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第百一話 空の旅のお土産
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第百一話 空の旅のお土産
「ひょぇぇぇ!と、とま!止まったぁ・・・」
きりっと飛び立ったのは良いけど、中々止まってくれずに焦った!
下っ腹がひゅっとなった。
一息ついて回りを見渡してみると、辺り一面雲の海。
本来なら生身で来るなど自殺行為でしかない高さだが、この身体のおかげか何ともない。
「綺麗だなぁ」
折角ここまで来たんだ。飛ぶぜ!
「ひゃっほ~い!」
暫く飛んで・・・飽きた。
景色は綺麗なんだけど、空と雲しかないし。
「雲の下に降りてみるか」
雲の中に突っ込むと、ちょっと寒かった。
「あれ?ここ・・・どこ?」
調子に乗って飛び回っていたら、島から離れてしまったようだ。
下は広大な森が広がっている。
見渡す限り、人工的な建物は無い。
「おぅ、迷子」
セバスに連絡してみるか、と思った時だった。
森にぽっかりと穴が開いたような場所が見えた。
「ちょっと行ってみよ」
村があるかもしれないし。
ちょっとワクワクしながら飛んで向かうと、森の穴は本当に穴だった。
縦穴の洞窟?洞窟で良いのか?
「探索っと。あれ?」
探索を掛けてみたが、底が分からない。
届いていないと言うよりは、邪魔されているような?
「とりあえず、行ってみるか」
ゆっくり穴の中へと降下していく。
上から見たら真っ暗だった穴の中も、入ってみると意外と明るい。
よく見ると、側面の所々に薄っすら光る苔が生えていた。
「少し貰って行こう」
小さい麻袋を取り出し、苔を少し取って入れた。
更に降下していくと、段々暗くなって来た。
「お、何かある」
やっと地面が見えたと思ったら、洞窟の真ん中に何かキラキラ光る物が見えた。
鉱石か何かかな?
「よっと」
地面に足が着くと、何となくホッとする。
「石だと思ったら、花だ」
小さなミニバラかな。一本の茎に、花が五倫咲いている。
でも、よく見ると花びらが透けているような?
鑑定を掛けてみると、「クリスタルローズ」と出た。
水晶のバラ?それとも、水晶化したバラ?
ゲームの中には無かったな。
蕾まで半透明だが、茎は普通の茎だ。ちゃんと土に根を張っているみたいだし、生きているんだよな?触ると割れそうで怖い。
じっと見ていると、花弁が一枚ハラリと落ちた。
花弁はふわりと地面に着くと、光の粒となって消えてしまった。
どうりで周りに枯れた花や花弁が落ちていないと思った。
となると、種は・・・あった。
花を中心に鑑定を掛けると、一粒だけ種が落ちていた。半透明の小さな種。
「島で育ってくれるかな?」
種をアイテムバッグに入れ、辺りを見渡した。
横穴等は何もない。まるで、この花の為だけの場所みたい。
置いておいた箒を拾い、そっとその場を後にした。
空に戻ると、セバスに連絡した。
「もしも~し」
『ヒナ様。空の旅は楽しんでいらっしゃいますか?』
「いやぁ、迷子になっちゃった」
『少々お待ちください』
「へ?」
『なるほど。そこから東に飛んでください』
「あ、うん。わかった。ありがとねぇ」
通信を切って東に向かう。
「ん?何で私がいる位置が分かったんだろう?GPS・・・なんて事は、無いわな」
ツバキが見つけたんだろう。うん、きっとそうだ。
「さて、東ってどっちだ?」
深く考えるとろくな事にならない気がしたので、さっさと帰ることにした。
*
「ただいまぁ」
島にたどり着くと、セバスが待っていてくれた。
「おかえりなさいませ」
「楽しかったぁ!」
「それは、よろしゅうございました」
「今度はセバスも行く?」
セバスがピキッと固まった。
「もしかして、高い所・・・苦手?」
あの完璧セバスに弱点?くふっ。ちょっと可愛いじゃないか。
「ヒナ様」
「いやぁ、セバスにも苦手な事があるんだねぇ」
ついニヤニヤしてしまう。
いつもは逆だし、箒の事もある。これは、反撃の時では!?
