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第三十九話 久しぶりの身体
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第三十九話 久しぶりの身体
セバスに渡されたイヤーカフスを耳に着け、魔力をながす。
身体が淡く光り出したと思ったら、猫の手が見る見る内に人の手へと変わって行った。
視線が低くなり、ゆったりと着ていたシャツはブカブカに。
落ちそうになるシャツとズボンを抑えた。
光りが収まり、自分の手を見てみた。
見慣れたはずの人の手なのに、違和感がある。それだけあの猫の身体に馴染んでいたんだろうな。
髪は腰まで長い薄桃色。洗うの大変そう・・・。
「ヒナしゃま、つるつる~」
「つるつる~」
「キュ~?」
「ヒナしゃま、ちぃさい~」
猫達に囲まれ、顔や腕に肉球が!プニプニプニプニ・・・はぅ、天国か!?
「どうしたの?」
口元を抑え、顔を背けるジロー。
もしかして、超ぶちゃいくとか!?
慌ててマジックバッグから手鏡を取り出し、自分の顔を確認する。
「う~ん、面影があるような、無いような?」
基になった顔は、むこうの世界での自分の顔だろう。薄桃色の獣耳と尻尾がある。
肌は透き通る様に綺麗になり、シミ一つ無い。
しかも、まるでトリミングされた様に可愛くなっている?年齢は二十代前半くらいか?
嬉しいような、複雑な気分だ。
あ、でも、この世界での美的感覚には合わないのかもしれない。
もしかしたら、直視できない程に・・・。
「ジロー?」
近付いてみると、ジローはかなり背が高かった。
私より、頭一つか二つ分大きいか。
ん?よく見ると、ジローの耳が赤い?
もしかして、笑いを堪えている?
「笑う程可笑しい顔ですかい」
「ち」
「違いますよ、ヒナ様。ヒナ様のあまりのお可愛らしさに、照れていらっしゃるだけかと」
あ、首まで赤くなった。
良かったぁ。
ほっと胸を一撫で。
「おっと」
服が大きすぎる。上も下もブカブカ。
クローゼットの中身は全部猫仕様だし、アイテムバッグの中身も人用の物は入っていない。
「セバス、扉出してくれる?」
「はい」
セバスに扉を出してもらい、鍵を使った。
「お、おい!?」
「クレスの所で洋服買ってくるね」
扉を開けると、クレスのお店に出た。
キョロキョロと見渡すと、いつもの少女と目が合った。
「あ、お久しぶり!クレス、いる?」
「え、あ・・・しょ、少々お待ちください!」
少女が慌てて店の奥へと走って行った。
「あ~、しまった」
今はいつもの猫じゃないんだった。
不審者だと思われたかも?
「おい、ヒナ!」
「あ、ジローも来たんだ」
服を買ったら帰ろうと思って、開けっ放しだった扉からジローが入って来た。
「ちょっと、何よカーナちゃん!」
「いいから、見て」
「見てって、何を・・・」
「クレス、おひさぁ」
固まるクレスに手を振る。もしかしたら、私だと分からないかも?
