36 / 36
エピローグ~騒動の後で~
しおりを挟む
無事に元に戻ったリーフィアを見て、ほっと一息を付いたエドワードは、次の瞬間ふとある事に気が付き、愛しい婚約者を抱き寄せたまま硬直していた。
必死に回復するようにと集中していたので周囲へ意識が向かなかったのだ。
だからこそ、今の状況は公開処刑さながらの気分になっていた。
生暖かい視線を受けて固まるリーフィアとエドワード。
それを見届けて満足そうに去っていく者たち。
見られていたという恥ずかしい思いに二人は動けないままだった。
暫く硬直した後、リーフィアを部屋に休ませてやっとの思いで報告に向かったのだが、国王である父にも生暖かい目を向けられたエドワードは、居たたまれない気分に苛まれつつも、無事に戻ってきた事を報告する。
そして、魔王とリーフィアの友人だと名乗るスカーレットという魔族の件がどうなったのかを聞くことが出来た。
魔王は娘が人族に攫われたことを知り、死んだと思っていたようだ。
憎しみに駆られた魔王は長い時間をかけて人族を苦しめるという計画を実行したらしい。
だが、娘が戻ってきた上に人族の友人を作ってくるなど思いもよらなかったのだろう。
そして、偶然見つけた自分と同じ魔力量を持つリーフィアを傀儡にして自身の子を産ませる予定だったようだ。
魔族というのは魔力が釣り合わないと子が出来ない。
前妻はすでに寿命で命を落としている為、スカーレットが居なくなった時点で後継が居なかったことになる。
魔王についてはそういった背景を聞いても許せるものではないとエドワードは考えたのだが、国として国王である父が取ったのは二度と国を脅かさないという条件で今回の件を不問にするという事だった。
守られる保証はないが、魔王一人で全員が動けないほどの魔力を持っているのだ。
穏便に済ませる事が出来るならそれに越した事はないと言う理由と、リーフィアの友人となったスカーレットの存在がある為、今後は友好的に出来る可能性を考えてと言う事だった。
魔族の襲撃は終わった。
そして、この先は国を豊かに富ませることに集中するのだ。
父は国の中の不穏分子は今回の立件ですべて片付けてしまうつもりのようだ。
連座で処分されるのはメザリントの息がかかった者たち。
多くを失う事になるが、その分国は綺麗になるのだ。それは、この場にいた誰もが望むことだろう。
――――…
国が落ち着きを取り戻す頃には結婚式のラッシュが始まる。
学院を卒業するとこうした慶事があるので皆慌しい毎日を過ごす事になる。
第二王子とアーデル様は結局一旦婚約を破棄する事にしたらしい。
やはり一度破棄しようとしたものをそのままなし崩しにする訳にはいかなかったからだ。
第二王子が辺境へ飛ばされて5年頑張ったならアーデル様と再度婚約する事を許すと公爵と国王が取り決めたらしい。
かなり寛大な処置だが、これはアーデル様が第二王子を許したからこそだ。
そうでなければとっくにアーデル様は別の婚約者を選んで結婚していただろう。
第一王子であるアルバート・セインティア・アークス殿下は帝国の第一皇女とすでに婚約を交わしており来年には結婚する予定だ。
ルイスとカイルはそれぞれ国がもう少し落ち着いてからと結婚を先延ばしにするらしい。
かなりの数の貴族が関わっていた為、国の再編が終わってからというのだが、いつまでも待つなどできるわけではないので、半年と決めたらしいが、毎日慌しく過ごしている。
シリウスはこっちの食事が気に入ったと理由をつけて帝国に帰らずにこちらへ留まっている。
理由は明白。ミゼットを口説く為だ。
なんだかんだと言いながらも、ミゼットは少しずつシリウスの事が気になってきているようだ。
何かにつけては口説こうとするシリウスに初めは邪険にしていたミゼットだが最近は一緒に遠乗りに出たりする事も増えてきた。
リックはあれから妹の死を告げられたときはショックを受けていたのだが、すでに人ではない存在になっていたと理解し早々に頭を切り替えて騎士団に勤めている。
自分と同じような思いをする人が出ないように頑張っているようだ。
