズはとっとと洗濯機の注文をしようと書斎へと向かった。
娘を仕事部屋から見送ったオーディンは先ほどの洗濯の続きを黙々と始める。
「さてと、綺麗に洗ってあげようね♪」
鼻歌交じりで魂を洗い始める。新たに箱から取り出した一つの魂。その人生情報をすっきりと洗い上げて、さて次のステップに進もうとしたその時、ヨルズがパタパタと音を立てて部屋へと戻ってきた。
「あ、お父様、この書類にサインを下さいませ。」
そう言い終わるか終わらないかの間際、何もない所で盛大に躓いたヨルズが箱の山にぶつかって…
「あっ」
危ないと言うよりも速く天井まで積み上げられた箱が絶妙なバランスを崩し―――
「ぎゃぁああああ!」
「きゃーお父様!ご、ごめんなさいぃ。」
ものの見事に生き埋めならぬ箱埋めとなったオーディンが洗っていた途中の魂は、するりと手から滑り落ち、いくつかの箱から飛び出した魂とともに世界に落ちて行った。
その事に二柱の神が気付いたのは、オーディンが箱の山から脱出して部屋を片付け終わってからであって、すでに世界に旅立った魂たちが新たな身体を得て定着した後の事だった。
本来の手順を得ていない魂たちは、それぞれ既にある肉体ある魂と交じり合い一つになった。
元の持ち主を凌駕する知識や記憶、意志によって塗りつぶしてしまったと言い換えても良い。魂たちの行方はそれぞれ同じ世界ではあったが、落ち着いた先の時間軸はバラバラであった。
あるものは生まれてすぐに目覚め、あるものはまだ幼い子供であった。
ルールを逸脱した魂、それぞれの行く末は神にも分からない。
この世界の定められた運命を打ち破る楔になるかもしれないし、イレギュラーゆえにその行動ひとつで世界を破壊に導くかもしれない。
自ら生み出したひとつの世界が未知のものになったという事実にオーディンは胸を躍らせた。
「ふふふっ、世界を監視する楽しみが増えたね。」
「ひゃわわぁ!ど、どうしましょう。」
くすくすと未来の見えなくなった未知の世界を思い笑う。楽しげなオーディンとは裏腹に、この原因を作ったヨルズは顔を青くしてひたすら父に頭を下げ続けるのであった。
そして、本来の運命とは違う未来を刻み始めた世界で、新たな生を受けた一つの命が産声を上げた。
「この世界の運命はすでに私の手を離れた。さぁ、僕の造り出した愛しい箱庭で君たちの物語を紡いでおくれ。」
未だ青くなったり白くなったりしているヨルズを慰めながら、オーディンは今日も世界を見守っている。
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