と思ったら、視界が反転。天井が見えた。
「へ?」
「カーナちゃん、後はお願い」
「はい」
どうやらクレスにお姫様抱っこされた様だ。
そして、景色がまるで線の様に過ぎ、気が付いたら違う場所にいた。
「???」
「ヒナちゃん、よね?」
「え?あ、うん。人型にうぇぇえ!」
クレスが壁に寄りかかり、そのままズルズルと床にへたり込んだ。
私を抱えたまま落とさないのは器用だけど、ちょっとびっくりした。
「想像より百倍可愛い」
「そ、そう?」
鏡を見て可愛いとは思ったけど、基が自分なだけに、ここまでの反応をされるとは思っていなかった。
「それで、今日は服を買いに来たんだ。人型用のは持ってなく、て!?」
むき出しの首筋に、クレスの顔が!髪がくすぐったい。
「クレス?もしかして、お疲れ?」
クレスとは、度々イヤーカフスで連絡を取り合っていた。
なので、彼が今とても忙しい事も知っている。
頭を撫でてあげると、ぴくっと動いた。
「こら、弱っている男にそういう事しない」
「ふふ、泣いちゃう?」
猫の時に何度か触った事のあるクレスの髪は、人の手で触ると一層柔らかく感じる。
頭を上げたクレスと間近で目が合った。
「惚れちゃう」
鼻が付きそうな程の距離に、一瞬ドキッとした瞬間、ゴン!と鈍い音がした。
「おお、悪い」
「ジロー・・・」
どうやらジローが扉を開け、その扉がクレスの頭を直撃したようだ。
「すみません、オーナー」
「・・・はぁ、良いわよ。この脳筋馬鹿エルフを止めるなんて、無理だもの」
そう言いながら、クレスが立たせてくれた。
彼もやっぱり背が高い。
なんか、悔しい。
「その姿って、固定なの?」
「ううん。このイヤーカフスを取れば、元の姿に戻るよ」
「じゃあ、これからは二種類のお洋服が必要ね!人型の方は猫ちゃん達と一緒に渡すとして、いつまでもその恰好じゃねぇ・・・」
「なんだよ」
「脳筋ムッツリ馬鹿エルフが狼男に種族変化しないように、お着替えしましょ」
「人の事言えんだろうが」
「お前と一緒にするな」
「あぁ?」
懐かしいな、この光景。
いつもなら止めに入るが、この背じゃちょっとね・・・。
「ヒナ様、こちらへ。馬鹿は放っておいて、お洋服を選びましょう」
「へ?あ、はい。お願いします」
二人を残してお店の方へと向かい、色々と見繕ってもらった。
しかも、ここには売っていない下着類も、試着している内にカーナが買ってきてくれた。
なんとも至れり尽くせり。
「ありがとう!本当に助かったよ!」
「お礼なら、私の方から」
「へ?」
「ヒナ様から頂いた品の数々と、それによりオーナーが未だかつてない程に仕事が捗っております」
よく見ると、少し疲れた顔をしているカーナ。
お店の運営と並行してクレスの補佐もしていると聞いている。
「カーナちゃん、これ」
「これは?」
「チョコレートっていうお菓子。クレスには内緒ね」
そう言って渡すと、カーナが少しだけ頬を緩めた。
「ありがとうございます」
思わず頭を撫でてしまった。猫達の頭を撫でるのが癖になっているようだ。
「ごめん、つい」
「いいえ。お気遣いなく」
う~ん、淡泊!
代金を支払って買った物をアイテムバッグに入れ、扉へと向かう。
クレスと言い合っていたジローに声を掛けると、「ふん!」と鼻を鳴らして戻って来た。
「じゃあな、クレス」
「くっ・・・」
「クレス、あんまり無理しないようにね」
「ありがとう、ヒナちゃん!そのお洋服、とってもよく似合っているわ!」
「ありがとう。じゃあ、またね」
クレスとカーナにお別れを言うと、ジローと一緒に島へと戻った。
「おかえりなさいませ、ヒナ様。とてもよくお似合いです」
「ただいま。ありがとう」
カーナに選んでもらった服はとても着心地が良く、シンプルで動きやすい。
今は、シャツと七分丈のオーバーオール。靴は自前だ。
「これで、普通の獣人に見える?」
「少し珍しい毛色ですが、獣人に見えます」
「じゃあ、町に行けるね!」
「キュ~?」
クロがどうしようかと迷うように近くで飛んでいる。
ああ、今までは肩にとまっていたけど、今の身体にはクロは大きいもんね。
「試しに、肩に乗ってみる?」
「キュウ」
恐る恐る私の肩にとまるクロ。あれ?思ったより大丈夫そう。デカいけど。
「姿が人寄りになると、身体能力も合わせて下がるんだよね?」
「はい。ですが、元々のヒナ様の身体能力が異じょ・・・かなり高いのでしょう」
「異常って言ったよね?」
「人に寄ったところで、そこらの獣人以上にあるかと」
スルーしたな。まぁ、納得してあげよう。
「まぁ、これで町に行く準備は出来たし!行くぞ、観光!」
「俺も行くからな」
「・・・え?」
「お・れ・も・い・く」
「・・・・・はい」
迫力に押されました。
そんな風に言わなくても、別に嫌とは言わないのになぁ・・・多分。
セバスに渡されたイヤーカフスを耳に着け、魔力をながす。
身体が淡く光り出したと思ったら、猫の手が見る見る内に人の手へと変わって行った。
視線が低くなり、ゆったりと着ていたシャツはブカブカに。
落ちそうになるシャツとズボンを抑えた。
光りが収まり、自分の手を見てみた。
見慣れたはずの人の手なのに、違和感がある。それだけあの猫の身体に馴染んでいたんだろうな。
髪は腰まで長い薄桃色。洗うの大変そう・・・。
「ヒナしゃま、つるつる~」
「つるつる~」
「キュ~?」
「ヒナしゃま、ちぃさい~」
猫達に囲まれ、顔や腕に肉球が!プニプニプニプニ・・・はぅ、天国か!?