エルン兄様は無事に第二皇女との結婚を果たし、カイン兄様の片腕として領地に尽くしている。
意外と庶民的な第二皇女様だったようで、新しい生活に順応するのもかなり早かったらしい。
そして私たちはというと…。
「結婚おめでとう!」
皆に祝福されてエドワードと無事に結婚することになった。
エドワードは王族でありながらも臣下に下ると早々に決断した分、騎士団への配属が決まってからも慣れるのは早かった。
そして私は相変わらずアシュレイやアーシェの姿で影としての任務を行う事もある。
だが、その任務は本当に偶にしか回ってこない。
新婚という事でそういう風にしているのもあるかもしれないし、魔石を取り込んだ私を配慮しての事かもしれない。
以前リア・オーストンやギルドの職員のように砂になって消えてしまう。
その可能性を否定できないからだ。
だが、私はぴんぴんしているし、小竜であるジークムントも魔力的に特に変化がないので今のところ大丈夫だろう。
そもそも、自分の魔力以外を使うなんて事態が起こることがないのだから。
「エド……。」
「フィア。好きだ。」
誓いのキスと共に告げられた言葉にリーフィアも恥ずかしそうに応える。
「私もエドが好きよ。」
ぎゅっと抱きつくように腕を回したリーフィアの言葉に、なぜかエドワードが硬直する。
視線を合わせると真っ赤に染まったエドワードがそこに居た。
「えど?」
「やっと言ってくれた。」
「ふぇ?」
「好きって言葉、君の口からやっと聞けた。」
キョトンとして首を傾げるリーフィアの髪を指で梳くように何度も撫でる。
「愛しているリーフィア。君は僕の全てだ。」
「わたしも、愛しているわ。エド……大好き。」
腕をエドワードの首に回し、自ら唇を重ねるリーフィア。
ちゅっと可愛らしい音を立てて離すと驚いた表情のエドワードにふわりと笑みを見せる。
「っ……フィア。」
耳まで真っ赤に染まったエドワードはごくりとつばを飲み込むとリーフィアをそっと抱きしめた。
――――…
朝日がリーフィアを優しく起こす。隣にはエドワードが幸せそうに眠っている。
ぼんやりと座っているとふと先日からあった違和感が無くなっている事に気付いた。
魔王に魔石を体内に入れられた事を思い出したリーフィアはそっと心臓の辺りを押さえた。ソナーのように体の中に異常がないかを確認する。
「魔石が……消えた?」
先日まで確かにあった魔石の感覚がなくなっていた。
スカーレットに連絡すると簡単な答えが返ってきた。
人の体に魔石は異物だ。
だが、魔力が釣り合っていると体にしっかり吸収されるのだとか。
砂になった彼らは魔石が体に馴染まずに体のほうが崩壊してしまったらしい。
その分潤沢な魔力を持つ私は魔石が体に馴染んで魔石を超える魔力で中和したのだとか。
これで砂になって消える事はないと分かり安心したリーフィア。
そして魔石を取り込んだ分、魔力が以前よりも格段に増えていることに気付いた。
そして、私と交わったエドワードも魔力がかなり増えているようだ。
魔力が増えて困る事はないので問題はないのだが、増えた理由を考えるとなんとも恥ずかしい。
目を覚ましたエドワードは増えた魔力に驚いていたが、二人で朝食を問た後、私に口付けて騎士としての仕事に出かけていった。
私も魔石が無くなった事を報告に行かねばと身支度を整える。
こうして、いつも通りの日々に戻っていくのだ。
リーフィアはこの世界がゲームの世界の一部だと知っている。
だが、それはあくまで世界を知っているだけで、そこに生きる事にゲームなんて関係がない。
精一杯生きる。
リーフィアはエドワードと二人の道を歩みだした。
その先に何が待ち受けていようと前を向いて歩いていく。
『アークリアの聖なる乙女』そのゲームはすでに終わりを告げた。
そしてそれぞれの人生を歩んでいくのだ。
-END-
必死に回復するようにと集中していたので周囲へ意識が向かなかったのだ。
だからこそ、今の状況は公開処刑さながらの気分になっていた。
生暖かい視線を受けて固まるリーフィアとエドワード。
それを見届けて満足そうに去っていく者たち。