「ヒナ様」
「ん~?うぉぅ!?」
いつの間にか、セバスの顔が凄く近い!
「男の弱さは、突くのではなく包むのが、淑女たる者ですよ」
「淑女じゃないので、突きたいです」
「ほう・・・私が大人しく、突かれていると?」
ふぉっふ!鳥肌が走った!
「う・・・ごめんなさい」
「ふふふ」
セバス、笑顔が怖いです!
やっと離れてくれた。くぅ・・・勝てぬ!
セバスが高所恐怖症なのは、彼を作った道明寺さんが高所恐怖症だから、かもなぁ。
「そういえば、ナーブがヒナ様を探していましたよ」
「珍しいね」
歩き出すと、セバスもついて来た。
「それと、皆には島の安全を伝えてあります」
「随分待たせちゃったから、心配してたんだ。ありがとね」
「今頃、ツバキの上映会で盛り上がっている頃かと」
「上映・・・会?」
「はい。ヒナ様の初フライトですから」
フライト・・・まさか!
ツバキの赤い瞳を思い出した。
「ぬぁぁ!ツバキ、ちょっと待てぇぇ!」
思わず走りだした。
あの恥ずかしい着地を見られるなんて!
「弱さは突くんじゃなくて、包むんじゃないの!?包み隠しといてよ!」
「私は、男の、と申し上げました」
「男女不平等!」
「おやおや、ヒナ様。本当の意味での平等をお望みならば、生きとし生ける者は皆プラナリアにならねばなりません」
「はい?」
「男女の垣根を取り払い、外見を全て同じにし、出産ではなく分裂と言う形に」
何か言い出したぞ?
「とどのつまり?」
「面白いものは、皆で愛でる」
「プラナリア全然関係無いじゃん!セバスのばかぁぁぁぁぁ!」
いつか絶対やり返してやると心の中で誓い、上映会上であろう食堂へと全力疾走したのだった。
*
「くっ・・・」
結局、上映会阻止は叶わなかった。
とんだ赤っ恥である。
とぼとぼとナーブの元へと歩く。
「ヒナ」
「主!」
ナーブの笑顔と、ポチのモフモフが心の傷を癒して・・・。
「ふふ、可愛かったよ」
「さすが主です!」
くれなかった。
「二人も見たんだねぇ」
セバスめ・・・。
こうなってしまったら、しょうがない。
「えっと、私を探してるって聞いたんだけど、どうした?」
「あ、えっとね・・・その・・・」
ナーブが頬をほんのりと赤く染め、自分のお腹をさすっている。
「私が言おうか?」
「ううん。ちゃんと自分で」
ふむふむ。
「ポチ、ちゃんと責任取るんだよ」
「は・・・?」
「どっちが産まれるのかなぁ。フェンリル?それともドライアド?」
「ち、違います!」
「違うよ!」
慌てる二人がちょっと可愛い。
「可愛いなぁ」
「も~・・・僕が飲み込んだ、プニプニした種の事」
「プニプニした・・・ああ!」
すっかりさっぱり忘れてた!
そう言えば、何の種か分からなくてナーブに聞いたら、飲み込んじゃったやつ!
「ぷに種!」
「明日くらいには分かりそうだから、伝えておこうと思って」
「そっかぁ。もうそろそろ一年経つんだねぇ」
いつもオドオドしていたナーブは、少しずつしっかりとしてきたように見える。
「果樹かなぁ?それとも、またとんでも種かなぁ?むふふふ・・・あ。ナーブ、クリスタルローズって知ってる?」
ドライアドであるナーブなら知ってるかもしれない。
「う、うん。知ってる。とっても、とぉ~ても、珍しいお花だよ」
「そっかぁ。そのお花の効果とか、知ってる?」
「効果?」
「花弁を何かに使う~とか、入れるとか。そういえば、花弁が地面に落ちたら消えちゃったんだよね」
「あ、うん。クリスタルローズは、鍛冶で使うんだって。どうやって使うかは、ドワーフしか知らないんだ」
ドワーフか。
あの繊細な花と鍛冶が全然結びつかない。
「分かった。ありがとね!明日、楽しみにしてる!」
「う、うん!」
さて、どこに植えようかなぁ。
「ひょぇぇぇ!と、とま!止まったぁ・・・」
きりっと飛び立ったのは良いけど、中々止まってくれずに焦った!