「どうしたの?」
口元を抑え、顔を背けるジロー。
もしかして、超ぶちゃいくとか!?
慌ててマジックバッグから手鏡を取り出し、自分の顔を確認する。
「う~ん、面影があるような、無いような?」
基になった顔は、むこうの世界での自分の顔だろう。薄桃色の獣耳と尻尾がある。
肌は透き通る様に綺麗になり、シミ一つ無い。
しかも、まるでトリミングされた様に可愛くなっている?年齢は二十代前半くらいか?
嬉しいような、複雑な気分だ。
あ、でも、この世界での美的感覚には合わないのかもしれない。
もしかしたら、直視できない程に・・・。
「ジロー?」
近付いてみると、ジローはかなり背が高かった。
私より、頭一つか二つ分大きいか。
ん?よく見ると、ジローの耳が赤い?
もしかして、笑いを堪えている?
「笑う程可笑しい顔ですかい」
「ち」
「違いますよ、ヒナ様。ヒナ様のあまりのお可愛らしさに、照れていらっしゃるだけかと」
あ、首まで赤くなった。
良かったぁ。
ほっと胸を一撫で。
「おっと」
服が大きすぎる。上も下もブカブカ。
クローゼットの中身は全部猫仕様だし、アイテムバッグの中身も人用の物は入っていない。
「セバス、扉出してくれる?」
「はい」
セバスに扉を出してもらい、鍵を使った。
「お、おい!?」
「クレスの所で洋服買ってくるね」
扉を開けると、クレスのお店に出た。
キョロキョロと見渡すと、いつもの少女と目が合った。
「あ、お久しぶり!クレス、いる?」
「え、あ・・・しょ、少々お待ちください!」
少女が慌てて店の奥へと走って行った。
「あ~、しまった」
今はいつもの猫じゃないんだった。
不審者だと思われたかも?
「おい、ヒナ!」
「あ、ジローも来たんだ」
服を買ったら帰ろうと思って、開けっ放しだった扉からジローが入って来た。
「ちょっと、何よカーナちゃん!」
「いいから、見て」
「見てって、何を・・・」
「クレス、おひさぁ」
固まるクレスに手を振る。もしかしたら、私だと分からないかも?