見られていたという恥ずかしい思いに二人は動けないままだった。
暫く硬直した後、リーフィアを部屋に休ませてやっとの思いで報告に向かったのだが、国王である父にも生暖かい目を向けられたエドワードは、居たたまれない気分に苛まれつつも、無事に戻ってきた事を報告する。
そして、魔王とリーフィアの友人だと名乗るスカーレットという魔族の件がどうなったのかを聞くことが出来た。
魔王は娘が人族に攫われたことを知り、死んだと思っていたようだ。
憎しみに駆られた魔王は長い時間をかけて人族を苦しめるという計画を実行したらしい。
だが、娘が戻ってきた上に人族の友人を作ってくるなど思いもよらなかったのだろう。
そして、偶然見つけた自分と同じ魔力量を持つリーフィアを傀儡にして自身の子を産ませる予定だったようだ。
魔族というのは魔力が釣り合わないと子が出来ない。
前妻はすでに寿命で命を落としている為、スカーレットが居なくなった時点で後継が居なかったことになる。
魔王についてはそういった背景を聞いても許せるものではないとエドワードは考えたのだが、国として国王である父が取ったのは二度と国を脅かさないという条件で今回の件を不問にするという事だった。
守られる保証はないが、魔王一人で全員が動けないほどの魔力を持っているのだ。
穏便に済ませる事が出来るならそれに越した事はないと言う理由と、リーフィアの友人となったスカーレットの存在がある為、今後は友好的に出来る可能性を考えてと言う事だった。
魔族の襲撃は終わった。
そして、この先は国を豊かに富ませることに集中するのだ。
父は国の中の不穏分子は今回の立件ですべて片付けてしまうつもりのようだ。
連座で処分されるのはメザリントの息がかかった者たち。
多くを失う事になるが、その分国は綺麗になるのだ。それは、この場にいた誰もが望むことだろう。
――――…
国が落ち着きを取り戻す頃には結婚式のラッシュが始まる。
学院を卒業するとこうした慶事があるので皆慌しい毎日を過ごす事になる。
第二王子とアーデル様は結局一旦婚約を破棄する事にしたらしい。
やはり一度破棄しようとしたものをそのままなし崩しにする訳にはいかなかったからだ。
第二王子が辺境へ飛ばされて5年頑張ったならアーデル様と再度婚約する事を許すと公爵と国王が取り決めたらしい。
かなり寛大な処置だが、これはアーデル様が第二王子を許したからこそだ。
そうでなければとっくにアーデル様は別の婚約者を選んで結婚していただろう。
第一王子であるアルバート・セインティア・アークス殿下は帝国の第一皇女とすでに婚約を交わしており来年には結婚する予定だ。
ルイスとカイルはそれぞれ国がもう少し落ち着いてからと結婚を先延ばしにするらしい。
かなりの数の貴族が関わっていた為、国の再編が終わってからというのだが、いつまでも待つなどできるわけではないので、半年と決めたらしいが、毎日慌しく過ごしている。
シリウスはこっちの食事が気に入ったと理由をつけて帝国に帰らずにこちらへ留まっている。
理由は明白。ミゼットを口説く為だ。
なんだかんだと言いながらも、ミゼットは少しずつシリウスの事が気になってきているようだ。
何かにつけては口説こうとするシリウスに初めは邪険にしていたミゼットだが最近は一緒に遠乗りに出たりする事も増えてきた。
リックはあれから妹の死を告げられたときはショックを受けていたのだが、すでに人ではない存在になっていたと理解し早々に頭を切り替えて騎士団に勤めている。
自分と同じような思いをする人が出ないように頑張っているようだ。
エルン兄様は無事に第二皇女との結婚を果たし、カイン兄様の片腕として領地に尽くしている。
意外と庶民的な第二皇女様だったようで、新しい生活に順応するのもかなり早かったらしい。
そして私たちはというと…。
「結婚おめでとう!」
皆に祝福されてエドワードと無事に結婚することになった。
エドワードは王族でありながらも臣下に下ると早々に決断した分、騎士団への配属が決まってからも慣れるのは早かった。
そして私は相変わらずアシュレイやアーシェの姿で影としての任務を行う事もある。