下っ腹がひゅっとなった。
一息ついて回りを見渡してみると、辺り一面雲の海。
本来なら生身で来るなど自殺行為でしかない高さだが、この身体のおかげか何ともない。
「綺麗だなぁ」
折角ここまで来たんだ。飛ぶぜ!
「ひゃっほ~い!」
暫く飛んで・・・飽きた。
景色は綺麗なんだけど、空と雲しかないし。
「雲の下に降りてみるか」
雲の中に突っ込むと、ちょっと寒かった。
「あれ?ここ・・・どこ?」
調子に乗って飛び回っていたら、島から離れてしまったようだ。
下は広大な森が広がっている。
見渡す限り、人工的な建物は無い。
「おぅ、迷子」
セバスに連絡してみるか、と思った時だった。
森にぽっかりと穴が開いたような場所が見えた。
「ちょっと行ってみよ」
村があるかもしれないし。
ちょっとワクワクしながら飛んで向かうと、森の穴は本当に穴だった。
縦穴の洞窟?洞窟で良いのか?
「探索っと。あれ?」
探索を掛けてみたが、底が分からない。
届いていないと言うよりは、邪魔されているような?
「とりあえず、行ってみるか」
ゆっくり穴の中へと降下していく。
上から見たら真っ暗だった穴の中も、入ってみると意外と明るい。
よく見ると、側面の所々に薄っすら光る苔が生えていた。
「少し貰って行こう」
小さい麻袋を取り出し、苔を少し取って入れた。
更に降下していくと、段々暗くなって来た。
「お、何かある」
やっと地面が見えたと思ったら、洞窟の真ん中に何かキラキラ光る物が見えた。
鉱石か何かかな?
「よっと」
地面に足が着くと、何となくホッとする。
「石だと思ったら、花だ」
小さなミニバラかな。一本の茎に、花が五倫咲いている。
でも、よく見ると花びらが透けているような?
鑑定を掛けてみると、「クリスタルローズ」と出た。
水晶のバラ?それとも、水晶化したバラ?
ゲームの中には無かったな。
蕾まで半透明だが、茎は普通の茎だ。ちゃんと土に根を張っているみたいだし、生きているんだよな?触ると割れそうで怖い。
じっと見ていると、花弁が一枚ハラリと落ちた。
花弁はふわりと地面に着くと、光の粒となって消えてしまった。
どうりで周りに枯れた花や花弁が落ちていないと思った。
となると、種は・・・あった。
花を中心に鑑定を掛けると、一粒だけ種が落ちていた。半透明の小さな種。
「島で育ってくれるかな?」
種をアイテムバッグに入れ、辺りを見渡した。
横穴等は何もない。まるで、この花の為だけの場所みたい。
置いておいた箒を拾い、そっとその場を後にした。
空に戻ると、セバスに連絡した。
「もしも~し」
『ヒナ様。空の旅は楽しんでいらっしゃいますか?』
「いやぁ、迷子になっちゃった」
『少々お待ちください』
「へ?」
『なるほど。そこから東に飛んでください』
「あ、うん。わかった。ありがとねぇ」
通信を切って東に向かう。
「ん?何で私がいる位置が分かったんだろう?GPS・・・なんて事は、無いわな」
ツバキが見つけたんだろう。うん、きっとそうだ。
「さて、東ってどっちだ?」
深く考えるとろくな事にならない気がしたので、さっさと帰ることにした。
*
「ただいまぁ」
島にたどり着くと、セバスが待っていてくれた。
「おかえりなさいませ」
「楽しかったぁ!」
「それは、よろしゅうございました」
「今度はセバスも行く?」
セバスがピキッと固まった。
「もしかして、高い所・・・苦手?」
あの完璧セバスに弱点?くふっ。ちょっと可愛いじゃないか。
「ヒナ様」
「いやぁ、セバスにも苦手な事があるんだねぇ」
ついニヤニヤしてしまう。
いつもは逆だし、箒の事もある。これは、反撃の時では!?