と思ったら、視界が反転。天井が見えた。
「へ?」
「カーナちゃん、後はお願い」
「はい」
どうやらクレスにお姫様抱っこされた様だ。
そして、景色がまるで線の様に過ぎ、気が付いたら違う場所にいた。
「???」
「ヒナちゃん、よね?」
「え?あ、うん。人型にうぇぇえ!」
クレスが壁に寄りかかり、そのままズルズルと床にへたり込んだ。
私を抱えたまま落とさないのは器用だけど、ちょっとびっくりした。
「想像より百倍可愛い」
「そ、そう?」
鏡を見て可愛いとは思ったけど、基が自分なだけに、ここまでの反応をされるとは思っていなかった。
「それで、今日は服を買いに来たんだ。人型用のは持ってなく、て!?」
むき出しの首筋に、クレスの顔が!髪がくすぐったい。
「クレス?もしかして、お疲れ?」
クレスとは、度々イヤーカフスで連絡を取り合っていた。
なので、彼が今とても忙しい事も知っている。
頭を撫でてあげると、ぴくっと動いた。
「こら、弱っている男にそういう事しない」
「ふふ、泣いちゃう?」
猫の時に何度か触った事のあるクレスの髪は、人の手で触ると一層柔らかく感じる。
頭を上げたクレスと間近で目が合った。
「惚れちゃう」
鼻が付きそうな程の距離に、一瞬ドキッとした瞬間、ゴン!と鈍い音がした。
「おお、悪い」
「ジロー・・・」
どうやらジローが扉を開け、その扉がクレスの頭を直撃したようだ。
「すみません、オーナー」
「・・・はぁ、良いわよ。この脳筋馬鹿エルフを止めるなんて、無理だもの」
そう言いながら、クレスが立たせてくれた。
彼もやっぱり背が高い。
なんか、悔しい。
「その姿って、固定なの?」
「ううん。このイヤーカフスを取れば、元の姿に戻るよ」
「じゃあ、これからは二種類のお洋服が必要ね!人型の方は猫ちゃん達と一緒に渡すとして、いつまでもその恰好じゃねぇ・・・」
「なんだよ」
「脳筋ムッツリ馬鹿エルフが狼男に種族変化しないように、お着替えしましょ」
「人の事言えんだろうが」
「お前と一緒にするな」
「あぁ?」
懐かしいな、この光景。
いつもなら止めに入るが、この背じゃちょっとね・・・。
「ヒナ様、こちらへ。馬鹿は放っておいて、お洋服を選びましょう」
「へ?あ、はい。お願いします」
二人を残してお店の方へと向かい、色々と見繕ってもらった。
しかも、ここには売っていない下着類も、試着している内にカーナが買ってきてくれた。
なんとも至れり尽くせり。
「ありがとう!本当に助かったよ!」
「お礼なら、私の方から」
「へ?」
「ヒナ様から頂いた品の数々と、それによりオーナーが未だかつてない程に仕事が捗っております」
よく見ると、少し疲れた顔をしているカーナ。
お店の運営と並行してクレスの補佐もしていると聞いている。
「カーナちゃん、これ」
「これは?」
「チョコレートっていうお菓子。クレスには内緒ね」
そう言って渡すと、カーナが少しだけ頬を緩めた。
「ありがとうございます」
思わず頭を撫でてしまった。猫達の頭を撫でるのが癖になっているようだ。
「ごめん、つい」
「いいえ。お気遣いなく」
う~ん、淡泊!
代金を支払って買った物をアイテムバッグに入れ、扉へと向かう。
クレスと言い合っていたジローに声を掛けると、「ふん!」と鼻を鳴らして戻って来た。
「じゃあな、クレス」
「くっ・・・」
「クレス、あんまり無理しないようにね」
「ありがとう、ヒナちゃん!そのお洋服、とってもよく似合っているわ!」
「ありがとう。じゃあ、またね」
クレスとカーナにお別れを言うと、ジローと一緒に島へと戻った。
「おかえりなさいませ、ヒナ様。とてもよくお似合いです」
「ただいま。ありがとう」
カーナに選んでもらった服はとても着心地が良く、シンプルで動きやすい。
今は、シャツと七分丈のオーバーオール。靴は自前だ。
「これで、普通の獣人に見える?」
「少し珍しい毛色ですが、獣人に見えます」
「じゃあ、町に行けるね!」
「キュ~?」
クロがどうしようかと迷うように近くで飛んでいる。
ああ、今までは肩にとまっていたけど、今の身体にはクロは大きいもんね。
「試しに、肩に乗ってみる?」
「キュウ」
恐る恐る私の肩にとまるクロ。あれ?思ったより大丈夫そう。デカいけど。
「姿が人寄りになると、身体能力も合わせて下がるんだよね?」
「はい。ですが、元々のヒナ様の身体能力が異じょ・・・かなり高いのでしょう」
「異常って言ったよね?」
「人に寄ったところで、そこらの獣人以上にあるかと」
スルーしたな。まぁ、納得してあげよう。
「まぁ、これで町に行く準備は出来たし!行くぞ、観光!」
「俺も行くからな」
「・・・え?」
「お・れ・も・い・く」
「・・・・・はい」
迫力に押されました。
そんな風に言わなくても、別に嫌とは言わないのになぁ・・・多分。
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