だが、その任務は本当に偶にしか回ってこない。
新婚という事でそういう風にしているのもあるかもしれないし、魔石を取り込んだ私を配慮しての事かもしれない。
以前リア・オーストンやギルドの職員のように砂になって消えてしまう。
その可能性を否定できないからだ。
だが、私はぴんぴんしているし、小竜であるジークムントも魔力的に特に変化がないので今のところ大丈夫だろう。
そもそも、自分の魔力以外を使うなんて事態が起こることがないのだから。
「エド……。」
「フィア。好きだ。」
誓いのキスと共に告げられた言葉にリーフィアも恥ずかしそうに応える。
「私もエドが好きよ。」
ぎゅっと抱きつくように腕を回したリーフィアの言葉に、なぜかエドワードが硬直する。
視線を合わせると真っ赤に染まったエドワードがそこに居た。
「えど?」
「やっと言ってくれた。」
「ふぇ?」
「好きって言葉、君の口からやっと聞けた。」
キョトンとして首を傾げるリーフィアの髪を指で梳くように何度も撫でる。
「愛しているリーフィア。君は僕の全てだ。」
「わたしも、愛しているわ。エド……大好き。」
腕をエドワードの首に回し、自ら唇を重ねるリーフィア。
ちゅっと可愛らしい音を立てて離すと驚いた表情のエドワードにふわりと笑みを見せる。
「っ……フィア。」
耳まで真っ赤に染まったエドワードはごくりとつばを飲み込むとリーフィアをそっと抱きしめた。
――――…
朝日がリーフィアを優しく起こす。隣にはエドワードが幸せそうに眠っている。
ぼんやりと座っているとふと先日からあった違和感が無くなっている事に気付いた。
魔王に魔石を体内に入れられた事を思い出したリーフィアはそっと心臓の辺りを押さえた。ソナーのように体の中に異常がないかを確認する。
「魔石が……消えた?」
先日まで確かにあった魔石の感覚がなくなっていた。
スカーレットに連絡すると簡単な答えが返ってきた。
人の体に魔石は異物だ。
だが、魔力が釣り合っていると体にしっかり吸収されるのだとか。
砂になった彼らは魔石が体に馴染まずに体のほうが崩壊してしまったらしい。
その分潤沢な魔力を持つ私は魔石が体に馴染んで魔石を超える魔力で中和したのだとか。
これで砂になって消える事はないと分かり安心したリーフィア。
そして魔石を取り込んだ分、魔力が以前よりも格段に増えていることに気付いた。
そして、私と交わったエドワードも魔力がかなり増えているようだ。
魔力が増えて困る事はないので問題はないのだが、増えた理由を考えるとなんとも恥ずかしい。
目を覚ましたエドワードは増えた魔力に驚いていたが、二人で朝食を問た後、私に口付けて騎士としての仕事に出かけていった。
私も魔石が無くなった事を報告に行かねばと身支度を整える。
こうして、いつも通りの日々に戻っていくのだ。
リーフィアはこの世界がゲームの世界の一部だと知っている。
だが、それはあくまで世界を知っているだけで、そこに生きる事にゲームなんて関係がない。
精一杯生きる。
リーフィアはエドワードと二人の道を歩みだした。
その先に何が待ち受けていようと前を向いて歩いていく。
『アークリアの聖なる乙女』そのゲームはすでに終わりを告げた。
そしてそれぞれの人生を歩んでいくのだ。
-END-
12
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(8件)
あなたにおすすめの小説
婚約破棄された悪役令嬢の心の声が面白かったので求婚してみた
夕景あき
恋愛
人の心の声が聞こえるカイルは、孤独の闇に閉じこもっていた。唯一の救いは、心の声まで真摯で温かい異母兄、第一王子の存在だけだった。
そんなカイルが、外交(婚約者探し)という名目で三国交流会へ向かうと、目の前で隣国の第二王子による公開婚約破棄が発生する。
婚約破棄された令嬢グレースは、表情一つ変えない高潔な令嬢。しかし、カイルがその心の声を聞き取ると、思いも寄らない内容が聞こえてきたのだった。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