「ヒナ様」
「ん~?うぉぅ!?」
いつの間にか、セバスの顔が凄く近い!
「男の弱さは、突くのではなく包むのが、淑女たる者ですよ」
「淑女じゃないので、突きたいです」
「ほう・・・私が大人しく、突かれていると?」
ふぉっふ!鳥肌が走った!
「う・・・ごめんなさい」
「ふふふ」
セバス、笑顔が怖いです!
やっと離れてくれた。くぅ・・・勝てぬ!
セバスが高所恐怖症なのは、彼を作った道明寺さんが高所恐怖症だから、かもなぁ。
「そういえば、ナーブがヒナ様を探していましたよ」
「珍しいね」
歩き出すと、セバスもついて来た。
「それと、皆には島の安全を伝えてあります」
「随分待たせちゃったから、心配してたんだ。ありがとね」
「今頃、ツバキの上映会で盛り上がっている頃かと」
「上映・・・会?」
「はい。ヒナ様の初フライトですから」
フライト・・・まさか!
ツバキの赤い瞳を思い出した。
「ぬぁぁ!ツバキ、ちょっと待てぇぇ!」
思わず走りだした。
あの恥ずかしい着地を見られるなんて!
「弱さは突くんじゃなくて、包むんじゃないの!?包み隠しといてよ!」
「私は、男の、と申し上げました」
「男女不平等!」
「おやおや、ヒナ様。本当の意味での平等をお望みならば、生きとし生ける者は皆プラナリアにならねばなりません」
「はい?」
「男女の垣根を取り払い、外見を全て同じにし、出産ではなく分裂と言う形に」
何か言い出したぞ?
「とどのつまり?」
「面白いものは、皆で愛でる」
「プラナリア全然関係無いじゃん!セバスのばかぁぁぁぁぁ!」
いつか絶対やり返してやると心の中で誓い、上映会上であろう食堂へと全力疾走したのだった。
*
「くっ・・・」
結局、上映会阻止は叶わなかった。
とんだ赤っ恥である。
とぼとぼとナーブの元へと歩く。
「ヒナ」
「主!」
ナーブの笑顔と、ポチのモフモフが心の傷を癒して・・・。
「ふふ、可愛かったよ」
「さすが主です!」
くれなかった。
「二人も見たんだねぇ」
セバスめ・・・。
こうなってしまったら、しょうがない。
「えっと、私を探してるって聞いたんだけど、どうした?」
「あ、えっとね・・・その・・・」
ナーブが頬をほんのりと赤く染め、自分のお腹をさすっている。
「私が言おうか?」
「ううん。ちゃんと自分で」
ふむふむ。
「ポチ、ちゃんと責任取るんだよ」
「は・・・?」
「どっちが産まれるのかなぁ。フェンリル?それともドライアド?」
「ち、違います!」
「違うよ!」
慌てる二人がちょっと可愛い。
「可愛いなぁ」
「も~・・・僕が飲み込んだ、プニプニした種の事」
「プニプニした・・・ああ!」
すっかりさっぱり忘れてた!
そう言えば、何の種か分からなくてナーブに聞いたら、飲み込んじゃったやつ!
「ぷに種!」
「明日くらいには分かりそうだから、伝えておこうと思って」
「そっかぁ。もうそろそろ一年経つんだねぇ」
いつもオドオドしていたナーブは、少しずつしっかりとしてきたように見える。
「果樹かなぁ?それとも、またとんでも種かなぁ?むふふふ・・・あ。ナーブ、クリスタルローズって知ってる?」
ドライアドであるナーブなら知ってるかもしれない。
「う、うん。知ってる。とっても、とぉ~ても、珍しいお花だよ」
「そっかぁ。そのお花の効果とか、知ってる?」
「効果?」
「花弁を何かに使う~とか、入れるとか。そういえば、花弁が地面に落ちたら消えちゃったんだよね」
「あ、うん。クリスタルローズは、鍛冶で使うんだって。どうやって使うかは、ドワーフしか知らないんだ」
ドワーフか。
あの繊細な花と鍛冶が全然結びつかない。
「分かった。ありがとね!明日、楽しみにしてる!」
「う、うん!」
さて、どこに植えようかなぁ。
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