婚約破棄された人たらし悪役令嬢ですが、 最強で過保護な兄たちと義姉に溺愛されています
由香
ファンタジー
婚約破棄のその日、
悪役令嬢リリアーナは――弁明すら、しなかった。
王太子と“聖女”に断罪され、すべてを失った彼女。
だがその裏で、王国最強と名高い三人の兄と、
冷静沈着な義姉が、静かに動き始めていた。
再検証によって暴かれる“聖女の嘘”。
広場で語られる真実。
そして、無自覚に人を惹きつけてしまう
リリアーナの優しさが、次々と味方を増やしていく――。
これは、
悪役令嬢として断罪された少女が、
「誰かの物語の脇役」ではなく、
自分自身の人生を取り戻す物語。
過保護すぎる兄たちと義姉に溺愛されながら、
彼女は静かに、そして確実に幸せへ向かっていく。
【完結済】破棄とか面倒じゃないですか、ですので婚約拒否でお願いします
紫
恋愛
水不足に喘ぐ貧困侯爵家の次女エリルシアは、父親からの手紙で王都に向かう。
王子の婚約者選定に関して、白羽の矢が立ったのだが、どうやらその王子には恋人がいる…らしい?
つまりエリルシアが悪役令嬢ポジなのか!?
そんな役どころなんて御免被りたいが、王サマからの提案が魅力的過ぎて、王宮滞在を了承してしまう。
報酬に目が眩んだエリルシアだが、無事王宮を脱出出来るのか。
王子サマと恋人(もしかしてヒロイン?)の未来はどうなるのか。
2025年10月06日、初HOTランキング入りです! 本当にありがとうございます!!(2位だなんて……いやいや、ありえないと言うか…本気で夢でも見ているのではないでしょーか……)
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
※作者創作の世界観です。史実等とは合致しない部分、異なる部分が多数あります。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
※実際に用いられる事のない表現や造語が出てきますが、御容赦ください。
※リアル都合等により不定期、且つまったり進行となっております。
※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
※まだまだ至らなかったり稚拙だったりしますが、生暖かくお許しいただければ幸いです。
※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
hiyo様
感想ありがとうございます(^ー^)
読みやすさは特に意識しているので嬉しいです!
婚約者がいるのに……というのは全くその通りですね。
自分の事しか見えていない上、怯えて行動できない人というのは、よくあるパターンではありますが王族の婚約者という立場において相応しくない人物でしたね。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました♪
叶望
naturalsoft様
いつもありがとうございます!
魔王のお仕置きはスカーレットに一任してあります。
エドワードがリーフィアを魔王に会わせる事を許さないでしょう。
キャラの動き、誉めて頂き嬉しいです。
登場人物が多いと書くのが難しいなぁと実感しています。
動かし足りない子も掘り下げ足りない子も多いので精進しなければ。
コミカルに読めるのが好きなので悲壮感が出ないのはそのせいかも(笑)
でもたまには涙が出るくらい感動的な作品も書いてみたいなぁと思ったりします。
最後までお読み頂きありがとうございました!
感想嬉しかったです♪
叶 望
naturalsoft様
始まってしまいました。
魅了について本編では具体的に説明していませんが、リーフィアと関わっている人はとある訓練を行っています。
魔法に対抗するなら魔力。
常に防御している為に魅了の効果を受け付けないという。
帝国のシリウス王子も身につけた地獄の訓練による成果が……。
感想ありがとうございました!
叶 望